フェニックス王国の天馬隊   作:月彩

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サブタイトルだけは明るくいきます。
これ毎回1000文字以上書かなきゃいけないのだいぶ大変ですね、更新頻度あげられないです。




Let's go 報告!

"類"が置いていった地図をみると、どうやら"類"は隣の国『ベンヌ王国』の者らしい。

隣の国に天馬隊の隊長であるオレが咲希を助けに行ったらせっかく最近平和だったのに戦いが始まってしまうのではないか。

だがこれは向こうが仕掛けてきたことだから仕方あるまい。

まずは国王に話して咲希を助けに行くことの許可を貰わなければ。

彰人と暁山は…。

彰人のお姉さんにこの話を聞かせる訳にはいかない。

とりあえずパンケーキが終わったら城に向かうように伝えてもらおう。

早足で国王の部屋へ向かう。

ドアの前に着き、ノックをする。

「天馬でございます。」

「天馬か。何の用だ。」

「急用で、国王様に相談がございます。」

「入れ。」

ドアを開けると国王と娘のえむ様、護衛係の志歩がいた。

…志歩の前で話すのか。

「急用とはどうした。」

「…実は、先程、我が妹の咲希が隣の国の"類"と申す者に攫われました。」

「…っ!」

案の定、志歩は驚いていた。

「『妹を助けたければ地図に書いてある城に来い』と言われた為、私1人で妹を助けに隣の国の城に行かせて頂けるよう、ご相談に上がりました。」

一通り要件を伝えると、国王は厳しい顔をしていた。

「1人で行くのか」

「ええ、連れ去られたのは私の妹です。天馬隊を総動員させる訳にはいきません。もし天馬隊が不在の時にフェニックス王国が攻められでもしたら大変ですので。」

オレの意思が固いことが伝わり、国王が折れてくれた。

「…そうか。隊長のお前が不在の時、天馬隊は大丈夫なんだろうな。」

「はい。我が天馬隊の副隊長はとても優秀でございますので、心配は要りません。」

「…行ってこい。」

「はっ。行って参ります。」

国王に一礼して部屋を出る。

この後は…彰人と暁山が着き次第、話をしなければな。

「天馬隊長!副隊長が到着されました!」

伝言を頼んでおいた天馬隊の隊員が報告に来てくれた。

「ああそうか!ありがとう!」

「はっ!おふたりはいつもの部屋にいらっしゃいます!」

いつもの部屋。

天馬隊でこう呼ばれているのは暁山の部屋だ。

フェニックス王国ではそれぞれの隊の副隊長までが城に部屋を貰っている。

元々は暁山が天馬隊の上に立つもの同士、隊長副隊長仲良くしたいと言ってオレと彰人を部屋に呼び始めたのが始まりだった。

それからだんだん大人数で遊びたいと隊員を呼び、天馬隊の息抜きの場になった。

他の隊員もいるかもしれんが、特に隠す必要もない。

いつもの部屋こと暁山の部屋に着き、ノックをする。

「オレだ」

ガチャっとドアが開く。

「司先輩〜!」

暁山の後ろで彰人も顔を出す。

「天馬先輩、わざわざ呼び出してどうしたんすか。」

「ああ、悪いな、パンケーキの邪魔をして。ところでほかの隊員はいるか?」

「え?居ませんけど…。」

なんのことか分からず首を傾げる2人をみながら部屋の中に入る。

「そうか。じゃあお前ら2人に話そう。大事なことだ。」

 




隣の国の名前を感想で考えてくれた方が居て、それを採用させて頂きました。
ありがとうございますっ!!
ベンヌっていうのは不死鳥と対をなすと考えられている古代エジプトの霊鳥、らしいです、すごい。

登場人物が亡くなる展開はアリですか?

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