フェニックス王国の天馬隊   作:月彩

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更新遅れて申し訳ありません。
新生活でなかなか妄想を広げる時間が取れずこんなに遅れてしまいました。
お詫びに3話連続で更新するので許してください。
ゆっくり書く時間が取れたのでまとめて2話書いてしまいました。
もう忘れている人もいるかもしれませんが頑張って更新するので読んでください。


出発!ベンヌ王国へ!

「天馬隊はボクたちに任せてね♪」

「絶対無事に帰ってきてくださいよ」

副隊長達に見送られ、オレは城を出る。

城からベンヌ王国まではそこまで遠くない。

すぐに着くだろう。

…咲希。待っていてくれ。

地図をみながら無我夢中で馬を走らせていると目的の城へ辿り着いた。

"類"のいる城はあまり使われていないような少し古びた城だった。

恐らくここに国王などはいない。

門の前にも門番などは居らず、兵士も今のところは見当たらない。

もしや"類"しかいないのか?

そう思いながら城の中に入り歩いているといきなり上から日傘のような傘を差した女が降りてきた。

上を見上げると人が降りて来れそうなところはかなり上にある窓だけだった。

まさかあそこから飛び降りたのか!?

剣を抜き、戦闘態勢に入る。

「いきなり戦闘態勢。私、別に戦いたくないんだけど。」

傘をくるくると回しながら話す女はオレと同い年か1つ下くらいだ。

帽子を被っていて、格好はなんだか貴族みたいだ。

「誰だ。」

剣を向けながら問う。

「私は"寧々"。類に言われてあんたを案内しに来ただけだから。あんたが戦いたいなら戦ってもいいけどそんな時間あるわけ?」

殺気は感じない。

恐らく咲希は"類"と一緒にいるだろう。

それなら大人しくついて行った方がいい。

「…確かにそうだな、案内を頼む。」

剣をしまい"寧々"について行くことにする。

「じゃあ類のところに案内するよ。妹を助けに来たんでしょ?」

「ああ、そうだ。咲希を…妹を助けに来た。お前ら、目的はなんだ。」

咲希を連れ去った目的がはっきりしてないからアイツらを連れて来ずに1人で来たんだ。

「ふっ。そんなの言うわけないでしょ。まあ今バレたところでってとこはあるけど。」

こっちをちらっと見ながら"寧々"は答える。

今バレたところでってとこはあるってことはオレに知られてももう対策は出来ない、といったところか。

あの時"類"は「良かったら副隊長も連れてきたらどうだい?」と言った。

オレになにか要求することもなくもう城の中に入ったが今のところ"寧々"以外の人は見当たらない。

きっと"類"はもし副隊長が一緒に来ても負けない自信があったからあの発言をしたのだろう。

この城に"類"と"寧々"しかいないのであれば副隊長が来たら人数不利になるはず。

フェニックス王国の中でも実力上位な3人にそれでも勝つ自信があるのであればかなりの強者だ。

…これはまともに戦ったらまずいかもしれないな。

「何、急に静かになって。」

オレが会話の途中で話さなくなったからか"寧々"から話しかけてきた。

「ああ、すまん。少し考え事をしていた。」

「…あんたって馬鹿正直って感じ。」

「何だ急に馬鹿正直とは!」

「ふふっ。妹を攫ったやつに対してそんなふうに話せるんだね。ほら、もう着くよ。」

そう言って"寧々"が立ち止まったところは廊下の突き当たりで大きいドアがあった。

「この先に類と、あんたの妹がいるよ。」

「…咲希を危険な目にあわせていないだろうな。」

「安心して。人質なんだから。こっちと条件が合えばすぐ解放するよ。」

そう言うなり"寧々"はギィーっと重そうな音を立ててゆっくりドアを開ける。

その先は目の前には噴水があり、その後ろは階段になっている部屋というよりはエントランスのようだった。

その2階の踊り場にある檻の中に咲希はいた。

「咲希っ!!!!!!」

「っ!ん〜〜っ!」

咲希は口が塞がられていて喋ることは出来ないがその目からは涙がこぼれ落ちていた。

遅くなってごめんな。

今助けてやるから!

咲希の方へ走り出そうとした瞬間突然声がした。

「やあ!隊長さん!元気にしてたかい?」

そう言いながら噴水の後ろから"類"が姿を現す。

「…早く妹を返せ。」

剣を抜き"類"の方へ突きつける。

「フフッ隊長さんはせっかちだね。妹さんをただで返すことは出来ないよ。」

さっきまでオレの横に居た"寧々"はいつの間にか"類"の隣に移動している。

「すぐ剣を抜く癖、やめたら?私たちを攻撃したら妹が危なくなることくらい想像出来るでしょ。」

オレは騎士なんだから常に警戒していつでも剣を抜けるようにしておかなきゃいけないんだ。

「じゃあどうしろと?お前らの要求はなんだ。」

「さすが隊長さん。話が早いね。まあ妹さんは部外者だからね。巻き込んでしまって悪かったと思っているよ。」

「それなら最初から誘拐などするな!!」

「僕だって好きでやってるわけではないよ。国王の命令さ。僕はそういった方向に長けているものでね。」

「国王の命令ってフェニックス王国と戦争でもしたいのか。」

「まあベンヌ王国は小さいからね。フェニックス王国の領土が欲しいんじゃないかな。多分これはそのための第1歩。」

…やはりアイツらを置いてきて正解だったな。

「今頃かな、フェニックス王国はベンヌ王国に攻め込まれていると思うよ。隊長不在で天馬隊は大丈夫かな。」

 




戦いの描写って難しそうですよね………
戦いたくない(ゑ)
それならこういう話を書くなってはなしですよね、でもこういうのが好きなので………
最近の作者は最推しの神代が混合初バナーを飾り発狂しております。
無課金で誕生日100連しようとしているのに…………っ!
屋上組が大好きなのでそれを含めとてもイベントが楽しみですね。

登場人物が亡くなる展開はアリですか?

  • アリ
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