それでは本編どうぞ!
紅霧異変①
「なあ霊夢、白夜の奴を連れてこなくてもよかったのか?」
「あいつがついていこうとしてもスキマ妖怪に邪魔されるでしょ、呼んでも意味が「おーい、待ってくれーい」なんであいつここにいるのよ!?」
俺がやっとの思いで霊夢達の元に追いついたら霊夢に変な目で見られた。
「ん?俺の顔になんかついてるか?」
「いやそうじゃなくて!あんた紫に止められなかったの!?」
「あ……忘れてました☆」
紫視点
「ふふ……帰ったらどんなお仕置きをしようかしら?」
白夜に対してどんなお仕置きをすれば良いのか、ゆっくりスキマの中で考えるのだった。
……御愁傷様
by作者
──紅魔館(門)──
「寝てるな」
「寝てるわね」
「寝てるんだぜ」
この赤い霧を消すべく元凶らしき館に来たのだが……
そこには門番として考えられない姿があった。
「こいつほんとに門番かよ……w」
「なあ白夜、今だったらこのもん通れるんじゃないか?」
「それもそうだなw」
そう魔理沙に言われるがまま門に触ると……
「門を通っちゃ……いけませんッ!!」
「危ねっ!!」
とてつもない速さの蹴りが俺を襲ってきた。
少しかすったが、これぐらいならばなんてことはない。
「なんで寝てたのに気づくんだよ!この門にお前の神経が通ってんのか!?」
「いやー、通ってはいませんけど門に触られた気がして……ともかく!ここを通りたいのなら力尽くで通ってください!」
「ああそうかい!いくぞサンズ!」
『やるか?』
「ああやるさ!龍砲『ガスターブラスター』!!」
「へ?ぎゃぁぁぁぁ!!」
ドッゴーン!!
吹き飛んだ方向の土煙が晴れると、壁にめり込んでいる門番がいた。
『……なあアンダイン、超再生って他のやつにも使えるっけ?』
『まあ……使えなくはない』
アンダインの返事を聞き、俺は門番に近づく。
「……治癒『不死身なる者の鱗片』」
俺が能力を使い、門番を癒す。
やっぱやりすぎたかな……(´・ω・`)
「よし!じゃあいくか!」
俺は霊夢達の方を向き、先に行くように促す。
「え、ええ、早く行きましょ!」
「そ、そうだな!早くいこうぜ!」
2人の反応が気になったが、とりあえず流した。
──紅魔館(内部)──
「さ、とっとと異変を解決しようぜ」
「ええそうね、早くこの屋敷の侵入者を潰しましょう」
「「「ッ!」」」
俺ら3人は声が聞こえてきた方向と真反対の方向に思わず飛び込む。
「魔理沙、白夜、先に行って頂戴」
「!……わかった、魔理沙!いけ!」
「あ、ああ!わかったんだぜ!」
後ろを振り向くとそこに見えたのは、霊夢とメイドが対峙する姿だった。
『クソ!サンズ近道だ!』
『OK』
「魔理沙、手ェつなげ!」
「うぇ!?」
「いいから!」
魔理沙はオドオドしながらも手を握ってくれた。
シュウン……
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──大図書館──
ヒュオン
「うう、ここはどこ……っておおー!すごいんだぜ!なんだこの魔導書の数!」
「あ、ああ。すごいな本当に」
いやこれはマジでやばいってのなんだこの広さ!?
超高層ビルぐらいの幅はありそうだな、この部屋!
「……ネズミが入り込んでいたのね」
「ん?ってウオッ!!」
つぶやきが聞こえた方へ目線を向けると、そこにはパジャマのような服を着た一人の少女が立っていた。
「何すんだあぶねえな!」
「そうだぜ!お前は誰なんだよ!」
「名乗るときは自分からって習わなかったのかしら?」
すまし顔で超ド正論を言ってきた少女は、呆れたと言う目で俺たちを見てきた。
「私は霧雨魔理沙!普通の魔法使いだぜ!」
「俺は志垣白夜。少々特殊だが、一応人間だ」
「……私はパチュリー・ノーレッジ。この異変の首謀者、レミリア・スカーレットの友達であり家族よ」
パチュリーと名乗った少女は自己紹介を終えた後、魔理沙を睨みつけていた。
「そこの魔理沙とか言ったかしら?あなた、魔法使いをナメているの?」
「ナメてなんか無いぜ、私自身が魔法使いだからな!」
「そう……いいわ。じゃあ教えてあげる、人間風情がどれだけ頑張ってもたどり着けない魔法の真髄を!」
「……人間を舐めるのも、大概にしろぉ!!」
『サンズ!審判の目!』
『いいぞ!』
すると俺の眼が青く光り、能力の詳細などが頭に思い浮かぶ。
能力:火+水+木+金+土+日+月を操る程度の能力
詳細:その名の通り、7つの属性を操ることができる
「日符『ロイヤルフレア』!!」
「火には火だ!いくぞ!」
『ママ!頼む!』
『ええ!』
「炎符『管理人の魔法』!!そしてすぐさま化槍『王の槍』!!」
俺はパチュリーが放った炎をママの炎で相殺し、そのすぐ後にアズゴアの槍を打つ。
二つの攻撃は魔法で防御されてしまった。だが先に撃った炎を見て何を思ったのか、一瞬表情を変えた。
「へえ、あなた人間の割に魔法の威力が強いわね」
「言っただろ?俺は人間の割には特殊だって」
「……具体的にどう言うところが特殊なの?」
「俺は魂を7つ持ってるもんでね……!今の魔法もその魂の力を借りたんだ、よ!」
今度こそパチュリーは誰が見ても驚愕という表情で俺のことを確認する。
「うそでしょ……!?魔法でも1つの器が1つ以上の魂を入れることができることはできないのに……!?」
「!今だ魔理沙!」
「了解だぜ!恋符『マスタースパーク』!!」
「くっ……」
魔理沙はパチュリーが動揺しているタイミングを狙ったが、苦し紛れながらも魔理沙のマスタースパークを槍の時のように防ぐ。
「う゛っ……ゲホッ!ゲホッ!」
攻撃を続けようとしたら急にパチュリーが咳をし出した。
俺たちは防がれた攻撃以外は何もしていない、つまりあの咳はパチュリーの不調によるもの。
「なんだ?よくわからないけど今がチャンスだな!白夜!たたみか「待て、魔理沙!」……どうした?」
「あれ以上攻撃したら相手の命に関わりかねない。弾幕ごっこは中止だ」
勝負がついた、とは言い難いが弾幕ごっこは中止で終わってしまった。
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「うう……」
「お、やっと目が覚めたか」
「むきゅっ!?」
やっと目が覚めたかと思ったら、パチュリーは変な声を出して後ろに飛びのいてしまった。
「お、おう。大丈夫か?能力使ったから幾分かマシだと思うけど」
「そ、そう。ありがとうね」
……シーン
……ヤッベエ、クッソ気まずいんですが!?
こういう局面は今までなかったからめっちゃ対応に困るんですけど!?
「ねえ……あなたはなんで私を助けたの?」
「そうだぜ、私だったら助けても目が覚めるまでそばにいたりはしない」
パチュリーの質問に便乗して魔理沙も俺になんでと聞いてきた。
うんでも魔理沙その言い方やめろ?誤解招くことになるから。
「なんでって言われても……困っている奴がいたら助けんのが普通だと思うんだけど」
「……こあ」
「はい!なんでしょうかパチュリー様!」
「レミィの部屋までこの人たちを案内して」
すると、こあと呼ばれた女性は信じられないと言った顔つきで俺のことを凝視した。
「なあ……侵入した俺がいうことじゃ無いが……いいのか?」
「受けた恩を返さないほど馬鹿ではないわ。私としては、素直に受け取って欲しいのだけれど」
「まあまあ、白夜ももう少し素直になればいいんだよ。ここは素直に受け取ろうぜ〜」
俺は魔理沙から言われたこともあり、その好意を受け取ることにした。
「……わかった。こあっていったか?俺たちを案内してくれ」
「はいはいお任せください〜」
──紅魔館(廊下)──
「あら、白夜と魔理沙じゃない」
「お、霊夢か?」
そこにあったのは、予想の斜め上を言っていた光景だった。
「……なんでメイドがいんの?」
「……なんで悪魔がいるの?」
どうやら俺たちは同じ心境だったらしい。そう、目の前の光景はメイドと霊夢が一緒に歩いている光景だったのだ。
「あー俺はパチュリーって奴と戦ってたんだけどな、急に咳し出して辛そうだったから能力使って看病したんだよ。そのお礼で案内してくれるっつうからついてきてるって感じ」
「私はこのメイド……咲夜って言うらしいんだけどね、戦って勝ったから案内しろーって感じ」
「あの……」
咲夜と呼ばれたメイドが俺に声をかけてきたため、それに応じる
「パチュリー様を助けていただき、ありがとうございます」
「あ、ああ。良いんすよ別に、俺が好きでやってたわけだし」
「おーい、もう着いたらしいぜー」
魔理沙が到着したというので、とりあえず気を引き締めて部屋に入った。
ーー紅魔館(レミリアの部屋)ーー
「お嬢様、失礼致します」
「入れ」
ギギィ・・・と大きな扉が音をたたて開く。
「申し訳ありませんお嬢様。博麗の巫女に負けてしまいました」
「良い、期待していないわけではなかったが博麗の巫女の実力は私も知っている」
「あーそろそろ宜しいでしょうか?」
このままじゃ話が進まない、と察知した俺は会話に割り込んで本題に入る。
「とりあえず、あんたがレミリア・スカーレットって奴なのね?」
「そう、私はこの異変の首謀者にして誇り高き吸血鬼の王・・・レミリア・スカーレットよ!かかってくるがいい、人間!」
こうしてこの異変の首謀者との戦いが始まった。
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それではみなさんサラダバー!!
今後のヒロイン誰にしよ〜
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パチュリー(能力やらなんやら似てる)
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東風谷早苗(主人公の過去に大きく関わる)
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比奈名居天子(自由気ままなところが同じ)
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森近霖之助(ネタでございます〜)