有識者に聞いた所、どうやら僕は主人公の様です 作:ギルオード
就活とか、卒研とか忙しくて、更にコロナになってしまったりと、少々リアルでボコボコにされていました。
まあ、現状全部が順調に進みましたので、少し前からコツコツ進めました。
此方は前編となります。
少し予定を繰り上げて、後編の次は、原作に入ろうと思います。
過去は時間がある限り盛れてしまうので、このままじゃ、原作に入れねぇ、やりたいことが多いとなったので...
色々と待っていた方には申し訳ありません。
青い空、エメラルドに輝く海。十月に差し掛かるのに過ごしやすい、やや暑めの穏やかな気候。
「三榘!あっちを見て、シーサーがある!」
「玲。これたのが嬉しいのは分かりますが、もう少し落ち着いて」
私達は今、沖縄に修学旅行に来ています。スレ民も賑わっています。それもそのはず、自由行動の行き先候補を安価して、何個か選ばれましたので...その様子を含め過去を回想する。
始まりは、あの激動の体育祭から四ヶ月半が過ぎた頃。三週間後には、沖縄に修学旅行へ向かう事になる。この四ヶ月は色んな事があった。前期の期末テストや、那須家親族の集まりへの出席、玲様と
次は那須家親族の集会や上流階級のパーティーに参加したことだろう。基本的にはメイド兼ボディーガードで参加していましたが、宗徳様からお許し頂き、時折玲様のはとことして参加させて頂きました。まあ、そういうときって大抵下品...礼儀のなっていない人が来たときなんですけどね。マナーのない人には丁重に挨拶しました。当然玲様のいないところで。それに、玲様の従兄弟である奈良坂透様にお目にかかりました。初めて接触した際は、スレは凄く盛り上がりました。奈良坂様も、私の正体は聞いておりました。ボーダーに入隊する前は弓道をしていたようで、神との一件以来、敏感になっている超能力の方面から、那須与一の才能は従兄弟の方が濃いように思いました。奈良坂様に実力を買われ、定期的に剣を教えることになりました。狙撃手なら見つからない方が良いと思ったのですが、どうやら梔梔色金について知っており、いざという時にはと言われ断ることが出来ず、若輩の身ですが、剣の師になりました。血縁でしょうか、筋は悪くなくこれからが楽しみですね。
そして、玲様のボーダー入隊です。透様のお話からも何となく察せました。戦いの道へと入ってしまいますが、多分これが良いのでしょう。一時的にとは言え、健康な肉体で同年代と同じように交流できる。これを喜ばずにはいられなかった。私も入隊しないかと誘われました。スレ民がザワついていましたが、任務に支障が出るのは好ましくないので、入隊を決めました。スレ民から入隊試験は落とされると言われましたが、本当に落ちるとは。実技も筆記も満点だった自信はあったのですけれど、そういうレベルではないらしく...ただ、宗徳様がスポンサーとしてボーダーを支援する条件として、玲様への監視役として私の入隊を無理矢理許可してくださいました。これによって、それなりに忙しい日々を過ごすことになりました。と言うのも、入隊は流石に三雲修として入隊しましたので、学校までは三榘として過ごした後に、家に帰り変装を解いてボーダーに訓練しに行く。それなりに変装に気合い入れていますので、解くのも少々手間で。まあ、玲様共々楽しい時間を過ごせています。あと、夏休み期間中に殻金七星の二回目調整も行いました。その為、玲様は後期少々休みがちになっています。週に基本的に一回、多いときは二回体調を崩して休みます。
「では、修学旅行の班決めをします!班は六人です。ホテルは三人部屋で、班員で一緒になりますよ~」
そして今、
「三榘。私と班員になりましょう?」
「玲、勿論です。私からもお願いするつもりでしたから」
はい、玲様確保です。次は、小南さんですね。見知った人間で固めましょう。
「小南さん。ご一緒にどうですか?」
「ええ。他の子も一緒だけどいい?」
「大丈夫ですよ」
文化系二名、体育系四名のバランスの良いメンバーになりましたね。唐突に玲様が倒れても抱えて日陰まで運べそうです。
「皆さん、班を作れましたね。では、自由時間に行きたいところを班員で話し合ってください」
クロスオーバーした世界の三雲修に転生した三雲ニキの実況スレ25
100:三雲修
唐突ですが、自由行動の行き先候補を安価で決めたいと思います。
>>115
>>116
>>117
>>118
>>119
101:名無しの転生者
草
102:名無しの転生者
草
103:名無しの転生者
自由行動をこれで決める奴おるwww
104:名無しの転生者
おハーブ生えますわ
105:名無しの転生者
一生の思い出をJ民で汚すなw
106:三雲修
実は、前世で4年ほど住んでいたので、ワクワク感が限りなく無いのは事実ですね...
そもそも、車移動前提の土地で、半日の自由行動って何をすれば良いのかが...
107:名無しの転生者
ああ、住んでたのかぁ
そりゃあ冷めるのもしゃーないなぁ
108:名無しの転生者
昔住んでた場所に修学旅行って嫌だよね
自分には既視感とかしかなくて、周りの初見特有のワクワクを共感できず、昔の友達にも会えないし
109:名無しの転生者
それな!
集団行動の都合で、昔の住んでた所行けないもんな!
110:名無しの転生者
そろそろ安価近いな
空港から近いし、パイナップルハウス
111:名無しの転生者
特に、三雲ニキは複雑やろうな
滅茶苦茶知っているのに、知り合いとかおらんし
初めてだけど、初めてじゃないって感じで
安価は子供の国
112:名無しの転生者
那覇市伝統工芸館
113:名無しの転生者
どっか海
沖縄のこと全然分からん...
114:名無しの転生者
国際通り
メジャーなのしか分からん
115:名無しの転生者
ちょうちょガーデンとかどうよ?
日本最大級の蝶々オオゴマダラが見られるぞ
116:名無しの転生者
美ら海水族館とか行くんなら、お昼にきしもと食堂どうよ?
117:名無しの転生者
A&W一号店の屋宜原店行こうぜ
118:名無しの転生者
それなら、デザートに沖縄育ちのブルーシールはいかが?
ブルーシールアイスパーク(牧港本店)
119:名無しの転生者
土産はパイナップルハウスで買おうぜ!!
120:名無しの転生者
国際通りが無難じゃない?
てなわけで国際通りで
121:名無しの転生者
遊園地とかもないしな
GⅢのコネで米軍基地行くか
122:名無しの転生者
出揃ったな
飯系三つはエグいな
123:三雲修
班の皆様次第ですが、提案してみましょう。
124:名無しの転生者
立地は離れているけど、車を用意すれば余裕やな
GⅢ呼ぼうぜ!
156:三雲修
選ばれたのは、きしもと食堂、ブルーシールアイスパーク、パイナップルハウスでした。
157:名無しの転生者
まあ、それなりに妥当な所
158:名無しの転生者
ちょうちょガーデンダメだったかぁ
159:名無しの転生者
まあ、虫が苦手な子って普通にいるよね...
160:名無しの転生者
オオゴマダラはキモくないのに...
161:三雲修
しょうがないです...
虫が苦手な人はアゲハチョウとかでも驚くので
162:名無しの転生者
ああ...モンシロチョウとかしか見たことないと、ビビるなぁ
このように、行き先から皆で考えていたので、当日の今日からスレは盛り上がりを見せています。玲様は初めての空港と飛行機に興奮していました。私は、警備員に拘束されないか内心冷や汗が止まりませんでした。日本国内だから大丈夫だろうと思っていました。思っていたのですが、どうやら止められたことがトラウマになっていたようです。乗ることが出来てよかったです。席は当然ですが、玲様の隣をキープしています。無論バスもです。玲様は窓側に座り、空の景色に夢中でした。快晴で綺麗な景色が広がっていましたので、窓に張り付く勢いでしたね。返事もワンテンポ遅かったですし。班の皆様の優しい微笑みが一点に集中していました。それに気づき窓から離れても、興奮は収まりませんでしたね。
空港に着いたら、ムービングウォークや水槽に興奮してます。まあ、初めて利用されるなら、その興奮分かります。そして、現在の時間軸に戻ります。しかし、気がかりが一つ。それは、小南さんだ。頑張って平静を装っているけれど、警戒態勢を取っている。
「小南さん。どうかなさいましたか?何やら緊張しているようですけれど?折角のバカンスですので、笑顔で楽しみましょう。その方が、玲も喜びますから」
「そのように見えましたか?遠山さん。...確かに緊張してたかも。ありがとう、楽しまないと損ね」
何かを考えて、それに対して悩みを持っていたようです。
「悩み事でしたら相談に乗りますが?」
「ううん。大丈夫よ。私の考えすぎって可能性もあるから」
「そうですか。何かありましたら、力になれる限り力になりますよ」
小南さんが何悩んでいるかは見当が付かない。ただ、この修学旅行は平穏には終わらないだろう。私の占いでは、何らかの事件に巻き込まれる。その中心には、恐らく玲様がいる。
美ら海水族館では、玲様は大はしゃぎをしていました。私を振り回しながら水槽を泳ぐ魚達に夢中でした。玲様からしたら、水槽の中にいる魚でさえ自由に見えるのでしょうね。
「ねえ、三榘。私ってどうなるのかな」
そう考えていると、玲様がふと声を漏らす。
「ごめんね。こんな事言われてもしょうがないのでしょう?でも、今この時間を過ごしているうちに、どうしても思っちゃって。三榘が頑張っているのは分かるけど、でも、もう私は...」
「大丈夫です、玲。前例がありますから。私が絶対に貴女を助けます」
それでも、玲様の儚い表情は変わらなかった。それでも、直ぐに笑みを浮べた。
ホテルに戻ると、ビュッフェ形式で豪華なディナーを班員と楽しむ。そこで、明日の自由行動の打ち合わせをする。自由行動は朝の十時から、夕方七時の間までで、交通機関無料パスが配布される。
「それで、三榘さん。例の計画はどう?」
班員の一人が小声で話し出す。
「はい。従兄弟に連絡し、明日十時に付近のスーパーにハイエースで待機していると」
「よし。これで、徒歩移動のロスを考えず、遊びまくれる」
自由行動の計画は単純で、近くのスーパーで金三兄さんと合流して、運転して貰います。これで、玲様をバス停やモノレールから歩かせなくて済みます。まあ、代償として、春休みが海外の仕事で消えましたが、玲様は最後の修学旅行になる可能性が高い。玲様に最高の思い出を与えると考えれば、安い代償です。それに、移動範囲も先生方の指定から外れても、保護者同伴なので問題ないでしょう()。
ぶっちゃけ、金三兄さんに勝てる奴が、今時こんな所にいるわけないじゃないですか!!っと、私もテンションが上がっていますね。
「最初に少し歩けば後は、車で移動です」
「じゃあ、それまでの案内よろしくね、三榘さん」
「任せてください。玲も、最初は少しだけ歩きますが、大丈夫ですか?...玲?」
玲様は少しぼんやりとしていた。心ここにあらずといった感じで、意識が薄い。
「玲!」
「う、うん。大丈夫、だよ。私は大丈夫だよ」
少し強めに呼びかけると、玲様は意識を取り戻し、返事をした。...限界でしょうか。いえ、まだ大丈夫な筈。大丈夫大丈夫と自分に言い聞かせる。
「...玲は大分疲れてますね。アレだけ、はしゃいだのだから。皆様、申し訳ありません。本日の所はお開きで。私は玲を連れて部屋に戻ります。入浴もすみません、部屋で玲と済ませます。本日は凄く元気でしたので、今日しっかり休めば、明日も元気だと思いますので」
「み、三榘!私まだ」
玲様の口に人差し指を当て、首を振る。
「玲。貴女が想像している以上に心が摩耗しています。今日は休みましょう。明日また、思いっきり皆と遊びましょう」
「...わかった。皆、ごめんなさい」
「ううんいいよ。明日、班全員そろって目一杯遊ぼう!」
「では、失礼します」
その場を退席し、玲と私が泊まる二人部屋に入る。やはり、無理をされていた。玲様の体が熱い。直ぐに緩い服装にして寝かせる。シャワーは明日の朝に済ませよう。直ぐに私の魔力を流して、玲様に溜め込まれている梔梔色金の力を外に流す。今更多少不幸になったぐらいで、マイナス一とマイナス十位の差でしかない。その程度で玲様が楽になるなら、喜んで贄にもなろう。
翌日の朝五時に玲様は目を覚ます。体調は万全だ。
「玲様、おはようございます。まずは、シャワーを浴びましょう。お体を流しますよ」
割といつものことである。患者相手の良い練習台でもあるのだ。私にも大きいメリットです。以上。
自由行動はつつがなく終わった。...描写?作者がリアルでボコボコにされたから、カットだよ。ただでさえ進行が遅れているので、番外編行きです。期待していた人にはすいません。
いずれ、修学旅行や反応集を番外編に載せたいと考えています。