第1話 力と世界
『やあ、雨宮菫君こんにちわ。』
胸元が妙に開いている爽やかそうなイケメンが雨宮菫という少年の目の前に立っていた。このイケメンと雨宮菫がいる部屋は白を基調としているがところどころに鏡が置いてある。そして歴代の仮面ライダースーパー戦隊の変身アイテムと武器が鏡の中に厳重に管理されていた。
『こんにちわ、あなたは誰です?』
雨宮菫は問う。雨宮菫にとってこのイケメンとは絡みもないければ知っている顔でもない。
『僕はブルー、全ての地球を守護する神さ。』
イケメンは自分の事をブルーと名乗り、自分の事を全ての地球を守護する神と言った。雨宮菫はこのブルーが神という事を信じられないような顔をしている。雨宮菫という少年は神という存在を信じていないタイプの人間であり、目の前に自称神様が現れたとしてもそれは、本物の神様だとは思っていなかったのである。
『おや、僕が神だと信じてないようだね。』
『なんでわかったんです?』
菫は、自称神様のブルーに問う。菫にとってブルーという目の前の自称神様は、ただの爽やかそうなイケメンで神様を自称している痛い人であった。
『なんでかって?僕が神だからなんでもできるんだ、例えば君の好きな仮面ライダーやスーパー戦隊の力を君に与えることもね。』
ブルーは、そう言うと、歴代の仮面ライダースーパー戦隊の変身アイテムと武器の鏡を消滅させた。
『何がしたいんだ?俺に力を与えることができるみたいに言って。』
菫は、ブルーにまた問う。菫は仮面ライダースーパー戦隊が大好きなオタクであったがここまであからさまな人は信じたりはしなかったのである。
『単刀直入に言う、僕達の世界が崩壊の危機に遭ってるだから助けて欲しい。無論君を最大限支援するつもりだ。』
真剣な表情のブルーに菫も信じる。
『俺は、ただの人間だ。世界を救う力なんてない、だがここにある全ての仮面ライダー、スーパー戦隊の力を俺にくれそうしたら世界を救ってやるできる限りな。』
菫は呆れ顔になりながら、ブルーに全ての仮面ライダー、スーパー戦隊の力を要求する。そこにある菫の顔には覚悟は決まっていた。
『元から君に全ての仮面ライダー、スーパー戦隊の力を渡すつもりだったさ。だが一つだけ警告しておく人前では絶対に変身をすることを控えるべきだ。理由は、君のその力は一般人がどうこうして手に入れれるほどの力じゃ無い。この力が原因で争いが起きるかもしれない。無駄に君も周りから色々言われるのも嫌だろうし人前での変身はしないでくれ。』
ブルーからの警告を聞いた雨宮菫はふっと笑い顔になる。
『何を当たり前のことを言ってるんだ?俺は人前で変身するつもりはないさ、絶対では無いけど身バレしないようにするよ。』
『わかった、では僕達の世界に行ってもらう。』
ブルーは、歴代の全ての仮面ライダー、スーパー戦隊の力を菫に渡し、菫と共に鏡の中に入り、プリキュアの世界に行くのであった。