紛争屋達が掲示板で仲良くしてるみたいですよ?   作:デルタイオン

8 / 8





外伝スレッド
[うちの子が]娘伝説[最強過ぎる件]


腹を痛めて産んだわけじゃないが、自分には娘が居る。

 

その子は捨て子で自分が偶然通り掛かった道に置いてあった。

 

快晴の天気だというのに胸くそ悪い光景が目の前にある。それが嫌で無責任で引き取った。

 

育ったら1人で勝手に社会に揉まれるだろう。そう考えていたが、今も一緒に住んでいる事を思うと本当にバカな考えだと思う。

 

その子が凄い子だとわかったのは中学生になった頃だ。

 

中学生になったらHBMの操縦訓練が始まる。そのHBMの操縦訓練中にテロが起こった。

 

そして、それを鎮圧したのが自分の娘だった。

 

だが、ただ鎮圧しただけではない。

 

実はテロリスト共は人質を取っていた。

 

サツは開放しようと考えたが、相手の要求を飲み込むとそれ以上の被害が出ると予想。いや、確実にそうなると誰もが考えれる。

 

HBM6機…それは田舎街にとっては莫大な戦力だった。

 

自衛隊は遠く、来るまでに丸一日は掛かるだろうとゆう程の距離だ。

 

そこで娘は人質の救出を提案。

 

しかし、時間が無い。テロリスト共によると爆発は後30分。

 

その宣言から捜索開始までもう14分は立っていた。

 

娘はどうやって探したのか。それはHBMの集音器の最大稼働と自身の能力である反響定位で場所を探すという物だ。

 

準備に8分は掛かった。街の人にも呼び掛けをした。

 

街の人達の中には避難をさせろと騒ぐ人も居た。

 

正論だ。だが、グゥの音以上の反論が言える正論だ。

 

「避難したけりゃすれば良いさ!!でもな?避難した先で爆発が起きて死んでも憎むなよ?いいか?今俺達がやってるのはな、避難勧告なんだ。静かにして、爆弾を解除できるまでその場から動くなという避難勧告なんだ。一番安全なのは今居る場所で、お前達が向かうどこかわからない場所じゃねぇんだ!!」

 

暴論だ。

 

相当頭にきていてなにを言ったのか覚えてないが、こういったのを言った気がする。それを聞いた皆はあ然として静かになった。

 

その静かになった時、集音が始まった。

 

たった数秒。されども数秒。

 

位置を特定した娘は爆弾を解除して街の英雄になったんだ。

 

でも、こっからが本題だ。

 

街の英雄になった者は狙われる。

 

娘は例に漏れずヤクザやテロリストから狙われるようになった。

 

そしてその全てを返り討ちにしたんだ。倍返しにも程があるほど…

 

ある時は全裸で道路を歩かされたり、ある時には一夜にして柔順になったりと聞こうにも聞けない方法で次々と返り討ちにしていっていつの間にか国から目を付けられる子になったんだ。

 

だが、そんな娘も大好きなので自分は相当バカなのだろう…

 

 

***

 

 

218:最強娘伝説

という訳さ

 

221:名無しの親バカ

実話で草

 

224:名無しの親バカ

普通に本に書いてあったのと同じやった

 

226:名無しの親バカ

まあ、でも本にも書いてない事もあったな。反響定位っていう能力があるって事だったり

 

232:名無しの親バカ

でも本当の話じゃないだろうな。あの子親離れしてるし

 

237:名無しの親バカ

そうやな

 

243:最強娘伝説

まあ、楽しんでくれたみたいで良かったよ。んじゃ

 

250:名無しの親バカ

>>243 またの〜、釣りでも楽しかったぞ

 

252:名無しの親バカ

>>243 久し振りに歴史の勉強をした気分になったわ。次からはもっと面白い話を頼む

 

255:名無しの親バカ

>>243 乙〜

 

262:名無しの親バカ

>>243 オツカレ〜

 

265:名無しの親バカ

にしても良く消されなかったな。普通あの子の嘘スレ立てたら一瞬で消されるのに

 

267:名無しの親バカ

>>265 おいやめろ、気にしないようにしてたのに

 

273:名無しの親バカ

信憑性がまた上がったよ…

 

274:名無しの親バカ

娘をくださいと言えば良かった…

 

278:名無しの親バカ

ファミチキくださいと言うべきだったな…

 

283:名無しの親バカ

>>278 (クリスピーください)

 

286:名無しの親バカ

>>283 (コイツ…新手か…!?)

 

 

***

 

自分が居なくても進むスレを見ながら自身の部屋のベッドで横たわる娘を見た。

 

読んでたマンガを頭に乗せてスヤスヤと眠っている。

 

「……父さんはお前を信じるからな…」

 

そう言い頭を撫でた。

 

この子の能力は反響定位ではなく、予測演算。

 

そして、その予測演算から出た未来で他国の贈り者がこの国を紛争へと導いて技術を掻っ攫う予定だと言っている。

 

外れた事が無かった予測演算だが、このときばかりは信じきれなかった。

 

だが、今決意した。

 

これでも元傭兵だ。伊達に見送り人を名乗っていた訳ではない。

 

娘のおでこにキスをして上着を肩に引っ掛けて部屋を出ていった。

 

マンガが落ちる音と服が擦れる音がその耳には聞こえていた…

 

 




では何故反響定位とゆう能力が出たのだろうか…

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。