仮面ライダーオーズ・Rebirth   作:テトラポットメロディ

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昨日、オーズの映画を見て精神的にかなりやられました… 
帰ってから、自分を慰めるために、この後の展開、本当の「いつかの明日」を描きたいと思いました。
小説投稿は本当に初めてで、拙く読みづらい箇所が多々あると思います。すみません。 ‍♂️
しかし、同じように映画を見て萎えてしまった方の精神安定剤に少しでもなれれば幸いです。


第1話「終わりと命と新メダル」

物事には必ず終わりがある。

そして終わると同時に、

また何かが始まる。

欲望がある限り。いつだって。

そうだろ?映司…。

 

 

いつかの昨日、俺が甦った日、あのバカを失ってしまった日から30年の月日が流れ、その間に比奈は夢を叶えてフランスへ行った。信吾は警察を辞めたが、現在も人の夢を守るための仕事をしている。

今では人としての命も、アイスの味も、簡単に味わうことができるが、何故だか俺の心はいつも満たされない。これは俺がグリードだからなのか。いや、きっと人間と長く居すぎたせいだ。お前らなんかと居なければ、こんな苦しみ、知らずにすんだんだがな…。

 

置き手紙

「暫く旅に出る、長い間世話になった。」

 

あれだけ居候しておいて年老いた千世子には悪いが、

俺はこいつらと離れることにした。

もう一度、あいつと手を繋ぐために。

俺は再びグリードとしての歩みを踏み出した。

 

 

(鴻上はあんな事になっても相変わらずメダルと欲望に固執して、研究を続けているらしい。)

 

アンクが鴻上ファウンデーションを訪れると、

立体パネルから鴻上が投影される。

 

「これはこれはアンク君、久しぶりだね。アイデンティティを失い、グリードでありながら、欲をすっかり無くしてしまった君が、私になんの用だね。」

 

声を荒げるアンク。

「黙れ!お前に何がわかる!?

映司だ…映司を生き返らせる。それもお前の好きな欲の内だろ??協力しろ!!それに映司の身体は、お前が……!!」

 

 

「素晴らしい!これまたグリードでありながら、人である映司君を生き返らせようとするとは!新しいアンク君の誕生だ!Happybirthday!!!

 

いいところに来たね。ちょうど先日完成した新しいメダルの力を使えば、できないこともないだろう。オメデトウ!!!」

 

 

アンクは驚く。

「なに?新しいメダルだと??」

 

アンクの反応に、鴻上は右側の口角を上げる。

「まだテスト段階だがね。仮に使えたとしても、使うには、、、条件があぁる。」

 

「チッ。」舌打ちするアンク。

「ヨボヨボのジジイなんていつでも脅せるが、そのメダルの力にかけてみるのも良いかもなぁ…。条件ってのは何だ?一応聞いといてやる。」

 

 

「その口ぶりは何年経っても変わらないようだね。ゴホ、ゴホゴホ失礼。新しいメダルについてだが、開発は80%完成までもう少しの所だった。ゴーダメダルのように人造グリードが生まれないよう細心の注意を払っていたのだが…」

 

「まさか、なぁ?」

 

「そうだよ、そのまさかだよ!やはりメダルの力は人間の想定など遥かに超えるよ!アンク君!メダルに予期していない時空を超える力が芽生えてしまった!そこで我々が所持している大半のメダルを吸収してしまってね!えへん、ぴえんだよ…ったくもうーー。おまけにある青年に取り憑いて時空の裂け目から飛んでしまってね。」

 

 

「で、その厄介者を俺に倒せってことか??」

 

 

一呼吸おいて、鴻上は頷く。

「その通りだ。というのも彼が時間を飛ぶ前に2011年に飛ぶと言っていたそうでね。それが確かなら、まさに君が今蘇らそうとしている火野映司君がまだ生きている時代だ!そこでオーーーズと協力してメダルを取り返して来てくれたまえ!!今の君には少し酷な話かもしれないが。」

 

 

「そういう事かぁ。なるほどなぁ。あのバカの面を見たら言ってやるよ。命が惜しけりゃ、俺なんか生き返らせるなってな。」

 

目を見開く鴻上。

「やめたまえ!アンク君。タイムパラドッックスを起こしては行けない。最悪キミと映司君、その周りの人々の存在まで消えてしまうことになりかねんよ!そうなれば欲望どころではない。全てが水の泡となる。あくまで君は1度消えてしまった時から、初めて彼らに会った程を装いたまえ!」

 

気だるけにため息をつくアンク。

「ふん、感動の再会も、悟られたら終わりって訳かぁ。随分と酷な話だなぁ。楽して助かる命は無いって事か? で、その時空の裂け目ってのはどこだ??案内しろ。」

 

 

「交渉成立だね。アンク君、早速案内しよう。」

 

 

そしてアンクは映司のいる2011年へと向かった。

 

 

2051年にアンクが戻ると、そこは2021年を彷彿とさせる荒れ果てた世界だった。




ここまで読んで頂き、本当にありがとうございます。
読みにくい箇所があったとは思います。尚の事ここまで読んでいただいてありがとうございます。
今回のお話は本来オーズリバースの0話にあたる話ですが、復活のコアメダルの続きとして描きたかったので、1話とさせていただきました。
※今回の話の大半はMEGA MAXなので、MEGA MAXを見ておられない方は、ご視聴よろしくお願い致します。

僕が思っているオーズ世界の時系列としては
2011テレビ本編

2017財団Xの偽メダルに反応する形でアンクが一時的に復活(しかしアンクの意識は曖昧)

2021王復活により世界が荒廃
コアメダル復活、アンク復活、映司死亡

2051ポセイドン誕生、アンクも2011へ飛ぶ。(MEGA MAX)
過去へメダルを残したままアンク2051に帰還


という具合です。
今後のストーリーは基本的にこの流れに沿って描いていこうと思います。
間違いやご意見などありましたら、是非お願い致します。
最後にはなりますが、ここまで読んでいただき誠にありがとうございます。
第2話も近日中に公開致しますので、お読みいただけると嬉しいです。
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