ロスサントスで暮らす人の日常    作:両津

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登場人物

・カイル・ラーカー
白人少年。
顔立ちは整っていて、身長も平均より高く、一見すれば美形と呼べる部類。
武装はホロサイトのM4カービン。


・アイラ・ウィリアムズ

ツインテールの金髪碧眼白人少女。
武装はUZI短機関銃。
口が悪い


二人は家族でロスサントスに引っ越してきた。
二人は学生


ロスサントスのある学生の日常 

「クソッ!またかよ!これじゃ学校に遅刻しちまう!!」

 

銃声や爆発音のみならず空から大量のメテオが降り注ぎ、挙動不審な動きをしながら光速で路上を走り回って

激突しては爆発四散するありとあらゆる自動車が飛び交う

ロスサントスの交差点の路上でアサルトライフルを撃ちながら悪態をつく一人の少年と、短機関銃を乱射している一人の少女がいた。

その少年の顔立ちは整っていて、身長も平均より高く、一見すれば美形と呼べる部類に入るだろう。

だが、そんな彼でもこの状況では流石に焦りを感じていた。

 

「(今日も一段と激しい!!なんでこの町だけこんな地獄絵図なんだよ!!)」

「(どうしてロスサントスはいつもいつもこうなんだ!?!?)」

 

彼の名は"カイル・ラーカー"。この都市に引っ越してきたばかりの白人少年だ。

彼は愛用しているM4カービン銃を手に取り、ホロサイトを覗く。

 

守るべき市民に向けてMAC10短機関銃を乱射している警官の位置を確認して照準を合わせて引き金を引く。

すると、M4の弾丸は警官の頭部に命中し、警官はそのまま仰向けに倒れていった。

カイルは素早く移動しながら近くの銃を乱射している市民に撃たれる前にその市民に狙いを定め、発砲していく。

 

「そこの角を曲がったらもうすぐ学校だから急いでアイラ!WASTEDになったらまた家に戻される!そうしたら遅刻だ!」

 

カイルはそう言って一緒に走っていたUZI短機関銃を持っている白人少女に言う。

彼女の名前は"アイラ・ウィリアムズ"。

カイルと同じハイスクールに通う同級生のツインテールの金髪碧眼少女である。

アイラも同じく、カイルと同じロスサントスに引っ越してきたばかりだ。

 

「わかったわ!今日もクソみたいな光景ばかりねカイル!」

 

アイラは走るスピードを上げていく。

カイルもそれに釣られて走る速度を上げる。

銃声や爆発音・怒号と悲鳴が飛び交う中二人は目的地への学校へ急ぐ。

 

「(なんで俺、こんな地獄絵図の街に来ちまったんだろう?!)」

 

カイルはこの町に大いに不満を抱いていた。そしてアイラも…

それもそうだ。毎日のように銃弾が飛び交う戦場のような場所に暮らしているのだ。

 

銃だけじゃない。空からは降らない日がないほど大量のメテオが降り注ぎ

ありとあらゆる自動車、飛行機、ボートなどの乗り物は挙動不審な動きをしながら光速で走り回り、路上はおろか空中を飛び交い激突しては爆発四散する。

あらゆる重火器で重武装した住民達が人や建物や車体に所構わず撃ち続けている上に、治安を守るべき警察官も市民と同じようにしている

この世の狂気をかき集めたと言っても過言じゃない。地獄絵図に満ち溢れた光景が日常だからだ。

ここは『インフェルノ』と呼ばれる地獄のロスサントス。カイルとアイラは不運にもそこに来てしまった住人だった。

 

「ふう。今日は一度もWASTEDにならずに行けたわね」

「ああ。運がいいよ今日は、だが問題は帰りだよアイラ…」

 

学校内へたどり着いた二人はため息混じりで言う。

建物内には入れれば自動的にその地点からのリスポーンとなる。

 

 

「ええ。また武装市民たちと狂気じみた乗り物たちの相手をしないといけないのよね……本当に嫌になるわ。今日は光速の車に突っ込まれなかったのが幸いね」

 

アイラの表情には明らかな嫌悪感が浮かんでいた。

「ああ……クラスメートのダンは光速で突っ込んできた消防車に吹っ飛ばされて、20kmも吹っ飛ばされたからな」

「私も昨日は光速で突っ込んで来たバイクに轢かれそうになったけどなんとか避けれたのよね」

 

なんだかんだで、教室に入ったカイルとアイラは自分たちの席である窓際の席に座りながら互いに苦笑いを浮かべていた。

カイルの通っているハイスクールの生徒の一人で、同じクラスメートのダンという少年がいるのだが、彼は運悪く光速で走ってきた消防車に轢かれて20kmも吹っ飛ばされてしまった。

 

そして授業が始まった。

カイルとアイラは二人揃ってまた大きなため息をつく。

 

「ああ……ほんと、ここの日常は狂ってるよなぁ」

「全くよ…狂っているどころじゃないけどね…」

 

カイルとアイラは窓の外を見ながら言う。

外では空中を縦横無尽に飛び交っている戦闘機や、戦車、パトカー等の乗り物達の姿が見える。

当然。悲鳴や怒号、銃声も絶えず聞こえていた。

カイルとアイラの教室はというと外よりはましだが、地獄絵図が繰り広げられていた。

教室中にいる生徒たちは、授業中にもかかわらず重火器で銃撃戦を開始していたり

窓から飛び降りて地面に着地したらそのまま走って逃げようとしていたり、中には火炎瓶を投げようとしたものの逆に自分が火達磨になっている生徒もいた。

 

「(もう慣れたが…授業中でも発砲して良いのかよ)」

カイルは心の中でツッコミを入れる。

「(まあ、俺とアイラも人の事は言えないけどな。ここに来るまでに何人か殺っちまったし…)」

カイルは先程殺した警官や市民の事を思い出しながら言う。

カイルとアイラは、この地獄絵図のような都市に来た直後にこの町で殺し合いを経験している。

カイルは両親の仕事の都合でロスサントスに引っ越してきたのだ。同じくアイラも…

そう考えているとアイラが話を続ける。

 

「生徒たちも凄いけど、一番すごいのは先生よね…」

「ああ。目の前で殺し合いが起きても平然と授業を進めているからな」

 

事実カイルの教室で授業を進めている教師は教室内でいくら殺し合いが起きようが平然と授業を進めていたのだ。

カイルとアイラはそんな光景を見ていつも「異常だ」と思っていた。

 

「(どうしてあの人はこの状況で普通に授業を進められるんだよ!?!?)」

「(この地獄みたいな状況でどうしてあんな風にいられるの!?!?)」

 

カイルとアイラは心の中でツッコむ。

そうこうしているうちに教師に生徒の投げた火炎瓶が当たり。あっという間に火だるまとなってしまった。

教師は火だるまになりながら悲鳴を上げ、床へと倒れ込む。

 

「(あれじゃ、もう助かりそうにないわね。可哀想だけど復活するから大丈夫よね…)」

「(てか教師は止めろよ……)」

カイルは心の中でそう思った後、再び窓の外を見る。カイルはアイラと一緒に窓際にある自分の席に座っていた。

カイルの隣の席にいるアイラはカイルに話しかける。

 

「ねえカイル。教師死んじゃったけどどうするの?」

「ああ。別に放っておいても良いんじゃないか?そのうち復活するだろうし……」

「それもそうよね。カイルはさっきの警官を撃った時に何か見つけたみたいだけど、何を見つけたの?」

 

アイラはカイルに尋ねる。

「ん?ああ。これだよ」

カイルはポケットの中から黒い塊を取り出す。それは拳銃だった。

カイルは銃を机の上に置くと、その銃について話す。

 

「これは『Px4』っていう拳銃だ。M4がジャムった時のための保険として貰ったんだ」

「へぇ。そうなんだ」

「ああ。これで少しは楽に戦えるかもな」

「確かにね。この世界だと銃は簡単に手に入るけど、壊れたら家に帰らない限り直せないものね」

「そうだな」

 

二人はそんな会話をしていると、担任の教師が復活して黒板に文字を書き始めた。

 

「えーっと。今日はここまでにします。次の時間は数学です。教科書の39ページを開いてください」

カイルとアイラは、担任の言う通りに教科書の39ページを開く。

「カイル。今日はちゃんと勉強しようね。もっともこんな状況で勉強しているのは私達だけしかいないけど」

「ああ」

カイルはアイラの言葉に同意してノートを広げる。

 

そして、授業が始まる。銃声と爆発。怒号と悲鳴をBGMにしながら

 

カイルが授業を受けている間、アイラも授業を受けていた。

 

「(もうすぐお昼ご飯の時間か……)」

アイラは時計を見ながら考える。

アイラの通っているハイスクールの生徒達は、昼食を摂るのだが

当然昼食も殺し合いだ。昼飯の取り合いで銃火器で撃ち合いする羽目になる。

「(昼食でWASTEDになるのは嫌だわ。持ってきた弁当で我慢するしかないわ……)」

 

当然カイルも思っていた。

「(売店にあるアイスクリーム。一度も食えてないなあ…でも殺し合いに巻き込まれるのは嫌だ…)」

 

そんな二人のロスサントスの生活はまだまだ始まったばかりだ。

 

「アイラ。昼はどうする?」

「持ってきた弁当を食べるわ。カイルもでしょ?」

「売店にいけば絶対に殺し合いに巻き込まれる。」






・死んだら最後にいた建物にリスポーン(回数に制限なし)
・建物内に入ったら自動的にその地点からのリスポーンとなる。
・痛みはチクっとしたものしか感じない

ロスサントスの治安
・インフェルノモード
・カオスモード
・スピードMAX

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