ロスサントスで暮らす人の日常    作:両津

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ジョン・ミラー

フォート・ザンクード基地の警備兵。白人。
この基地に配属された不運なアメリカ兵

アルフレッド・ウィーカー

同じく警備兵。黒人。
ミラーと同じく不運にも配属されてしまった


フォート・ザンクード空軍基地の日常

ロスサントス北西、ラゴ・ザンクード に存在するアメリカ軍基地『フォート・ザンクード空軍基地』

フォート・ザンクードの管轄空域では定期的に戦闘機が哨戒飛行をしていたり、カーゴボブ が物資の補給のため離着陸している。

さらに陸軍・空軍・海兵隊の3軍共用基地である。

 

俺はこの基地で警備兵として働いている。

階級は三等軍曹。まぁ雑用係みたいなものだ。

俺の名前は『ジョン・ミラー』。白人の男だ。好きなように呼んでくれ。

今日もいつものように基地の警備…と言いたいところだがそれどころじゃない。

 

基地の外では毎日のように戦闘機のみならず。

自動車、飛行機、ボートなどの乗り物など飛行機ですらない乗り物が空中を飛び交い激突しては爆発四散していた。

そして基地内にもメテオがスコールのように降り注ぎ直撃を受けた不運な仲間をWASTEDにさせていく。

 

「ここ、世界で一番危険な基地だな…」

俺は思わずつぶやいていた。

 

つぶやいている間にも、上空では戦闘機・車・バイク・船・ヘリが光速で飛び交い、激突しては爆発し基地へと墜落してくる。

さらには上空から降って来るメテオが神罰かのように降り注いでくる。

空軍の戦闘機隊は基地の飛行場から離陸して迎撃しているが、焼け石に水だ。

離陸してから数分で全機が光速で飛び交う乗り物に激突されたり、メテオの直撃を受けてWASTEDになっちまった。

 

ちなみに基地内の人間は全員避難どころか、避難していない。

だって、基地に出ても外は地獄だからだ。

基地の外に買い物に行った同僚は命からがら帰ってきた。

同僚が言うには『空から大量のメテオが降り注ぎ、挙動不審な動きをしながら光速で走り回り、路上はおろか空中を飛び交い激突しては爆発四散する乗り物ばかり』

当初俺はマンガの世界と思ったが、基地の空や外で繰り広げられる光景を見て信じざるを得なかった。

それだけならまだしも、なんと市民が軍隊と同様にあらゆる重火器で重武装した住民達が人や建物や車体に所構わず撃ち続けてるという驚愕の情報だった。

しかも市民の中には戦車や装甲車で武装しているのだから驚きだ。

 

「クソッタレ!今日はメテオが一段が激しいぜ!おいミラー!とにかく見つからないようにするぞ」

 

俺の隣にいる同僚の黒人警備兵。

アルフレッド・ウィーカーが悪態をつく。気持ちは分かる。

「ああ。見つかったらマズイな…これじゃ食堂で飯を食うにも命懸けだぜ…」

 

この地獄絵図の光景が基地の外と空だけならまだよかった…

最悪な事に基地内では毎日のように、銃撃戦や乱闘などの同じアメリカ軍同士でクソったれの殺し合いが日常茶飯事だ。

しかも最悪な事に基地内には戦闘機や戦車・装甲車などがある。

戦車や装甲車に乗った陸軍の連中が基地内にいる人を見かければ轢いてきたり、銃撃したりする。

 

「ミラー。早く転属願いだそうぜ…」

「そうしたいが…この殺し合いにはそういった部署の連中も参加してやがる」

 

戦闘機に乗った空軍の奴らは、基地内で動くものがあればミサイルや機銃を容赦なくぶっ放してくる。

しかも基地にいる大部分の連中は。まるでトリガーハッピーのように銃火器を乱射してくる。

酷いときにはいきなり話している時に銃やロケットランチャーを持っていたりしていきなり撃ってきやがる。

俺とアルフレッドは何度も撃たれたり轢かれたりしてWASTEDになったか数えてない。

覚えている限りだと、二人で30回はあるかな?

 

ああ、神よ…どうして俺をこんなこの世の地獄みたいな基地に配属させたんだ…

願わくば、こんなクソッタレの基地から転属させてくれ…

 

今日もまた、地獄(インフェルノ)の一日が始まる…

 

 

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