そして遂に最初のクロスオーバーキャラ参戦!!
〈魔理沙視点〉
霊夢の奴、すんごいテンションで急に隕石探し手伝ってくれてるけど一体何を考えてたんだ?前々から気になってんだが、私は霊夢の考えてる事がどうも分からない。全く分からないってわけじゃないが、なんとゆーかこう、先が全く見えない霧みたいな感じだ。まっ、未だに霊夢の事はよく分からん所はあるが、そんな事で私は霊夢の友達をやめる気は全然無いけどな!
……………にしても全然見つかんねーな。隕石。かれこれ2時間ちょっとは探してるような………。
霊夢「何で見つかんないのよ……!こんだけ探してんのにぃ!ちくしょぉぉぉぉぉぉ、ふざけやがってぇぇぇぇぇ!!!」
魔理沙「ま……まぁ、妖怪の森のどっかってぐらいしか情報ないもんなぁ。」
今にもここら一帯をぶっ壊そうとしている顔をしている霊夢。まぁ、アイツがキレそうな顔すんのも無理ねーか。何せ提案した私よりも本格的に探してんのにも関わらず、例の隕石が全く見当たらねーんだから。
………まさかとは思うが、誰かが盗んでったのか?
霊夢「……………ん?」クンクン
魔理沙「ん、どした?」
なんか霊夢が感知したっぽいな。一応こいつの勘はよく当たるが『物を感知する』とかそんな能力持ってたっけか?
霊夢「………何か臭うわ。」クンクン
ここらでちょっとジョーク入れてみるか?
魔理沙「お前の腋の匂いじゃね?」(笑)
霊夢「ぶっ殺すわよ??」
魔理沙「ごめん。」
さすがにちょっとふざけすぎた。いや、「腋が臭い。」はいかんよな。たしかに。
霊夢「……!こっちよ!!鉄の臭いがするわ!!!私の鼻に狂いは無い!!」
魔理沙「犬じゃないんだから…。」
まぁ、でも霊夢が「こっちだ。」って言ったら大抵当たるからついてってみるか。
〜少女たち移動中〜
霊夢「近い………!この近くよ!!間違いないわ!!!」クンクン
…………もう何も言うまい。まさか、霊夢の嗅覚が犬並みの代物だとは………って、
魔理沙「お?アレっぽくね?」
霊夢「でかした!!フヘヘ♪こちとらこれだけを楽しみに待って……………」
なんか奇妙な笑い方で隕石の方に近づいていった霊夢。私ももっと近くで見たかったから結構近くまで近づいてみると、それは正真正銘の隕石………じゃあなくて、球型の宇宙船が転がってた。
霊夢「ゑ”、何……コレ………?」
魔理沙「少なくとも隕石じゃないな。」
霊夢「ちょっと待って?……隕石は………パワーストーンは………?」
魔理沙「………この宇宙船の事だろうな……。勘違いしたんだろ。あの鴉。」
霊夢「フザケルナァーーーーーーー!!!!!ウソダドンドコドーーーーン!!!!!」
霊夢は今まで私が見たことがない位に発狂していた。アイツ…………あんな顔もできたんだな。(他人事)
ていうか、これ宇宙船(?)だよな?丸っこいし、人だったら1人しか入れないぞこれ?
ウィィィィィィィィィ………ン。
魔理沙「ふぉおあ!?こいつ、動くぞ!?おい!こっち来いよ、霊夢!!」
霊夢「DA⭐︎MA⭐︎RE!!」(怒)
魔理沙「いや………、そんなキレなくても………。」
霊夢のやつ、そんなに隕石の欠片が欲しかったのか?やっぱ、興味はあったんだな!何だよ、結構カワイイとこあんじゃねーか!
魔理沙「それにしても、こいつの中身、一体どんな造りに…………!!!?」
私は宇宙船の中を覗いた瞬間、息が止まった。『隕石じゃないにしろ宇宙船も価値になる。』とかそんな考えも一瞬で失せた。なぜなら、
身体のあちこちが焼け爛れて、身体の大部分が抉れた筋肉質の男が意識を失ったまま宇宙船の中にいたからだ。
魔理沙「……おい!!霊夢!!!」
霊夢「うっさい!!こっちは気が立って」
魔理沙「そんなこと言ってる場合じゃねぇよ!!早くしねーと取り返しの付かないことになるんだぞ!!」
霊夢「?…………何なのよ。何かあったわけ?」
霊夢もさすがに、私の焦りようを異様に感じたのか、宇宙船の中を覗いた。そして見るからに死にかけている男の姿を見て霊夢も事の重大さに気づいた。
霊夢「!!!?っっ魔理沙!!!すぐにこの人を永遠亭に!!!急いで!!!!」
魔理沙「分かってるっての!!!全速前進、フルスロットルだぜ!!!」
私はミニ八卦炉を箒に取り付け男を担ぎ…………って重っ!?っつーかデカ!?…………少し、軽量化魔法を使って、男の体重を軽くしてから男を担いで、全速力で永遠亭に向かった。永遠亭なら、どんな大怪我でも治してくれるからな!!
魔理沙「おい!!お前、死ぬなよ!?絶対に助けてやるからな!!」
男「……………カカ…………ロット……。」
〈霊夢視点〉
霊夢「………とんでもないことになったわね。」
隕石じゃなくてめちゃくちゃにブチギレそうになったけど、何というかもう、怒る気も無くなったわ。
そんな事を考えながら、魔理沙が男を担いで永遠亭に飛んで行ったのを見届けた。すると空気を読んだように、空間に目が沢山ある裂け目が現れ、中から『私が地味に苦手な奴ベスト10の上位に入るアイツ』が出てきた。
?「ヤッホー♪霊夢、元気してるぅ〜?」
霊夢「うるさい、紫。帰れ。」
紫「ちょっ、ひどくない!?」
彼女の名は八雲紫。この幻想郷を創り出した妖怪で『妖怪賢者』と言われる『スキマ妖怪』。いつもはウザいくらいおちゃらけているが、『妖怪賢者』と言われることはあり、地頭も力も私以上。幻想郷最強の妖怪の一角でもある。
霊夢「さっき面倒事済ましたばっかで疲れてんの。分かったら消えてくれる?」
紫「それはご苦労様。……けど、その面倒事は恐らくまだ終わらないわよ?」
霊夢「…………どういう事よ?」
紫「……………『博麗大結界』が、何者かに破壊されたの。」
霊夢「!!?」
『博麗大結界』。幻想郷と外界を隔絶するための、幻想郷に張られた巨大な結界。もし、その結界が崩壊すれば、幻想郷だけでなく、外界にも混乱を招くことになる。だからこそ、『博麗大結界』は常人や並大抵の妖怪程度に破壊されないように強固に造られており、更に結界の破壊行為を未然に防ぐ保険として『博麗の巫女』の血を受け継ぐ私と、『幻想郷を創った』紫が常に管理を執り行っている。けど、私は管理とかめんどくさいからほとんど管理は紫がやっている。紫は幻想郷を誰よりも愛している。だから、幻想郷を脅かす危険因子は紫の手によって文字通り抹消される。だから紫が管理に手を抜くはずがない。
にも関わらず、結界がいとも容易く破壊されるという事は…………、
『最強の妖怪の目を掻い潜り結界を破壊するほどの力を持つ「何か」が幻想郷に現れたという事を示唆している』
という事だ。
紫「今何とかして外来人が大量発生したり、妖怪や妖精たちが外界に出ないように私も藍や橙と頑張ってるけど、それでも被害を最小限にできている程度よ。完全に防ぐことはできないわ。」
霊夢「………それで、私は何すりゃあいいの?」
紫「あなたには、今回の異変……、いえ…。大異変の犯人の身柄拘束をお願いするわ。抵抗する場合なら、状況によっては殺してしまっても構わないわ。出来るわね?」
霊夢「ふん。私を誰だと思ってんのよ?泣く子も黙る『博麗の巫女』よ?出来るに決まってるわ。」
……………妙に胸騒ぎがするわね?それに、さっき魔理沙が連れていった男の事も少し気になる…………。まっ、考えるのは後にして、一旦神社に帰りましょ。
第二章は〈星〉視点?〈神話〉視点?
-
〈星〉視点
-
〈神話〉視点
-
好きにしろ(ピッコロ)