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作者(もうダメだ。おしまいだぁ。頼む!!オラに元気ぃ分けてくれ!!)
〈三人称視点〉
迷いの竹林
そこは一度訪れたら最期、永遠に彷徨い続ける竹林。そんな危険な竹林に佇む建物こそ『永遠亭』。本来は月からやってきた月人が幻想郷に住む人々、月の者達から姿を隠すために建てられた場所だったのだが、訳あって病院みたいな所になった。
永遠亭に辿り着いた魔理沙は、物凄い形相と勢いで永遠亭の玄関扉を『ブチ破った』。
バキィ!! ドガッシャァーーン!!! door!?
魔理沙「おーい!!永琳!!居ねーのかー!?」
罪悪感まるで無しの魔理沙は大声で医者である永琳を呼んだ。八意 永琳。永遠亭で医者を生業としており、彼女もまた、紫に次ぐ力と頭脳を持ち合わせている。
そしてぶち破られた扉の先には、ブチ破った扉の下敷きになっているウサ耳の少女がいた。
?「ごふッッッ……!???ちょっ、魔理沙さん!?何してくれるんですか!!!ウチの大事なdoor !?を!?」
魔理沙「ウドンゲ!!説教は後だ!!急患だ、大至急永琳を!!!」
鈴仙・優曇華院・イナバ。永琳の助手兼モルモット。親しみを込めて『ウドンゲ』と呼ばれている。彼女は永琳が作った薬品の安全性を確かめる為に半ば強制的に被験体にされる哀れな玉兎(月にいるウサギの呼称)である。その薬の尋常でない耐性はもはや『妖怪』だと言われている。
ウドンゲ「えっ!??うわっ!!本当だ!!師匠!!!師匠ーーー!!!!」
院内へ大声で呼びかける鈴仙。すると、数秒もしないうちに担架を持って永琳とどこか不機嫌そうな顔をしているウサ耳の幼女がやってきた。
ウサ耳の幼女はてゐ。『迷いの竹林』にいる『幸運を呼ぶ兎』として人々に言い伝えられている妖怪兎だ。
永琳「嫌でも聞こえてきたわよ。急患ね。ウドンゲ、てゐ。今すぐその人を集中治療室へ。なるべく急いで。」
ウドンゲ「はい!!」
てゐ「は〜い。………ったく、何で私がこんな………」
ピタッ……
永琳「何か言った???」
てゐ「!!ヴェ‼︎マリモ‼︎」
そんなやり取りをしながら、男を担架に乗せて集中治療室に搬送した。
26分後……
〈魔理沙視点〉
永琳「……………………ふぅ。」
ウドンゲ「お疲れ様でした。師匠。」
手術室から出てきた永琳と鈴仙。二人は明らかに疲弊してた。……が、それを顔に出してはなかった。
あの大怪我にしちゃぁちょっと早すぎないか?
魔理沙「意外と手術早かったけど……、アイツは?まさか…………」
永琳「安心なさい。所々皮膚が焼け爛れてて、体が抉れてる部分もあったけど、ひとまず無事よ。他にも切り傷,打撲,脱臼,骨折とかも色々あったからついでに治しといたわ。ただ、肉が抉られた胸からお腹にかけての傷はかなり大きく損傷してる。一応薬で後遺症は残らない様にしてるけど跡は確実に残るわね。」
魔理沙「そ……そっか………。なら、よかった………。」
安心したという気持ちと、不憫だという気持ちが混ざった複雑な気持ちだが、とりあえず一件落着ということで落ち着いた。
鈴仙「それにしても、誰なんですか?あの筋肉モリモリの大男さんは?少なくとも妖怪の類いだと思うのですけど………。」
魔理沙「妖怪?何で?…まぁ、確かに普通の人間にしちゃぁ馬鹿みてぇにデカかったけど?」
永琳「貴女、何にも知らずに連れてきたの?治療中に見たんだけど、彼、お尻に猿の尻尾みたいなのが付いてたのよ?」
魔理沙「猿の尻尾〜〜??」
アイツにそんなもんが付いてたのか?確かに人間には猿の尻尾は付いてないな。でもそんなもんが付いてるってことは、アイツは『妖怪』?いや、無いな。霊夢も一緒だったんだし、妖怪なら霊夢はスルーしてただろ。なら魔法系統のやつか?けど、アイツからは魔力を欠片も感じなかったし………。
ウドンゲ「で、彼は一体何者なの?そもそも何処で見つけたの?」
魔理沙「え〜っと、隕石の所だ。」
永琳「『隕石の所』って今朝の新聞の?」
魔理沙「ああいや違う!宇宙船だ!隕石じゃなくって球型の宇宙船だったんだよ!!」
ウドンゲ「宇宙船?」
私は永琳達にここに来るまでの事を全て話した。隕石探しをしに霊夢を連れて妖怪の山に行ったこと。隕石を見つけたと思ったら球型の宇宙船だったこと。中を確認すると先程の男が瀕死の状態で意識を失っていたこと。全て話した。
永琳「…………もしかしたら、その宇宙船は彼のものかもしれないわね。」
魔理沙「えっ!?っつーことはアイツ宇宙人なのか!?」
ウドンゲ「そうなんですか師匠!?」
永琳「落ち着きなさい。彼が本当に宇宙人なのかはまだ分からないわ。彼の素性は、彼自身から聞き出せばいい。けど、魔理沙の今までの事、そして宇宙船は『昨日』落ちてきたばかりだという事、そして彼の怪我の具合を考えれば…………。」
そこから永琳の推測が始まり、大まかに言えば……、
〈永琳先生の華麗なる推測〉
1,あの男(またはその仲間)が、宇宙船を造って他の星に行こうと宇宙へ向かった。
↓
2,星に辿り着いたものの、その星はとても危険な所だった。
↓
3,現地の生命体に殺されそうになるが、うまく宇宙船に乗って脱出。
↓
4,幻想郷に不時着。大怪我と不時着時の衝撃によって意識を失う。
↓
5,霊夢、魔理沙に発見される。
、ていう感じだ。
魔理沙「すっげー!そんな事まで解んのかよ?」
ウドンゲ「さすが師匠!私たちでは分からない事を正確に把握してみせる!そこに痺れる!憧れるぅ!!」
永琳「い……いや、だからこれはあくまで推測よ。もしかしたら全く違うかもしれないわ。」
ウドンゲが変なテンションになっていて永琳が若干引き気味だが、もしその通りならマジで凄い。『正確に事情を当ててみせた永琳』も、『宇宙に行って、帰ってきた男』も、どっちも凄い。
てゐ「おーい。患者が起きたみたいだよ。」
永琳「え!?」
ウドンゲ「ファッ!?」
魔理沙「もう起きたのか!?」
〈男視点〉
「…………なんなんだぁ、この場所はぁ?」
目が覚めたら知らない場所で寝かされているとは。さっき妙な小娘がいたが、目が合った途端に何処ぞに行ってしまった。
「目が覚めたみたいね。」
ふと声がした方を見ると、赤と青の変な服を着た女とウサギの耳が付いている女がいた。そういえば、さっきの小娘もウサギの耳が付いていたな。若い女はウサギの耳を付けるのが流行っているのか?
永琳「私はこの永遠亭の医者、八意永琳。隣にいるウサ耳の子は私の助手のウドンゲよ。」
ウドンゲ「鈴仙・優曇華院・イナバです。よろしくお願いします。」
「……………そうか。」
変ななりをしているが、悪い奴らでは無いのか。
永琳「いいですか?落ち着いて聞いてください。あなたは昨晩、宇宙船に乗ってこの幻想郷に不時着しました。幻想郷は、『忘れられたもの』が流れ着く場所です。ですが、ごく稀に『神隠し』という形で外の世界からここに流れ着く事もあります。あなたは…………何処からやって来たんですか?」
「……………………俺は。」
俺は……、確か宇宙船に乗って、逃げて、それで……………?それで?
うん?ちょっと待て。『何で宇宙船なんかに乗ってたんだ』?
「………………分からん。」
ウドンゲ「え………。」
永琳「……………。」
「思い出せん。………何も。」
ウドンゲ「師匠!これって…………。」
永琳「記憶喪失。まぁ、予想はしてたけど………。本当に何も覚えてないの?せめて名前とかは?」
「………名前は………。覚えている。」
永琳「なら、あなたの名前を教えてくれない?」
「ブロリー……………です。」
ブロリー、参戦!!(スマブラ感)
第二章は〈星〉視点?〈神話〉視点?
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〈星〉視点
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〈神話〉視点
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好きにしろ(ピッコロ)