第六話 エンカウント〈星〉
〈承太郎視点〉
遂に、今日をもって俺たちはそれぞれの帰るべき場所へ帰る事となった。ジジイはポルナレフにニューヨークに来ないかと誘ったが、「故郷に思い入れがある」と言ってポルナレフは誘いを断った。
ポルナレフ「何かあったら、いつでも俺を呼んでください!世界中どこでも、すっとんで駆けつけますよ!」
ジョセフ「あぁ。……寂しくなるな……。」
ポル「つらいことがたくさんあったが…でも楽しかったぜ!みんながいたから、この旅は楽しかった!」
…………それは俺も同じだぜ。ポルナレフ。
承太郎「…あぁ。」
ジョセフ「そうだな。楽しかった!心からそう思う!」
ポルナレフ「ヘヘッ!それじゃあな!しみったれたじいさん!長生きしろよ!そしてそのケチな孫よ!俺のこと忘れるなよ!」
ジョセフ「また会おう!ワシのことが嫌いじゃあなけりゃあな!この間抜け面!」
承太郎「忘れたくてもそんなキャラクターしてねぇぜ。てめぇはよ!元気でな!」
ポルナレフ「あばよ!」
ジョセフ「ああ!」
承太郎「あばよ。」
そしてポルナレフは飛行機に乗り、故郷へと帰って行った。アヴドゥル、イギー、花京院。尊い犠牲があったが、DIOをぶっ倒し、俺のお袋の命も助かった。これで『スタンド』での事件やら面倒事からはしばらく離れられるだろう。
俺たちも帰ろう。お袋やお婆ちゃんが待ってる、俺の家に………。
ズズズズズ………
承太郎「………………?」
ジョセフ「?……どうした、承太郎?」
何だ?今の音?後ろから……………?
ズズズズズズズズズズ!!!!!
承太郎「っ!?」
何だ!?目の前の空間が………歪んで見える!!こいつは一体!?………!!!!何だ!!?地震か!?それも強い!!立ってられんのが精一杯だ!!
承太郎「おい!ジジイ!!地震だ!!とてつもねぇ地震だ!!!それに目の前の空間が歪んで見えやがる!!!」
ジョセフ「んぅ???何を言っとる承太郎。地震など起きとらんぞ?ボケとるのかァ?」
確かに周りの奴らは疎かジジイにも地震を感じている素振りがない!なら……まさかこいつ!!
承太郎「ジジイ、気をつけろ!スタンド攻撃だ!!近くにスタンド使いがいる!!狙いは俺だ!!」
ジョセフ「何じゃと!?し…しかし承太郎!近くにスタンド使いらしき者はおらんぞ!?」
スタンド攻撃じゃ………ない!?だとしたらこれは!?地震も強くなってきた。…………!!!!何だ!?段々周りが暗く……
ジョセフ「な…………何ィーーー!?じょ……承太郎!!何故かお主が段々透けて見えるぞ!これは現実か!?それともワシももう歳かァ!?」
クソ!!こんな状況にそんなくだらねぇジョークは良いんだよ!クソジジイ!……駄目だ!段々……意識が…………。
ジョセフ「じょ………承太郎ーーー!!!!」
…………………………
承太郎「………っう。」
気がつくと俺はあぜ道のど真ん中にいた。ほんの一瞬だけ意識が失ったが、気がついたら空港ではなく、こんなクソ田舎のあぜ道とはどういう事だ?これもスタンド攻撃か?
?「………うぅ。」
承太郎「…!」
声のする方を見ると、日本の夏服の制服を着た中坊が倒れていた。
承太郎「おい…。テメェ、大丈夫か?」
?「うぅ………ん。あれ?ここは………ってヒィッ!?」
承太郎「…………。」
とりあえず意識はありそうだな。
承太郎「おい。これは、テメェがやったのか?」
?「えっ?い………いや。僕も何が何だか?」
承太郎「そうか…。名前は?」
シンジ「あ、えっと……。碇シンジです。」
随分とナヨナヨしてる野郎だな。だが、こいつがスタンド使いである可能性は捨てきれねぇ。警戒しておくか。
承太郎「そうか。俺は空条承太郎だ。まぁ…………仲良くしようぜ。シンジ。」
シンジ「は……はい。よろしく…お願いします。承太郎さん。」
2人の普通じゃない学生が、今、ここで出会った。
承太郎、参戦!!
碇シンジ、参戦!!
第二章は〈星〉視点?〈神話〉視点?
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