緋弾のアリア GuiltySniper   作:TaMaNeGi

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はじめまして、元々はにじファンで活動していたものです。

今回緋弾のアリアの二次小説を書かせてもらいます。
Pixivでも活動中です。


第一発目

第一発目

 

 

「こちら---状況は?」

 

『こちら現場司令部、犯人は三人と少数だ、だがAKと思しき小銃で武装。人質は10人前後。』

 

 報告をうけスコープ越しに覗く。

 中央に人質を集めてその周りを囲んでるな。

 大窓からも距離がある。破片で人質が怪我をすることも無いだろう。

 距離はざっと600m、問題ないな。

 

「確認した。これより目標を無力化する」

 

『了解、良い報告を待っている。』

 

 さて、さっさと終わらせて帰るとしよう。

 今日も頼むな"相棒"

 そう言いレミントンM24を軽く撫でながらボルトを引き初弾を装填。

 その動作音を聞いてか、隣にいる警察から送られてきた観測手が情報を口にする。

 

「距離は597m、無風、照準修正は不要だ。」

 

 わかってる、そう伝えると俺はレティクルを犯人にあわせトリガーに指をかける。大丈夫、当たる。

 サプレッサーを付けた銃口からシュパッと乾いた音が発する。

 まず一人、次弾を装填しながらレティクルをあわせ・・・、二人。

 ラスト一人、今回も楽な仕事・・・、そう思って居られたのはここまでだった。

 

「犯人が一人、少女を盾にした・・・!」

 

 隣の観測手が切迫気味に伝えてくる。

 何を人質くらい、と思う奴もいるだろう。がしかし今回は違った。

 まさか、こっちの方向がバレるなんて思ってもいなかった。

 どうやら全くの素人集団ってわけじゃ無かったらしい。

 奴は少女を盾に巧みに射線に挟み込んでくる。

 

「クソッ」

 

「まずい、このままじゃ逃げられる!」

 

 そんなことは分かってんだっての。

 クソったれが、どうする?

 下手に威嚇射撃すりゃ何を仕出かすか・・・、あっちは殺せてこっちは殺せない。

 手詰まりかっ・・・!?

 いや、まてよ・・・?

 

「向こうは"こっち"が殺せないと思ってる。そうだよな?」

 

「だからなんだってんだ?俺は警察だ、そんなのは"そっち"がよく知ってることだろう?」

 

 なら、もうこれしか手はない・・!

 

「目標を射殺する。」

 

 そう口にした途端、観測手が目を見開く。

 

「なっ、お前!本気で言ってんのか!?」

 

「本気も本気だ、これ以外策がない。」

 

「だがな・・!」

 

「ここで躊躇えば、人質の少女が何をされるか分かったもんじゃない。」

 

 いや、実際はわかってる。一番成功率の低い犯罪が誘拐からの身代金要求。

 誘拐がメインなら人質は殺されない、しかし今回は違う。あくまでもただの人質、犯人が生き延びるだけの為だ。

 ならお荷物にしかならないあの少女はどうなるか、・・・・決まってる。 

 だが、目の前で人が死ぬところを見て彼女にも深いトラウマを与えることになるだろう。

 でもそれっきり手がなかったのも事実。

 改めて少女を見やる。

 綺麗な金髪の(ハーフなのか?)、ポニーテールで、成る程整った顔立ちをしている。

 

「だがお前さんらは・・!」

 

「知ってるか?」

 

「??」

 

「美少女は、・・・国の宝なんだぜ?」

 

 そう言い俺は犯人の頭を照準し、トリガーを・・・・・・。

 

       

 

 

 

 

 

 

 

 

「ッ!・・・・・・・夢か・・・。」

 

 あん時の、二年前の夢なんて何時ぶりだかなぁ。

 つか最後あんなこっ恥ずかしいセリフだったかぁ?

 ・・・・だめだ、思い出せない。まあそのほうが都合がいいか。

 

「あれは、あれこそが最善の策だったはずなんだがなぁ・・・・。」

 

 全く過去は変えられねぇってのにな、時間は・・・。

 

「5時半、か。 ここで二度寝でもしたらそれこそ起きられなくなるな。」

 

 学校のシューティングレンジで時間でも潰すか。この時間帯なら人も居ないだろうしな。伸び伸びぶっ放せるな。

 ん?なんで学校にそんなもんがあるのかって?そりゃ武偵校だからな。

 武装探偵、略して武偵。

 警察やら何やらで対応しきれない犯罪対策として確立された職業。

 まあ実際のところは金さえ払えば法の範囲内での何でも屋といったところ。

 更に武偵はあくまでも一般人、よって警察などはやむおえず犯人を射殺したりもできるが武偵は絶対にできない。

 したら武偵三倍刑により確実に死刑だろう。

 じゃあなんで俺は生きてるのかって?

 いろいろ代償は払ってんだよ、追々話していくさ。

 ああそういや俺の名前言ってなかったな、月出里 長臣 今日から東京武偵高の2年だ。

 

「――って、いったい誰に説明してんのよ。」

 

 とりあえず同居人が起きちまったかどうか確認して――。

 

「Zzzzz・・・。」

 

 がっつり寝てるな。

 まあまだ朝早い、この時間起きてんのはジジババ共くらいだろう。

 俺ですら基本的に7時起きだしな。

 因みに同居人の名前は遠山キンジ、ネクラやら昼行灯やらと揶揄されている。がこれでもワケありだが凄腕武偵だ。

 なにせ入学当初からSランクだったしなぁ――。

 

「さて、準備しますか。」

 

 二挺の愛用のガバメント・ストライクカスタムを両腰のホルスターに入れる。

 久々にこいつも持っていくか。

 ガンラックから取り出したのは嘗ての相棒とは異なる銃、H&K社製のHK41。

 この銃はG3の民生品でフルオートがオミットされセミオートオンリーになっている。

 まあ色々弄ってマークスマンライフル的な形に現在は落ち着いている。

 取り出したHK41を長いガンバックに入れ、そして東京武偵高の制服に袖を通し。

 

「んじゃ、行ってきますっと。」




細かいところに突っ込みどころは沢山あるでしょうが勘弁してやってください(´・ω・`)

更新速度はかなり遅いと思われますのでご了承を。
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