緋弾のアリア GuiltySniper   作:TaMaNeGi

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▶ガンガンいこうぜ
 

ここ最近のワタクシのテンションを表現するとこんな感じですかね?



第十一発目

 

 

 

 

 ――コレじゃ互いに平行線だな。――

 

 そう聞いてアタシは咄嗟にアミカになりたいと、言っていた。

 すると当の先輩は……。

 

「――クッ、ハハハッ。」

 

 何故か笑っていた。

 

「ちょ!? なんで笑うんですか!?」

 

「フフッ。――いや、だってよ。 いきなりアミカにしてくれなんていうからさ。 つい、な。」

 

 そんな先輩を見てたらなんだか今までの事がアホらしくなってきた……。

 

「はぁ……、今までのシリアスな雰囲気はなんだったんすか……?」 

 

「悪いって。――でもまぁ俺自身ああいう空気は苦手だからさ。」

 

「それについては……、まぁ同感ですけど……。」

 

 なんか釈然としないなぁ。

 

「あー、えっと。 アミカの件だっけ? いいよ、認める。」

 

「ホントですか!!」

 

「お、おう。 わざわざ嘘ついたってしゃーねーだろ? ――そういや名前は? それと、近い……。」 

 

「ッ!?」 

 

 ――ささっと、言われてから気づき離れるアタシ。

 

 どうやら、勢い余ってだいぶ接近していたみたい。

 取り敢えず気を取り直して―― 

 

「――強襲科の一年、火野 ライカです。」

 

「んじゃ俺も改めて、強襲科の二年、月出里 長臣。 まぁ、よろしく。」

 

 と、手を差し出してくれたのでアタシも握り返す。

 

「ハイッ!」 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、あの時の彼女あらため、火野にアミカ申請をされた訳だが……。

 

「試験はどうするかねぇ――。」

 

 そう、アミカの選定には申し込まれた上級生は試験を設定し判定しないとならない。

 さらにアミカの説明をすると相手が女子の場合"戦妹"(アミカ)で男子の場合は"戦弟"(アミコ)となる。

 この制度は先輩の生徒が後輩の生徒とコンビを組み、1年間指導する二人一組(ツーマンセル)特訓制度のこと。

 

 基本的に試験は直接対決ってことになるのが多いんだけど……。

 

「俺、接近戦苦手だしなぁ……。」

 

「ちょっ!? あれで苦手とか言われたら他の強襲科生徒が泣き崩れますよ……。」

 

 と、聞いた火野が言う。

 多分アリアとの模擬戦のことだろうな。

 

「そうか……? だって俺Cランクだぞ?」

 

 なら、別におかしくないんじゃ……?

 

「そうだったんですか!? ――ってそうですよね……。」

 

「ああ、いや! そういう意味じゃなくてだな。」

 

 ――まずった、さっきまでその話だったじゃねぇか――

 

「ハハッ、なんちゃって。 大丈夫ですよ?」

 

「なっ!?」

 

 騙された…?

 

「はぁ……。」

 

 俺が肩を落としていると。

 

「引っかかりました?」

 

 と顔を覗きこんでくる。

 ――だから近いっての…!?

 

「ッ。 ともかくだ。 火野、お前さんには試験をクリアしてもらわなきゃ駄目だ。」

 

 どうしたもんか……。

 

「うーん、何かいい案無い?」

 

「それを申し込んだアタシに聞いちゃいます?」

 

 それもそうか。

 

「じゃぁ、そうだな。 近いうちになんか依頼受けるから、その時に一緒に来てくれ。」

 

「え? それだけですか?」

 

 驚くのも無理ないか。

 

「まあ、これから良く組むことになるんだろうし、早い段階で連携を考えておきたいからさ。」

 

 別に、いま良い感じのテストが思いつかなかったとかじゃ無いからな?

 

「成る程……。 了解です。」

 

 どうやら納得してくれたっぽいのでよしとしよう。

 

「んじゃ、連絡先教えるよ。」

 

「あ、はい。」

 

 互いにケータイを取り出しアドレスを交換する。

 

「うっし、――んじゃこれからどうすっかな。」

 

 今更強襲科に戻るのもなぁ。

 時間も時間だし。

 

「あの~、先輩が嫌じゃなければなんですけど。 これから何か食べに行きません?」 

 

 っと、そんな事を考えてると火野の方から提案があった。

 

「そうだな――、ちと装備科に寄ってっていいか? その後でなら問題ない。」

 

「いいですよ、全然。」

 

 

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「んじゃ、またぁ。」

 

 学園島のファミレスで飯を食った俺はライカ(ファミレスでそう呼んでくれと言われた)と別れ男子寮へと足を向けていた。

 取り敢えずキンジには連絡入れておいてあるし問題無いだろ。

 

「なかなか、いい子だったな。」

 

 まあ、話し始めで分かったけど明るくて前向きで常識人。

 常識人ってのはポイント高いぞ。

 周囲の人間で常識人って言ったら不知火だな。

 

 星伽? アイツはキンジの事になるとかなりアブナイのでパス。

 アリアは言わずもがな。

 何度か仕事で一緒になったレキは無口すぎるし、武藤は良い奴だが煩い。

 

「こうして見ると随分とキャラの立った連中ばっかりだな。」

 

 本人の前で言ったらタダじゃ済まなそうだけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 改めてアリアがいないと静かでいい。

 タケはなんか後輩と飯食ってくるとか言ってたし。

 

「つっても、そろそろ帰って来るか……?」

 

 なんて考えていると。

 

「帰ったぜぃ。」

 

 と噂をすれば何とやら、タケが帰ってきた。

 て言うかさ……。

 

「何処のオヤジだお前は。」

 

 リビングに入ってきたタケにそう言ってやる。

 あんなおっさん臭い挨拶あるかよ。

 

「うるせぇぞキンジ。 どっからどう見ても健全な男子高校生だろ?」

 

「そーだな、タケは同学年の俺たちと比べたら童顔だもんな。」

 

「おいこら、人が密かに気にしてることを言うんじゃないよ。」

 

「そっちから言ってきたんだろうが。」

 

 と互いに軽口を叩く。

 

「飯は食ったんだろ?」 

 

「ああ、問題ない。 風呂も沸いてんぞ。」

 

「お、助かる。 んじゃ入ってさっさと寝るとすっかね。」 

 

「早いな。 明日何かあるのか?」 

 

 いつもなら普通に日を跨いでるからな。

 随分と早いぞ……?

 

「ああ、ちとテストしたい銃があってな。」

 

 と背負っていたガンバックを叩きながら答えるタケ。

 

「なるほど。 納得だ。 そういや、後輩って?」

 

「ああ、強襲科の火野ライカって子だ。 なんやかんやでアミカになるかも。」

 

 へぇ、タケにアミカねぇ。

 自覚は無いみたいだけど、タケって意外と知れてるからな。

 一人二人いても不思議じゃないか。

 

「まあ、頑張れよ。」

 

「ああ、頑張る。」

 

 

 




ライカ、ヒロインやってますなww
実際のところ今まで特に決めてなかったんでアレでしたけど、結構いい感じかな?

時系列的にはキンジがアリアとデートしてる時ですね。


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