緋弾のアリア GuiltySniper   作:TaMaNeGi

17 / 23
ご無沙汰してます。
TaMaNeGiです。

お気に入りに登録してくれている方々、有難うございます。
ついこの間まで50も無かったのにいつの間にか70近く。
嬉しい限りです。

では今回は我が小説数少ない戦闘です。



第十六発目

Side あかり

 

 ――ガァァァァ――

 

「ライカ・・・・。」

 

 連絡を受けていま麒麟ちゃんが操るハマーで急行してる。

 あんなこと言っておいて結局これ・・・。

 アリア先輩はあの人のこと買い被り過ぎですよ。

 

「大丈夫ですよ、仮にも月出里先輩が居るんですし。」 

 

「でも結局こんな状況じゃない。」 

  

 そもそもあの人が戦っているところを見たことがない。

 模擬戦の話だってクラスメイトからの又聞きだ。

 それで信用しろと言われても無理な話、それが幾らアリア先輩からの紹介でもだ。

 

「でもあの時の殺気は本物でした・・・。油断はできませんよ。」

 

「そうでござる・・・、月出里殿は相当の実力者で、ござるよ・・・。」

 

「わかってる。風魔とライカが破られるんだもん。油断なんて・・・。」 

 

 むしろ二人が破られたほうがショックが大きい。

 上には上がいるというのを実感させられる。

 

 

「そろそろ着きますわ!!」

 

「わかりました。麒麟さんは到着したらライカさんの回収を。私たちはそのまま先輩の援護に行きます。」

 

「了解ですわ!」

 

 

 

 

 

 

 

Side 長臣

 

 

「ッ・・・!」

 

 ――ミスった――

 

 今夾竹桃と戦っているがハッキリ言って俺の判断ミスだ。

 本来ならあのままスモークか何か焚いて後退し合流を待つべきだった。

 

 まんまと乗せられた。

 

「つっても、過ぎちまったことなんだがな・・・。」

 

 物陰に隠れリロードする。

 

「どうしたの? 流石に逃げてばかりじゃつまらないわ。」

 

 それ以上にマズイのはさっき突っ込んだ時にナイフで切られたんだがどうやら毒が塗ってあったらしい。

 左手が麻痺し始めてる。 

  

 利き手だってのに・・・。

 

 兎にも角にも、これ以上引っ張っても正直俺の腕が保たないかもな。

 ここいらでいっちょう仕掛けてみるか?

 

 ――タン、タタンッ――

 

 コンテナの影から横っ飛びで飛び出しざまに数発撃ち込む、が。

 

「まぁ、読まれてるわな。」 

 

 そのまま牽制しつつ接近戦へ。

 向こうもナイフを構え応戦してくる。

 

 ――キィン!――

 

 突きを左手のG17で弾く。

 その勢いで右手のG17を突き出し・・・。

 

 ――ギィン!!――

 

 そのまま鍔競り合いになる。 

 

「左手、随分キてるようね。」

 

「何のことだ?」

 

 一応とぼけてみる。

 畜生、普通ならそのまま空いている方で連撃をかけるのだが――

 

 ――ヒュンッ――

 

「ッ!?」

 

 繰り出された斬撃を左手で弾く。

 

 ――しまった、甘い!?――

 

 想像以上に毒がまわっているらしく甘く弾かれたのを直ぐ様体勢を立て直しニ擊目を放ってくる。

 仕方なくバックステップで躱し距離を取る。

 

「ほら、言わんこっちゃない。 嘘はダメよ。」

 

 まああんなハッタリ効くわきゃないわな。

 

「誰のせいだと思ってんだよ。」

 

「あら? 躱せなかったあなたの悪いのでしょ?」 

 

 一々癪に障るやつだ。

 とにかく合流までの時間稼ぎに徹したほうがいいか・・・。

 

 とそこへ――

 

『ライカお姉さまの保護、完了しましたの!』

 

 ――よしッ――

 

『間宮様と佐々木様がそちらに――』

 

 ――タッ――

 

「戦闘中に――」

 

「ッ!!」

 

「余所見とはいい度胸ね?」

 

 

 無線に気を取られている隙に一気に間合いを詰め斬撃を繰り出す。

 遅れて迎撃態勢に入りなんとか初撃を防ぐが、

 

 ――ギィン!――

 

 そんな雑な防御で勢いの乗った斬撃を往なすのは無理な話。

 体勢を崩され容易くあしらわれ、先程以上にペースを取られ防戦一方。

 

 元々視力全般が良かったためになんとか反応できている状態だった。

 それに左手の状態も既に酷い。

 対応できているのが奇跡に近いだろう。

 

 ただしそんな状態で長く続くはずもなく――

 

「終わりよ。」 

 

 一段とキレを増した斬撃が飛ぶ。

 

「なッ!?」

 

 ――ドスッ――

 

「ガハッ・・・!」 

 

 ――ズズ・・・――

 

「へぇ、急所を狙ったのだけれど。・・・ギリギリで外したのね。でもま悪あがきと言ったところね、せっかく楽に逝かせてあげようと思ったのに。」 

 

 俺の脇腹からナイフを引きぬきながら言う。

 

「そりゃ、どうも・・・。」

 

「まあでも毒も塗ってあるし。結果は変わらないけれど。」

 

 やっぱり塗ってやがったか。

 ――本格的に、マズイ――

 

「それじゃ、さようなら――」

 




今回もいい所なしの我が主人公。
ただ、どうも地味なので徐々に強化予定です。
ここいらのバランスが難しい。

そして今回も文字数の少なさで平常運転のワタクシです。

それと夾竹桃の戦闘ですが流石に自分の爪に塗った毒だけってのは無茶だろう、と言う事でナイフも装備させた次第です。
オリジナル設定なんで申し訳ない。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。