ダンまち短編   作:サリエリキキ

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日刊ランキングに載っていることにビックリして早く書き上げてしまいました。
次回は来週の土日に上げられるように頑張ります


ゼウスしぐさ(弱)レフィーヤIF (中)

 レフィーヤの提案に対してどうすべきかアイズは一つ一つ検討していく。

 積極的反対は≒ベルのことはどうでも良い宣言だ。

 んなわけあるかぁ、とチビアイズが咆哮するようにこれは無い。ベルと出会った瞬間に消えた選択肢でしかない。

 街中だし世間体が悪いし何よりも良識に反しているよ駄目だよ辞めようよという消極的反対も無い。迷うが断言できる。目的のついででしかないそれらは、ベルよりも優先することではない。アポロンファミリアでベルとダンスを踊った頃には浮かばなくなった選択肢だ。

 では、行くよレフィーヤ。と突撃する積極的賛成か? 内面に問う。戦士アイズと剣姫(女)アイズは躊躇せず賛同の手を上げた。チビアイズはベルと戦うかもしれないから嫌と首を振る。

 ──迷う。

 いや、多数決ならば結果は出たのだ。戦士アイズと剣姫(女)アイズは積極的賛成に票を入れたから、2VS1で優勢だと結論が出た。

 だが、しかし、ひょっとしたらベルと戦うかもしれない事を多数決で決めるべきだろうか。

 そう迷うアイズの内面では、戦士と剣姫(女)のアイズがベルと戦う可能性を指摘されたため、あっさりと反対に回った。これで3VS0。

 結論が出た。

 駄目だ。やはり武力行使など人としてしてはいけない。

 そんなことしてはならない。人としての良識の問題だ。

 アイズは、ベルと戦う可能性という情で決断したことを大義名分で覆い、レフィーヤに声をかけた。

 

「レフィーヤ、あの「アイズさん」はい」

 

 止めようと言おうとした言葉に鋼鉄の響きで返されたアイズは背筋を伸ばす。

 レフィーヤの声には背筋を伸ばさざるを得ないナニカが籠っていたからだ。とても怖くて賛成できるナニカが。

 そんなアイズに視線さえ向けずに、レフィーヤはガン見中対象のベルを右手で指差す。

 

「あの鬼畜兎と出会ってから、早半年近く経ちました」

「……うん、それくらいだね」

「えぇ、そのくらいです。いろいろな事がありました」

 

 ふぅとレフィーヤは嘆息して左手で指折りながら続ける。

 

「まず、取り逃してしまったミノタウロスで迷惑をかけてしまいました。その後、別ファミリアのくせにアイズさんに師事を仰いで、ミノタウロスと戦い一ヶ月半でランクアップ。そのままの勢いで進出した中層でトラブルが起き、満身創痍の体で気絶した仲間抱えて前方に退却。そして、迷宮の楽園で私達に助けられてから、闇派閥と一緒に戦ってくれました。それで一息つくかと思えば、アポロンファミリアに喧嘩売られて、圧倒的な不利な状況でレベル3をタイマンで撃破しランクアップ。それが終わったかと思えば、イシュタルファミリアの崩壊に関与したらしいですね。で、いい加減休めよと思っている時に起こったのが、異端児騒動です。意志があるとはいえ、人類の天敵であるモンスターに手を貸すどころかガッシリと手を繋ぎ合って私達と戦い出し抜いてから、ミノタウロス亜種との冒険をオラリオ中に魅せつけました。で、ランクアップ。いい加減休まないと死ぬぞと感じていた頃にはクノッソスです。その時に至っては、大ピンチの私達を助けてくれましたね──ええ、左腕に治療魔導具付けた左腕使えない身体で。それが終わったら終わったで、神フレイヤがオラリオを魅了して、何やかんやで都市最強フレイヤファミリアとの抗争に打ち勝ちました。あぁ、その途中でランクアップしましたね。で、何故か学区のアレヤコレヤに関わった挙げ句、フレイヤファミリアの人達と仲良くなり拷問じみた鍛錬で日々強くなっています。

 ──これが、私が知っている鬼畜兎の半年です。

 どう思いますか?」

 

 たらと両手で足りなくなった途中から浮かび上がった汗を流しながらレフィーヤが一気に呟くと、同じく全身から脂汗を垂らすアイズはうん、と頷いて呆然と呟く。

 

「……すごいね」

 

 すごい。本当に凄い。ほとんど能動的にではなく受動的なのが本当に凄い。望んで修羅の道に突っ込もうとするたびにリヴェリア達に止められていたとはいえ、こんな濃密な冒険連続目白押しにならなかった私と違いすぎる。なんかこう運命力というか命運的なものの桁が違う少し分けて欲し(ry

 

「凄いねって……現実逃避しないでくださいアイズさんっ! 私が知っているだけでこれですよっ! これっ!? たった六ヶ月の間でこれだけのことがあるなんてどうなってるんですかっ! あの冒険狂兎の辞書には安寧とか平穏という文字が載っていないんですかぁぁぁっっっ!?」

 

 意識を飛ばしたアイズを見ることなく、ベルに視線と指を固定したままレフィーヤは絶叫した。

 

「何なんですかっ!? 何でこんな人生で一度あれば自分の不幸に絶望するようなトラブルが日常茶飯事になってるんですっ! これだけとは思えません! 他に何をしているんですかっ!?  私が知らない内に何に首突っ込んでるんですかっ!? 装備ボロボロの満身創痍で深層に二人だけでダイブとかならまだ良いですよっ!?」

「良くないと思うわよ。そんな目に合ったら私達でも死ぬと思う」

 

 真顔で突っ込むティオネ。だが、そんなものでレフィーヤは止まらない。

 

「正直、他に何をしたのか知るのが怖くてしかたありませんっ!? 何をしているか、どれだけ悪い想像をしても追いつけるか分かったものじゃありませんからっ」

「……悪い想像って、具体的にどんな?」

「具体的、具体的にですか」

 

 荒い息を止めると、脂汗が止まらなくとも何とか意識を戻したアイズの問いに対して、レフィーヤは顎に手をやり思考を巡らせ懊悩に頭を抱えた。そのまま頭痛を堪える表情で呟く。

 

「……最悪の最悪の想像の更に斜め上で想定します」

「うん」

「世界の命運をかけて冒険したことさえあるかもしれません……いえ、それくらいは想定して心構えしておきましょう。そのほうが楽です。主に私達の精神が」

「せ、世界の命運?」

 

 何規格外なこと言ってるの。とアイズは目を見開く。

 

「はい、そう……例えば、例えばなんですが、ありえないんですが、女神様の力を取り込んで世界を滅ぼそうとするモンスターを、女神様の尊厳を助けるために泣きながら女神様を殺すことによって討伐したり、とか」

「そ、そんな」

 

 神殺し何て有り得るはずがない。と続けたくともアイズには続けられない。冒険に挑むために己を賭すベルの横顔が脳裏によぎってしまったから。

 

「それか、本当にありえないはずなんですが。聖域オリンピアに旅行に行ったら、オリンピアには世界を滅ぼす災厄が封じてあって、それを何とかする代償でヘスティア様を失ってしまい、家族を、ヘスティア様を諦めずに足掻き抜いているうちに、古の大英雄と戦って勝利してから世界を滅ぼす災厄を助けたヘスティア様と協力して何とかしたり……とか」

 

 ふぅ、と一息で続けたが故の荒い息をレフィーヤは吐き出して続けた。

 

「それらすべてが巻き込まれた。というよりも向こうから波乱が巻き込んできた。そんなことがあの冒険狂兎にはあったんだと覚悟しておきましょう……この程度を想定して受け止める覚悟を」

 

 ようやく息を落ち着かせて頭を抱えながら吐息する。

 そんなレフィーヤの想定に、あまりに有り得ない想定に「いや、まさか」と笑って済ませようとするティオネ。

 だが、そんな彼女の目に映るのは顔面蒼白にするアイズだった。

 

「そ……それは」

 

 あまりに桁外れ過ぎる想定。

 否定したくとも心の何処かでアイズは肯定してしまう。

 内心のとある場所が肯定してしまう。

 

「で……でも」

 

 頼れるできる家臣も無く──居たら城から独りで抜け出してない

 信頼できる家族も居らず──生贄になったか生贄にする側にしか居ない

 信用すべき騎士団は信用出来ず──ミノタウロス万歳一色以外は排除された

 豊かな国土を狙う外敵は多く──ミノタウロスに何とかしてもらっていたけど倒した、もう居ない

 新女王その人に国家を運営するノウハウもない──普通の王族は生まれついての政治家だから、幼い時から徐々に責任と経験を積ませるけど、生贄だからね。下手に他者との繋がり出来たら困るし、必要ないよね。

 外交しようとすると怨嗟と王位禅譲国土全割譲賠償から始まる──ミノタウロス使役して人間を殺すなんてことした国家に対する怨みもあるけど、豊かな土地の守護者が消えたんだ。周辺全てから恨まれている国家の守護者が消えて王が公務経験欠片もない若輩に代わって碌な家臣が居ねぇ。ミノタウロスを使役した悪しき国家を許さないという大義と豊かな土地という利と弱体化しきった時が重なったんだ。これで攻めなきゃ国を背負った国家元首じゃねえよ。『オラぁ、俺たちに豊かな土地寄こすためにくたばれラクリオス!!??(ミノタウロスと手を組んで人類を殺戮した悪しき国家をみんなで滅ぼしましょう!!??)』

 そんな内憂外患の天然色見本国家ラクリオス。その女王と似た心の一部が肯定する。

 

「……あり」

 

 そんな状態を見て「内外の問題全てミノタウロス頼りで、政治の分かるやつが隠遁するか粛清するかの二択とかどうなってんの? これ、ミノタウロス居ても2年もたなかったなぁ。このままじゃ半年すれば良くて内ゲバの崩壊だよね。モンスター何て天敵が存在するところで一番豊かな国家が内ゲバ、か…………はっはっはっ、冗談抜きで人類が滅びかねないな」とぼやくと

 ――ミノタウロスを倒した英雄としての名でハッタリと空手形を駆使して周辺諸国から貴重極まりない『時間』という資源を引き出し「ラクリオス国は〇〇国内××領の債権を無効とし放棄する準備があることをミノタウロス討伐の英雄として保証する、ですか。××国の軍を殲滅して荒らしまわったのがミノタウロスで、それに乗じて××国を××領として吸収した〇〇国の債権を高利で買ったのはラクリオス前国王。ここで債権が零になれば××領を吸収できた分〇〇国には損はない、〇〇国へ××領が向ける怨恨は変らないでしょうが、その辺りは吸収した段階で〇〇国首脳部は織り込み済み。変わるのは〇〇国と元××国がラクリオスへ向ける怨念が減ることのみ……いやはや、ここまでいくともう詐欺師ですなあ」

 ――それでも攻め込んできた国家の軍の進路上に雷鳴を鳴り響かせ落として、対等な交易条約を結び「敵わない武力を背後に優しい笑顔でWIN-WINの取引とか普通は首を縦に振るわよね」「ヤ〇ザと主権国家は舐められたら終わりとはいえ、これは……アマゾネスとは淑女揃いだったな」

 ――亡国の王子としての高い見識と経験と何よりもコネでもって何とか他国への販路を含む経済網を再構築し「良い鉄と良い石炭と良い飯と良い酒。鍛冶にはこれで十分だよなあ」

 ――どこからともなく高い教養と忠誠心を持った家臣を推挙し「村長さんが大臣になるんですかー。滅んだ私達の国の高官の方と似てるなとは思ってましたけど他人の空見だと考えていましたよ。へー。で、他に何隠しているんです義兄さん。あ、王子様でしたっけー。元ね、元」

 ――盟友であるドワーフと獣人を含めた各種族に対して遅延なく払われるたっぷりとした給料で騎士団含む軍を再構築して治安を回復してのけた「操業に必要な初期資金で国庫を開けてのけてその台詞か」「私たちが反故にしたらとは考えないのか。いや、考える余裕も余地も無いな」

 崩壊直前の国家と女王を公私共に支えてくれた英雄を想う心と似た心の一部が肯定する。

 

「える、かも」

 

 そんな盲目の王配にして詩人

 ──ちょっと前に死んだ英雄とそっくりだけど国内の誰も気にしない。だって、国家の道筋を誰にもわかりやすく納得させて、大義名分を上手く確立しながらの利益配分が巧みな上に、ポストががら空きになったから出世出来て、裁決が公平になって、税金が安くなって、地方にまで行政の手が届くようになったから社会インフラが改善されて、収入も上がって生活楽になったもの──

 と一緒にトップ陣の一人として死ぬほどの多忙を極めていた女王と似た確信が肯定する。

 

 そう、ベルはベルだから自分も含めて助けてくれるという確信が肯定する。女神でさえも己を命を賭して助けると。

 

「ううん…………そう、だね」

 

 末期国家を曲がりなりにも立て直してのけた人物にオリンピアに英雄を説得しに行くとか言われて「必要なのは分かりました。けど、せめて別の人を使者に出してください。首都近辺はともかく地方再興は端緒についたばかりだし、何よりも子供達も七つになっていないのよ。この国も私も子供達もあなたを必要としているの。それなのに、あまりの話です。国と私たちを捨てるも同然の話です。あなたは私の夫で子供たちの父親でしょう」と三晩(*夜遅くまでプライベートの時間はありません)泣き落としに掛かった女王のごとく納得

 

「いや、やっぱり」

 

 出来ない。出来るはずがない。限度がある。

 内心では理解できてもそこまでは、と思いたい。願いたい。だって、もし、そんな冒険をしていたとしたら。

 その時に、ベルは死にかけただろう。そして死ぬ程力を貸してほしいと願っていただろう。自分を含めた誰かに助けてほしいと思っていただろう。でも、誰も居ないから、何よりも大切な相手を助けたいから必死で手を伸ばし冒険しただろう。

 そんなベルに、自分は、アイズは手を貸せなかった。そんなの嫌だ。

 

「アルゴノゥトくんならあるね。有り得る」

「てぃ、ティオナ」

「有り得るよ。アイズも心の中では分かっているよね。そんな時に何がしたいかも……あたしは助けたいよ。フレイヤファミリアのときにも手助けしか出来なかったからね。今度は直接助けたいんだ」

 

 惑うアイズに優しく止めを刺し包むのは、「私はアルの語り部だから」と言って一緒に着いていった希少極まりない高等教育を受けた信頼できる少女と同じ声音のティオナと

 

「えぇ、そうです。そうですとも。ティオナさんの言う通りです……ただでさえ、このままだと死んでしまいそうなんです。

 私達が知らないところで

 私達が手伝えないところで、

 ベルが死んでしまうかもしれないんです」

 

 !! 

 自らに言い聞かせるような淡々としたレフィーヤの言葉に、アイズが目を見開き身を震わせる。恐怖で。冒険者なら喪失を覚悟しろというのかもしれない。だが、怖くて嫌なものは嫌だ。そんなアイズにエルフの少女は想いを開けるように言葉を紡ぐ。

 

 「────そんなの私は嫌です。

 だから、もし世界の命運をかけて冒険するなら、私は助けたい。ベルを助けたいんです」

 

「義兄さんを助けるのに理由なんて要らないですよ」と同じく着いていったハーフエルフの少女と同じ澄み切った想いを持つレフィーヤである。

 二人の澄み切った眼差しと同じ声音に、アイズは困ったようなだが前向きな笑みを浮かた。

 そうだ。レフィーヤのベル冒険譚を聞いて想ったのはそこだ。鍛錬を手伝っていた今までと違い、今回のフレイヤファミリアの件では何もしなかった。ベルが居なくなるかもしれないのに足をとどめていた。

 そんな自分が間違っていると認めたかっただとようやくわかった。

 

「そう……だね。私も助けたい。ベルを今度こそ助けたい」

「はい。ですから、あの冒険狂鬼畜兎に何を考えているのか何を知っているのか何をしてきたのかを洗いざらい吐かせる決断は必須です。これから何をしようとしていて、私達がどう助ければ良いのかを知るために」

 

 さらりと、ベルに尋問する内容に、何を考えているのか何を知っているかに加えて何をしてきたかを追加するレフィーヤ。

 

「うん。そうだね。そうしよう」

 

 それに対して躊躇せずアイズは頷く。ベルを助けたい。ベルの傍に居たい。その為に知るべきことを知る。ただその思いだけで頷く。

 洗いざらい吐かせると。

 

「うんっ」

「ええ」

 

 そんなアイズの言葉に笑顔を浮かべてティオナとレフィーヤは頷いた。

 紛れもなく3人の心は通じ合っていた。

 

「でも、レフィーヤ」

「はい?」

「今から突撃して、ベルを連れ出してから、ベルが何をしてきたのかベルが何を考えているのを聞き出すのは分かったけど」

「けど?」

 

 レフィーヤとティオナの説得により遂に賛成──消極的賛成に傾いたアイズは疑問点を上げる。「分かっちゃったの!?」とフィンに突撃突撃さらに突撃している自分を他所に戦慄するティオネを他三人は気にしない。

 

「ベルから何を知っているのかを聞くって言っても、ベルはまだオラリオに来たばかりで、前はずっと農家だから──」

「邪竜ニーズホッグを滅ぼした精霊の6円環」

「「「っっ!!??」」」

 

 何も知らないんじゃないかというアイズの疑問に対して、レフィーヤがボソリと呟いた言葉に少女たちは総毛立ち見据える。オラリオの誰一人して知らなかった事柄を知っていた少年を。

 

「あの兎、絶対何かを知ってます。本人はお伽噺だと思っているだけで、世界の根幹とか世界の秘密みたいなトンデモナイ情報を、厄ネタの数々を」

 

 確かにベルは知っていた。誰もが知らなかったことをベルは知っていた。

 なら、私の目的に関しても、ベルは何かを知って、いる? 

 なら

 

「レフィーヤ」

「はい」

「どうすれば良いと思う?」

 

 情と理と利が揃った。ならば責任をもって執り行わなければならない。

 愛剣の柄を握り締めることで賛同の意を評しながら、初めてレフィーヤに視線を向けて問うアイズ。

 え? 今まで? ベルに視線固定だよアイズレフィーヤティオナ揃ってよ言わせるな恥ずかしいby視線だけでなく身体ごとフィンにしがみつく自分を棚に上げるティオネ・ヒリュテさん。

 そんな彼女をよそにアイズレフィーヤティオナはブレることはない。

 このままでは死んでしまいそうなベルを何とかしなければならない彼女らの辞書に、ブレるという文字は無い。

 

 つまりは現在の問題点が、このままでは死んでしまうかもしれないベルくんを何とかしようではなく、ヘディンとの師弟関係だったことから3人揃ってズレてしまったのである。

 




 アルゴノゥトの人生の苦難と困難って盲目になってからだろうなあと確信しています。
 政治スキルと経験持っている人が、主要人物でラクリオス王除けばアルゴノゥトしか居ない。ブラック業務の極みだったろうなあ。
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