AKB49 エターニティ   作:とらとらこ

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12.その後


「まーちゃん!ねぇまーちゃんこれ知ってた!?」

女性が声をかける。

「うん?」

見せてくれたのはニュースサイトだ。

 

そこにはこう書かれていた

 

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《NEWS》

 

先日AKBラジオの中でAKB48グループは、

元AKB48の浦川みのりさんと再度契約した事を発表した。

浦川みのり=1994年12月23日生まれ。

AKB48第12期研究生オーディションに合格。全兼任を〜〜〜

 

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「・・・は?」

「ごめん!ちょっと電話してくる!」

 

私の名前は"浦山雅希(まさき)"

推しメンは"浦川みのり"そして

 

"浦山実"の【妹】であり、現在はAKB48の【研究生】だ。

 

浦川みのり=浦山実という真実をAKB内に広めてしまったのは私の責任だ。

なんであの時劇場に(おもむ)いてしまったのだろう、今でも自分の中で反省している。

私は確認したかっただけで悪意があったとかそんなんじゃない。

 

あの卒業公演は私も裏のモニターで見させてもらっていた。

そして公演が終わった後にお兄ちゃんから謝罪を受けた。

騙しててごめん、でも他の人を責めないで欲しい。全て俺が悪い。

 

ちがうんだよ。私はね謝って欲しかったわけじゃなくて、お兄ちゃんに会いたかっただけなの。

 

 

半年ほど時がたったある日、お兄ちゃんから電話があった。

 

「もしよかったらなんだけどお前もAKBとしてアイドルやってみないか?」

最初は意味が分からなかった。

「この前バイト先でさ秋元先生が来店してきて」

「卒業公演の時、浦川の正体をみんなに明かしたあの勇気、彼女すごいねなかなか持ってる人はいないよ」

「一度でいいからAKBのオーディションに受けてみないか?ってさ」

そりゃー私だってアイドルやってみたいよ?でも無理だよ!ムリムリ!と断ったんだけど

「俺も受かったんだお前なら大丈夫だよ」

とお兄ちゃんに言われ、なんとなくオーディションを受けてみた。

結果は【合格】。秋元先生曰く予想通りの人材だった事が合格の理由と後から教えてもらった。

 

 

晴れてAKB48の研究生としてデビューすることになり、毎日レッスンスタジオで汗を流している。

 

でっ!なにこれ?

浦川みのり? 契約?

何も聞いてないよ私。。

 

すぐに電話をするとそれを察したのか直ぐに出てくれた。

「もしもし!バカ兄!あればどういうことよ!」

「俺もついさっき秋元先生に相談されて成り行きでその日の内に発表されて・・」

「はぁ。。研究生の中でも噂になっちゃってるし。」

「無茶だけはしないでね。」

「わかってるって!」

 

 

秋元先生の事だし私は良くある1日限定復帰の話題作りだと思っていた。

 

 

っという出来事が1か月前にあったんだけど。

 

ちゃんと確認しなかった私が悪かった。

【これは】どうゆうことよ!

 

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《NEWS》

 

AKB48グループは浦川みのりさんと岡部愛さんと再度契約を交わした事を正式に発表した。既に浦川みのりさんはラジオにて復帰が発表されていたが岡部愛さんも契約が交わされた事も発表されファンには嬉しいサプライズとなった。

その後行われたLIVE配信にてAKB48チームKの吉永寛子さんと共にユニットGEKOKU嬢を再結成することも発表。

浦川さんはLIVE配信で〜〜〜

 

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あのバカ兄!またなにしようとしてんのよ!

 

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短い時間だったけど無事にシークレットライブが終わり

尚美さんの運転で3人で帰宅中だ。

アリスはこの後家族と用事があるとかで一足早くタクシーで戻っていった。

 

「ブーブー」

「ん?俺の電話か」

発信者は【雅希】と表記されている。

 

やばい!

 

「すまない!これから電話に出るけど、何かあったらフォローよろしく!」

「は?相手は誰よ」

と岡部は言っていたがもう電話に出てしまっている。

 

「あー。俺だけど。」

「バカ兄!なにしてんのよ!」

耳が割れんばかりの声が車の中でこだまする

ひろこは誰が相手か理解できたようだ、苦笑いしてる。

 

「ニュース見たわよ!」

「こ、これには深い事情が。」

「1から説明を求む!」

「わっわかってるよ!えーと最初は秋元先生が~~~」

岡部が誰なのかひろこに説明を求める。

「えーと、”浦山実くん”の妹で”浦山雅希ちゃん”。で、今はAKB48の研究生だよ。」

「妹?妹がいたのね。それにAKBのメンバーって、すごい家系ね。。」

「研究生の中でも人気あるんだよ!」

「~~というわけで現在に至ります。」

説明が終わったようだ。

 

「ふーん。そういうことなのね。ねぇ吉永先輩って近くにいる?」

「ああいるぞ」

「代わってもらってもいいかな?」

「ひろこ、雅希が代われって。」

俺はひろこに携帯を渡す。

 

岡部は俺にちょっかいを出しだす。

「みのり妹いたんだ。へー!へー!」

「なんだよ!気持ち悪いな!」

 

「もしもしひろこです」

「ええ、ええ、わかりました!。ええ、じゃぁそう伝えておくね!ん?わかったそれじゃーまた劇場で!」

「あのー。何か言ってました?」

恐る恐る聞いてみる。

「みのりの事ちゃんと見張っててくださいっていうのと、今度ケーキおごってだって!」

 

とっとりあえず今度直接会って話してみるか。

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