AKB49 エターニティ   作:とらとらこ

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42.記念公演その後

記念撮影も終わり俺はダッシュで会議室に向かう。

 

ドアを開けると満足そうなサラが興奮気味にマネジャーと話していた。

 

「ちょーすごいね!AKBって!」

約束通り袖で見学してたサラは会議室にもどっている

 

 

「みのりー!」

サラは俺に抱きつく。

興奮しているサラの不意打ちを喰らい俺は反応できなかった。

「どうだった?公演は」

 

「もうちょーすごい!ありがとっ!みのり!」

まぁ楽しんでくれたみたいだしいいか!

 

「あともう一つ約束守るよ」

「うん?」

「ついてきて!」

俺はサラを引っ張り会議室から連れ出し舞台に戻る。

 

「お、やっと戻ってきたかこの問題児‥」

ゆうこ先輩が俺を茶化そうとしていたが俺の隣にいる人を見て言葉に詰まる。

 

 

「「「うそ!」」」

 

 

唖然と悲鳴が混じり劇場はパニックになっている。

 

 

 

「みんな落ち着いて!」

舞台に戻るとそこにはAKBメンバーが勢揃いしていた。

俺は無理を言って少しだけここで待ってほしいと頼んだのだ。

 

「えー招待します」

「彼女は私が前にお世話になったハリウッド女優のサラさん」

「今日は私の紹介で今日公演を見に来てくれたんだ」

サラも興奮してる。これはどうやって抑えれば。

 

I’m so glad to meet you!(初めまして会うことが出来れうれしいです!)

 

卒業生も現役メンバーも唖然としてる。そりゃそうだろうなハリウッド女優だしな、一応。

平然としてるのは事前に聞いていた岡部にアリスにひろこ、それにさっき会ったたかみな先輩ぐらいだ。

あつこ先輩はほんわかしてる。興味がないのかも。

 

How can I be of assistance to you today?(今日はどのようなご用件で?)

新たに総監督となったゆい先輩が先陣を切る、最近英語の勉強しているらしく初々しく話す。

 

「ん?AKBの公演見に来ただけだよ?」

公演に誘ってなんだけどさ俺これ訳すの?

 

みんな??な顔してるので俺がフォローを入れる

 

「ちょっとイイすか!サラはAKBのファンなんですよ。それで映画で一緒になった時に公演に招待するって約束しただけなんです!」

必死に俺はみんなに話す中サラは大暴れだった。

 

「きゃー!ともちんだぁ!あれは!まりこさまもいる!卒業してから何されてたんですか?え!え!やばー(笑)」

「「「(英語わからんけどこの反応、完全にファンだわ)」」」

 

「お前たち明日も公演あるんだから帰れ!」

終始横で見ていた戸賀崎さんの一言で解散となった。。

はずはなく帰り際にハイタッチ会が開かれ総勢175名がサラにハイタッチするのであった。

 

 

----

 

 

「まじで家くるの?」

「マジもマジよ!」

俺は岡部の方を見るがあきらめろって顔を俺に向ける。

 

本来で有ればサラは公演の途中で空港に向かう予定でいたのだが

まぁ知っての通り最後までいたので飛行機に間に合わず明日の便で帰ることになった。

そしてなぜか俺と岡部の家に泊まると言い出した。

マネジャーは頭を抱えながら「申し訳ございません。明日迎えに来ますのでよろしくお願いします」と言ってサラを俺たちの家に置いていった。なぜそうなる。

 

「へー!結構立派じゃない!」

「言うなれば社宅だよここ、アフロディーテが私たちに用意してくれたんだよ」

「ふーん。」

部屋を見られるとやばいな、特にクローゼットの中だけは死守するぞ。

 

「今日、別に公演だけが目的できたわけじゃないんでしょ?」

「まね、前に私のライブにAKBを出演させるって件も含めて今日来日したのよ」

「憧れの秋元先生にも会えたし!みんなにも会えたから今日は大満足よ!」

憧れだったのかい!まぁあの人の経歴はやばいし分からない訳でもない。

 

「でっライブの時期はいつ頃なの?」

「まだ本格的には煮詰められてないけど、おそらく来年6月あたりのライブかなーって思ってる」

結構先だな。事前に秋元先生とも話したが今回俺と岡部とアリスは参加する予定はない旨を伝えてある。

確かにAKBとして参加してほしいとサラには言われているが既に卒業した身だしさ、であれば総選挙後にちょうど行われるしその時の選抜メンバーで!って言いくるめた。

 

ただひろこは間違いなく参加になるだろう。

 

「ねぇあなた達、特にみのりね。女優として本格的にやってみない?」

急に爆弾発言してくるな。。

 

「知ってると思うけど私最近この業界に戻ってきたばかりで、スポットとしてやるのはいいけど本格的だとアイドルが疎かになりそうで。」

「ええ、分かってるわ。でもみのりあなたは才能も運も全て持ってるのよ」

「それを腐らせるのは私が許さないわ」

「それに。。あなた達天才魔法姉妹役として出演しちゃったしね(笑)」

 

 

うん?

 

 

「あら?その表情。ふふふ。あなた達知らないでその役受けたでしょ!」

「おっしゃる通りで。」

「リースとアーニャ。消失した魔法から現時点で発表されてる最新刊まで毎回活躍するのよ?」

映画は今回の撮影で10作品目となるが原作最新刊は16巻、しかも作者は18巻までは書くと公表しているらしい。

 

 

マジか。

 

 

「なぁ岡部知ってた?」

「知るわけないでしょ。」

「ちなみに次回作の撮影は来年の1月からよ?マネジャーに確認してみなさい」

 

 

ふぁ!?

 

 

1月ってもうすぐじゃん!

 

俺たちは恐る恐る確認する

俺は尚美さんに、岡部はエレーナとして仕事を受けてるのでアメリカの事務所に。

 

 

マジだった。俺たちは既に1月後半からスケジュールが抑えられていた。

 

 

12月も鬼忙しいのに1月も忙しいのか、AKBにいた時並みに忙しくなってきたなぁ。

「私女優としてやっていけると思う?」

なんで岡部に相談したのかは俺にもわからない。今の気持ちを共有したかったんだと思う。

 

「自分で考えなさいよもう。。そうね、みのりなら大丈夫じゃないかしら」

「根拠はなんだよ」

 

岡部は呆れた様子で

「GEKOKU嬢の事気にしてるんでしょ?あなたはいつも1人で抱え込もうとする」

「その癖治しなさい!もう1人じゃないのよ?」

「そっれっに! 私はそれら+エレーナとしてアメリカでライブとかあるのよ?、あなたも出る?」

「すみませんでした。」

岡部の方が大変だった。

 

「わかった、やるよサラ」

「本当!」

「ああ」

 

本当に受けてよかったのか今でも俺は迷ってる。でもあの時は受けた方がいいと直感的に思った。

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