……ん!
カーテンの隙間から光を感じみのりは起きる。
やべ!あのまま寝ちゃったのか。
ふと横を見ると何故か岡部も寝ていた。
なんで岡部も?
こいつ、幸せそうな顔で寝てやがる。
「岡部!朝だそ!」
「……んんん。……みのり?」
岡部も眠たそうに起きた。
「そうだよ浦川みのりだよ。お前がみのりで居ろって言ったんだろうが」
「そ。そうだったわね 顔洗ってくる!」
岡部も起きたし簡単に朝食を作り2人で済ます。
岡部は買い物がしたいらしく手伝って欲しいそうだ。
俺は"みのり"から"実"に戻って家を出る。
みのりのままで大ごとになるのは避けたい。
歩いて5分ほどの場所にショッピングモールがあるので俺たちは向かう。
家に備え付けられてる食器やらカップが岡部は気に入らないらしい。
ショッピングモールに到着し岡部は片っ端から買い込む。全てペアで。
俺は別に最初からあるやつでいいと言ったんだが、揃ってる方がいいと聞かなかった。確かしその通りなので反論はしない。
お昼過ぎまで買い物をし、個室のカフェでAKB時代の話をした。
「あんたAKB時代ほとんど寮生活だったんでしょ?よくばれなかったわね。」
よくぞ聞いてくれました!
誰にも話せなかった俺の苦労を聞いてくれ!
「正直ぎりぎりだったよ。トイレで着替えたりとか同居人の"水野"とかあいつ基本下着でうろつくのはマジで参ったよ・・」
「・・あんた一応男でしょ?その。。いろいろ大丈夫だったの?」
俺は即座に切り返す。
「大丈夫じゃねーよ!」
どんだけ寝不足になったことやら。
「水野あいつ寝相悪すぎて結局俺は押し入れで寝ることになったり。」
それに、隣にはひろこが。。
「あの時ぐらいから学校の時しか"実"に戻る時間がなくて大体"みのり"だったよ。」
途中のトイレで着替えたりあの時は大変だったな。
いっその事"みのり"で学校通いたいと思ったぐらいだ。
「でも、あの時ぐらいから意識して"みのり"になってたんだけど自然体に"みのり"になれたなぁ。」
「まぁ寮では大丈夫だったんだけどなぁ、結局"SKE"の時に同室になったアリスには速攻ばれたけどな。」
「おかげで今があるからアリスには感謝してるよ。」
そう、俺はアリスに色んな意味で感謝がある。
「ふ~ん。」
「あっ!そういえばグラビア撮影の時、水着最初に選んでたのはそうゆうことだったのね!」
「あははは!!なっとく(笑)」
「苦労してるわね(笑)」
うるせーよ!
その後も俺たちは話し込み、あの時あんた見たでしょ!やらお前デリカシーなさすぎなど
お互い思い出に浸りスッキリした所でお店を出る。
この時の岡部はなんとなくだが姿は"実"だが"みのり"として接してくれていた気がする
素なのか意識してなのかはわからない。
その後岡部は用事があるからと言って一旦別れた。
俺もこれから用事がある言ったら、あまり遅くならないようにと言われてしまった。
あいつそんな心配してくれるキャラだっけ?
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俺は用事がある秋葉原に向かう。
何故、秋葉原かと言うと昨日秋元先生から明日公演のチケットを渡されたからだ。
秋葉原に着きドンキまでの道を歩く。
ドンキ前に到着し「1年ぶりかぁ久しぶりだな」なんてぼやいていた時
「みのりちゃん!」
えっ
振り向く前に俺は容姿を確認する。
間違いなく浦山実だ。
俺は恐る恐る振り向くとそこには
「サクラさん!?」
「みのりちゃん!久しぶり!」
やばい今すぐ修正せねば
俺は小声で
「サクラさんすみません今は"実"でお願いします!」
サクラも小声で
「あっごめんなさい!」
とりあえずやり直そう
「サクラさんお久しぶりです実です」
「実君お久しぶりです!」
「でっ。サクラどうしたんですか?そろそろ公演の時間じゃないですか。いつもなら準備とかで忙しいのに」
「ん?今日は休館日だよ?」
ん?どうゆうことだ?
「サクラさんあのぉ・・このチケット見てほしいですけど、昨日秋元先生から渡されて、ほら!今日の日付が」
サクラにチケットを見せる。
「確かに今日公演になってる。」
「すぐスタッフさんに確認してくるから劇場の前で待っててくれる?」
サクラはその言葉を残し駆け足で戻っていった
どうゆうことなんだろ。とりあえず言われた通り劇場前で待ってるか
ドンキのエスカレーターを登り劇場前に着いたが、確かに本日休館日と書いてある。
秋元先生が間違えただけ?
そう考えていると劇場の入り口からサクラが現れる。
「おまたせ!色々確認したけどやっぱり公演はないみたい。」
秋元先生がチケット間違えたのか、後で聞いてみるか。
と考えていたところサクラが
「でもせっかくだから劇場の中入ってみない?」
「え!いいんすか!」
「うん!」
「それじゃお言葉に甘えて」
サクラはどうぞ!と劇場の扉を開ける。
うわ!懐かしい!
俺が奥に入った事を確認し、サクラは笑顔で手を振り、劇場の扉を閉める。
俺はえ?っと驚いたが、次の瞬間
「ARE YOU
READY?
AKB48」
overtureが流れ始め
ドン!
という音と共に舞台に3人の女性が現れ
特別な公演が始まる