AKB49 エターニティ   作:とらとらこ

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50.NUMBER 8(なんぱち)

「遥佳さん!今日はありがとうございます!」

「いえいえこちらこそ!もうすっかり有名人でなかなか呼べないのよね」

 

「え!そんなの直接言ってくれればうちら出ますよ!」

「うんうん!遠慮しないで言ってくださいね!」

「そうですよ!みのり先輩だけならめっちゃ暇してますから!」

 

この人は"都築 遥佳"今はNMB48の冠番組である《なんばー8!》のプロデューサーをしてるかなりやりての放送作家さんである。

GEKOKU嬢がデビューしたときからのお付き合いがあり何かとお世話になってる?なんか不思議な関係である。

 

今日はなんばー8の特番の撮影のお仕事をいただいた。

【なんばー8!今なら語れるあの日あの時!】という番組名とのことだ

まぁつまり過去に放送した内容の裏話とかを語るそーゆう回らしい。

 

 

〜〜TV West NMB48楽屋〜〜

 

 

「こんにちわー浦川みの・・・あれ?」

「誰もいないね。」

 

「あっれ?楽屋ここだよな?」

「うん。あってるよな」

一度外に出てNMB48メンバー控室って書いてある事を確認する。

 

「あ!」

 

ダッダッダ!

 

「え?どうし・」

俺はその声に反応し振り返ると

 

 

パン!

 

 

「あははははは!」

 

一瞬に何が起きたのか理解できなかった。が次の言葉で全て理解する

 

 

「ドッキリ大成功!」

 

 

「みのり大丈夫?」

俺は顔面パイを食い真っ白になっていた。

 

「貴様らぁぁ!」

「きゃー!顔面真っ白みのりが襲ってくるー!にげろー!」

「主犯はだれじゃー!」

 

 

ダッダッダ!

 

 

「・・・みのり先輩追いかけていっちゃいましたね。あの顔で」

「あはは。」

「ひろこちゃん!」

「あっ!山本先輩!昨日ぶりです!」

山本先輩は去年からAKB48チームKを兼任してるし選抜メンバーでもあるので私はしょっちゅう会ってる。

 

「今日はよろしくねひろこちゃんにアリスちゃん!」

「こちらこそよろしくお願いします。」

 

簡単に挨拶してると、真っ白い顔のみのりがトボトボと戻ってきて、

「あいつら素早すぎる、、全然追いつかなかった。。」

「まったく、またメイクし直しじゃねーか!」

「先輩お疲れ様です。」

「今の追いかけっこのシーン絶対使われますよ!」

そういや俺の後を追いかけるように小さなカメラを持ったスタッフさんが居た気がする。

俺は早くもNMBの洗礼を受ける事になった。

 

 

----

 

 

「なんばー8!あの日あの時ー!」

「さぁ始まりました、司会の"金色亭八葉"でございます、本日はなんと2時間スペシャル!」

「ゲストも来てもらってますよ。」

「ほなご登場願います。」

 

「どーも!浦川みのりで」

 

 

パン!

 

 

「・・・・」

 

「「「あはははははは!」」」

隅に隠れていたメンバーからの襲撃に、俺はまた顔面パイを食らう。それも生放送中に。

 

「もう満点やわ!」

 

「ハリウッド女優にパイ投げつけられるのは多分私たちだけだよ(笑)」

「あはははは!」

「ほかにもゲストが来てますー!」

「あっ!吉永寛子です!」「有栖莉空ですー」

「あれ?みのりちゃんはどこ?」

「ここだよ!顔真っ白にしてるこれがみのりだよ!」

「え!あと5秒!?」

「あー今日も?」

「なんばー8!」

そんな掛け声で番組はスタートした。

 

「CM入りましたー」

「みのり大丈夫?」

 

俺はスタッフさんからタオルに貰いながら

「1日に2回食らうとは思わなかったよ」

「さすがみのりちゃん!さいこうーの入りだよ!」

「笑ってもらえたら何よりです。。なのか?」

「とりあえず一度捌けて顔洗ってきて大丈夫だから!」

「じゃぁそうさせてもらいます。」

「もうないですよね!パイって!」

「それは内緒で!」

はぁ、もう一度は食らう覚悟だけはしておくか。

 

衣装もパイまみれなので違う衣装だが着替えて生放送が始まって15分後ぐらい経過したあたりで俺はやっと番組に混ざる。

 

「あ!みのりちゃん戻ってきた!」

「みのりちゃんだけ衣装違う!」

「あなた達に汚されましたからね!」

「それは置いといて!」

「え!私の話ここで終わっちゃうの!?」

「今アリスちゃんに聴いたんだけど」

「なん8出演してた時、あの"ゆうこ先輩"が1週間泊まりに来たって本当なん?」

「え、あ、はい。本当ですけど」

「全然Vと関係ない話ですけど?」

「いいのいいの!」

「でっ1週間同棲生活はどうだったん?」

「同棲って。ほんと突然泊めろ!って押しかけてきて急に私を笑わせてみろっていうんですよ」

「で!で!なにネタ披露したん?」

 

これは言うべきなのか。

 

「・・・トナカイ」

「トナカイ?」

「ハブラシ二本もって角に見立ててトナカイって・・・」

「・・・・」

 

 

「穴があったら入りたい。。」

 

 

「あはははは!」

え?

 

「ネタおもんないけどその表情がおもろいわ!」

「ちょっともう次行きましょうよ!次!」

俺は顔を真っ赤にさせながら必死に訴える。

 

「えーもっと弄りたい!」

「今度ね!今度!」

「しょうがないなーえーっと次は」

「ガチで燃える!TV west!、でもひろこちゃんの一言で鎮火できた事件ー!」

「これ放送していいもんちゃうやろ!(笑)」

それからも全兼任中心の話が進んだ。

ひろこが八葉師匠に毒舌トークしたり、アリスはバンジーの時にガチで漏らしたことを暴露したり生放送は成功したと思う。

 

最後にNMBの曲を歌ったのだがここでも俺は顔面にパイを食らったのは言うまでもない。

真っ白の中頑張って最後まで俺は歌い切ったぞ!

 

----

 

「おつかれみのりちゃん」

「さや姉先輩!お疲れ様です。」

「みのりちゃん」

「はい?どうしたんですか?」

「みのりちゃんの事見てるとさ」

「女ってゆうのも悪くないってこと再確認できたわ!」

「あははは同感です!」

「でも男も悪くはないっすよ?」

「ぷ!あはは!」

「それじゃまた!」

「うん!またね!」

さや姉先輩とはなんだかんだ気が合うんだよな。

お互い秘密を共有しているからかな?

今度ゆっくり話とかしてみたいな。

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