破壊神は世界最強にして最凶   作:小説七つ球

6 / 8
ここから数話くらい多少ふざけます。
それとほぼダイジェストです。だってゴジラいるし。
変に引き伸ばしても仕方ないじゃん。

派生技能とかよーわからんから適当だけど別にいいよね

5/2追記


奈落冒険記1日目 飯、どうしようか

奈落へ落ちた霊呉は暫くして鉄砲水に襲われることになった。これに流されたのならば二人がまだ生きている可能性もあると踏んだ霊呉はそのまま流れに身を任せることにした。

 

数分後、ようやく足が地につく地点まで降りてきた霊呉は、少し辺りを見渡すそぶりを見せた後、ある方向へ歩き出した。そして、そのまま歩き続けること数分、足を止めた霊呉の足元には…気を失いながらも一瞬たりとも離れないとでもいうように抱き合っていたハジメと香織の姿があった。

 

更に数分後。霊呉は二人を運びながら近くにあった神結晶を目指して洞窟の壁を錬成で掘り進めていた。何故錬成師でもない霊呉が錬成を使えるかというと、彼の中に宿る亡霊が関係している。霊呉は生前、数多の怨霊に憑かれたため、死霊を使役できるようになっているほか、この世を漂っている亡霊を吸収することで、その霊の生前の能力や技術をそのまま使うことができる。

 

閑話休題。

神結晶及びそこから流れ出る神水を発見した霊呉は、錬成によって開けた穴を塞ぎ、二人を寝かせ、そこで自分も眠りについた。

 

 

 

 

―数時間後―

目を覚ました霊呉は、未だ目を覚まさないハジメと香織が起きるのを待つことにした。同時に、腹が減ったことを自覚する。しかし、ここは奈落の底。水こそあれど、植物は見当たらないしうろついている動物は全て魔物。魔物の肉は毒とされており、食べると死ぬらしいが、背に腹は代えられないので魔物を喰うことにした。

 

結果として、霊呉は死ぬどころか特に何も影響はなかった。そして、何故魔物の肉を喰うと死ぬかもわかった。

理由は、食べた際に、魔物が持つ変質した魔力も同時に摂取。しかし人間の身体はその変質した魔力に耐えられずに崩壊するというのものだった。

しかし霊呉は前世が神であったからか体のつくりが普通の人間とは違ったために何の影響もなかった、という訳である。

 

「だからと言ってこいつらがそれに耐えられるか…と言ったらそれも違うんだよな…」

 

問題は二人が普通の人間であることである。これでは魔物肉を喰えば変質した魔力によって体が崩壊するし、だからと言って何も食べなければ飢えて死ぬ。そんな思考の渦に嵌りかけた時、ふと神結晶が目に入った。

 

「そうだ、これがあれば…」

 

 

 

ハジメが目を覚ますと、周囲には肉が焼ける匂いがした。何事かと思い起き上がると、兄である霊呉が肉を焼いていた。

 

「兄さん。その肉、何の肉?」

「狼の肉」

「…魔物?」

「YES」

「…喰えと?」

「そうだ。つか食えそうなのがこれしかない」

「…拝啓、母さんへ」

「遺言を残そうとするな」

 

この後目を覚ました香織にも兄さんが同じことを言ったら

「ハジメ君の子供を産むまで死ねないわ!」

とか言い出して恥ずかしかった…。

それでなんだけど結局食べることにした。どうせ餓死するくらいなら一縷の望みに賭けるほうがいい。

それに神水っていう飲むと欠損を除くほぼすべての負傷、魔力と体力が回復という水を一緒に飲めば望みはあるらしい。そして、香織と同じタイミングで魔物肉を喰らい、神水で胃に流し込んだ。

 

直後、激痛。

 

何かに体を破壊され、そのたびに神水によって直される。神水のせいで気絶もできない。できたとして次の瞬間には激痛に叩き起こされるだろうが。

そのまましばらく激痛に悶えていたが、数分後か数時間後かはわからないが徐々に治まっていった。

 

 

 

どうやらうまくいったらしい。あのあと少しの間気を失っていたが、数分で起き上がった。そのすぐあとに白髪で赤眼になった自分たちの姿に多少取り乱しながらもハジメたちは自分のステータスプレートを見て固まった。

 

=================

南雲ハジメ 17歳 男 レベル12

天職:錬成師・剣士

体力:850

筋力:890

耐性:790

敏捷:1060

魔力:650

魔耐:650

技能:錬成[+鉱物系鑑定][+精密錬成][+鉱物系探査]・鍛冶・剣術[+太刀][+刺突]・狙撃術・縮地・天歩[+空力][+縮地]・纏雷・風爪・言語理解・破壊の加護[+熱線(弱)]・地の加護・水の加護・空の加護

=================

 

=================

白崎香織 17歳 女 レベル11

天職:治癒師

体力:630

筋力:430

耐性:460

敏捷:580

魔力:1070

魔耐:1040

技能:回復魔法[+魔力消費量低下][+回復量増大]・光属性適正[+魔力消費量低下]・光属性耐性・纏雷・天歩[+空力][+縮地]・風爪・言語理解・破壊の加護[+熱線(弱)]・地の加護・水の加護・空の加護

=================

 

「「なんでやねん」」

 

 

 

 

 

 

数分後、ようやく二人が落ち着いたため、ひとまず探索することにした。そして、三日ほど探しても下への階段は見つけたが、上への階段が見つからなかった。これからの方針を話し合うことにした。選択肢は二つ。

 

1、上に戻るための階段を見つけるか作って、地上に戻る。

2、下へ降りる。

 

議論の結果、ひとまず安全策であろう1を実行することになり、崖伝いに錬成で階段を作りながら登り続けたものの、ある地点から錬成が弾かれるようになった。

そのため、消去法で下へ降りることになった。下に行けば行くほど魔物は強くなるだろうが、その他に方法がないため、やるしかない。

 

それと、ハジメが銃を作った。燃焼石を火薬代わりにし、熱によって強度を増すタウル鉱石を用いたらしい。ハジメはドンナー(ドイツ語で雷)と名付け、纏雷で弾を電磁加速させるレールガンらしい。

そしてその銃は比較的攻撃能力が低い香織が使うことになった。昇順の合わせ方、反動の抑え方など、射撃訓練は俺主導で行った。

 

そして、一週間後。短い間だがお世話になった奈落一階層を後にして、下へ降りて行った。

 

 

 

 

 

 

「最下層目指して全速前進だ!」

「イクゾー!」 デッデッデデデデッ!(カーンッ!)デデデデッ!

「ナイトハルト閣下は帰ってね。負けるから」

「?」

 

 

―おまけ―

「…」

 

「グルゥゥゥ…」

 

弱ったベヒモスが仲間になりたそうな目でこちらを見ている。霊呉はどうする?

 

「…よし、こい」

 

「グルゥ♪」

 

 

「兄さん、そのベヒモス、何?」

 

「ペット兼非常食」

 

「グルゥア?!」

 

ベヒモスが仲間になった!




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再開は五月下旬予定
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