機械の龍と怪獣王   作:ジェームズ・ヨシダ

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可愛い赤ちゃん

モスラは目の前にいるリトルの姿を見つめている。大きな目に小さな手をモスラに向けておりその見た目らしさから可愛さがモスラの中で爆上がりをして今では姿を見るや否やぎゅーと抱きしめてくるのが普通だった。

 

「は〜い、リトルちゃん。モスラお姉ちゃんがギュ〜してあげるよ」

「あぅぅ、にゃーう!!」

 

リトルは抱きしめられた衝撃で嫌がるもモスラは気づいていないのか力強くギュ〜っと抱きしめておりリトルは必死に逃げ出そうとしていた。

 

「こらこらモスラやめろ」

 

バトラはそんなモスラを見てため息をつきつつも彼女からリトルを救出して優しく抱きしめる。

 

「ゴジラと機龍が買い物に行っている間預かっているんだ。この子に何かあったら2人がブチギレて地の果てまで追いかけられるぞ」

「それは確かに嫌かも」

 

モスラはブチギレたゴジラと機龍の姿を想像すると体を身震いさせた。リトルを養子として育てると決意をした機龍枯らしてみれば誤っても許されるか分からずゴジラもリトルを機龍と同じくらいの愛を注いでいるのでもしもこの2人が怒ったらタダでは済まないので目に見えている。

 

「だったらこの子に危害を加えずにちゃんと預からないとな」

「だけどリトルちゃん物凄く可愛いじゃん。この大きな目に小さい手にもちもちしたほっぺ何もかもが可愛すぎるんだよ」

 

モスラはリトルの可愛さに力説しようとするもバトラは軽くあしらうとリトルの方を向く。

 

「よ〜し、今からお兄ちゃんと遊ぼうな」

「あぅぅ、あーぅ」

 

リトルはバトラの目を見ると頬えんで小さい手をバトラの顔に近づける。それを見たモスラは悔しそうにしながらバトラを見つめる。

 

「くぅぅ〜〜ずるい、ずるいよバトラ!私もリトルちゃんと遊びたい」

 

モスラはバトラからリトルを奪おうとするも彼は軽い身のこなしで交わしながらモスラの追撃を交わしていく。

 

「ほらほら〜どうした?そんなんじゃあ俺からこの子を奪い取れないぞ」

「待っていなさい必ず奪い取って見せますから」

 

 

 

 

 

「何をやっているんだあれ?」

「さぁ?とにかくリトルを回収してくるからお前はこの買い物袋を頼んだわよ」

 

ゴジラと機龍は買い物から戻ってくるとモスラとバトラがリトルを取り合っている光景を見つけた。何をやっているのかは分からないが機龍はすぐに動いてゴジラに買い物袋を託すと彼女は走ってバトラとモスラの所に行くとリトルを返してもらう。

 

「全く、今度からはムート夫妻さんにこの子を見てもらおうかしら?」

「それが良さそうだな」

「待ってー!!まだその子と遊びたいんだけど」

「だったらリトルをもっと丁重に扱いなさいよ」

「今度やったら放射熱線で消し炭にするぞ」

 

ゴジラと機龍の気迫にモスラは黙り込むしかなかった。

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