説明しよう!
宿儺に体を交換されてしまった私、雫は虎杖悠仁の協力を得て、宿儺を演じる日々を送っていた!
そして、本日はハロウィン、大切な魔女の集会がある日である!
まー欠席ですけど! 仕方ないよね。
というわけで、宿儺の指一気飲みに備えて準備を進めていたのだが。
そんな私と虎杖の前に、フクロウが手紙を落とした。急いで虎杖に開けて貰う。
『雫。あんたがやらかした事について、大魔女様がお呼びよ。絶対に集会に出るように。もちろん、弟子の虎杖も連れてね。ちなみに集会は21時よ』
やばい! ヤバいヤバいヤバい! そんな急に言われても困る!
「えっ これ絶対出ないとダメなの?」
「ダメ!」
「でも俺、任務中だし! 後20分なんて絶対無理だし!」
「そんなの秒で解決するしかあるまい。明日の昼には戻れるはずだ。飛ぶぞ」
「うわぁ」
「何を言っているんだい?」
「ごめん冥冥さん、俺ちょっと抜ける!」
カリッと親指の腹を食いちぎり、血で宙に円を描く。
そして、見えた五条先生に飛び込んだ。
「ごめん、先生! ちょっと宿儺がハロウィンパーティに呼ばれて、どうしても行かなくちゃいけなくて。行ってきていい? いいよね、ありがと! 絶対明日の夜までには戻ってくる。戻らなきゃ死ぬって縛り付ける! つけた! 後、しょうがないから宿儺が今日の任務についてだけ早く終わるように手伝ってくれるって。先生と二人でやれば秒で終わるからって!」
「えっ ちょ、ま、悠仁!? 何してんの!?」
先生が慌てるのも当然だ。
私というか虎杖はその体を五条悟の体に沈めていた。
急げ急げ!
「ほんとごめん、先生。後で謝るから、ああ! 後15分!」
私は五条悟と融合し、全力で魔術を執り行う。
六眼と私の目を併用して、渋谷の全ての呪霊探知!
ゲートオープン!
呪力発射!! 五条悟の脳が処理に耐えきれず焼き切れていくたびに反転術式で治癒!!
「は……!? ゲッ」
「よし、呪霊退治オーケー! 虎杖、指回収! 後5分!」
五条 悟の体から抜け出して、漏瑚の残した指を回収。
ぐったりとした五条悟を腕を切り落としてそれを媒体にその場で生んだ使い魔に託す。その腕はすぐに生やす。便利だな呪力。
「その男が全快するまで呪霊も人も近付けないで、その男を護衛なさい! 後、命の危機でもない限り全快するまで呪力使わせないで、後遺症出たら不味いから!」
使い魔は呪霊と違いがっつり見えるというよりその前から体に入ったり抜け出たりしたからギャラリーががち悲鳴をあげる。あああ後一分! ゲート!
そうして、私はどうにかハロウィンパーティに間に合った。
服を着替えすらしてない、時間ぴったりに滑り込み、私の体を乗っ取った宿儺が大暴れ、異世界の勇者(六眼)へのちょっかい、そりゃもう怒られた。
私は体を与えられて大魔女様に説教続行、虎杖は縛りを結んでいたこともあり昼には解放された。ふらふらしてたけど君の説教は恐らくここからが本番だ。本当にごめん。