ようこそ非日常なスクールライフへ   作:白ノ宮

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お久しぶりです、どうも白ノ宮です。

主人公の苗字が
篠城から萌城に変わりました。
しのじょう⇨もえしろ


第2話

教室の扉をわざと音を立てて開ける。

しかし、綾小路は頭を抱えたまま動かない。

 

(反応しろよ...ってか寝てるのか?)

 

寝てても起こせばいいか。

 

僕は真っ直ぐ綾小路の側まで歩いて行きながら冷たい雰囲気を解除して、綾小路の肩を揺すった。

 

「...ん?寝てたのか...」

 

「おはよう、綾小路」

 

「ああ、おはよう...?」

 

自己紹介していないからな。

誰だ此奴 みたいな反応されても仕方がない。

 

「そういえば自己紹介してなかったね。僕は萌城 月姫、好きに呼んでくれて構わないよ。これから三年間よろしく、綾小路」

 

随分わざとらしい展開の仕方ではあるが、僕は生憎コミュニケーションが得意なわけでは無い。いくらバケモノでもこれはどうにもできなかったらしい。

 

「そうか、よろしくな萌城。それでオレに何の用だ?」

 

「折角だし僕と帰ろうよ。寮って男女共用だし同じ方向の筈だから」

 

「わかった。一緒に行こう」

 

相変わらず眠そうな目をしたような無表情だが、目の奥からキラキラしているようにも見える。一応これで接触はバッチリかな。

 

無表情二人組で廊下を歩く。

やばい、すっごい無言だ。

仕方ない、なんか聞いてみよう。

 

「綾小路は何故この学校を選んだのかな?」

 

「普通の学校生活を送りたかったからだな。萌城はなんでなんだ?」

 

「僕はね、特に理由はないんだけどね。この学校って進路がほぼ100%希望通りに通るって話だったからなんか裏がありそうな気がしてね?面白そうだったから落ちてもいいやって気持ちで受けて受かったって訳」

 

「何かを目指しているというわけではないのか?」

 

「うん、僕は僕基準での面白い生活が送れれば文句はないよ」

 

「萌城基準ってどういった基準なnむっ...」

 

二個目の質問をしてきた綾小路の唇を人差し指で押さえた。

 

「乙女の秘密を全部明かそうとするのはナンセンス..だよ?」

 

別に乙女ではないが僕基準というのを教えるわけにはいかない。何故なら僕基準というのは、気まぐれのことであり何か定義があるわけではないのだ。しかし、それを言ってしまえば基準という言葉を誤用したという事になってしまう。

 

それは少し恥ずかしいのでシークレットという事にしておけば問題はない。

 

「そうか、気に障ったのならすまない...」

 

「別に怒っているわけではないよ。けど他の人だったらいきなり怒り出す人もいるから気をつけた方がいいよって話だから、ね?」

 

「わかった、覚えておく」

 

「ならばよし♪」

 

「そうだ、コンビニ寄ってかない?日用品とか揃えておきたいんだ」

 

「オレ、コンビニ行ったこと無いから少し楽しみだ」

 

「へぇ〜、今時コンビニ行ったこと無いって珍しいね。綾小路くんってもしかして奥の方の田舎出身なんだね」

 

おっ、今一瞬動揺したな。

うっかり失言してしまったって感じだ。これを追及すると警戒されるかもしれないし辞めておこう。

 

───

 

二人でコンビニに入店する。

綾小路は店内をまるで初めて見たかのようにキョロキョロしている。

 

そんな様子の彼を僕はジッと見つめる。

僕の視線に綾小路が気付いたのが約4秒後だったので相当浮かれているのだろう。良いぞ少年よ、初めての経験を楽しみなさい。

 

「どうしたんだ?」

 

「いや?何でもないよ。あっ、無料コーナーだ」

 

「コンビニって無料コーナーがあるんだな」

 

それはない。

大学の近くにあったコンビニで半額コーナーがあったのは覚えているが、無料というのは現実にはあり得ない。

 

無料コーナーに置いてある商品は不恰好なものだったりパッケージに傷が付いている物もあるが、正直言ってこれは半額コーナーみたいなものだろう。

ただ利用条件もポップで書かれており、一ヶ月につき6個までとなっている。

 

ただ、日用品でここまで許されているのであれば大してポイントを使わなくても普通の生活は送れるだろう。

 

確かスーパーも無料コーナーがあったような...。

 

「...」

 

「どうしたんだ萌城、急に無表情になってなんか怖いぞ」

 

「...あっ、ごめんごめん。こういう無料な物ってもしかして他の施設でもあるんじゃないかって思ったら思考にリソースが割かれちゃって表情筋が仕事を放棄しちゃった♪」

 

「そんな事ってあるのか」

 

「あるよ♪」

 

「そうか...。なら他の施設にも行くのか?」

 

「んー...。まだ時間あるから行ってみようと思うけど綾小路はどうする?」

 

「折角だがオレはここで日用品を買ったら帰ろうと思ってる。ごめんな、萌城」

 

「謝ることじゃないさ、んじゃまた明日ね!」

 

そして僕はコンビニから出た。

入れ違いのタイミングで堀北鈴音が入っていったが、こちらに目を向けていなかったので同じクラスの人間ということには気づいていないのだろう。

まぁ、あのタイミングの堀北であれば気付いていても話しかけたりはしないだろう。だって孤高(笑)だし。

 

さて、何となくでコンビニから出てしまったが日用品を買い忘れた。

スーパーに無かったら帰り道に再びコンビニに寄るとしよう。

 

それにしても今履いているローファー、ダッシュシューズ並みに履き心地がいいな。ちょっと走ってみるか、もちろん加減はするよ?じゃないと地面に罅割れが入るだろうしさ。




急に失速しました。
キャラの口調が安定しないんだわさ。
一応キャラ崩壊タグ入れたけど...。

あと「よう非」の更新については私の活動報告に載せてあるので気になりましたら見てくださいねー。
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