神々の残されたもの達~狂気の沙汰ほどなんとやら外伝~   作:白ノ兎

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ダラーん


死の宣告!

「なあなあにい~?」

 

「…何?六花?というか今授業中なんだけど話しかけないでくれるかな?」

 

「いいじゃんいいじゃん聞かなくてもわかるし」

 

「それお前だけだからね?」

 

「……」

 

 少し訂正しておくが僕と六花は隣同士でもなければ前後の席でもない、六花の席は僕から見て2つ席を挟んで右斜め後ろだ、もちろん声は先生に駄々洩れである…この女いかれているのか?

 

「コホンッでは蛍野くんつg「27」…正解だ」

 

 そして即答していくスタイル正直嫌いじゃない…噓、死ねばいいと思う

 

「先生それと問2なんですが21じゃなくて22ですよ」

 

 そして追撃、効果は抜群のようだ

 

 授業が終わり先生が帰っていくがその後ろ姿は少し憂鬱を感じさせるものだった…哀れ

 

「に~い~!」

 

 その元凶が話しかけてきた

 

「何?」

 

「第二文芸室しゅーごー!」

 

「はい?」

 

 六花はそう言い残し日向さんと羽川さんを連れて教室を出て行った

 

「…第二文芸室?」

 

 第二文芸室、通称怪談室、暗く一通りの少ない廊下を進んで行くと奥にポツンと部屋がありそれが不気味で更に数々の怪奇現象が起きることから肝試しの名所にもなっている、噂ではそこは昔墓所の一部で成仏できない霊達がさまよっているんだとか、さて話は戻るがそんな第二文芸室に何故僕が呼ばれたのか…告白?無い(即答)

 馬鹿か仮に100000000歩譲って告白だとしたら趣味悪すぎるだろ!?後は…まさか僕消されるの?死後くらい友達作れって?やかましいわ、いや…そもそも消されるって考えがよくない今まで近くで親友としてやってきたしまだ何もやってないぞ!消される覚えが…なくはないのが悲しい…

 

 さっきから消される消される言っているが普通の人に話したら大袈裟なとあきれられるだろう、しかし蛍野六花

は消すと言ったら消すそれだけのことを平然とやってのける危険性があるのだあの時のように…

 

 どうする?行くか?いや逃げたら興味を失われて終わりだそれだけはあってはならない、

 

「行くしか選択肢がないか…」

 

 六花のやつは僕がとある目的のためにこういう事断れないの知っててお願い(強制)をしてくる、相変わらず性格が悪い、だから去年学年の性格が悪そうな人ランキング女子部門第1位なんだよ…ちなみに僕は男子部門第3位だったりする…何故だ

 

 

「はあ…行くか」

 

 そう言って僕は重い足取りで第二文芸室に向かった

 

「お邪魔しまーす…ってあれ?」

 

 

 第二文芸室の扉を開くと六花ではなく意外な先客がいた

 

「牧畑くんと平咲さん…?」

 

「…ああ、蛍野の下僕か」

 

「……」

 

 違います

 

「なんで2人がここに?」

 

「…何故か蛍野のやつに呼び出されたんだ」

 

「あたしも」

 

 六花がこの2人…いや、僕含め3人を呼び出した理由か…

 

「ごめん、ろくな理由が思いつかない」

 

 

 

「同感だ」

 

 

 

「最悪ここでまとめて消されるかもねウケる」

 

 

 

 ウケねえよ

 

 

 

「まあ冗談だけど、安心してよ今日はあたしたち死なないから」

 

 

 

「それはご自慢の予言か?」

 

 

 

「そうだけど?」

 

 

 

「だったら完全に安心することはできないな、何故なら貴女の予言は2割外れるんだろう?」

 

 

 

 そう平咲さんはさんの能力『予言者』だがその能力は文字通り予言し物事の未来を当てる能力だこれだけ聞くとシンプルな能力は強いを体現する強いだけの能力だがしかしこの能力には欠点があり牧畑くんの言った通り予言は2割、きっかり2割外れるまあ…8割当たるだけで十分すごいんだけど

 

 

 

「8割は当たるんだからいいでしょ別にそれとも何?あたしにいちゃもんつけたいだけだったりする?ウケる」

 

 

 

「そんな低能な考えしかできないとは滑稽通り越して哀れだな」

 

 

 

「はあ?あたしが低能だったらあんたはなに?頭の中に綿でも詰めてたりする?」

 

 

 

「それは私が貴女未満と言いたいのか…?」

 

 

 

 おっと牧畑くん口調は冷静だけどこれはキレてるね

 

 

 

「そうだけど、え?まさかそれもわからないくらい馬鹿だった?ごめんごめん今度からあんたの知能に合わせて会話してやるよ」

 

 

 

「~~~っ!」

 

 

 

 やめてあげて!もう牧畑くんの顔般若みたいになってるよ!

 

 

 

プルプル肩を震わす牧畑くんしかし

 

 

 

「…はっ!今日はいつもに増して喋るじゃないか」

 

 

 

「はぁ?」

 

 

 

 突然の話題転換に意味が分からなそうな顔をする平咲さん

 

 

 

「なんとなくわかったよ貴女蛍野に呼び出された今現状に―『ビビってるんだな?』」

 

 

 

牧畑螺旋渾身の一撃がさく裂した

 

 

 

「……」

 

 

 

 平咲さんの顔を見てみる、あっ見なければ良かった

 

 

 

「図星のようだな、まあそうだよな普段群れに群れて女王様気取らないと生きていけない臆病者だもんな」

 

 

 

 いつもに増して饒舌に喋る牧畑くんと牧畑が一言喋る度オーラが濃くなっていく平咲さん、やばいこの部屋から逃げたい

 

 

 

「さっきも同級生に呼び出されただけで自分の生死の心配そして今も戯言垂れ流して現実逃避、内心ブルブル震えているんだろ?ウケる」

 

 

 

ブチンッ

 

 

 

「…はっ…ははは…あははははははっ!!」

 

 

 

 えっと…どうしたの?平咲さん

 

 

 

 急に笑い出した平咲さんに牧畑くんは気味が悪そうに眉をひそめる

 

 

 

「いや~牧畑ァてめえのことは元々眼中になかったし鬱陶しいハエくらいの認識だったんよ?」

 

 

 

 ハエ…

 

 

 

「正直これからも認識は変わらず嫌いなクラスメイトの1人くらいで終わるかな~と思っていたんだけどね…」

 

 

 

 これだけ見ると元々嫌いだった人に段々惹かれていったことを告白しているように見えるが忘れてはならないこの2人は犬猿の仲でありこの2人が結ばれることは天変地異が起きても絶対にないと断言できる

 

 

 

「まさかあんたがそんな面白いこと言えるやつだなんて全く思わなかったわ~これは認識変えないとな~」

 

 

 

そう言って牧畑くんを称賛(?)する平咲さんだがその目が全く笑ってない

 

 

 

「久しぶりにこんな笑ったわありがとうお礼と言っては何だけどとっておきの予言をプレゼントしてやるよ」

 

 

 

 そう言って平咲さんは牧畑くんに指を差し最悪の予言をする

 

 

 

「近い将来あんたは『蛍野六花に消される』それがてめえの運命だ牧畑螺旋!」

 

 

 

神々の残された者たち~狂気の沙汰ほどなんとやら外伝~第3話目にて主要人物の一人牧畑螺旋の運命が80%の確率で決まった瞬間であった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

予言という名の引き金を引いた平咲さんを前に遅すぎる戦闘態勢に入る牧畑くんそこにさらに遅すぎる登場の六花グループ!

 

そして好奇心で牧畑くんの問題に首を突っ込む六花に牧畑くんの隠された特技が発揮される!

 

 

 

次回!蛍野六花の敗北!…噓だろ…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回からはカクヨムかなろうで投稿!!
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