トレセン学園は婚活会場ではない   作:ウィナ

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トレセン学園のトレーナーは離職率が高い

トレセン学園のトレーナー…とりわけ1人のウマ娘だけを担当する所謂専属トレーナーは離職率が高いことで知られている。

特に中央トレセンほど離職率が高いとされているが何故そのようなことが言われているのだろうか?

 

日本の平均離職率はおよそ14〜16%と言われているがトレセントレーナーの離職率はおおよそ25%前後と言われている。

4人に1人がトレーナーを辞めていることになる。

さらにこれが新人トレーナーとなると5年以内の離職率は40%に迫ると言われている。

この事実が中央トレセンの人材不足に拍車をかけている。

 

原因については週刊誌などがトレーナー業がブラック企業顔負けの過重労働であるとか、先輩トレーナーによるセクハラパワハラが横行しているとか、成績不振ですぐに首を切られるとか色々好き勝手言ってくれているが内訳はもっとシンプルだ。

 

離職理由の8割が寿退社なのだから。

 

 

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ウマ娘という種族…厳密には同じ人類種なのでこういう言い方は避けるべきなのだがここではあえてこう言った表現を用いる。

ファンタジー作品とかで同じ人族であるエルフや獣人なんかを区別するようなものだ。

とにかくウマ娘は種族的に人間よりも動物的本能が強いと言われている。

人間が猿から進化する過程で退化した耳や尻尾と言った感覚器官がそのまま残っているのが理由の一つと考えられている。

 

自然界において行われる動物の繁殖行為は一般的に自分の種を残し、より強い個体を産むことにある。

故に同じ種族間であればより強い異性に個体に惹かれる本能を持つのは自然といえる。

これはウマ娘にも当てはまる。ウマ娘もまた自分より強い異性に惹かれやすい。

 

またトレセン学園に通うウマ娘はほぼ全員が中高生である。

いわゆる思春期真っ只中で恋に恋する子もいれば将来までをきちんと考えられるような子も存在する。

そしてトレセン学園に来るウマ娘は100%トゥインクルシリーズでの活躍を夢見ている。

 

そんな中でもし自分の夢に理解があり、その夢を叶えるために尽力し時には優しく時に厳しく二人三脚で歩んでくれる自分より強い異性がいたなら…

 

 

話をトレーナーに戻すがウマ娘のトレーナーは当然ウマ娘がトゥインクルシリーズで活躍できるように指導する存在だ。

レース知識はもちろん体の鍛え方やメンタル・ボディケアなどウマ娘の身体に関する知識を修めている。

そして子供ながら身体能力は一般的な大人以上にあるウマ娘たちが暴れたりする時のためにある程度以上に鍛える事が求められる。

当然だがウマ娘をサポートするべく学び鍛えた者が彼女たちの理解者であることは言うまでもない。

心技体全てを兼ね備えた一流でなければ中央トレセン学園のトレーナーとなることは出来ない。中央トレセンのトレーナーは狭き門なのだ。

新人であろうとエリートであることは間違いない。

 

トレーナーとはウマ娘の夢に理解があり、その夢のために尽力し時に優しく時に厳しく導くことのできるウマ娘より強い存在なのである。

ちなみにトレーナーの男女比は7:3と言われている。

 

 

やはりトレセンは婚活会場なのではないだろうか。

 

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