オリ主(あなた)がログインしました 作:バンクス
前書きでソードアート・オンラインプログレッシブの公開日を盛大に間違えてしまう。混乱させた方々すまんかったm(。>__<。)m
今回はアンケートがあるので御協力をお願いします。
「──助けてくれてありがとな。それで、色々と聞きたいことはあるんだけど……。まずは、どうしてキミがここに居るのか教えてくれないか?」
そうキリトに聞かれたあなたは予め考えておいた嘘の経緯を語って聞かせた。
転移門を見物していたら突然転移させられて気がついたらここに居た。そしたらキリトさんたちが戦っているのが見えて、そこの方がピンチに見えたので助けに入った。
「そうだったのか。改めて御礼を言わせてくれ──。スカルリーパーを倒してくれてサンキューな」
話を信じ素直に感謝するキリト。嘘をついたあなたの良心にダメージが入る!
実際は、あなたは自分の意思でこのホロウ・エリアの樹海エリア『セルベンディスの神殿広場前』に来たわけで……いや、予定外の事も起きはしたのだが……。
あなたとしては、転移門を使用し、ホロウ・エリア管理区に転移。管理区にあるコンソールを使用してキリトたちの居るはずである『セルベンディスの神殿広場前』に転移しようとしたのだが……。
何故か転移した先はホロウ・エリア管理区ではなく『セルベンディスの神殿広場前』だった。というのが真相である。
あなたはキリトさんには恩があるからこれで少しでも恩返しできたならよかったです。
と、嘘をついた罪悪感で若干引き攣った笑みを浮かべながら言う。
「恩だなんて、大袈裟だな」
肩を竦めてみせるキリト。
あなたはキリトに噴水から救出してもらい、アイクラッドの事を色々とレクチャーをしてもらった。
SAOの世界に来たばかりのビギナーであるあなたはその事にとても感謝している。その思いを伝えると……。
「ちょっと待って。あんたビギナーなの?」
フィリアがびっくりした様子であなたに声をかけてきた。
あなたは生フィリアに話かけられたことに感動と興奮と高揚を覚える。しかし、キリトたちと初めて対面した時のような反応をしてはフィリアを困惑させてしまうだろう。
あなたは自分の中で溢れる様々な欲求を抑えて、初対面の者がとるであろう自然な対応をとる。
初対面の者同士がとる自然な行動。それは……自己紹介だっ!
あなたは初対面のフィリアに名前を聞きつつ、先に自分の名前を名乗っておく。
不躾な質問で申し訳ないのですがあなたは? (一人称)は──といいます。みたいな感じだ。
「……フィリア」
「俺も名乗っておくよ。キリトだ」
「──がビギナーってほんとなの?」
あなたの知り合いであるキリトに確認するフィリア。
「この世界に来たばかり。という意味ではそうだな。ただ、ステータスはビギナーのものではないけど」
「どういうこと?」
キリトがあなたの方に目配せする。
あなたの事を話してもいいかという確認だろう。
あなたはこくりと頷き了承した。
「──は昨日、別のVR世界から来たんだ」
「昨日? 別のVR世界から? え……そんなことあるの?」
「事実だ。──以外にも別のVR世界から来たプレイヤーが2人確認されている」
「どうしてそんなことに」
「詳しい原因まではわかっていないけど、恐らく1か月前の75層攻略後にアインクラッド全体で起こった不具合が関係しているんじゃないかと俺は考えている」
「1ヶ月前……」
1ヶ月前という単語に強く反応を示すフィリア。彼女がホロウ・エリアに強制転移させられた時期と合致しているからだ。
何らかの関連があるのかもしれないとでも思っているのだろう。
「どうかしたか?」
「別に……。なら──のステータスがビギナーのものじゃないっていうのは」
多分フィリアが思っている通りである。あなたは、自分がこの世界に来る前の『世界』のステータスを引き継いでいる事を認めた。
「やっぱり。なら、さっきの巫山戯強さは、あんたが前居たVR世界でのステータス値がこの世界の基準では破格のものだったってことか……」
フィリアの解釈を聞いたあなたは内心喜んだ。フィリアの解釈はあなたにとって一番都合が良いものだ。
なんなら彼女が言わなければ、あなたは自分で言っていた。
しかし、キリトはどこか納得がいかなげな様子で顎に手を当て何かを考えている。
キリトのカンの鋭さを知っているあなたは冷や汗をかいた。
フィリアもキリトの様子が気になったようで。
「わたしの予想違った?」
「いや。ただ、ちょっと個人的に思うところがあっただけだ。気にしないでくれ」
「……そう言われると気になるんだけど」
「妄想の域を出ない話だから、今、話してもしょうがない。それより、だ。俺はやっぱりキミと戦わないといけないのか? できればしたくないんだけど……。俺がなにかしたのなら謝る」
「? ……あ。あーね……」
「もしかして忘れた……?」
「し、仕方ないじゃない。あんな化け物をソードスキル一発で仕留めるなんて常識外れなことを目の前でやられたら、誰だって、びっくりして頭から記憶の一つや二つ抜け落ちるわよ。だから全部、そこの白いやつが悪い!」
フィリアは、ばっとあなたを指さし、八つ当たり。
あなたとしては、ええ、助けたのに……。
と、釈然としない思いをしたかもしれないし。あるいは。
ありがとうございます!とフィリアに当たられたことに喜んだかもしれない。
あるいは他の感情……もうお好みでどうぞ。
「お、おう。それで、どうなんだ?」
「一つ、確認。あんた…いや。あんた達は本当にあいつらの仲間じゃないの?」
「あいつらって、誰のことだよ」
キリトには本当に誰のことなのかわからない。
あなたはフィリアの指すあいつらが誰のことかわかっていたが、両手の掌を上に向けてさぁとして知らないフリをした。
「……どうやら、本当みたいね。でも、見えてるんでしょ。わたしのカーソル」
「ああ、オレンジだな」
「それを見てなんで普通に話しかけてこられるの?」
「気にはなってたけど……まぁそれどころじゃなかったし」
フィリアの視線がキリトからあなたに移る。
あんたはどう思ってるわけ?ってことだろう。
あなたは、あの、まずオレンジってなんすか?と無知を装い訊ねてみた。
「ビギナーだからまだ知らないわけね」
「──。SAOではプレイヤーはシステム上で定められた犯罪を犯した場合、カーソルがオレンジに変わるんだ。そしてオレンジの中でも、この世界で最も重い罪。殺人を犯した者はレッドと呼称されてる」
キリトの説明にあなたはへぇと理解したように呟き。フィリアは何をやってオレンジになったのかを知っていながらも、オレンジになった経緯を訊ねた。
キリトはあなたのストレートな質問っぷりにギョッとし、フィリアの方を気まずそうに見つめる。
フィリアは覚悟を決めた顔つきになると、あなたたちを見据え、質問に答えた。
「……いいわ。……教えてあげる。……わたし人を殺したの」
「…………!」
息を呑むキリト。
対して、あなたはフィリアの事情を原作知識で知っていたので驚かなかった。
あなたはフィリアがなぜオレンジになったのか経緯を思い返す。
結論から言えばフィリアは人殺しでは無い。
1ヶ月前。ダンジョン探索中に、ホロウ・エリアに強制転移させられたフィリアは自分と瓜二つのアバターと遭遇。理解が追いつかず、錯乱したフィリアは自分そっくりのそのアバターに斬りかかり殺してしまった。
フィリアが殺してしまった自分そっくりのアバターの正体は、ホロウ・データ。アインクラッドのプレイヤーIDを参照して忠実にコピーしたAIだ。
ホロウ・データはSAOに実装される様々な要素のテストを行う秘匿エリアであるここ【ホロウ・エリア】でのテストを効率的に進めるための存在。
本来、ホロウ・データは元になったプレイヤーと遭遇しないよう元となったプレイヤーがホロウ・エリアに来たら自動的に消去される仕組みになっているのだが、1ヶ月前に起きたシステムエラーの反動で正しく機能しなかったためにあんな悲劇が起こってしまったのである。
その結果、フィリアは自分のホロウ・データを攻撃したことでエラーとして認識され、その上オレンジプレイヤーとシステムに誤審されてホロウ・エリアから出れなくなってしまった。
真相を知らない今のフィリアは『自分は本当の自分ではないのではないか?』という悩みを抱えている。
「……そういうこと。だから、わたしに関わらない方がいい。それじゃあ、さようなら……さっきは助けてくれてありがとう」
礼をいうとフィリアはあなたたちに背を向け離れていく。
「ちょっと待ってくれ!」
「なに? 関わらない方がいいって言ったでしょ」
キリトの必死な呼び掛けに足を止め振り返ったフィリアの表情は煩わしそうだった。
「それはわかった。ただもう一つだけ教えてくれ。ここはいったいどこなんだ?」
「……わからない。わたしは1ヶ月にここに飛ばされたんだけど。生き残るので精一杯で全然探索できていないから……」
「1ヶ月前!? まさか……クリスタル無効化エリアか?」
慌てた様子で右手でウィンドウを操作し転移決勝の使用が可能か確認するキリト。
「って、あれ。使えるじゃないか」
「ここの階層はわからなくなっているけどアイテムやメッセージは通常通り使える」
「転移結晶がないなら、俺のを分けてあげようか? いくつか持ってきているから」
「遠慮する」
「……キミは」
と、キリトが何かを言いかけたろころで。
『【ホロウ・エリア】データアクセス権限が解除されました』
……アナウンスが流れた。
「な、なんだ今のは」
突然流れたアナウンスに反応するキリトの右手に光り輝く紋様が浮かび上がる。そして、その紋様はあなたの右手にも浮かび上がっていた。
「あんたたち、それ……」
フィリアがあなたたちの手に浮かび上がった紋章を見て瞠目する。
あなたはワクワクしていた。
ここから始まるのだ。ホロウ・エリアでの冒険が!
■■■
キリトside
謎のアナウンスが流れた後、俺と──の手に浮かび上がった光る紋様。フィリアはこれと同じものがある場所を知っているらしい。そこに行けば何かわかるかもしれない。
場所を知っているフィリアに道案内を頼んだところOKをもらえた。
「けど、レッドであるわたしをそんなに簡単に信用してもいいの?」
「SAOの中で一緒に命懸けの戦いをしたんだ。それだけで十分信頼に値するさ」
それに、まだあってそんなに時間は経ってないけど、一緒に戦って話してみた感じ人殺しをするような子には見えないんだよな……。
──もフィリアに道案内してもらうことに抵抗はないみたいだ。
フィリアに案内され、樹海の森を歩いていく。
道中、俺はフィリアに色々聞いてみた。
このエリアはホロウ・エリアと呼ばれているようだ。フィリアも時期は違うが俺や─と同じように強制転移させられてここにきたらしい。
そして、俺たち以外にもホロウ・エリアにはプレイヤーがいるみたいだ。フィリア曰く、少しおかしなところがあるようだが……。
説明が難しいから実際あった方が早いって話だったけど、いったいどういうことなんだろう?
目的地はこの樹海のエリア全体から見渡せるであろう空に浮かぶ球体の真下。そこに俺と──の手に浮んでいる紋章と同じものが刻まれた装置があるそうだ。
紋様を持つ俺と──がいれば球体の中に入れるんじゃないかとフィリアは予想しているみたいだけど。
樹海の森を進んで五分くらいたった頃。
『規定の時間に達しました。これより適正テストを開始します』
またあのアナウンスが流れる。
そして。HOLLOOWMISSIONと表記された半透明の板、ウィンドウが現れた。
ウィンドウにはホロウ・ミッションについての詳細が書かれている。
HOLLOOWMISSION
樹海エリア・場所 飢えた獣たちの闘技場
南西の出口方面を目指して進み途中で行く手を阻むマッスルブルホーンを倒して出口前に到達することで己の実力を示せ!
このミッションを突破できれば適正テストに合格できるのか。なんか面白そうだな。それに、未知のエリアはやっぱりワクワクする。
目指している目的地も南西の出口方面を出た先にあるそうだし、ついでにホロウ・ミッションをクリアしてしまおう。
フィリアに周辺エリアで戦ったモンスターや状態異常とトラップの傾向を教えてもらい南西の出口方面を目指す。
道中、オーク型のモンスターと何度か戦闘になる場面があったが全部──が剣を一太刀浴浴びせるだけでモンスターたちは四散した。
それを見ていたフィリアが目を半目にして若干不満そうに呟く。
「……なんか──の戦闘を見ていると今まで必死に戦ってきた自分が虚しく思えてくるんだけど」
「……まぁ、気持ちは分かるよ。俺たちが普段戦闘でやっている分析、戦術、予測、連携。──の場合そんな事しなくても1回攻撃を当てさえすれば大抵のモンスターは倒せるみたいだしな」
「もう、あの強さはチートだよ。あ、そっか。他の世界のステータス値をそのまま引き継いでいるぽいし、実際チートみたいなものだよね」
「チートか……」
フィリアは──が別のVR世界のステータス値をそのままに引き継いでいると考えているみたいだが俺はそれに納得がいっていなかった。
SAOはユニークスキルのような一部例外はあるが、基本、公平性を守って運営されている。
別のVR世界基準のステータス値をそのままの数値で引き継ぐ。そんなゲームバランスを崩壊させるような事をあの茅場が許すだろうか?
それに、不安定な状況になっているとはいえ、カーディナルシステムが──のようなゲームバランスを崩壊させかねないイレギュラーな存在を見逃すとも思えない。
しかしだ。そうなると ──の強さは正規のものということになる。
ここからは俺の、妄想の域を出ない憶測になるが……
攻略組の俺とそれに匹敵する実力を持つフィリアが苦戦していたスカルリーパーをソードスキル一発でで仕留めてみせた──のステータスがカーディナルシステムが容認している正規の強さだとするなら──のアバターはSAOサーバーに用意されていた高レベルのスーパーアカウント
もしかすると──は運営の関係者なのかもしれない。
だがこれなら──がこの世界に初めて来た時、俺の名前を知っていたことも辻褄が合ってしまう。
本人はライトノベルの主人公の名前を咄嗟に呼んだと言っていたが、運営の人間ならSAOのサーバーにアクセスして、プレイヤーの名前と行動を追っていたとしても不思議ではない。
──がSAOの運営の関係者なら昨日あの時間場所に俺が居た瞬間を狙って落ちてきた可能性が高い。
ホロウ・エリアに来たのも偶然でもなんでもないのかもしれない。俺がここに強制転移させられた事もあるいは……。
俺に接触してきた目的があるはずだ。それがなんなのか今はまだ分からない。
この妄想がもしも正しかった場合も考えて──の目的を探るためにも今は関係を断つべきじゃない。
──。俺はキミがプレイヤー(俺たち)の敵でないことを祈るよ。
…。
……。
………。
■■■
キリト、フィリア、あなたの三人は順調に目的地へと進んでいき……。
途中現れたマッスルブルホーンもあなたが一撃で撃破し、ホロウミッションをクリア。
目的の装置のある場所まで無事たどり着き。光紋様を使い球体の中『ホロウ・エリア管理区』へと侵入することに成功した。
ホロウ・エリア管理区の中をキリトたちと共に調査し、コンソールと、形は違うが転移門らしきものを発見。
コンソールではホロウ・エリアのマップの確認やアクティベートした転移石(フィリアが見つけた紋様入りの装置のこと)に転移できるだけではなく、実装エレメント調査といいう武器や防具、スキル等をアインクラッドに実装するための調査とテストを受ける事ができる。
キリトが一通りコンソールを調べ終えたあと、あなたがコンソールを自分で確認してみたところ、ゲームのHFで制覇した実装エレメント及び転移石はリセットされた状態だった。
ホロウ・エリアレベルというレベル3にすれば強力な武器や防具をドロップするフィールドボスが現れるエリアレベルも初期化されていた。
転移門らしきものは実際転移門でアクティベートされている76層以降のアインクラッドの転移門へと転移することができる。
キリトがフィリアにまた来る、君の力になりたいと約束し、連絡先を交換した流れであなたもフィリアとフレンドになる事ができた。
そして、フィリアと一時の別れをキリトが告げ、転移門を使用。
キリトとあなたはアークソフィアへと帰還を果たした。
キリトくんのオリ主(あなた)への勘違いが加速世界(アクセル・ワールド)した!
Q実装エレメントが初期の状態みたいですが、オリ主が所持している実装エレメント性の武器(HFの実装エレメントをクリアして実装して全種コンプリートした武器)は使用することは可能ですか?
A可能です。
オリ主(あなた)の好みのタイプは?【今後のストーリーに関係あり】
-
キリト
-
クライン
-
エギル
-
アスナ
-
ユイ
-
リーファ
-
シリカ
-
リズベット
-
シノン
-
ストレア
-
アルゴ
-
フィリア
-
ユウキ