【急募】狩猟笛の正しい使い方【完結】   作:放仮ごdz

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どうも、放仮ごです。一応ライズ本編でこの小説は終わろうと思ってますがエルガド編もいるかな。どうだろう。

今回は前回の惨劇の後、血の匂いに引かれやってきたマガマガと主人公四人組の対決です。ナギが主役、かな?楽しんでいただければ幸いです。


【後始末】通常マガマガ討伐【悪逆無道】

・・・・・・・・

 

 

1:名無しのギルド所属ハンター

まさかこんなことになるとは…

 

2:名無しのガンランス使い

まさか百竜夜行撃退から帰ってくるなりお通夜とはね…

 

3:名無しのG級双剣使い

めんぼくないにゃ…

 

4:名無しのG級太刀使い(元)

あれだけ大口叩いてこの様だ…

 

5:名無しの転生者

いやあ、よくやった方だと思うよ?

 

6:名無しの鬼殺隊

リアルタイムでエスラの開いた掲示板で状況を見ていたが……相手が強すぎた、それに限る

 

7:名無しの魔導師

追い返して生還しただけでも褒められるべきだ

 

8:名無しのくだん

まさか若い頃にマガマガ討伐してマガド弓を完成させていたケイマお爺ちゃんがあんな最期を遂げるとは…

 

9:名無しの日向家次女

命を賭して惹き付けたレエムさんもすごかった…

 

10:名無しの49人目のマスター

俺、リアルタイムで見れなかったんですけどスレの阿鼻叫喚で察した…

 

11:名無しの霊媒師

熱線とかいう初見殺しにやられたキョウジ君も強かったけど、唯一弱点属性の武器持って来てたから真っ先に狙われたんだよね…

 

12:名無しのドンキンタロウ

まさか十分も経たず半壊されるとは思わなかったぜ

 

13:名無しのRS

>>11

ゴシャガズバアが融解して溶け落ちた時の絶望感たるや…

 

13:名無しのゼクトルーパ―

>>11

キョウジ君の死にざまは見ていてきつかった…

 

14:名無しの帝丹小学校6年生

ミクマリさんの傷はどんなものなのかしら?戦えるの?

 

15:名無しのくだん

>>10

リアルタイムは助言しようにもすぐ覆してきてそれはもう地獄だったぞ

 

16:名無しの鬼殺隊

>>14

至近距離でもろにあの爆発を受けて軽傷とは思えないな

 

17:名無しのG級太刀使い(元)

>>14

私はまだ戦える、そう思っているが(元)と書いているのが現実だ。装備は半壊し全身焼けただれて麻痺している。回復薬グレートをぶっかけてもこれだ。掲示板こそ可能だが、日常生活にも支障が出るだろうとの話だ

 

18:名無しのガンランス使い

火傷はヒビキのものと同じみたい。血塗れマガマガが接近すると燃えるアレ…

 

19:名無しのギルド所属ハンター>>1

ギルドの意向でハンター引退、遠出も体に障るからカムラの里で療養することになった。フゲンさんがいる里が一番安全だからな。百竜夜行を食い止められれば

 

20:名無しのG級双剣使い

私達生き残りで比較的軽症だった四人だけど、改めてアンテムをリーダーにでこぼこチームを結成してカムラの里に残って奴対策と百竜夜行に尽力することにしたにゃ。チーム名は私に決めて欲しいと言われたにゃ…責任重大過ぎて毛玉吐きそうにゃ

 

21:名無しのドンキンタロウ

50年前奴に滅ぼされたカムラの里が今や一番安全とは皮肉だな

 

22:名無しの帝丹小学校6年生

>>20

えっ、吐くの…?(ドン引き)

 

23:名無しの霊媒師

>>20

その毛玉ちょうだい!

 

24:名無しのG級双剣使い

>>22

>>23

吐かないにゃ!吐きそうな気持ちってだけにゃ!あと吐いたとしてもあげないにゃ!

 

25:名無しのくだん

人外って大変だよな…(遠い目)

 

26:名無しのRS

それで本題なんだがイッチよ。通常マガマガと戦うってマジ?

 

27:名無しの日向家次女

それ!気になってました!

 

28:名無しの転生者

後始末ってどういうことやねん

 

29:名無しのギルド所属ハンター>>1

後始末だよ。あの激闘で大社跡の血の匂いが凄まじいことになってる。血塗れマガマガは観測班によると何故か大社跡から寒冷群島に逃げたらしいから心配はないんだが、代わりに通常個体のマガイマガドが血の匂いに惹かれて現れた。それを討伐してほしいと言うクエストだ。もう受注して大社跡まで来てるところだ

 

30:名無しのRS

ああ、原作のマガイマガドか

 

31:名無しの49人目のマスター

大丈夫?ビシュテンゴみたくやばくなったりしてない?ただでさえ強いのに

 

32:名無しの魔導師

寒冷群島に逃げた…か。それにあの時の反応……

 

33:名無しの鬼殺隊

>>32

どうした、なにか思いついたのか?

 

34:名無しのG級太刀使い(元)

我々の戦いに何か不備が…?

 

35:名無しのG級双剣使い

私が気絶しなければもう少し何とかなったかもってことでしょにゃ…

 

36:名無しの魔導師

いや、寒い所に逃げた、全身に再生による炎を纏うのと嫌っている様に見えたことと、活動時期が秋から春ということからもしかしてと思ったんだが…あいつ、暑さに弱いんじゃないか?

 

37:名無しの日向家次女

身体が火照って逃げ出したということ?

 

38:名無しのギルド所属ハンター>>1

そうか、そういうことか。片足を引き摺っていることから移動には常に爆発を利用する。攻撃にも爆発を使い、そしてあの大爆発。あの鎧の様な肉体に熱が籠るのか。だから夏だと活動できない…そういうことか

 

39:名無しの転生者

さすが名無しの魔導師だ!

 

40:名無しのくだん

夏に引きずり出せれば勝機があるかもな

 

41:名無しの帝丹小学校6年生

…いや、多分あいつ、50年前に喰い殺した転生者のコピー能力持ってるよ

 

42:名無しG級太刀使い(元)

>>41

なんだと?

 

43:名無しのガンランス使い

>>41

そんな情報どこから?フゲンさんもその転生者の特典までわかってなかったのに

 

41:名無しの帝丹小学校6年生

話は簡単。毎年同じ授業でいい加減覚えたから私、授業適当にボイコットしてるんだけど、暇だから私のスマホで昔のスレまで遡ってみたらそれっぽいのがあった。その転生者は「星のカービィ」のコピー能力を持っていて、剃刀とか食べるとカッターを、みたいに食べた物をコピーする能力があったらしい

 

42:名無しのゼクトルーパ―

剃刀食べるって考えたくもないけど…

 

43:名無しのドンキンタロウ

意外と使い勝手が悪い特典だと見た

 

44:名無しの帝丹小学校6年生

で、英雄になろうとしたけど上位の捕食者のマガイマガドには通用せず無惨にも喰い殺された…で、ここで気になることがあった。その時のマガイマガドは特に普通のマガイマガドと何も変わらなかったのよ

 

45:名無しのガンランス使い

つまり……コピー能力を持つ転生者を喰ったことで、食べたモンスターや人間の能力をコピーする術を得たと…?

 

46:名無しの鬼殺隊

あの再生能力やナルハタタヒメを思い出すドーナツ電撃もそれか。あの爆発攻撃と大爆発はテオ・テスカトルのスーパーノヴァか…

 

47:名無しのRS

再生能力ってもしかしてあのしぶとかった豪鬼ラージャンなんじゃ…ミクマリ曰く以前のG級チームが戦った時はそんなことなかったんだろう?

 

48:名無しのギルド所属ハンター>>1

辻褄は合うな。………いや待て。ナルハタタヒメの電撃だと…?まさか

 

49:名無しのG級太刀使い(元)

あいつは雷神龍ナルハタタヒメが既に喰われているということか…?だが、百竜夜行は…!

 

50:名無しのG級双剣使い

忘れたのかにゃミクマリ。百竜夜行の原因はナルハタタヒメと巡り合おうとしている風神龍イブシマキヒコにゃ

 

51:名無しの鬼殺隊

つまり…ナルハタタヒメが喰い殺されたと知らないイブシマキヒコが捜して暴れ回ってるのが今の現状という事か

 

52:名無しの日向家次女

原作ブレイカーすぎない!?

 

53:名無しの転生者

…ナルハタタヒメの能力あるってことはイブシマキヒコ喰わせたら不味くね?淵源になるんじゃないか?

 

54:名無しの49人目のマスター

憎み血塗られし淵源マガイマガドとか考えたくないんだけど……

 

55:名無しの魔導師

それだけはさせては駄目だな。要警戒だ

 

56:名無しのガンランス使い

それはそうと、見つけたよマガイマガド。高台の上

 

57:名無しのギルド所属ハンター>>1

あ、ほんとだ。拡散弾で誘き寄せるからナギ、マシロ、ヒビキ。頼んだ

 

58:名無しのゼクトルーパ―

うわ。顔に当たった。痛そう

 

59:名無しのドンキンタロウ

心なしか、血塗れマガマガに殺された仲間の怨みをぶつけている様にも見えるぜ

 

 

・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

「グオアァアアアアアッ!!」

 

 

 高台から飛び降りてきて、古い家屋を踏み潰して咆哮を上げる怨虎竜マガイマガド。だけど、怖くない。アイアンランスを強化したシルムズランシアⅠと、骨銃槍を強化したボルボローダーⅠを構える。ヒビキに私に合わせて強化してもらった物だ。これがあるのもあるけど、憎み血塗られしマガイマガドに比べたら全然怖くない。

 

 

「わかっているな?憎み血塗られしの様な個体を生まないために、捕獲はなし。討伐だけだ」

 

「もちろんわかってるよバレット。…もう犠牲者は出させない!」

 

「生かしちゃ帰さん…!」

 

 

 やる気に満ちてるバレット、マシロ、ヒビキ。だけど私は違った。滞在中に仲良くなったキョウジ君の死に様を知らされた。必要以上に食い荒らして尊厳すら破壊した。許さない、許さない許さない許さない。

 

 

「ウアァアアアア!」

 

「ナギ!?」

 

 

 マガイマガドの突進と同時に突き出された槍尻尾とシルムズランシアⅠを激突。大きく弾き、吹き飛ばされる中でボルボローダーⅠを向けてフルバースト!マガイマガドの顔面を爆ぜさせてから着地する。すると怒りのままに紫炎を纏った前足を叩きつけてくるマガイマガド。

 

 

「ナギに続け!」

 

「さ!せ!る!かぁああああ!」

 

 

 しかしその一撃は飛び込んできたマシロが大剣でガードし、抜刀と同時に柄を爪に叩きつけて割ることで怯ませる。うわ、えぐっ…いつものマシロじゃない。私だけじゃないんだ、マシロも憤ってるのか。

 

 

「俺の笛の糧となれ」

 

 

 顎の下に禍ツ琵琶【封】Ⅰを滑り込ませ、馬鹿力で振り上げてマガイマガドをひっくり返すヒビキ。引っくり返した勢いでマガイマガドの巨体を殴り飛ばして岩肌に叩き付けた。相変わらずとんでもない力だ。倒れ伏すマガイマガドに、拡散弾が連続で叩き込まれて爆発に包まれる。バレットだ。

 

 

「…ナギ。怒ってるのはお前だけじゃない」

 

「ごめん。…来るよ!」

 

 

 起き上がると連続で紫炎の爆発を起こし、私達四人の周囲の空中を駆け回るマガイマガドに対し、私達四人は背中を合わせて構える。するとヒビキが演奏を始めた。

 

 

「バフかけるぞ」

 

―――――【攻撃力&防御力UP】

―――――【音の防壁】

―――――【体力継続回復】

 

「ありがとうヒビキ!」

 

「助かる!」

 

「これならいける!」

 

 

 三種類のバフがかかり、力がみなぎる。マガイマガドが空中に跳び上がり、急降下攻撃を仕掛けてくるが、ヒビキが禍ツ琵琶【封】Ⅰを立てて横に回転させる気炎の旋律で弾き返し、爆発も音の防壁で無力化。それに気付いたマガイマガドは逃走を試みたのかモンスターだけが入れる抜け道に逃げようとしたので、無防備となったマガイマガドの右肩に飛び乗り、二本の槍を思いっきり突き刺した。

 

 

「グガァアアアア!?」

 

「竜杭砲!竜撃砲…!」

 

 

 シルムズランシアⅠを突き刺して抉って固定しながら、暴れるマガイマガドに乗ったままボルボローダーⅠで竜杭砲、竜撃砲、砲撃、溜め砲撃と次々と叩き込んでいく。タイミングよくリロードするのも忘れない。引っ付き続ける体力も継続回復のバフがカバーしてくれている。

 

 

「ナギ!避けろ!」

 

「っ…!?」

 

 

 マガイマガドも私が離れないことに気付いたのか、岩肌に私を背中から叩き付けた。あまりの衝撃に吐血するが、離れない。レエムさんだって離れなかったんだ、離れてなるものか!

 

 

「グオアァアアアアアッ!」

 

「ぐっ、がっ、うあぁああああ!」

 

 

 暴れ回り何度も何度も右肩にいる私を岩肌に叩きつけるマガイマガド。逃がさない、絶対に逃がさない。逃がさなければマシロが、ヒビキが、バレットが、倒してくれる。あ、回復弾。バレットが的確に狙ってくれたらしい。感謝だ。掲示板でそれを伝える暇もないけど。

 

 

「どうしようバレット、ヒビキ、あんなに暴れられたら迂闊に攻撃できない…」

 

「マシロ、打つぞ!」

 

「うん!…え?ええぇええええ!?」

 

 

 すると信じられないものが飛んできた。マシロだ。後ろには禍ツ琵琶【封】Ⅰを振りかぶった様子のヒビキ。マシロを乗せて打ったらしい。滅茶苦茶だ。それに合わせて無傷のマシロも、滅茶苦茶だけど…一生懸命に大剣と太刀を構えた親友の姿が、かっこよく見えた。

 

 

「突き刺し太刀!」

 

 

 適当なネーミングの太刀の突きが、マガイマガドの背中に深く突き刺さる。左手で刺さった太刀を握り、ロデオの様に振り回されながら右手で大剣を大きく振りかぶるマシロ。振り回された衝撃すらも溜めた一撃が振り下ろされた。

 

 

「真・滅・激昂斬ッ!」

 

「グアガアァアアアア!?」

 

「今だ2人とも、退避しろ!」

 

 

 振り下ろされたその一撃はマガイマガドの背中を粉砕し、マガイマガドの悲鳴が上がるとそこにバレットの麻痺弾が何発も撃ち込まれて身体が麻痺し、動けなくなったマガイマガドから私とマシロは退避。禍ツ琵琶【封】Ⅰをまるで、前世で見たアベンジャーズのソーのミョルニルの如く高速て回転させたヒビキが身動きが取れないマガイマガドに迫る。

 

 

「気炎万丈・昇竜笛!」

 

 

 気炎の旋律と滅・昇竜笛を合わせた様な一撃がマガイマガドの頭部を下から粉砕。下顎を失ったマガイマガドは白目をむいてその巨体を倒れ伏した。

 

 

「やっ、た……」

 

「ちょっ、ナギ!?」

 

 

 討伐達成したと確信した私はそのまま気が抜けてバタンと力尽きる。さすがに無茶したな…マシロやウツシ教官から叱られるだろうけど甘んじて受けよう…ぐう。

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・

 

 

90:名無しのギルド所属ハンター>>1

俺、いらなくね?

 

91:名無しのくだん

>>90

え、援護は的確だから…(震え)

 

92:名無しの鬼殺隊

イッチがいなければナギも死んでいたし、必要だぞ

 

93:名無しの日向家次女

逃がしたらまた被害が増えると思ったのは分かるけど無茶しすぎだよ…

 

94:名無しのゼクトルーパ―

次は原作通りに行くなら恐らくヌシアオアシラですね…

 

95:名無しの帝丹小学校6年生

大丈夫?ビシュテンゴですらああなのにヌシとか

 

96:名無しの49人目のマスター

G級の人達もいるからどうだろう

 

97:名無しのG級太刀使い(元)

私も百竜夜行では裏方で手伝うつもりだ

 

98:名無しのRS

ヌシアオアシラって俺の記憶じゃ上位装備じゃないと普通にツーパンじゃなかったか…?

 

99:名無しのギルド所属ハンター>>1

ナギはひとまず無事だ。次の百竜夜行は気を引き締めることにするが…ヒビキがいるからあんまり心配はしてない

 

100:名無しの魔導師

血塗れマガマガがモンスターのやべーやつならヒビキはハンターのやべーやつだからな




特に異常はないけど形勢不利と見たらすぐ逃げだす普通のマガイマガドでした。掲示板組も転生者事情を探ったりただのにぎやかしじゃなかったり。

相変わらずのやべーやつ、本領発揮。頭がおかしい。

次回も楽しみにしていただければ幸いです。よければ評価や感想、誤字報告などもいただけたら。ここすき機能などで気に入った部分を教えていただけたら参考にします。感想をいただければいただけるほど執筆速度が上がります。
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