【急募】狩猟笛の正しい使い方【完結】   作:放仮ごdz

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どうも、放仮ごです。だいぶ前に建てていたフラグを今こそ回収する時。ヌシだらけの百竜夜行を相手に総力戦。楽しんでいただければ幸いです。


【我ら転生者掲示板】転生者の誇りにかけて【呉越同舟】

・・・・・・・・

 

 

1:名無しのガンランス使い

バレットを見送ったのはいいけど、そんなわけで新しいスレを立ててみました

 

2:名無しのG級双剣使い

真面目にこっちどうするかにゃあ

 

3:名無しのG級太刀使い(元)

せめて私が万全であれば…私は今回里守として参戦する。速射砲を上手く扱えるとよいが…とりあえず私の視点から生放送モードにするぞ

 

4:名無しの日向家次女

バレットさんからなにもないってことは忙しいんだろうなあ

 

5:名無しの49人目のマスター

うわあ、黒ずんだ傷だらけのモンスターの大群が押し寄せて来てる……

 

6:名無しのドンキンタロウ

正に絶体絶命、だな

 

7:名無しの霊媒師

ナギちゃんエスラちゃん、本当に気を付けてね…?

 

8:名無しのG級双剣使い

リーダーもエルヴァスもマキアナもいるから大丈夫にゃ!新生チーム「ラストホープ」の力を見せてやるにゃ!

 

9:名無しのガンランス使い>>1

私も、マシロがいるから大丈夫。ヒビキ達の分まで守るんだから!

 

10:名無しのG級太刀使い(元)

ハンターは私を入れても七人か。里守とフゲン殿たちがいるとはいっても、きついな。一方向から来るのが救いだが

 

11:名無しの帝丹小学校6年生

きついというか無謀ね

 

12:名無しのRS

ああ、加勢に行ければスナイプで援護できるんだが……

 

13:名無しのゼクトルーパー

世界の破壊者じゃないんだから無理ですよ……

 

14:名無しの魔導師

加勢か…

 

15:名無しの鬼殺隊

来るぞ!二時の方向、ヌシ・リオレウスだ!

 

16:名無しのG級太刀使い(元)

私が撃ち落とす!

 

17:名無しのガンランス使い

いきなり大技はやめてよね!

 

 

・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うおぉおおおおおっ!」

 

 

 まだヌシの群れが到達するまで猶予があると油断していた時だった。一匹の恐怖に駆られたヌシ・リオレウスが飛来し、邪魔な関門を破壊しようと特大火球を放たんとするのを、速射砲を全弾当てて撃ち落とすミクマリ。そこにアンテムとマシロが突撃し、インパクトクレーターと真・溜め斬りで撃破する。続けてバリケードを乗り越えてやってきたヌシ・アオアシラの横っ面にナギのガンランスのフルバーストが叩きつけられて吹き飛ばすも健在のアオアシラの一撃で殴り飛ばされてしまう。

 

 

「さすがヌシ、しぶとい…!」

 

「里守のみんな、気を引き締めてにゃ!一気に来るにゃよ!」

 

「ヌシ以外にもちらほら通常モンスターもいる…ウツシ教官!イオリくん!」

 

「任せてくれ!愛弟子!任務開始だ!よっしゃ、逃がさないぞ!」

 

「皆、頑張ろう!配置について!」

 

 

―――――ウツシ、出陣!

 

―――――イオリ、出陣!

 

 

 ナギがヌシ・アオアシラと鍔競り合いオトモアイルーとガルクの加勢で退ける中、マシロが狩猟設備で里のツワモノ達…ウツシ教官と、オトモ斡旋屋イオリとアイルーとガルクを召喚。ウツシ教官が構えの後、一瞬で広範囲に鉄蟲糸を張り巡らせてヌシではないモンスターたちを操竜待機状態にしてハンターたちが搭乗、ガルクとアイルーに翻弄されるヌシ・モンスターたちに一斉攻撃を仕掛ける。

 

 

「ヌシだろうがうちらをにゃめんなよ!」

 

「俺達はG級ハンター!手に負えないモンスターを狩るのが仕事だ!」

 

 

 ナルガクルガを駆るエスラと、ベリオロスを駆るエルヴァスがヌシ・タマミツネを叩き伏せる。

 

 

「ハンターの誇りにかけて!」

 

「元受付嬢の力を見せてやりましょう!」

 

 

 ラージャンを駆るアンテムと、ヤツカダキを駆るマキアナがヌシ・リオレイアを引き摺り下ろす。

 

 

「カムラの里は私達が守る!」

 

「ヒビキとバレットの帰る場所を守るんだ!」

 

 

 ティガレックスを駆るマシロと、オロミドロを駆ったナギがヌシ・ジンオウガを吹き飛ばす。

 

 

「次!ヒノエさん!ミノトさん!」

 

 

―――――ヒノエ&ミノト、出陣!

 

 

「「我ら姉妹、加勢致します!災禍を…払う!」」

 

 

 ウツシとイオリが撤退しハンターたちが躁竜を終えると、次に出てきたのはヒノエとミノトの受付嬢姉妹。ミノトが突風を巻き起こす突きを放ってヌシ・モンスターを怯ませていき、そこを里守たちのバリスタと大砲、ハンターたちの一撃が叩き潰す。しかしまだまだ溢れてくる。バリケードが今にも突破されそうだ。それを見かねたマシロは、危険を承知で暴れるヌシ・モンスターたちの間で放置されている狩猟設備を起動した。

 

 

「里長ーッ!」

 

 

―――――フゲン、出陣!

 

 

「よく呼んだ、マシロ!助太刀するぞ!我が太刀の前に平伏せ!」

 

 

 出てきたのは里長、フゲン。太刀を手に一閃し、いっせいに突入しようとしていたヌシ・モンスターたちを飛ぶ斬撃で斬り伏せる。掲示板で散々マップ兵器と呼ばれた所以である。

 

 

「里へは通さん!焔が如く、闘志を燃やせ!百竜夜行何するものぞ!!」

 

 

 しかしそれでも途切れずやってくるヌシ・モンスターたちに、今度は百竜刀を手にしたフゲンが周囲に斬撃を複数回放ち、最後に一際強力な一撃を浴びせて斬り伏せると、体力を消耗したフゲンとヒノエ、ミノトは帰って行った。

 

 

「よし、だいぶ減った!」

 

「いや、マシロ!今度は上だ!」

 

「なら…!」

 

 

 フゲンから狩猟設備の全権を預かっているマシロ。咄嗟に呼び出したのは最後の里のツワモノ。茶屋のヨモギだ。

 

 

―――――ヨモギ、出陣!

 

 

「おっまたせー!さぁさぁ!大暴れしちゃうよ!おりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃ!」

 

 

一緒に出てきた愛用の速射砲で猛烈な勢いで攻撃するヨモギがヌシ・リオレウスとヌシ・リオレイアの大群を撃ち落とし、ハンターたちと里守が攻撃。しかし地響きと共にヌシ・ディアブロスとヌシ・ジンオウガが群れで現れ次々と狩猟設備を破壊していき次々と里守たちが撤退していく。万事休すだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・

 

64:名無しのガンランス使い

いや無理!凄く無理!

 

65:名無しのG級太刀使い(元)

掲示板のみんなのおかげで敵の居場所は分かるが、数が足りない!

 

66:名無しのG級双剣使い

ツワモノたちも夢の跡だしにゃ!

 

67:名無しの帝丹小学校6年生

いくらなんでも多すぎるわ、どれだけヌシにしたのよあのマガイマガド…

 

68:名無しの転生者

それよりなんか人少なくない?

 

69:名無しの霊媒師

あれ、ほんとだ。なんで?

 

70:名無しのガンランス使い

もう駄目、第一関門が突破される…!?

 

71:名無しの魔導師

どうやら間に合ったみたいだな!

 

72:名無しのG級太刀使い(元)

なんだと!?

 

 

・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 瞬間、ヌシ・リオレウスの放った特大火球が何かに撃ち抜かれて爆散する。さらに上空から金色の斧を手にした金色の戦士が飛び降りてきてヌシ・リオレウスの頭をかちわり叩き落とし。

 ヌシ・タマミツネの放とうとしていた鬼火入り巨大泡を四角いバリアの様な物が囲って被害を押し止め、月が描かれた羽織を羽織って刀を手にした剣士が突進して刀でヌシ・タマミツネの頭部を叩き潰し。

 ヌシ・ジンオウガを和風のパワードスーツを身に纏ったまだ幼い少女のビームサーベルが叩き斬り、高速で動く何かが連続で体当たりを叩き込んで、一人の白い洋服を身に着けた少年の指示で炎の蛇がとぐろを巻いてヌシ・ジンオウガを燃やし尽くして撃破した。

 

 

「お前、たちは…」

 

 

 一部始終を間近で見ていたミクマリが反応すると、助っ人たちは背中を向けてヌシ・モンスターたち相手に構える。見れば崖の上にも何人かいた。

 

 

「名無しのRS(リアセキュリティ)…援護は任せろ!」

 

「名無しの~あっゴールデン!ドンキンタロウ!ゴールデンに行くぜ!」

 

「名無しの魔導師。コネを全部使ってなんとか次元転送でみんなを送り届けたぜ」

 

「名無しの鬼殺隊!月島流、月柱だ!」

 

「名無しの日向家次女!鬼姫がいざ参る!」

 

「名無しのゼクトルーパ―改めザビー。弱点部位を狙うなど朝飯前です」

 

「名無しの49人目のマスター!とそのサーヴァント、清姫!俺達(転生者)の責任だ、手伝わせてくれ!」

 

 

 元々はバレットの元に集った、戦えるスレ民が名無しの魔導師の力を借りて救援に駆け付けた。希望を胸に、ミクマリは速射砲を握る手に力を込めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ライダースティング!」

 

《RIDER STING》

 

《ヘイ!ヘイ!ヘイ!ヘイッ!カモォーン!キーンタロ斬♪キンタロ斬♪キーンタロ斬♪キンタロ斬♪》

「ゴールデンべアックス・釜底抽金!」

《必殺奥義!キン・タロ・斬!!》

 

 

 黄金の特撮ヒーロー二人の一撃がヌシ・ジンオウガを打倒する。

 

 

「月島流…富嶽鉄槌割り!」

 

「転身火生三昧!」

 

 

 月柱がヌシ・ディアブロスの角を叩き潰し、清姫が焼き尽くす。

 

 

「にゃにゃにゃにゃにゃ~!」

 

 

 その光景を横目にレイジネイル―を手にしたエスラが砦を駆け抜け、すれ違い様にヌシ・モンスターを斬り刻んでいく。転生者たちが加勢した者の数の差は未だ歴然。罠にすらかからない理不尽極まりないモンスターが数の暴力で攻めてきているのだ。まだ生きてるのが奇跡である。

 

 

「エスラ!無事か!」

 

「リーダーこそ、って…?」

 

 

 一番信頼している声に応えて振り向くと、スキンヘッドの頭から左目にかけて爪痕が付いてダラダラと血を流しているアンテムの姿を見て血の気が引くエスラ。

 

 

「生きて帰れたら眼帯が必要だな…」

 

「生きて帰すにゃ!絶対に死ぬんじゃないにゃ!お爺ちゃんや姉御の様なのはもう、沢山だにゃ!」

 

「だが実際問題…お前の増援だというあのおかしな連中がいても押し止めることができないぞ」

 

「それは…」

 

 

 転生者が加勢して幾分か楽になったが、ヌシ・ディアブロスとヌシ・ジンオウガが強すぎた。ハンターたちは秘薬で何とか耐えている状態だ。視界の端でドンキンタロウとヌシ・アオアシラが斬り合って互角の戦いを繰り広げているのが見える。転生者二人でヌシ一匹と戦える、そんな計算だ。あまりにも無理があった。

 

 

「せめてもう少し戦力があれば、な!」

 

 

 言いながらヌシ・タマミツネをハンマーで殴り飛ばすアンテム。空から襲ってきたヌシ・リオレイアはエスラが鬼人空舞で叩き落とす。もう限界だ、と肩で息をするエスラが自らに差した影に不思議に思い見上げると、翼に炎を纏った巨体のリオレウスが舞い降りてくるところだった。

 

 

「灼翼王…そんな、ここまで来て…」

 

「それだけじゃない、雪夜叉に滅雷刃…毒牢姫に塵魔帝まで…!?」

 

 

 ヌシ・モンスターに続くように現れた外天種に絶望するエスラ達。しかしエスラの脳裏に浮かんだのは、希望だった。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・

 

 

95:名無しのくだん

あっちのスレに行ってどうにかこうにか説得して連れて来たよ

 

96:名無しのG級双剣使い

にゃあああああああああああああああ!よくやったにゃあああああああああああ!?

 

97:名無しのガンランス使い>>1

すごい、ヌシを圧倒してる…

 

98:名無しのG級太刀使い(元)

これならば…!

 

99:名無しのくだん

なんでも、ヌシにされたモンスターには友人だった奴等もいるんだって。それを止めるために協力するって

 

100:名無しの灼翼王

淵虎竜は我らの仇敵、助太刀するぞ。今だけはな!




転生者参戦、外天種参戦。これでようやく互角です。転生者参戦させるのに苦言を呈す人もいると思いますが、バレットの人となりと築いてきた信頼関係の結果できた奇跡みたいなものだと思ってください。あともうひと戦力参戦させたいところさん。さすがに次に移します。

まさかのMVP名無しのくだんさん。人外には人外。

次回はヒビキ&バレットside。次回も楽しみにしていただければ幸いです。よければ評価や感想、誤字報告などもいただけたら。ここすき機能などで気に入った部分を教えていただけたら参考にします。感想をいただければいただけるほど執筆速度が上がります。

サンブレイク編はいる?

  • いる
  • いらない
  • ライズ編を続けてほしい
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