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45:名無しのくだん
というわけでキュリアに気を付けてください
46:名無しの灼翼王
情報感謝する。いきなり雪夜叉と音信不通になったと思ったらそんなことになってるとは…
47:名無しの転生先生
サンブレイクに入ったとは想像ついてましたがまさかそんな脅威があるとは
48:名無しの星雲龍
あの時のデカブツ……ガランゴルムもその影響を受けてたのか。まあ確かに普段見かけた時は大人しそうだったからどうしたのかと思ったが
49:名無しの転生ドス狗竜
あのギザミは別にキュリア関係なかったっぽいの笑える
50:名無しの滅雷刃
大地母蜘蛛と呼ばれてるクソデカいヤツカダキが恐らくその元締めで、モンスターを暴走させて疲弊したところを餌として回収することも承知した
51:名無しの転生大海の王
その世界ではないはずだが…俺達の世界にも出てくる可能性があるから用心しないとな
52:名無しの毒牢姫
私は多分毒牢で大丈夫だと思いますけど他の外天種の皆さん気を付けてくださいね…?
53:名無しの雪夜叉
ぐう…頭が痛い……虫に刺されたと思ったらいつぞや共闘してたやつらにぶん殴られてたんだがなにがあった…?
54:名無しの転生千刃竜
>>53
おおっ、雪夜叉、正気に戻ったか!
55:名無しの塵魔帝
無事でなによりだ!理性無くなるらしいから最悪弱体化して討伐されるかもと心配してたぞ!
56:名無しの転生赤甲獣
俺達転生者ならある程度抗える、……だといいなあ
57:名無しの雪夜叉
何の話だ……ぐう、あの狩猟笛使い思いっきりぶん殴りおってからに。手も火傷してるし体は昂ぶってるし本当になんなんだ
58:名無しのくだん
キュリアって言うモンスターの理性を飛ばして凶暴化させる毒を持つ小型モンスターがいて、雪夜叉さんはその餌食になったっぽいのだけどなにか心当たりあります?
59:名無しの雪夜叉
んあ?……あの虫刺されがそうか?チクッて感じただけで特に気にしてなかったんだが
60:名無しの転生傘鳥
気付かれずに暴走させてくるって恐ろしい事この上ないな
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「いやあ、三人とも無事でよかった!暴走した雪夜叉ゴシャハギが乱入してきたときは肝が冷えたよ!」
雪夜叉との死闘を制してエルガドに帰還するなり提督の下に向かうと、一足早く帰ってたらしいバハリが笑顔でそう言ってきた。テンション高いがなんかあったのか?
「変にテンションが高いがまさかキュリアを取りのがしておかしくなったわけじゃないだろうな?」
「まさか。キュリアも騒ぎにかこつけて逃げようとしていたけど無事捕獲完了だ!俺がこんな興奮しているのは暴走していたとはいえこの目で雪夜叉の戦いを目撃できたからさ!外天種の戦闘は貴重なんだよ。なにせ出くわしたら運よく見逃してもらえるか気が立っていて瞬く間に殺されるのかのどちらかだ。見逃された人間からはろくに情報を聞けない!やはりあれほどの力を持つモンスターは素晴らしい!いつか捕獲してじっくり調べたいね!」
「お、おう」
オタク特有の早口でまくしたてるバハリにドン引きする。…まさか転生者だとは言えないよなあ。するとナギが何かに気付いたようでおずおずと尋ねる。
「あ、もしかしてギルドにある外天種の生態調査クエストって…」
「もちろん俺の依頼さ!王国上層部に直談判でかけあって、危険性を説いて調査を依頼したんだ!いやあ、まさか実際に見られるとは思わなかったけどね!」
あのギルド本部にある危険度MAXなG級専用クエストこいつの差し金か。納得。
「現在早速、キュリアから毒を抽出して研究しているよ。外天種さえ暴走させるほどの毒だ、どんな効果があるのかちゃんと調べないといけない。特に人間に対してどんな作用があるのか調べないとね。人体実験するわけにいかないからかなり時間かかるけど!ああ、ウキウキワクワクが止まらない!しばらく眠れない日々が続きそうだ!ああ、生きてるってスバラシィー!」
「…バハリ。それもいいが、報告がある。猛き炎とフィオレーネよ。ルナガロンが城塞高地にて捕捉された。速やかに倒さねばならん」
ルナガロン。その名前にぴくっと反応する俺達猛き炎。二体目の王域三公にして俺達が最初に出会った王域三公、ついに来たか。
「ルナガロン…大社跡で相見えて以来だな。覚えてるか、バレット」
「ああ、結構色々あったがフィオレーネと初めて出会った狩猟だ。覚えてないわけがない」
「…付近にてキュリアが飛んでいたのと、巨大な足音が聞こえたと報告が入っている。十中八九、大地母蜘蛛もいる可能性が高い。用心してくれ」
「あ、忘れないでおくれよ。大地母蜘蛛に対抗するためにもルナガロンは捕獲してほしい。最悪狩猟でもいいけどね!」
バハリの言葉に頷く。忘れてないさ。ライゼクスと共に最重要ターゲットのひとつだろう。するとフィオレーネがなにか気になってたのかバハリに問いかける。
「…バハリ。今更だが、王域生物の縄張り拡大の黒幕はメル・ゼナではないのか?キュリアが異変の中心だと確信していいのだな?」
「いや、そこまではわからない。俺は大地母蜘蛛とキュリアだけが原因だとはとても思えない。メル・ゼナも無関係とは思えないし、もしかしたらキュリアを使役している元締めがメル・ゼナの可能性もある。なにせキュリアは有している毒やエネルギーが規格外とはいえ虫の域を出ないからね」
メル・ゼナ…俺はまだ見ていないが、王域三公の中で唯一の古龍。獄泉郷で観測されて以来姿を見せてないらしいが……。キュリアが還ろうとしていたあの大穴の下にいるのがメル・ゼナの可能性もあるのか。
「キュリアは単体ではやはり弱いのか?」
「うん、バレット。キュリアがこれまで生き残ってきたことには必ず宿主が存在するはずなんだ。その可能性が一番高いのはメル・ゼナ。そしてそれを利用しているのが大地母蜘蛛と考えるのが適切だろう。とにかくそれを探るためにもルナガロンの捕獲を頼むよ。俺も赴いてキミたちが狩猟している間にキュリアのサンプルを取るからさ」
「…バハリ。悪いな」
「気にしないで下さいよ提督。俺は現場に出る方が元気になるので」
「…うむ。猛き炎とフィオレーネよ、ルナガロンの狩猟…捕獲を頼む。バハリはキュリアのサンプルを」
…提督とバハリ、やはりなにか特別な関係を感じる。なにかしら秘密を共有してるっぽいがそれゆえの信頼関係だろうか。
「そうだナギちゃん。城塞高地に行く前にちょっと血のサンプルくれない?」
「ふえっ?」
するといきなりバハリに話を振られて間抜けな声を出すナギ。なんのつもりだ?
「いやね、盾で受け止めたとはいえあの一撃を受けてすぐ復帰できる肉体は興味深いなあって。あれ普通なら粉砕骨折じゃすまないよ?君のプロフィールを見た限り「何故か頑丈。病気にかかったことがない」ってウツシ教官の評価にもあったからさ。研究者として気になってね」
「いや、その・・・ごめんなさい。注射はちょっと…」
「そっかー。無理強いはしないよ、ごめんね」
生前病院にいたからかそれを思い出すものがトラウマになってるんだったか。しかしナギの「健康な肉体」の特典…は調べてわかるものなのだろうか。
「私よりヒビキを調べた方がいいと思う…」
「それはそうだね!ヒビキ、君もあの猛攻を受け流すなんてどんな身体してるのさ?血のサンプルくれない?」
「断る」
「君もか、注射は嫌いかい?」
「断る」
「……ヒビキね、瀕死の時にゼンチさんに点滴されてから注射が怖いらしくて……」
「…あのやべーやつに淵虎竜以外に怖い物があるんだな」
「案外かわいいやつだな」
バハリとヒビキの問答(?)を眺めながらナギがこそこそとフィオレーネと共に教えてくれた話に苦笑いを浮かべる。真面目にヒビキは一度調べた方がいいと思うけどな、うん。
ミクマリ回の時にちらっと出てた外天種関連のクエストはバハリの依頼だったという話。
次回も楽しみにしていただければ幸いです。よければ評価や感想、誤字報告などもいただけたら。ここすき機能などで気に入った部分を教えていただけたら参考にします。感想をいただければいただけるほど執筆速度が上がります。
好きな外天種はどれ?
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淵虎竜マガイマガド
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毒牢姫リオレイア
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雪夜叉ゴシャハギ
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滅雷刃ジンオウガ
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塵魔帝ディアブロス
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灼翼王リオレウス
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極断刀ショウグンギザミ
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星雲龍ネグレマガラ
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大地母蜘蛛ヤツカダキ