【急募】狩猟笛の正しい使い方【完結】   作:放仮ごdz

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どうも、放仮ごです。今回の題名はゼノブレイドとポケモンネタ。名言製造機ダンバンさんもいいけどディクソンさんの台詞も妙に印象に残るよね(ゼノブレイドプレイしてないと分からない話)

今回は復活のマシロ大暴れ。リオレウス君は犠牲になったんや……楽しんでいただければ幸いです。


【突っ込め猪】もうやめたげてよお!【朽ちた城に、王は眠る】

 落ち込んでいたところをついに復活したマシロに連れられてチッチェ姫からクエストを受けて二人でやってきた城塞高地。ここを観光名所にしてツアーしたいエルガド観光協会員からの依頼で、リオレウスが居座ってるので安全のため狩猟をお願いします、とのことらしい。

 

 

「二人だけで狩猟するのは初めてだな」

 

「そうだねー」

 

「厳密には二人じゃないのにゃ!」

 

「今度こそ守って見せますにゃ!」

 

「「ワオン!」」

 

 

 今回は俺のオトモアイルーのタマとオトモガルクのダンガン、マシロのオトモアイルーのユキとオトモガルクのヴァイスもついてきた。やっぱりガルクいると移動が楽だな。

 

 

「バレットはヒビキやナギとはよくコンビ組むけど、私…バレットに嫌われること、なんかしたかな?」

 

「いや嫌いってわけじゃないんだが……」

 

 

 原作主人公は古龍すら倒せる化け物って認識がなあ……こればかりは説明できない。

 

 

「やっぱり大剣と太刀を両手で振り回す女って怖いかな?」

 

 

 背中から引き抜いた大剣をぶんぶん振って悲しそうな顔をするマシロ。…まあ普通の人からしたらそうだろうな。

 

 

「いや、それはマシロの持ち味だろう。俺はそれを使いこなせるお前を尊敬しているよ」

 

「そ、そうかな?初めて言われたな、えへへへ…」

 

 

 嬉しそうにガルクの上で大剣をぶんぶん振り回すマシロ。あぶっ、あぶない。やめて。

 

 

「あ、ごめん」

 

「死ぬかと思った……そういやなんでリオレウスなんだ?」

 

「バハリさんから話しは聞いたけどライゼクスといつか戦うんでしょ?だったらライバルのリオレウスと戦っておけば予習になるかなって」

 

「動きも技もだいぶ違うけどな……」

 

 

 ゲーム的にはライゼクスの方が強いイメージなんだが、レウスは戦い慣れてるのもあるからなあ。灼翼王?勝てる気しません。翼に炎纏ってる上にブレスを利用して超高速で突撃してくるとかなに。どこぞの怪獣王かお前は。……転生者らしいし色も黒だし怪獣王参考にしたんかね。知らんけど。

 

 

「まあ空飛ぶ相手はガンナー以外は戦うの辛いから予習しといて損はないな」

 

「でしょ?それで、どこにいるのかな?飛んでたらすぐわかると思うんだけど」

 

俺の勘(マップ)によると城塞の中だな」

 

「本当に便利だね。さすがこれまで生き残ってきたプロハンター」

 

「クエスト達成より命を優先して逃げ出すのはプロハンターとは言わないのよな」

 

「そんなバレットだから私達は貴方にリーダーになってもらったんだけどね」

 

「???」

 

 

 腰抜けだから俺をリーダーにした?いや本気で分からんが。考えながら苔むした石橋を歩いて行く。しかし立派な造りだな。モンスターが闊歩してるのにほぼ原形を残しているのは先人の知恵故かな。っと、眠っている奴が見えて来たな。

 

 

「まあいい。いたぞ」

 

「ほんとだ。よーし。復帰戦だあ!じゃあ突っ込むからカバーよろしく!」

 

「お、おい!?」

 

 

 大剣と太刀を一息で引き抜き、軽々と逆手で構えながら突撃するマシロ。ずっと寝たきりだってのに衰え無しか、さすが主人公。こちらに気付いたリオレウスの放った火炎弾を、交互に大剣と太刀を振るって相殺しながらノンストップで突き進んだマシロはそのままリオレウスの目の前で跳躍、双剣の鬼人空舞の様な動きで乱舞を叩き込む。俺の援護いらなくない?

 

 

「ギャオアアアアッ!」

 

 

 するとリオレウスは空に舞い上がり、急降下して爪の一撃を繰り出す。マシロは太刀を納めて大剣を盾にして防御。大きく弾かれてゴロゴロと転がったところに追撃しようとしたリオレウスに狙撃竜弾をブチ当てて怯ませる。やっぱりザザミの時も思ったが通常個体より幾分か強いな。

 

 

「「ガウッ!」」

 

「喰らうにゃ、ネコ式撃龍槍!」

 

「閃光爆弾の技、にゃ!」

 

 

 立ち上がるマシロをカバーする様にガルク二匹が飛びかかって翼に噛み付いて高度を無理やり下げさせ、そこにタマが閃光弾で撃墜し、ユキが小型の撃龍槍を叩き込んで腹部を抉るとそのままオトモ達は各々の武器を手にたたみかける。

 

 

「いいぞオトモたち!電撃貫通弾だ喰らえ!」

 

 

 ライトボウガンを手に取り乱射。全身に撃ち込んで動きを鈍らせたところに、大剣と太刀を振り回して連続で斬撃を叩き込んでいくマシロ。リオレウスはオトモ達を振り払い一回転してマシロを薙ぎ倒すと飛翔。地面を炎上させる薙ぎ払い空中火炎放射を放って来てマシロは吹き飛ばされたので、咄嗟に回復弾を装填して撃ち込んで治癒する。

 

 

「あちちちち…ありがとう、バレット!」

 

「強化咆哮の術、にゃ!」

 

「ネコ式鉄蟲糸縛りにゃ!」

 

 

 ユキがバフをかけてくれて、タマが糸で拘束してリオレウスを逃げられないようにする。ならばと突進。大剣を両手でガッシリと握って構えて力を溜めるマシロに攻撃しようとするリオレウスを遮るように左腕のヘビィボウガンで殴りつける。

 

 

「貫通ヘビィナックル!」

 

「ゴアアアアッ!?」

 

 

 殴りつけると同時に撃ち込んだ弾丸が全身を貫いてリオレウスは絶叫を上げる。装甲の様な皮膚に普段包まれている内部を貫かれるのは効くだろ?

 

 

「いっくぞー!今出せる全力を……!」

 

「グギャアッ!?」

 

 

 するとマシロは勢いよく大剣をリオレウスの顔面に振り下ろし、その反動で飛び上がると太刀も抜いて回転、何度も何度も斬撃を叩き込む。

 

 

「金剛大大大車輪斬りィ!」

 

「ゴアアアアアッ……」

 

 

 頭部、背中、翼、尻尾を縦横無尽に回転しながら駆け巡り斬撃を叩き込み続けるマシロ。マシロのオリジナル技、金剛大車輪の強化版か。もうリオレウス反抗する意思も失って走り回って逃れようとするぐらい可哀想なほどボコボコにされてる。オトモアイルーたちのドン引きしてる視線が笑える。

 

 

「…さすがに捕獲にしてやるか」

 

 

 暴れ回るリオレウスの進路上にシビレ罠を設置。未だに上で回転し続けるマシロを乗せてよろよろと歩いてきたリオレウスは見事にシビレ罠を踏み抜いて身体を痺れさせ、マシロが新体操の如く着地するのを確認してから捕獲用麻酔弾を撃ち込んで眠らせる。見れば下は撃龍槍でぶち抜かれた傷跡が、上は端から端まで切り刻まれてズタボロだ。可哀想に。南無南無。

 

 

「あまり突っ込むな、また怪我したらどうする?」

 

「もうあんな不覚は取らないから大丈夫!……うん。私達のリーダーはやっぱりバレットしかないよ」

 

「いきなり、なんだ?」

 

「だって私達のことを第一に考えるじゃん。アヤメさんから実績が欲しくてチームメイトに無理させるリーダーも多いって聞いたよ。チーム全員が生き残る事を第一としていて、極力怪我させないようにサポートしてくれて、仲間を守るために身を差し出せるバレットみたいな人だから。私達は、バレットとチームになりたいって思えたんだよ」

 

「………お前がいない間、ヒビキとナギを守れなかったのに?」

 

「むしろ二人とも、バレットや他の人達も守れたから満足してると思うよ?フィオレーネさんはわからないけど…」

 

 

 原作主人公と一緒にいるのだからそう簡単に死ぬことはないと思ってた。だけどマシロが簡単に重傷を負って、現実だと思い知って、主人公のマシロの代わりに俺が守らないとって思ってた。…でもその必要はなかったんだな。

 

 

「守り、守られ……か。助け合うのが仲間だもんな」

 

「うん、そうだよ。さあ、どうせ二人とも頑丈だからもう起きてるだろうしエルガドに戻ろうか」

 

「ああ、そうだな」

 

 

 そんなこんなでエルガドに戻るなり、無事な姿で出てきたナギとヒビキにツッコんだのはしょうがないだろう。「健康な肉体」のナギはともかくヒビキは内臓潰れてたはずなのに回復薬飲んだだけで治ったってマジか。俺の腕も生えてこんかな。無理か。




相変わらずヒビキに次ぐ規格外っぷりなマシロ、完全復活。この子、どてっ腹に穴が開いてたはずなのに数日で復活してるって言うね。メル・ゼナ戦もマシロがいれば何とかなった説。

オトモ達いると結構有利になるんですけど、小説にすると描写が滅茶苦茶難しいからハンター一人か二人じゃないと出せないという裏事情。ゲーム的には一匹×4だけどそれでもむずい。

次回も楽しみにしていただければ幸いです。よければ評価や感想、誤字報告などもいただけたら。ここすき機能などで気に入った部分を教えていただけたら参考にします。感想をいただければいただけるほど執筆速度が上がります。

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