今回はヒビキVSルナガロンVSガランゴルム。一人だけ頭おかしいのはご愛嬌。楽しんでいただければ幸いです。
なんか北から爆発音が聞こえたが、ナギがゴア・マガラと戦い始めたのか?今の音でルナガロンとガランゴルムが刺激されてないといいが……
「えーと、クエストの依頼内容は…」
エルガドのクエスト一覧から持って来た依頼内容が書かれた紙を眺めながら歩く。依頼人はビビりな夜警団員。 城塞高地に霊が出るって噂が合って幽霊なんて信じちゃいないし怖くなんてないけど団長には秘密で代わりに様子を見てきてくれ、というちょっとわけのわからない内容だった。で、前任者が確認しに来たところ、ルナガロンとガランゴルムが縄張り争いしていたのが原因らしく逃げるしかなかったという。
「一匹だけでも厄介なのは事実だからな」
極断刀ショウグンギザミとネグレマガラと結構渡り合ってたガランゴルム、バレットを戦闘不能に追い込んだルナガロン。その二体が相手。バレットとマシロとナギには止められたが、相手にとって不足無しだ。歩くたびに聞こえてくる轟音と咆哮。そして吹き荒ぶ冷気と熱気。近づいている。わかりやすくてなにより。
「いたな?」
背中の器具に交差して挿し込むことで背負っている禍ツ琵琶ノ幽鬼ウラザと龍天笛ホルマゼンタを引き抜いてくるくる回して構える。目の前には、飛び付くルナガロンとそれを受け止めて地面に叩きつけているガランゴルム。ホルマゼンタをジャーンと鳴らすと二体はこちらに気付いて咆哮を上げる。
「俺の演奏を聞いて逝け!」
駆け出す。同時にガランゴルムが溶岩を纏った拳を振り上げ、叩きつけてきたのとホルマゼンタを合わせて相殺。ガランゴルムの巨体を大きく弾き飛ばすと、その隙間を縫うようにルナガロンが四つん這いで駆けてきて噛み付いて来たのに幽鬼ウラザを顎に叩きつけて殴り飛ばす。
「おらよっ!」
「キャイン!?」
幽鬼ウラザを振り上げた勢いで、勢いよく振り下ろしてルナガロンの頭部に叩きつけるとガルクの様な悲鳴を上げた。やはり振り上げた勢いで振り下ろすのは強力だな。同時にバフもかけることができた。
「グルオオアッ!」
するとルナガロンを踏み潰した溶岩を纏った右拳を爆発させると跳躍して空に舞い上がり、勢いよく急降下してくるガランゴルム。咄嗟にホルマゼンタをクルクルと高速回転させて気炎の旋律と滅・昇竜笛を合わせた様な一撃を下から叩き込んでその巨体を殴り飛ばして引っくり返す。
「気炎万丈・昇竜笛!からの
引っくり返ったガランゴルムの横から体勢を立て直したルナガロンが飛び込んできたので、狩猟笛二本を同時に横に構えてルナガロンの頭部と胴体に叩き込んで殴り飛ばし、鉄蟲糸を繋げて衝撃波を送り込んでダウンさせる。翔蟲が反応して集るってことは躁竜できるな。試してみたかったことやってみるか。
「躁竜、始めるぞ!」
翔蟲が伸ばしてきた鉄蟲糸を掴み、ルナガロンに搭乗する。暴れるので片手で鉄蟲糸を纏めて握ったままもう片手で握ったホルマゼンタで何度もボコボコと殴りつけて大人しくさせて操縦する。よしよし、最初から言うことを聞いておけばいいんだ。
「グルオアァアアアッ!」
「ウォオオオン!(涙目)」
ガランゴルムの突進からの拳の振り下ろしを、グイッと引っ張り身をよじらせて回避。爪の一撃をお返しに見まい、顔に引っ掻き傷を刻んでやり、二本足形態になると足を動かして蹴り付け、立ち上がろうとしていたガランゴルムを蹴り飛ばし尻餅をつかせて胴体に噛み付かせる。
「突進離脱!」
さらにルナガロンを突進させてガランゴルムに激突させ離脱、空中でガランゴルムに翔蟲が集ったのを確認して伸ばされた鉄蟲糸を掴み、今度はガランゴルムに搭乗。無理やり立たせてダウンしているルナガロンに向かわせる。
「オラア!」
拳を何度も振り下ろし、ルナガロンを打ちのめす。ルナガロンは立ち上がることもできずボコボコにされ、頭を下げて地面を抉りながら迫る突進から片腕を思いっきり叩きつけ、トドメに両腕で叩きつける連続攻撃という大技が炸裂。離脱するとガランゴルムはそのままルナガロンの尻尾を掴みビタンビタンと地面に叩きつけ振り回す中で砥石で狩猟笛二つの切れ味を戻す。…打撃武器の笛の切れ味ってなんだろうな。
「グルオアァアアアッ!」
ズタボロのルナガロンを足元に叩き付け踏みつけていると俺に気付いて咆哮を上げたガランゴルム。両腕のみならず頭も地面に突っ込み頭部にも溶岩と苔を纏った姿へと変貌、目が真っ赤に光り、口から蒸気を上げながら周囲に拳や頭突きを繰り出し水蒸気爆発を発生させながら迫りくるその姿は恐ろしいが、狩猟笛二本を振るって迎え撃つ。
「グルオアァアアアッ!」
すると水蒸気爆発で怯んだ俺を頭部でかち上げて、そのまま俺をを圧し潰しにかかるかのように力任せに両腕を打ち付け水蒸気爆発を発生させるガランゴルム。咄嗟に打ち上げられた時に狩猟笛を振るって演奏、攻撃力&防御力アップをかけて幽鬼ウラザを盾に受け止める。重い、が……。
「この程度で負けていたら俺は淵虎竜に勝利を収めていないんだよ」
力づくで押し上げて立ち上がると、ガランゴルムはそれに合わせて跳躍。急降下して両腕を同時に叩きつけてくるのでスライドビートで避けながら演奏する。
「グルオアァアアアッ!?」
「おい五月蠅いぞ。演奏は静かに聞きやがれ」
吠えて邪魔してきたので二連撃で狩猟笛を叩き込んで黙らせる。目に見えて怒り出すガランゴルムの拳を、気炎の旋律×2で弾き飛ばす。無駄だ、力任せに負ける程弱いつもりはない。
「うん?」
殺気を感じて見てみれば、ルナガロンも復活して物陰から俺とガランゴルムの隙を窺っている様だった。もしガランゴルムを倒せてもその瞬間を狙われたら困るな。同時に倒すか。ホルマゼンタと幽鬼ウラザの弦をぶつけ合い、相乗演奏を行う。
―――――【攻撃力&防御力UP】
―――――【音の防壁】
―――――【体力継続回復】
―――――【属性攻撃力UP】
―――――【攻撃力&会心率UP】
―――――【高周衝撃波】
全てのバフを一緒に行うと同時に高周衝撃波でガランゴルムにダメージを与えるのと同時に耳がいいルナガロンを刺激してこちらに突っ込ませる。バレットがやってた挑発方法だ。怒ったガランゴルムが拳を振り下ろして水蒸気爆発を発生させたのを利用し、天高く飛び上がる。
「―――
「グルオアァアアッ!?」
ガランゴルムの全身に鉄蟲糸をまとわりつかせてそれに沿うように、双剣を扱うがごとく打撃をその頭頂部から足、尻尾まで叩きつけて行き、ガランゴルムは撃沈。最後に勢いよく地面に打ち付けて宙に舞い上がるとこちらに突っ込んできていたかと思えば呆気にとられているルナガロンに鉄蟲糸を伸ばし、それに引っ張られるように回転しながら空中から突撃する。
「
「ウォオオオオオンッ!?!?」
まるで大砲の砲弾の如く、撃龍槍の如く。狩猟笛二本を突き出して回転、弦をぶつけ合って演奏しバフをかけ続けながら高周衝撃波を放ちつつ、怒涛の猛打撃を叩き込んで着地する。
「俺の演奏を聴いて逝けたんだ、光栄に思うんだな」
「グルオアァ……」
「ウォオオオン……」
ガランゴルムとルナガロンは一声吠えると倒れ伏し、俺は絶命したことを確認すると信号弾を撃ちあげて回収班を待つ。おっ、他の二人も撃ち上げたっぽいな。無事に狩猟を終えたらしい。さすがは俺の幼馴染たちだ。ゴア・マガラとティガレックスだったか。難なく倒せたならメル・ゼナ相手でもいい勝負はできるだろう。リベンジ、果たさないとな。
これで弱体化してるそうです(白目)
バレットは情報系悪知恵の強さ。ナギはメタ系フィジカル強さ。マシロは才能系強さ。ヒビキは 筋 肉 系 圧 倒 的 強 さ 。そんなイメージで書いてます。
次回も楽しみにしていただければ幸いです。よければ評価や感想、誤字報告などもいただけたら。ここすき機能などで気に入った部分を教えていただけたら参考にします。感想をいただければいただけるほど執筆速度が上がります。