【急募】狩猟笛の正しい使い方【完結】   作:放仮ごdz

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どうも、放仮ごです。数が多すぎてわかりにくという低評価をいただきましたので、ちょいと工夫してみました。普段読んでる掲示板小説だとこれでも少な目だからちょっと驚いてます。

今回はビシュテンゴ戦。楽しんでいただければ幸いです。


【まさかの強敵】慢心の権化のはずが…【山林の荒法師】

・・・・・・・・

 

 

64:名無しのギルド所属ハンター>>1

えー、今現在作戦のためにビシュテンゴを狩猟してるのだが…誰か助けてクレメンス

 

65:名無しのくだん

いやあ、戦闘経験豊富な鬼殺ニキやマスターニキが柱合会議と第六特異点攻略で出払ってるからなあ

 

66:名無しの霊媒師

ついでにRSニキもついに始まった原作攻略で他のスレにいるしねえ。魔導師の人いたでしょなんとかならないの?

 

67:名無しの魔導師

>>66

俺は対人魔法戦専門だ。知らん動きをするモンスターの対処は分からん

 

68:名無しのゼクトルーパ―

俺も一応戦闘経験あるけど基本下級ワームなんで…

 

69:名無しの帝丹小学校6年生

小学生に何を求めているのかしら

 

70:名無しの日向家次女

銃を使う宇宙人の相手だったら助けになれるのに…!

 

71:名無しのドンキンタロウ

同じく、脳人やヒトツ鬼の相手なら慣れているんだけどな

 

72:名無しの転生者

いやーまさか、柿をショットガンみたく礫にして飛ばしてくるとか誰も思わんわ

 

73:名無しのガンランス使い

あーもう、誰でもいいから誰か助けてー!?

 

 

・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 困ったことになった。大社跡で血塗れマガマガに警戒しながら狩猟することになった天狗獣ビシュテンゴ。血塗れマガマガを餌となる百竜夜行から遠ざけるために必要な腹袋を取るために狩猟に来たわけだが、所詮は下位に出てくるモンスターだと油断した。立ち回りが完全に上位だ。この世界に下位上位はあくまで人間の判断によるもので、今回はこいつしかビシュテンゴがいなかったからしょうがないとはいえ、強すぎる。

 

 常に一定の距離を取りながらデカデカ柿やドクドク柿を投げつけるのは序の口で、さらに性質の悪いことに木の上や石門の上など高所に常に陣取り、攻撃を届かせない。唯一有効打を与えられる俺の攻撃でさえ軽々と避けられてしまい、ヒビキの「光陰(こういん)振打(しんうち)」すら避けて一時的に無力化したほどだ。

 

 

「あの構えは…!みんな、防ぐんだ!」

 

「またあ!?」

 

「盾必要だねこれー!?」

 

「くっ…!?」

 

 

 さらには尻尾で掴んだ柿を高速で地面にぶつけて礫の様にしてショットガンの散弾の如く俺達四人に同時に攻撃する知恵まである。しかもその速さと威力は凄まじく、俺はネコ獣砲ニャノンに備えたシールドで、マシロは大剣で、ナギはガンランスとランスを縦に構えて、ヒビキは反射神経で笛で弾き飛ばしでしか耐えれない。約一名おかしいのは気にしないが、その頭おかしい奴でさえ攻めあぐねている。一方的に攻撃されるしかない。どこが慢心の権化だ。慢心せずして何が天狗獣かと言わんばかりじゃないか。

 

 

「きゃっきゃっきゃっ!」

 

「こんの…いい加減にしなさい!」

 

「むきゃー!?」

 

 

 木の上で逆立ちするビシュテンゴに煽られていると、ブチギレたらしいマシロが大剣をその場に突き刺し、居合の構えをして振り抜くとすっぽ抜けた太刀が横に高速回転して煽っていたビシュテンゴの頭部すれすれを掠り、それに驚いたビシュテンゴが体勢を崩して地面に落下。さらに頭をぶつけて、ようやくチャンスが来た。

 

 

「一斉攻撃だ!」

 

「全力握撃、ハンティングエッジ…!でやああああ!」

 

「突進…からのフルバースト!だっしゃあ!」

 

「音!撃!打!打!打!!」

 

 

 俺の王牙弩【野雷】での「扇回跳躍」で接近からのネコ獣砲ニャノンの竜撃弾が、マシロの大剣か太刀片方だけを全力で握ることで行使する「全力握撃」の大剣による「ハンティングエッジ」が、ナギのアイアンランスⅠでの突進からの骨銃槍Ⅰのフルバーストが、ヒビキの禍ツ琵琶【封】Ⅰによる猛連打「音撃打打打」が炸裂。

 

 

「うぎゃぎゃっ!?」

 

 

 禍ツ琵琶【封】Ⅰによる爆発も立て続けに起こり、吹き飛ばされるビシュテンゴだったが倒れそうになるのを尻尾で踏ん張ると尻尾で立ち上がり、柿を大量にばら撒いてきた。

 

 

「こんなもの!放散弾!」

 

「ぐっ…どこにこんなに仕舞って…!?」

 

「そう言うモンスターだからとしか言えないなあ!」

 

「むっ…奴は何処に!?」

 

 

 放散弾で弾いてシールドで防ぎ、大剣で防ぎ、ランスで薙ぎ払い、狩猟笛を回転させて防ぐ俺達だったが、目暗ましだったようでその間に姿を消してしまう。

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・

 

 

89:名無しのギルド所属ハンター>>1

どこにいった!?誰か見たか?!

 

90:名無しのガンランス使い

そんなことより私の知ってるビシュテンゴと全然違うんだけど!?

 

91:名無しの魔導師

木の上に逃げた様に見えたぞ

 

92:名無しのくだん

木が鬱蒼と生い茂るこのエリアで奴の動きを見切るのはほぼ不可能だな

 

93:名無しの霊媒師

昔のリオレウスを思い出すね、エリア外を飛んでて全然攻撃させないやつ

 

94:名無しのゼクトルーパー

アレと違って絶妙に攻撃できる距離にいるのがね…

 

95:名無しの転生者

尻尾をフルに活用して、滑空も利用して、さらに柿を最大限に武器にする…無理ゲーでは?

 

96:名無しの帝丹小学校6年生

一発でも当たったら致命傷の柿の散弾だけはどうしても防がないといけないわね

 

97:名無しのドンキンタロウ

どうにか地上に引きずり出してもすぐ立て直してくるのは厄介だな

 

98:名無しの日向家次女

もしかしてこのビシュテンゴも、血塗れマガマガみたいに転生者が影響してるのかな…?

 

99:名無しのガンランス使い

そうだとしたら面倒なことしてくれたね本当に!

 

 

・・・・・・・・

 

 

 

 

 

「ぐあああああ!?」

 

「バレット!?」

 

 

 掲示板に集中してたら背後に飛び降りてきたビシュテンゴの回転突撃をもろに受けて吹き飛ぶ。ナギが駆け寄り、太刀を拾ってきたマシロが大剣と同時に握って跳躍して襲いかかるが、ぐるんと回転して尻尾攻撃を受けて弾き飛ばされてしまう。

 

 

「ぎゃっ」

 

「マシロ!こんにゃろ…変則的デュエルバイン!」

 

 

 地面に転がったマシロを見て、クナイを柄にくっ付けたランスをぶん投げるナギ。ビシュテンゴは腕の翼で軽くランスを弾き飛ばしてすぐ横の地面にランスが突き刺さるが、ランスの柄のクナイと鉄蟲糸がビシュテンゴを繋いでその場に縫い止める。

 

 

「うきゃっ!?」

 

「今だ!ブラストダッシュ!からの竜杭砲!」

 

(めつ)昇竜笛(しょうりゅうてき)!」

 

 

 縫い止められたところにブラストダッシュで一瞬で接近、竜杭砲を胴体に突き刺すナギとブラストダッシュを素手で掴んで一緒について来て、その勢いで振り下ろして頭部に叩き付けた狩猟笛を地面から蹴り上げて相手の顎を打ち上げるヒビキの「滅・昇竜笛」が炸裂。かち上げられて、さらに空中に浮かんだところで竜杭砲が爆発。背中から仰向けに倒れて上空を仰ぐビシュテンゴ。

 

 

振打(しんうち)残響(ざんきょう)!」

 

 

 さらに狩猟笛を勢いよく振りかぶって振打を叩き込み、鉄蟲糸を伸ばして演奏を加え、ビシュテンゴの体内に追加ダメージを与えてダウンさせるヒビキ。いやえぐいな。

 

 

「さすがヒビキ!」

 

「畳み掛けるよマシロ!」

 

「さすがに弱ったみたいだな。麻痺弾!」

 

 

 背骨が折れた様な気がするが、とろみとまろみがあって苦みがある回復薬にハチミツを調合した回復薬グレートを飲んでなんとか回復した俺は王牙弩【野雷】で麻痺弾を連射。太刀と大剣を握ったマシロとランスとガンランスを握ったナギにタコ殴りにされていたビシュテンゴに炸裂させ、麻痺させる。

 

 

「ひっさーつ!金剛大車輪斬り!」

 

「フルバースト!アンカーレイジ突き!」

 

光陰(こういん)振打(しんうち)!」

 

 

 グルングルンと太刀と大剣を手に大回転して連続で斬撃を叩き込むマシロと、骨銃槍Ⅰのフルバーストの反動でアイアンランスⅠのアンカーレイジを発動したナギの渾身の一突きが炸裂、二人が離れたところに高速回転させた禍ツ琵琶【封】Ⅰが投擲されてビシュテンゴの腹部に炸裂。

 

 

「ぐえっ!?」

 

 

 短い悲鳴を上げて吹き飛んでいき、岩肌に叩きつけられるビシュテンゴ。そのままぐったりとなってあと少しだとわかる。

 

 

「拡散弾!」

 

 

 そしてネコ獣砲ニャノンに装填した拡散弾LV3を顔面に炸裂。ついに天狗獣ビシュテンゴは沈黙した。

 

 

「狩猟達成、かな」

 

「憎み血塗られしマガイマガドが乱入してこなくて本当によかった…」

 

「来れない理由とかあったのかな?」

 

「なんでもいい。早く回収班を呼んで帰るぞ」

 

「ああ」

 

 

 信号弾を上空に放つ。後方の回収班に向けた回収してくれという合図だ。その後、回収班が荷車を引いてやってくるまで周囲を警戒し、俺達は帰路についた。

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・

 

 

121:名無しのギルド所属ハンター>>1

なんとか狩ったけど…あれはなんだったんだ?

 

122:名無しの日向家次女

一応、転生者のモンスターの可能性があるかなと思ってそれっぽいスレ見て来たけどそんなことはなかったよ

 

123:名無しの転生者

サンブレイクにはビシュテンゴ亜種が出るらしいと前世で死ぬ前に聞いたけど確か爆発する松ぼっくり使うから違うはずだ

 

124:名無しのくだん

血塗れマガマガと同じ、転生者に対応して独自の進化を遂げた個体と見る方がよさそうだ

 

125:名無しの帝丹小学校6年生

あの怒涛の猛攻でようやく勝てるって相当よね

 

126:名無しの霊媒師

もしそっちの世界にいるなら私が霊媒して話を聞けたんだけど…

 

127:名無しのドンキンタロウ

これからもあんな強い個体が出てくるかもしれないな

 

128:名無しのゼクトルーパ―

>>126

便利ですね霊媒

 

129:名無しの魔導師

まさかと思うがロストロギア関係してないだろうな…?

 

130:名無しのガンランス使い

まあとりあえず、みんなお疲れ様!




こうすれば強いよなあっていうビシュテンゴでした。ライズのシステムもあるんだろうけど、XXをプレイしているとこんなことしてこないのが不思議でならない。

・ビシュテンゴ特殊個体
別に転生者でも亜種でもなんでもないが、血塗れマガマガの恐怖を知ってる故に戦い方を変えたビシュテンゴの個体。血塗れマガマガ以外を見下しているが決して油断はしない…と心がけているが性根はそう簡単に変えられず無意識に煽ってしまう。柿の礫が凶悪。

次回も楽しみにしていただければ幸いです。よければ評価や感想、誤字報告などもいただけたら。ここすき機能などで気に入った部分を教えていただけたら参考にします。感想をいただければいただけるほど執筆速度が上がります。
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