健康優良不良ウマ娘は三冠ウマ娘になれるか? 作:文章力皆無マン
頼むから忘れてくれ…
__京都競馬場
『大地が、大地が弾んでミスターシービーだ!! 史上に残る、史上に残るこれが三冠の脚だ!!!! ダービーに続いて物凄いレースをしました!』
『勝ち時計は3分8秒1! 19年ぶり、史上3人目の三冠ウマ娘であります_!!!』
三冠ウマ娘の誕生に沸く観客達の中で、一際目を輝かせて勝者に注目する尾花栗毛の小さなウマ娘がいた。名前はゴールドウイング。
わたしもミスターシービーのようなウマ娘になりたい……
少女は母と繋いでいた手を離し、精一杯ターフに身を乗り出して叫んだ。
「わたしも三冠ウマ娘になる!」
割れんばかりの歓声でかき消されてしまうであろう声だったが、果たしてその宣言はミスターシービーに確かに届いた。ミスターシービーは少女に向けてとびきりの笑顔を見せて応えると、ウイニングライブの準備に向かうため地下バ道に入っていった。
かくしてトウカイテイオーの終生のライバル、ゴールドウイングは走り始めた。
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最近節々が痛くなってきた体に鞭打って朝のパトロールをしていると、明らかなスピード違反をしているウマ娘を見つけて慌てて笛を鳴らす。
ピピ────ッッ!!
はいそこのウマ娘さん止まってねー、ってお前ゴールドウイングじゃねーかこのアホンダラ!
「また会ったな! ポリのじいさんもこんな朝から張り込みなんて暇人なんじゃねえの?」
今ちゃんと勤務中だっつーの! それとせめてオジサンと呼ばんかこの不良スピード違反ウマ娘!
「はいはい、オジサンオジサン。まぁなんだ、三冠ウマ娘を目指してる健康優良不良ウマ娘の俺に免じて許してくれや」
このまま行ったら前科持ちで三冠ウマ娘どころじゃないからな? それに時期的に考えてそろそろ入学式だろ!?
「そうそう、てなわけで追加のダッシュな!」
おい待てクソガキ_と言う前に彼女は走り去ってしまった。あいつがこの辺の道路でスピード違反をするのにももう慣れたものだし、このド田舎じゃ有名な話だ。それにしても、あんな小さかったガキがあの中央トレセン学園に行くとはな、まぁ不良になったのは余計だったが……と過去を回想しつつタバコを吸おうと思いポケットを探ったが、禁煙中で手元に無いのを思い出して手持ち無沙汰になったので自販機で買ったホットの缶コーヒーを一気に飲んだ。
_応援してるぞ、クソガキ。
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少しだけ時が経ち、入学式当日。
「やべぇやべぇやべぇ!!!! 入学式から遅刻しちまう!!!! うおおおおおおお、追い込みだコラァァァァァ!!!!!!」
ゴールドウイングは遅刻回避のために決死の追い込みをしていた。
と、いうわけでこれがほんとの0話です。
改めてよろしくお願いするッピ!
後々競走馬的なエピソードもちょっとくらいは投稿してみたいですねぇ!
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