鋼鉄の艦隊~蒼海の重騎兵~(更新停止)   作:正海苔

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レギオン「作者は何処にいった(怒`・(ェ)・´) 見つけたらただじゃおかない」
乗組員妖精A「艦長、見つけましたぜ、どうしましょ殺ります?」
レギオン「いや生かしたまま連れて来い、間違っても殺すなよ」
乗組員一同「∠( ゚д゚)/了解しました」

作者「やばいな・・・みんなお目目が真っ黒、ヤンデレも逃げ出す勢いの殺意剥き出しになっているよ。どうしましょ(ノ)゚Д。(ヽ)Oh!NO!」

「蒼海の重騎兵」の由来
騎兵=船
弓=ミサイル、航空機
槍、剣=火砲、魚雷



プロローグ
終わりの始まり、すべては振り出しに戻る


 

 ここに、ある通信傍受を専門する部隊が。それを記録して書き留めていた。1枚の報告書の日付ははじめて超兵器が撃沈された直後によるもので、内容にはこう書かれていた。

 

 ”この世界のすべてが、我々の前に超兵器をもって立ち塞がろうとする者が存在する者あらば、我々は元の世界への帰還を果たすために、あらゆる妨害や抵抗は、武力を持ってこれを排撃し撃滅する”

 

 ただその一文だけが、報告書に書かれていただけだった。()

 

 

もし、とある我々が住むこの世界の狭間に、もう一つの世界・・・・・すなわち"並行世界"という世界が存在し、その世界に住む人間が同じであるにも関わらず。その世界の歴史が我々のいた世界の歴史とは全く異なっているの事実なのだろうか?

 

ある1つの世界では、世界を裏から操る秘密組織。通称「灰色の大陸」によって発生した・・・。第三次世界大戦(2028~2046)通称”非核大戦”は、「灰色の大陸」とその命に従う国家群が共通する目的は、1つ。自分達の住む世界、並行世界への侵攻という世界征服を目論んでいたのは明らかであり、密かにこの世界に集められた並行世界の出身者達で構成した独自の組織。通称"第零遊撃部隊"という組織が彼らと敵対する組織の前に立ち塞がり、この世界の思惑に抗う意志と抵抗をみせた。

 

そして、18年の長きに渡った"非核大戦"は、「灰色の大陸」と平行世界への侵攻を目論んだ灰色の信奉者達が、建造した全ての超兵器を「第零遊撃部隊」という第三の軍事勢力によって撃沈された事…そして、第零遊撃部隊が保有する最強の切り札、平行世界から転移してきた者達で構成する第一特殊遊撃戦隊「ケルベロス隊」を投入し。縦横無尽にあらゆる世界を駆け回りながら敵と戦い、超兵器を撃沈していった。()

 

 もともと「灰色の大陸」という組織は、伝説の大陸「ムー大陸、アトランティス、パンゲア大陸」の古代国家の末裔である秘密結社「灰色の大陸」。そして米・英・露(連合軍)日・独・伊(枢軸軍)と達が信奉する組織で、その裏側では超兵器による平行世界への武力侵攻と、第零遊撃部隊への復讐を待ち望みながら。世界各国の裏側で再度、超兵器を建造し。新たに4隻の究極超兵器をグリーンランドの機密施設で建造、報復の機会を伺っていた。

 

 その艦名は…。超巨大戦艦「リヴァイアサンⅡ」、超巨大戦艦「 ヴォルケンクラッツァー・ツヴァイ」、超巨大戦艦「ルフトシュピーゲルング・ツヴァイ」、超巨大戦艦「 グロース・シュタット・ツヴァイ」。

 

 レギオンは幾度となく「灰色の大陸」の信奉者達と交戦を繰り返していき。敵味方の命をこの世界で散らせて、彼らはこの仕組まれた無意味な戦争で命を散らして行くなら…ふたたび現れる。「4隻の究極超兵器を撃沈する!」という強い意志を持って超巨大戦艦「リヴァイアサンⅡ」、超巨大戦艦「 ヴォルケンクラッツァー・ツヴァイ」、超巨大戦艦「ルフトシュピーゲルング・ツヴァイ」、超巨大戦艦「 グロース・シュタット・ツヴァイ」。の4隻を、グリーンランド島近海にて全て撃沈し。そして2度と、超兵器の建造が出来ないようグリーンランド島の機密建造施設を一切合切、跡形もないよう原型咎めることなく破壊した。

 

 だが度重なる連戦による損害により一度、補給修繕の為。基地へ撤収を図ろうとしたが・・・。”ある艦艇”が北極海近海の島で再建造(・・・)されているという機密情報を入手し道中、補給艦や工作艦などと合流しノルウェー北部にあるスヴァールバル諸島にて最後の補給と急場凌ぎな修繕を終え、「レギオン」は補給修繕に来てくれた艦隊と別れ。一路、艦をバレンツ海を経由して東進させた。

 

 

 目的海域は・・・北極海。()

 

 

鋼鉄世界 AD2045.12.31 ロシア連邦ノヴォシビルスク諸島北西部海域()

 

先のと合わせても二度に渡る。世界大戦や国家解体戦争とも言えるこの第四次世界大戦は、最後の敗残兵と言われている「灰色の大陸」主導の極秘建造計画艦、究極超兵器『超ヴォルケンクラッツァー・ツヴァイ』を撃沈する事により、この戦争を終戦に傾いていくことをただ待つことしか出来なかった。

 

まるで、この世界における全ての 役目を果たす(・・・・・・)ように…と。だが…まだその奥には超兵器ノイズが、その方向に向けて異常反応を起こしていたのは確か。だが、その方向を差し続けている場所は、流氷群が漂う北極海で罠の可能性もあったが。だがあえて、その目標に向け誘われていくように戦闘態勢を維持したまま。その海域へ針路を向けるため舵を取った。

 

最後の大戦とも言える。究極超兵器『超摩天楼Ⅱ』を撃沈する事により、彼らがこの世界に残された理由を薄々と感じ取るようになってきた。

まるで全ての 役目を果たす(・・・・・・)ように…と。だが…まだその奥には超兵器ノイズが。異常反応を起こしていたのか、ノルウェー北部にあるスヴァールバル諸島にて、最後の補給と簡単な整備を終え艦を東進させた。

 

 だが東進してすでに時刻は15時前、空にはオーロラ、海面には巨大な氷のかまりがぷかぷか浮いている。流氷群の中を航行して。少なくとも時間が過ぎていった。そして予想どうり。そのでかい氷山の周辺には多数の敵艦隊が残存しており、レギオンはすぐさま戦闘を開始した。 

 

「まさかと言っていいが、あの氷山の中に隠れてるかもしれない砲術長、試しに氷山に何発か撃ち込んでみてくれ、それ以外は周りに群がる敵を一掃しろ。戦闘航空隊は全機発艦せよ」

 

「了解です」

 

(おそらくやつはあの中にいる。そこまでして、連邦は俺達をこの世界から抹殺したかった…。だが、座して殺される理由にもいかないさ!やつを倒し、元の世界へ戻るぞ。)

 

『艦長、反応からして確実に近づきつつありますが、奴がいません』

 

「おそらくまさかと言っていいが、あの氷山の中に隠れてるかもしれない。仕方ない、砲術長!試しに主砲をあの氷山に何発か撃ち込んでみてくれ、副砲群や各兵装は周辺海域に展開する敵艦艇に向けて攻撃を開始してくれ!」

 

「了解です」

 

(おそらくやつはあの中にいる。そこまでして世界は俺達をこの世界から抹殺したかった…。だが、座して殺される理由にもいかないよ!今度こそやつを倒してやる。)

 

「氷山の中に電磁場及び重力場反応があります…それと。」

 

「副長どうしたん?この寒さで腹でも下したのか?それとも俺が間違って、副長のラーメンに入ってるワンタン。間違って食べちゃったことか?」

 

「やっぱり、艦長あなたでしたか…そうかそうか。うん?そうじゃないでしょ!?艦長、あの中からノイズの反応があります。」

 

 副長が示す先には、馬鹿でかい氷山があったにもかかわらず。超兵器特有のノイズが発生し続けていたのだ!

 

「やはりか、良し全砲門あの氷山に向けて嵐の如く、打ち壊しにかかれ。奴を確実にこの海の底に沈めるぞ!そして、必ず元の世界へ帰ろう!」

 

『了解しました、では早速取り壊しにか…「艦長、大変です!?超兵器の始動確認、来ます」あら、きちゃいましたか?艦長殺りますか?』

 

「やはりか、よし全主砲!直ちにあの氷山に向けて砲撃を開始せよ!艦載機は発艦可能な機体から順次、出撃せよ」

 

「おー、殺りますぜ艦長」

「各種兵装、準備良しいつでもどうぞ」

「俺達を元の世界へ帰さなかった16年分の怨み! 思いしれ!」

 

 自分達の目の前に堂々とする。究極超兵器こと”超ヴォルケンクラッツアー・ツヴァイ”を沈めれば、この戦争が終わり。本当の意味で元の世界へ帰れると信じきっていた。

 

 だが双方に損害が増え、戦闘が長引くにつれて、究極超兵器の戦闘が終盤に差し掛かかるころ。

 

 副長は次の命令を発する前になって、思いもしない事が迷い込んできた。こちらに無線通信が入ってきたことだった。よりにもよって、目の前で相手している艦の艦長からだった。

 

「貴官さえ…あの部隊さえいなければ! 我々はこの世界を全てを真の平和的に統治できたのに、何故貴様は我々の邪魔する。」

 

「それはこっちの台詞だ、なぜこの世界に飽きたらず。2度の復活を果たしたにも関わらず。我々の世界へと侵攻し、その世界を統治する意味があるのか?ただ敢えて言うならば、貴様ら世界連邦が目論んでいた野望は!ただの平和的の統治ではなく偽りの平和であり、恐怖と暴力の統治では無いのか?」

 

「今までの戦争で多くの兵が、多くの艦が沈んでいっただが。せめて貴艦らはこの世界の真実(・・・・・・・)を元の世界へ伝える訳にはいかない。この世界の暗く深い海の底で沈んでもらおう。」

 

「面白いオレ達か貴官のどちらが生き残るかこの一戦で決めようかじゃねーか、だがここで沈むのは俺たちでは無く、貴様よ!」

 

「その潔さ見事。ならば全力を持って我が艦こそ、真の究極超兵器だと思い知らせるまでだ。 全力を持って貴艦、鋼鉄の軍船「アイアン・オブ・レギオン」を沈めさせて頂く!」

 

 敵艦との通信が終わり。艦長は副長に顔を向けて、こう話していた。

 

「副長、このまま航海の指揮を頼む。俺は、主砲射撃管制所に行ってくるよ。向こうがその気なら、正々堂々と受けて立つまでよ。」

「了解です…が、それが艦長。ヤバいことに…レールガンがとうとう冷却不可能ラインの限界を迎えたようです。砲術長の話では、これ以上戦闘が長引くとあと、熱暴走起こし砲弾と弾薬庫が誘爆する危険性があると報告が来てます。射撃はあと1回が限度かと…」

 

 副長からの報告に耳を傾けていたが。艦自体は飛行甲板を含めて既に死に体であった。艦長は一度、深呼吸をすると・・・。

 

「やはり限界だったか、分かった。ここいらで腹をくくるか一世一代、玉砕覚悟の勝負に出るぞ。」

 

 艦長が主砲射撃管制所に着く頃には、敵”超ヴォルケンクラッツアー・ツヴァイ”が装備する最凶兵器「量子波動砲」を撃つ状態に差し掛かっていた。艦長は敵艦に向けて最後の”砲”を撃ち放つために射撃準備をしていた。だがそこへ不自然なことに、先程までの戦闘騒音の騒音が響いてこくなり、あたりは静寂になった。

 

 艦長は、既に無人とかしていた射撃管制室使用に到着し。コンソールを使用して、装填する弾薬や主砲射撃装置の確認を行い、射撃装置に設置されている照準鏡を覗くと。敵は船体ごと量子波動砲をはこちらに向けて、すでに発射体制が間近に迫っていた。そして、独り言かのようにこう呟き始めた。

 

「量子波動砲の砲身が確認できるな・・・。一発必中ならぬ 全弾必中(・・・・)か。ここで決着をつけるためにもね」

 

 そして艦長は、主砲射撃装置のグリップにある引き金に指を当て。目標に照準を合わせてからひと呼吸を置き・・・その世界の物語に決着を着ける為に、引き金を引いた。

 

 「一射一殺・・・・。っ撃ェェェェ!」

 

 レギオンから放たれた。36発の主砲弾のうちの3発が、量子波動砲の砲台と砲身に命中し究極超兵器「超ヴォルケンクラッツアー・ツヴァイ」は大爆発を起こし、瞬く間に海底へと沈んでいきはじめた。そして奴が最後にこの”とんでもない”言葉を残していった。

 

「今ここで沈めても、また必ず我々の様な(・・・・・)奴が必ずいる。せいぜい足掻くがいいさ」

 

「おい!それはどういうコトだ!答えろ!」

 

「それを教えては楽しみがないだろう・・・。フハハハハハハハ・・・・」

 

 

 この一言を最後に通信が途切れ、”超ヴォルケンクラッツアー・ツヴァイ”は大爆発とともに海底へと沈んでいった。そして2046年という新しい新年を迎えるのと同時に、ようやく第4次世界大戦”国家解体戦争”の終結を迎えた。

 

 そして・・・あの眩い蒼き閃光。光のゲートが開き始めた。

 

「艦長…ゲートが開きました」

 

「ようやくか…長かったなぁ。航海長、艦を光のゲートに突入させろ!」

 

「了解しました。」

 

乗組員全員が重症を負う中で、レギオン艦長は負傷していたが…声に出さずとも。心の中ではこう呟いていた。

 

(ようやく開いたか…後はこの艦の進むままだな。なんで 俺達(・・)だけがこの世界に残されたのか…今ようやく、分かった気がするわ。)

 

レギオンは国際周波数の軍用、民間無線に向けてこう口にした。

 

「恩知らずの世界よ。お前達には、我々の骨を持つことすら一生許されないだろう」

 

この通信を最後にレギオン達の存在は消えて、新たなる新世界へと旅立って行った。

 

レギオンが光のゲートを通過してはやがてその光が消えていった。

その様子を監視していた…連邦海軍の原子力潜水艦がこれを撮影し、上層部へ提出した。その数日後には世界連邦軍が、公式発表した内容は「叛乱軍将兵達は微塵の後悔することも無く(分かりきっていた結末)凄惨な戦死を遂げた…」という発表だった。

 

その数日後、新たに設立した政府組織。地球連邦政府は2046年1月15日をもって、第三次世界大戦終戦を宣言した。

 

そして、ここ日本…北関東にある太平洋を一望出来る。山の山頂には、ある石碑が設けられていた。そしてその石碑には感謝と敬意の言葉が彫られていた。

 

「第零遊撃部隊の兵士や乗組員はすべての世界国家の自由と開放のために戦うが、死ぬのは元の世界のためだけである。

                                    アイアン・オブ・レギオン乗組員一同」

 

 彼らが生きたその世界。レギオンの手で、この世界に再度出現した。5隻の究極超兵器”リヴァイアサンⅡ・摩天楼Ⅱ・蜃気楼Ⅱ・大都市Ⅱ・超摩天楼Ⅱ”はそれぞれ全艦撃沈し、その全てが水面の底へと消えていった。単艦にて航行中、突如として消息を絶ってしまった。

()

 だが、一つだけ言えることはあった。

 

 彼らがこの世界に生きてはその世界の物語りは終わり…この世界における持ち過ぎた ()を携えて。違う世界(・・・・)への旅立っていった。

 

 だが・・・その世界において極めて危険な驚異(・・)は、その新しい世界においておける。救いの導き手になるのか?それとも破滅の導き手にとなるのかは、そしてその艦は。そこからまた新たな物語が始まるとは、その時はまだ誰も知らなかった。

 

そしてこの世界での物語りの終わりはまた違う世界(・・・・)での始まりでしかに過ぎないのだから…

 

 

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