図書庫の城邦と異哲の女史   作:小沼高希

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EU4の選択肢っていいですよね。つまりはそういうあれです。図書庫の城邦側の視点整理も兼ねています。

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選択肢

 

奇妙な女性

 

図書庫の城邦にある大衙堂へ、学びを求めて二人の来訪者が現れた。少年の方はともかく、女性の方はどうにも奇妙であった。言葉に異国めいた訛があるものの、文書作成において効率的な表現方法を編み出しているという。今までの文字の羅列よりは見やすいと一部の司士や司女からの評価もある。しかしながら、このようなものを取り込むことは今までのやり方を変える必要を招くかもしれない。

 

 

 

不可解な行動

 

司女見習いとして働いている女性が、どうにも奇妙な行動をしている。工房に奇妙な鋳造品を発注し、かつて我々の敵であった男性の娘のもとに通っている。信頼できる書字長が言うには新しい方法で本をつくろうとしているらしいが、それは恐ろしいことなのではないだろうか?

 

また、彼女には異国との内通者であるとの疑惑がかかっている。そのような危険人物をこれ以上自由にさせておくことは危険を伴うことを忘れてはならない。

 

 

 

晩餐での演説

 

その計画は事前に書字長から聞いているとおりであった。金属で文字ごとの版を作り、それを用いて本を刷ろうというものである。しかし、それは同時に社会的混乱をもたらしかねないと彼女は言った。これを完成させるためには時間と資金が必要であると言うが、実現するかは未知である。

 

 

 

正体不明

 

彼女はどこから来たかもわからない。真に我々の味方となるかもわからない。しかしながら彼女の求めるものは十分提供可能なものであり、その叡智は想像を超えるものかもしれない。

 

 

 

印刷装置の完成

 

金属文字版によって、紙に読みやすい文字が刷られた。彼女の努力によって、誰であっても比較的容易にこの機構を扱えるようになっている。これは大規模な本の流通を可能にするのだろうか?

 

彼らは自分なりの方法で日々の糧を手にするだろう。たとえ紹介状があったとしても、彼らに全てを提供する必要はない。

 

この判断は直ちに影響を与えない。

収穫物の統計をまとめる人手が足りていない。あの収穫報告を作った腕であれば問題なく仕事はできるだろう。

 

イベント「新人の紹介」が発生。

この図書庫の城邦では学徒の労働力は強く求められている。彼らの能力は衙堂でなくとも活かすことができるだろう。

 

この判断は直ちに影響を与えない。

適切な「手法」を用いれば、真実を語らせることはできるだろう。しかし、場合によっては彼女を味方につけることは諦めねばならなくなる。

 

イベント「拘束計画」が発生。

なにか大きな事をするのであれば、無関係ではいられない。それよりも先手を打って、我々の側に取り込むことを試みるべきだ。

 

イベント「晩餐への招待」が発生。

彼女が何を試そうとも、恐らくは上手くいかないだろう。下手に手を出さないほうが賢明というものだ。

 

この判断は直ちに影響を与えない。

発想自体はそう難しいものではない。彼女がやらなくとも、他の誰かがやるだろう。ならば多少の銀片は初期投資としては悪くない。

 

この判断は直ちに影響を与えない。

それらしい事を並べて銀片を手に入れようとする人間は絶えることがない。彼女がそのような人間でないとなぜ言えるだろうか?

 

この判断は直ちに影響を与えない。

少し本が楽に作れることと引き換えに、書字生の職が大きく失われることはあってはならない。人が技術のためにあるのではない。技術が人のためにあるのだ。

 

イベント「夜道では警戒を怠るなかれ」が発生。

たとえ彼女が我々の敵に回るつもりであれば、最初からそうしているだろう。それよりもその知識を活かしてもらおうではないか。

 

イベント「彼女は誰のものに」が発生。

彼女の知識についてはわからないことが多い。そして賢人であっても良い職人であるとは限らないのだ。今はまだ彼女の能力を見定める時だ。

 

この判断は直ちに影響を与えない。

誘惑に乗ってはならない。その先に待つのは破滅だけである。幸いにも、今ここにいるのは口の固いものだけだ。

 

中確率でイベント「行方不明」が発生。

低確率でケトが生存する。イベント「世界の敵」が発生。

低確率でキイが生存する。イベント「世界の敵」が発生。

ある程度の銀片があれば、彼女の努力に報いるのには十分だ。一度手に入れてしまえば、複製は難しくないだろう。

 

イベント「複製品」が発生。

この機構は本を刷るために設計されたが、他にも使えるのではないだろうか?衙堂や図書庫における活用についても考える必要があるが、そのためにはまずはこの機構の限界を見極める必要がある。

 

この判断は直ちに影響を与えない。

実際に完成して、はっきりとわかった。この技術は恐ろしいものだ。情報と知識はきちんと統制されてこそ意味があるのだ。

 

イベント「手遅れ」が発生。

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