目が覚めると同時に時計から目覚ましの音がなった。
パジャマを脱いで着替えてリビングへ行くとボスとよーたろうが朝食をとっていた。
「おはよ~ハク、飯できてるぞ」
「……んまぁ…」
「おはようよーたろう、ボス」
新聞を読んでいるボスの向かい側に座り、用意されていた朝食を食べる。斜め前でらよーたろうが寝ぼけながら食べているせいで雷神丸に横取りされたことにも気づかずに口だけをもごもごさせていた。
暫くして食べ終わりボスが新聞を見ながら話をふってきた。
「そういやハク、お前鳥丸に貰ったパズルやってるんだってな迅に聞いたよ」
「うん」
「完成したら見してくれや」
「了解」
空になった皿とコップをシンクに持って行ってお湯につけてテーブルに戻ろうとすると不意にリビングの扉が開いた。
「ただいまハク!」
「小南?」
小南に抱きつかれて視界は小南の服で一杯になった。
それと同時に昨日みたいに胸の奥が熱を持った。
暫くそういていたが、小南が満足したみたいで離れようとした。
「ハク?」
小南が不思議そうにボクをみた。
視線はボクとあるところを交互に行き来していて、視線を追ってみると、小南の服の裾を掴んだボクの手があった。
「……ぇ、あ…?な、なん、で」
いつの間に?どうして?
そんな言葉が頭の中で暴れているとまた気づいたら小南に抱き締められていた。
「落ちついて、別に怒ったりしないわよ。大丈夫…大丈夫だから」
背中を優しく叩かれるといつの間にか激しくなっていたボクの心臓が落ち着いていって、目を閉じると小南の心臓の音が聞こえた。
それから数分が経っただろうか。
小南の胸に顔を押し付けて心臓の音を聞いていると肩を叩かれた。
「ほらハク。小南は帰ってきたばかりだからな。小南はまず荷物を置いてこい」
小南はボスの言葉に渋々従って荷物を持ってリビングを出ていった。
ドアから出ていく小南を見送った後ボスはボクの背中を押して一緒にソファーに座った。
ソファーに座るとボスは何かあったのかと聞いてきた。
「…いつの間にか、小南服の裾を掴ん、でて。最初抱かれた時に胸の奥が暑くなって、小南が離れるときに胸が苦しくなって、それで、なに、がなんだかわからなくて…」
「…なるほどなぁ」
ボスはコーヒーを一口飲んでボクの頭に手を乗せてその胸の暑さが何か知っているかと聞いてきた。
「わからない、でも嫌じゃない。無くなって欲しくない…?」
「その暑さはな。喜びってんだ。お前は小南が帰ってきて嬉しかったんだよ」
「うれしい」
「そうだ。人ってのは久しぶりに会えると嬉しくなるもんだよ。その逆に胸が苦しくなったのは寂しかったからだ」
ボスは頭をポンポンと叩きながら言った。
そして近くから足音が聞こえてきた。
「寂しかったら素直にそういうんだ。胸の奥で起こったことは、言葉にしなきゃずっとそのままだ。ま、その前に小南にはいうことがあるだろ?」
ボスに背中を押されて扉の近くまで歩く。
扉が開いて小南と目があった。
「おかえり小南。寂しかった」
幼い頃に愛情を受け取ることが出来なかった子供は自覚せずに一生をかけて愛情の代わりを探し求めると言います。
愛情の代わりなんて、あるはずがないのに。
埋め込まれたトリオン金属の名称!!
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強化パーツ
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強化骨格
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ムカデ
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ワイが考えたるわ!(コメントへ)