でも切りがいいからここで投稿しまぷ
ーーー林藤sideーーー
「彼女は白夢白堊」
「小南桐絵の親戚だ」
「医師によると、脳の記憶組織の一部が切り取られているらしい」
忍田が言った衝撃の事実に俺は驚きを隠せないでいた。
「おい忍田……確かなのか………?」
俺は信じられず、忍田に確認をしながら映像を見直す。
『ごめんなさい……辛いことを聞いてしまって……』
『別に辛いことをではないさ、ボクは奴隷だから殺され無かっただけ幸せだろう』
『そんな……』
『それよりも、ボクこの後どうなる?実験台か?奴隷兵か?捕虜か?』
『………どうも、しないわ、貴女は怪我が治るまではここに居て貰うわ、ただ、一つだけ、一つだけ信じてほしいの、私たちは貴女に悪いことは絶対にしないわ』
『ふむ……結果的には捕虜か……だが、なぜボクからトリガーを奪わなかった?』
『え?』
『ボクは奴隷トリガー兵だ。トリガーだって持っている』
白堊はそういいながら自身の腕を指で撫でると、撫でた場所は裂けていきトリガーを取り出した。両腕から
その光景を見た鬼怒田は驚愕の声をあげた。それもそのはずだ、体にトリガーを埋め込むと言うのは体内のトリオン器官を改造し、トリオン器官とトリガーを繋げるということだ。それは命に関わる大手術であり、非人道的な手術である。
『ボクを捕虜にするというならこのトリガーは預けよう。ボクは君たちと敵対する理由はない。どうせ、あの国も滅んだだろうからね』
淡々と言葉を伝える白堊に林藤は自分の知る白夢白堊の記憶を思い出していた。
「ねーねー!りんどう!あたしの友達よ!!はくあっていうの!」
「ま、まってよきりちゃん!」
記憶の中ではまだ幼い桐絵が白堊を引っ張って来ながら笑顔で俺に紹介していた。つれてこられた白堊は困ったようにしながらもにこにこと、笑っていたのだ。だが、だからこそ、今映像に映っている無表情の少女が白堊だということを、信じられないでいた。
「くっそ……何でだよ……
「林藤……」
12年前、白堊が失踪したあの日から小南は親友とも言える白堊を失い、小南は泣きながら探していた。白堊の両親も必死に捜索したが見つからず、結果は死亡と判断され捜索を打ち切られた。白堊の両親は4年前の侵略で命を落とした。その最後を看取ったのは林藤だった。二人はずっと白堊の名前を呼び、ずっと謝罪の言葉を言い、涙を流しながら死んだ。
「神様………白堊が何をしたっていうんだよ………」
林藤は血が滲む程に拳を握り、涙を流しながらそう呟いた。
病室から出た私たち加古隊は何言葉を交わすことなく、ボーダーへ戻った。ボーダーへ戻ると、オペレーターの杏を含めて4人で呼び出された。
「あの子……のことよね……」
呼び出された私達は会議室へむかい、そこでは上層部のメンバーの空気ははっきり言って最悪だった。鬼怒田や沢村、林藤は怒りを露にし、今にも破裂しそうだった。
「加古隊、戻りました」
私が挨拶をし、隊員もそれぞれ挨拶をしながら会議室へ入った。そこで忍田本部長からあの子についての説明を受けた。その説明は私達を更に絶望させた。
ーーあの子は12年前失踪した日本人ーー
ーー名前は白夢白堊ーー
ーー体を弄くり回され、子供を作ることができないーー
ーー体のあらゆるところを改造されているーー
ーー小南桐絵の親友だったーー
ーー
「このことは他言無用だ」
「りょう…かい…しました」
ーーあぁ、なぜ、なぜ……こんなにも残酷なの……ーー
曇らせは
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そいつは素敵だ!大好きだ!
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曇らせ?ふ~ん……えっちじゃん
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曇らせ!?アッハイ
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曇らせ!?ゆるさん!!