奴隷兵の帰還   作:メヴィ

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お、お久しぶりデス……え~……投稿が遅れた理由はハリポタとかこのすばとかの他の二次創作にハマったり、創作してたからです………はい……
すみません……よければ私の他の作品も見てみてください………ヒェェ……


イレギュラーゲート

 嵐山さんが玉狛に来てから数週間がたった。あれから嵐山さんとお話したり、木虎と一対一の対戦をしたりとなかなか充実した日々を送っていた。

 

 

 「じゃ、いってきま~す」

 「行ってらっしゃい、小南」

 

 制服姿の小南を玄関から見送る。小南はこうこうせい?なので、毎日行かなきゃ行けないとのことだった。リンドウにハクも通ってみるか?と聞かれたけど、小南は行かないほうが良いって言ってたから行かないことにした。

 最近では夕方近くになると、こうこうの近くまで小南を迎えに行くことが日課になっている。

 

 「オッスおはよー!諸君!!」

 「迅さん、おはよ」

 「って、なんだ?ハクだけか?」

 

 迅さんが小南と入れ替わるようにリビングに入ってきた。左手にはいつものように揚げせんべいが抱えられている。

 

 「うん。けどボクも今日は巡回の日だからすぐ出るから迅さん一人だよ?」

 「なるほど、まぁ良いか。ハク、もうすこししたら面白いことが起きる。楽しみにしとけよ?」

 「?」

 

 迅さんは言いたいことだけ行って「もっかい寝るわ~」と部屋に戻っていってしまった。

 面白いこと………なんだろう?………考えても仕方ないか…

 ふと時計を見ると巡回の時間が迫っていた。遅れても特に罰則はないけど、このまま玉狛に残っていても暇だからさっさと出ることにする。

 

ーーーー

ーーーー

ーーーー

 

 巡回をし続けて、いつの間にか夕方近くになってしまった。今日は変なことがあった。

 自動車が人と接触事故を起こしたというのに、その人は無傷で車がひしゃげる。ということがあった。これが迅さんの面白いことなのか?っと、そろそろ小南を迎えに行く時間だね。

 早速向かおうとすると、ボーダー本部から緊急連絡が入った。

 

 『A11地区にゲートが発生!バムスター一体が出現!白堊さんは現場に急行してください!』

 「了解です」

 

 A11か……最近、安全地区に近いところにゲートが開くことが多いな……とにかく、早く処理して小南を迎えにいこう。

 

 「トリガーオン」

 

 

 

 

 「……」

 

 到着したは良いけれど……バムスターがいない……?

 

 「白堊から本部へ、A11地区に到着したがバムスターがいない」

 『えぇ!?確かにゲート発生を確認しましたし……本部でも調査をしますので、周囲の索敵をお願いします』

 「了解」

 

 詳細なゲート発生地点の座標を貰い、その周りを調べると、明らかに建物の破片ではないものが散らばっている。

 これは……トリオンの破片……?もしかして、これがバムスター残骸?だとすると、他の隊員が倒したのか……でもここまでバラバラになるのは普通のトリガーじゃない……

 とりあえず、本部に写真を送っておこう。

  

 「白堊から本部、バムスターの残骸を確認した。写真を確認してほしい」

 『こちら本部、写真を確認しました。確認なんですが、白堊さんがやったのでは無いのですね?』

 「はい、ボクが発見した時にはすでにこうなっていました。近くの他の隊員が倒したにしても、破片から見ると切断やメテオラの攻撃ではこうはならない。それも、ボクのトリガーで内部から破裂させるか、圧倒的なパワーで叩き潰すかの二択です。当然ボクはやってないので、後者になると思います」

 『なるほど……了解しました。後に本部で調査をしておきます。ありがとうございました』

 

 プツン、と通信が切れて静かになる。さて、やることもなくなったし、急いで小南を迎えにいこう。

 

 

 

 

 

 

 バムスターの不審排除の翌日、今日は巡回もなくて、玉狛に残っていた。小南もいない、やることもない、つまり暇なんだ。トリガーの訓練をしようとしても、珍しくうさみもいないから訓練もできない。ボクはパソコンの操作が苦手なんだ。

 

 「おいハク~そんなにごろごろしてると牛になるぞ~」

 「……人は牛になれないよ、よーたろう」

 

 それをいうなら、常に雷神丸に乗ってごろごろしてるよーたろうが牛になっている。

 

 「まぁそうだろうな。それもりハク!暇ならどら焼を買ってきてくれ!」

 「……また、全部食べたの?」

 

 よーたろうはどら焼が好きだから、よく勝手に人の分まで食べるのだ。その度にボクに証拠隠滅の為に買いにいかせるから、これが初めてじゃない。

 

 「いや、今回はちがうぞ。いつも俺を疑うのはしつれいだ。食べようと思ったが、栞が切らしていたのを思い出してな。たが俺は今食べたいんだ!!頼む!」

 

 ん、違うのか。よーたろうは嘘をつくのが下手くそだから、本当に違うんだろうね。

 

 「わかった。行ってくる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 「はい、まいどあり~」

 「どうも」

 

 どら焼を買い、店舗を出ようとすると、遠くで爆発したような音が聞こえて見てみると、土煙が上がっていた。

 爆発が起きて数秒後、本部から緊急連絡が来た。

 

 『緊急!緊急!!三門第三中学校にイレギュラーゲートが発生!!付近の隊員は向かってください!!』

 

 通信を聞き、店舗に戻る。店員のおばさんは戻ってきたボクを見て、少し驚いた後に「なにか買い忘れたのかい?」と首を傾げていた。

 

 「おばさん、すこしどら焼を預かっててほしい。後で絶対に取りに来る」

 「え、えぇわかったよ。なにか急用か「トリガーオン」……こりゃたまげた……ボーダー隊員だったのかい。わかった。怪我しないように頑張るんだよ」

 

 おばさんに頷き、店舗を出て近くの高いビルにワイヤーアンカーを打ち込み、一気にワイヤーを巻き上げて上空に飛び出して本部に連絡を入れて土煙の方向に向かう。

 

 「こちら白堊、三門第三中学校に向かいます」

 『了解!!すぐに嵐山隊が合流します!』

 

 

 

 

 

 ビルや家の屋根を全力疾走して、数分で中学校に到着した。

 学校の前には大勢の生徒がいて、学校の壁にはモールモッドが一匹張り付いていた。

 モールモッドの横にワイヤーアンカーを打ち込んで一気に近づき、右腕から杭をコアに打ち込んで沈黙させる。

 ただ、勢いと威力をつけすぎて、モールモッドと一緒に壁を破壊して校内に入り込んでしまった。……あとで小南に起こられそう……

 

 「え、えぇ!?」

 「ん?誰だおまえ?」

 「ん?」

 

 ぶち破った先にはもう一体のモールモッドと二人の生徒がいた。片方はいつか見たメガネの隊員で、もう片方はみたことのない白髪の生徒だったけど、何故か訓練用トリガーをもっていた。

 

 「他にネイバーは?」

 「あ、えっと…多分さっきので最後です」

 「了解。とにかくここは危険。外に出て」

 

 そういってモールモッドから降り、外に二体のモールモッド蹴飛ばして落とすと外からは軽い悲鳴と鈍い落下音が聞こえてきた。蹴飛ばす様子を見ていたメガネ隊員が驚いたように口を開けて驚いていたけど、白髪の生徒は口笛を吹いていた。

 

 学校の柱にワイヤーアンカーを打ち込んでワイヤーを引き出して切断し、ロープにして、二人にこれを使って降りて貰うように言うと、メガネ隊員は慌てた様子で頭を下げてきた。

 ……???何故……?

 

 「あ、あの!空閑…こいつがトリガーを使ったことは黙っていて貰えませんか!!」

 「……話がよくわからない」

 「その、僕はC級隊員ですが、こいつは隊員じゃない一般人何です。空閑は負けた僕の代わりにトリガーを使っただけで……「私が代わりに説明しよう」!?」

 

 メガネ君がボクに説明していると、くが?の指輪から黒いトリオン兵が現れた。それに少しボクも驚いてとっさにブラストアンカーを向ける。

 

 「……トリオン兵?」

 「失礼、驚かせてしまったね。私は多目的トリオン兵、レプリカと呼んでくれ。では手短に説明させて貰う。遊真と私は最近でネイバーから日本に来たばかりで、ボーダー隊員ではないんだ。

 遊真がネイバーということが知られるのは少しばかり都合が悪い。なので、遊真が倒したトリオン兵はボーダー隊員の修が倒したことにしてほしい、ということなんだ」

 

 ネイバー……もしかして、最近のイレギュラーゲートは遊真達が……?いや、目立つことを恐れているならそんなことはしないはず……なら無関係……まぁ、正直誰が倒したかはボクにとってもそれほど重要ではないから良いかな。

 

 「わかった。メガネ君……おさむ?の倒したことにすれば良いだけならかまわない」

 「協力感謝する。名前を聞いても?」

 「ボクは白堊、白夢白堊、だよ」

 「俺は空閑遊真。よろしく白堊ちゃん」

 「お、おい空閑!白堊さんは17で僕たちよりも年上だぞ!えっと、三雲修です」

 

 修が遊真の頭を叩きながら訂正する。ボクとしてはどうでも良いことだけど。

 

 「好きに呼んで良いよ。よろしく修、遊真」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




白夢白堊の秘密
カフェインが含まれているモノを食べると眠くなる
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