領域の支配者   作:ルルーラ・ランドー

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京都高専編
二十話 新生活


おはようございます。

呪術高等専門学校京都校一年 新田新です。

 

楽しいクラスメイトを紹介します!!

 

『特級術師』『禪院家の懐刀』桐ヶ谷京くん

 

『二級術師』『禪院家の末娘』禪院琴音さん

 

お二人は婚約関係です。

以上!!!さようなら!!

 

「…………」

 

「…………」

 

「…………」

 

「…………」

 

「…………」

 

「…………」

 

「…………」

 

「…………」

 

「…………」

 

続けなくちゃだめっすか?

クラスの空気は死んでるっす。。

唯一の同性である桐ヶ谷くんに話しかけたいんすけど、禪院さんがメッチャ!!もうメッチャ!!桐ヶ谷くんのこと見てるっす。

桐ヶ谷くんはそれを意に介さず前を向いてニコニコしています。

先輩方は新入生が気になるのか廊下からコッソリ見てるっす。

胃が痛いっす。ダメ、もう無理っす。

 

「……お手洗いに、行ってきまーす」

新田新は教室を逃げ出した。

外で待っていた先輩たち(西宮 真依 三輪)は「お前は頑張った」と慰めてくれた。

新田新は先輩にパシられ飲み物を買いに行った。

先輩たちは再び中の様子をうかがう。

 

「……………」

 

「……………」

 

「……………」

 

「……琴音……言いたいことは口にしなさい……」

 

「京様……………………私の下着の中に奇抜なのがあったのは京様の趣味ですか………?」

 

「え?」

 

「「「ブフォッ」」」

外にいる先輩たちが吹き出す………

 

「アハハハハハ、腹痛い!!!」

 

「マジで真依ちゃんアレ入れたの!!」

 

「クスス……二人共笑うのは……プフッ」

 

 

 

「え?何の話?」

 

「違うんですか?私、履いてきちゃいました……」

 

「「「アッハハハハハハ!!」」」

 

「履いた!?マジ!?」

 

「超極々でスケスケの下着を学校に!!」

 

「フフッ私は好きなひとに着ろと言われてもあれは勇気出ません!!」

 

「お前たち………登校時間に教室にいないで楽しそうに喋ってるじゃないか?」

朝礼にいない三人を見つけて怒る歌姫先生が合流する。

 

「ちょっ、歌姫先生!聞いてください!!」

 

事情を説明される歌姫。

 

「…………マジ?」

 

「マジマジ!!」

 

 

 

 

「………真依姉さんですね……」

 

「………真依姉さんだね……」

 

「……………」

 

「……………」

 

「……その………見ますか………?」

 

「「「「「ブッフェィ」」」」」

 

「ちょっと待てぃ!」

 

「教室!!学校の教室!!」

 

「嘘でしょ!!」

 

「ダメダメ!!」

 

「フフフフッ答えによっては止めに入るわ……」

 

 

 

「ふーーーー↑ふーーーー↓」

 

京は深呼吸をして応える

 

「真依姉さんの趣味が気になるから後で頼むわ……」

 

「はい………」

 

「ちょっと待ちなさい!!」

 

歌姫先生が先輩方を引きずって教室に入っていった。

 

「私が混ぜました」

 

「私が発案しました」

 

「私が選びました」

 

三輪先輩のセンスだったらしい。

 

「先輩たち!!飲み物買ってきたっす!!言われた通り多めに買ってきたっす!!」

 

「ご苦労!!」

 

「……………聞かれてたんですか……」

 

顔を真っ赤にしてぷるぷる震えている琴音

 

「うん。うちらは全部聞いてた」

 

「??何の話っすか?」

 

「新くんは知らんでいいことよ」

 

「……………ま、俺は全部『陣』で最初から外の様子から何まで全部見えてるんですけどね………」

 

バチンッという音共に

『特級術師』が宙を舞う。

着地を待たずして琴音は教室を飛び出していってしまった。

 

「てめこら、セクハラだろうが!!」

 

「変態!!」

倒れ込む京を踏みつける歌姫と西宮

 

「先生が暴力はまずいですって!!」

止める三輪

 

「…………ここにいる全員の下着の色……当てましょうか………」

 

先輩と先生と一緒に踏みつけ始める三輪

 

「アハハハハハハハ!!」

それお見てまた笑い転げる真依

 

地獄のような教室の光景に新田新は先を思いやられるのであった。

 

 

 




ボコボコにされてボロ雑巾のように放り出された京に真依が近づく

「『陣』なんてしてなかったでしょ?」

「………流石にバレてましたか……」

「お姉ちゃんにはお見通しよ」

「………」

「………」

『陣』

「姉さん、スタイル良いんだからもう少こゴスッ………

真依の拳が京の顔に刺さった。
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