美々子in禪院琴音です。
結果だけ言うと団体戦は中止になりました。
現在、琴音と菜々子は魂の修復中です、『生得領域』に誰かが私達の体を入れてくれたおかげで大量の『情報』の処理が進んでいます。
京は現在手術中となっており、集中治療室の前には私と五条悟と庵歌姫がいます。
「……………君、傑のところにいた双子の呪詛師でしょ?」
「はい…………」
「五条、じゃあ呪詛師と繋がってたのって……」
「いいや、繋がってたなら彼はこんなことしないね」
「いま、琴音と菜々子は魂の修復中……私達は夏油様を救うために動いている」
「…………傑は僕が祓ったはずだよ?」
「貴方が祓いきらなかったから夏油様の体が何者かに操られている………私達は桐ヶ谷京に頼るしかなかった、私は夏油様を祓うために桐ヶ谷京に祓われることを選んだ、私達は死んだ人間。呪霊と繋がっている可能性のある貴方達に話すことはない」
「…………まさか呪詛師に言われるとはね、彼女の言ってることが本当なら呪詛師と繋がっている人は上層部にまでいることになるよ」
「………アンタと関わるとろくな事がないわね………」
集中治療室の扉が開く。
「……眠い………悪いけどあたしゃ寝るよーー」
集中治療室から仮眠室に吸い込まれていった家入
「生きてるー!!!!」
治療室から目隠しをつけた京が出てくる。
「おかえり京、僕とペアルックじゃん」
「わかんねえけど俺の目、『陣』が止めらんなくなっちった。見たものの情報が即入ってくる。目隠しないとうるさくてダメだね」
京の目をしっかり『理解』するために目隠しを外す五条悟
「…………君の目『呪力』消費してないね。『陣』じゃないでしょ?」
「わかんね……感覚的には『死角』のある『陣』って感じ」
「………人間の脳には使ってない領域があるって聞くけど、そこを無理やりこじ開けたんじゃないかな?凄いね人体」
「お腹すいた……行こうか琴音……」
「はい……京様」
「待ちなさい!!あなたには……」
「やめようか歌姫……彼らは我々、大人の失敗を押し付けられただけさ……双子の呪詛師は残穢から死亡が確認されてる、それで終わりだよ。」
「悪いけど偽夏油は俺が祓うよ、やっと見つけた『本気』で戦っても良い『特級』の人間なんだ。」
食堂に行くと学生たちがいた。
みんな包帯やガーゼをつけている。
伏黒はそこそこ重症で医務室で寝ているらしい。
「よ!!」
「「京!!」」
双子の姉たちが京に駆け寄ってくる
「いやぁ『特級』は強えわやっぱり……」
二人にもみくちゃにされながら話を聞くと『トリ』の他にも特級が二体と『呪詛師』数人が居たらしく、補助監督官の人や高専警備の術師が何人かがやられたそうな。今、正確な被害の報告を待っているらしい。
「目が見えなくなったと思ったら前より見えるようになったよ、すげえよこの目、例えばこちらに背を向けてる加茂先輩の視線やパンダ先輩やメカ丸先輩の中身まで見える見えるけど……負荷がやばい。目隠しつけよう」
「京、まるで悟だな」
「マイ・ブラザー!!京!!元気になったか?」
「元気だよ……お腹すいた……」
「ピザ頼んであるわよ、一杯残ってるから食べなー」
西宮先輩が指さした先には
1~3ピースだけ抜けて大量に残っているピザが山になっていた。
「うん、みんな俺のことをカ○ビィやカ○ゴンだと思っていない?」
「カビ○ンなんて生易しくねえだろ?イビル○ョーだよイビ○ジョー」
「落ちてる肉、変色した肉も食べてないよね?」
「そんなことはしないよ………………ピザ食べるか……腹減ってるし」
ピザを食べる京はどことなくスッキリしていた。
「かっとばせー!!きょ う と!!ピッチャーぶっ飛ばせー!!」
次の日、京は外野席から野球の応援をしていた。
琴音は辞退して隣で座っている。
「西宮先輩、ルールしらねぇなこれ。歌姫先生めっちゃキレてるじゃん」
「……………京様、戻りました。」
「おかえり琴音、あれはきつかったね」
琴音の『生得領域』に入っていた『
「ミミナナも聞こえてるかい?」
「聞こえてるよ………聞こえてる」
「どっちかこちらに戻れるかい?」
「わたし、菜々子が戻ります」
「そう……『解』」
「美々子もお疲れ様、ゆっくり休みなさい」
「はい…………」
二人が眠りにつくと応援に戻る。
今、東堂がデットボールを受けている
「ナイスP!!」
スタンディングオーベーション
結局、今年の交流戦も虎杖のホームランで東京校が勝利した。