日曜日は猫カフェの取材内容をまとめていたら終わってしまった…。しかも、べ~怪人に殴られたところは痛いし…。俺は社畜になってしまったのか?
と、考えているうちに教室に到着。
「ねぇ、アンタ」
ここのところ月曜日の朝に声をかけてくる。
「何だよ、川…川…zzz」
「寝るんじゃないよ!川崎だよ」
「そう、川崎。どうかしたか?」
まったく、朝からなんだよ。月曜日の朝といったら、アイちゃんだろう。あのケシカラン…。川崎もなかなか…。
「アンタ、どこ見てるんだい?」
「み、見てないでしゅ」
って、目線をそらしたら、目線の先の由比ヶ浜と三浦が勝ち誇ってる。海老名さんが悔しそうな顔がしてる。
「アンタさ」
「おう、なんだ?さーちゃん」
「さーちゃんって言うな!妹と頭撫でたりするの?」
「おう、するぞ。小町可愛い→撫でる→小町とろける。までがデフォだ」
「今度さ、京華も撫でてやってくんない?」
「おぉ、いいのか?けーちゃん可愛いからな」
「…つ、ついでに、私も…///」
「なんか言ったか?」
小声でわからんかった。
「な、なんでもない!!」
何、赤い顔して怒ってるんだ?
…視線?土曜日と同じ感覚だ。振り向かなくてもわかる。アイツが関係していない訳がない。一色に探りをいれてみるか…。どうせ、取材の状況聞きにくるだろうしな。
放課後。材木座のウザいからみを華麗にかわして奉仕部へ。
「うっす」
「先輩、遅い!」
「こんにちは、比企谷君」
「おう、由比ヶ浜は三浦たちとお喋りに夢中だったぞ」
「そう、わかったわ」
「先輩!無視しないでください」
「おう、一色。出口はあそこだ」
「帰らせようとしないでください」
キャンキャンウルサイヤツだなぁ。まるでサブレだ。サブレ元気かなぁ。
「やっはろー!ヒッキーなんでおいてくし!」
「三浦たちと喋ってただろ、だからだよ。サブレの飼い主」
「呼び方がペット経由!!」
「ちなみに俺はカマクラの飼い主ではない。比企谷家ヒエラルキーの最下層だ」
「まったく貴方は…」
「そんなことはどうでもいいんですよ」
「んで、どうした一色」
「取材ですよ。どうでしたか?」
「素晴らしい猫カフェだったわ、一色さん」
「ケーキ、超美味しかったよ」
「取材の内容と写真を今からまとめるから、2、3日待ってくれ」
「先輩、仕事したんですか?」
「ああ、こいつらが猫モブったり、ケーキ食ってる間に、フリーペーパーへの掲載許可とかメニューとか猫の種類や名前を確認したよ」
それよりも…。
「なぁ、一色」
「なんですか?」
「この猫カフェのチケット、どうやって手に入れた?」
「葉山先輩からです」
やはり。
「フリーペーパーの掲載記事の相談したら、使ってくれって。奉仕部に頼んだらって言ったのも葉山先輩です」
アイツ、こっちのメンバーの確証を掴む為に…。
「そんな…、あの男が…」
雪ノ下の顔が青ざめている。気がついたか?
「あの男からの施しで…。でも、猫たちに罪はないし…」
そっちかい!!