比企谷君、ヒーローになる   作:おたふみ

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出動した比企谷君を待つモノは…


二話

地下通路を使って、幕張に到着。千葉の地下ってこんなになってんだな。

 

「待ちわびたぞ、ブラック!」

「待ってたよ」

「遅いよ!」

「遅刻とは、後でお説教ね」

 

赤、青、ピンク、白のヒーロースーツを着た4人が戦っていた。

 

「仕方ねぇだろ。さっきなったばかりだからな。それに…」

 

「それに?」

「それに?」

「それに?」

「それに?」

 

「ヒーローは遅れて来るもん…だろ」

 

見よ、渾身のドヤ顔!

…マスクで見えないけどね。

 

「くっ!やられた。我も言いたかった」

「なんかカッコイイね」

「ほぇ~、そういうもんなんだ」

「そんなこと言ってないで、早く戦いなさい」

 

なんか、白に怒られた。

 

 

「ナ~ダ~」

「ナ~レ~ソ~」

 

戦闘員ぽいのがいっぱいいるけと…。

 

「ぬんっ!」

 

ほう、赤の武器はナックルか。

 

「ええいっ!」

 

青はレーザーガン。

 

「この!この!」

 

ピンクはデカいハンマー…。

っていうか、ピンクは体の凹凸が!一部が大暴れしますよ!

 

「今、イヤらしい目でピンクを見てなかったからし?」

 

レイピアを首に向けるのやめてくれませんか?白の人。

 

「見てねぇよ」

 

「どうだか…。貴方も武器を出しなさい」

 

「どうやって?」

 

「はぁぁ」

 

なんか溜め息つかれちゃいましま。

…誰かさんみたいだから、頭痛いポーズやめてもらえませんかね。

 

「説明されてないなら仕方ないわ。ベルトのバックルに手をかざしなさい」

 

えっと、バックルに手を…。おう、なんか出た。なんだ、このデカい鎌は。俺は死神かよ…。まぁ、黒だからお似合いか。

 

「死ぬぜぇ、俺の姿を見た者はみんな死んじまうぞぉ」

 

「なに!その名台詞を言うとは!」

 

どうやら赤はこちら側の人間だな。

 

鎌で切ると戦闘員らしきヤツらは消えていった。どうやら人ではないみたいだ。

 

「べ~。今日は様子見だべ~。引くべ~」

 

べ~べ〜ウルサイヤツだな。戦闘員と違う…。幹部か?

 

「今日の戦闘は終わりのようね、お疲れ様」

 

アンタが仕切るんだな、白。

 

「シャワー浴びた〜い」

 

ぴ、ピンクのシャワー…。

 

「貴方、またイヤらしいこと考えてたわね」

 

だから、レイピアを向けるな。

 

「考えてねぇよ」

 

「どうだか…」

 

「でも、ブラックがきてくれて助かったよ、ありがとう」

 

「お、おう…」

 

なんだろう、この庇護欲を駆り立てる感じは…。

 

「ブルーは男性よ」

 

「マジ?」

 

よく見ると、ピンクと白のスーツの腰のあたりにはスカート状の布があるが、青にはない。

 

「ぼく、男の子だよ」

 

戸塚といい、ブルーといい、世界は理不尽だ。

 

「ブラックよ、これから千葉の為に共に戦おう」

 

赤が手を出してきたけど、何?握手?

…コイツと仲良くすると、面倒臭そうだな。ここはクールに…。

 

「悪いが素性のわからんヤツらと仲良くするつもりはないんでな」

 

「ぐぬぬ、いちいち格好つけやがって」

 

よし、帰ろう!小町が待っている。

 

「待ちなさい」

 

「あん?」

 

なんだよ、帰ろうとしたのに…。

 

「これを」

 

なんか白から、紙を渡されたけど…。QRコード?

 

「携帯電話に入れて置きなさい、特別なアプリよ。それで連絡等が出来るわ」

 

「ほ~ん、了解」

 

「みんな、お疲れ様。今日は解散よ」

 

それぞれ、帰っていく。俺も帰りますかな。

 

 

 

 

…この、スーツどうやって脱ぐの?

 

 

 

 

 

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