地下通路を使って、幕張に到着。千葉の地下ってこんなになってんだな。
「待ちわびたぞ、ブラック!」
「待ってたよ」
「遅いよ!」
「遅刻とは、後でお説教ね」
赤、青、ピンク、白のヒーロースーツを着た4人が戦っていた。
「仕方ねぇだろ。さっきなったばかりだからな。それに…」
「それに?」
「それに?」
「それに?」
「それに?」
「ヒーローは遅れて来るもん…だろ」
見よ、渾身のドヤ顔!
…マスクで見えないけどね。
「くっ!やられた。我も言いたかった」
「なんかカッコイイね」
「ほぇ~、そういうもんなんだ」
「そんなこと言ってないで、早く戦いなさい」
なんか、白に怒られた。
「ナ~ダ~」
「ナ~レ~ソ~」
戦闘員ぽいのがいっぱいいるけと…。
「ぬんっ!」
ほう、赤の武器はナックルか。
「ええいっ!」
青はレーザーガン。
「この!この!」
ピンクはデカいハンマー…。
っていうか、ピンクは体の凹凸が!一部が大暴れしますよ!
「今、イヤらしい目でピンクを見てなかったからし?」
レイピアを首に向けるのやめてくれませんか?白の人。
「見てねぇよ」
「どうだか…。貴方も武器を出しなさい」
「どうやって?」
「はぁぁ」
なんか溜め息つかれちゃいましま。
…誰かさんみたいだから、頭痛いポーズやめてもらえませんかね。
「説明されてないなら仕方ないわ。ベルトのバックルに手をかざしなさい」
えっと、バックルに手を…。おう、なんか出た。なんだ、このデカい鎌は。俺は死神かよ…。まぁ、黒だからお似合いか。
「死ぬぜぇ、俺の姿を見た者はみんな死んじまうぞぉ」
「なに!その名台詞を言うとは!」
どうやら赤はこちら側の人間だな。
鎌で切ると戦闘員らしきヤツらは消えていった。どうやら人ではないみたいだ。
「べ~。今日は様子見だべ~。引くべ~」
べ~べ〜ウルサイヤツだな。戦闘員と違う…。幹部か?
「今日の戦闘は終わりのようね、お疲れ様」
アンタが仕切るんだな、白。
「シャワー浴びた〜い」
ぴ、ピンクのシャワー…。
「貴方、またイヤらしいこと考えてたわね」
だから、レイピアを向けるな。
「考えてねぇよ」
「どうだか…」
「でも、ブラックがきてくれて助かったよ、ありがとう」
「お、おう…」
なんだろう、この庇護欲を駆り立てる感じは…。
「ブルーは男性よ」
「マジ?」
よく見ると、ピンクと白のスーツの腰のあたりにはスカート状の布があるが、青にはない。
「ぼく、男の子だよ」
戸塚といい、ブルーといい、世界は理不尽だ。
「ブラックよ、これから千葉の為に共に戦おう」
赤が手を出してきたけど、何?握手?
…コイツと仲良くすると、面倒臭そうだな。ここはクールに…。
「悪いが素性のわからんヤツらと仲良くするつもりはないんでな」
「ぐぬぬ、いちいち格好つけやがって」
よし、帰ろう!小町が待っている。
「待ちなさい」
「あん?」
なんだよ、帰ろうとしたのに…。
「これを」
なんか白から、紙を渡されたけど…。QRコード?
「携帯電話に入れて置きなさい、特別なアプリよ。それで連絡等が出来るわ」
「ほ~ん、了解」
「みんな、お疲れ様。今日は解散よ」
それぞれ、帰っていく。俺も帰りますかな。
…この、スーツどうやって脱ぐの?