転生したからとりあえずハッピーエンドに導く   作:零之悪夢

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折れぬことのない刀

 「――――ッ。フッ――――!!」

 

ただ、刀を振るい。ただ、刀で斬る。目の前の物、人を。どんなことがあっても、斬ることを止めず。

 

 「――――――」

 

ザシュッ、と上手く斬れたのかどうかも分からない音が聞こえ構えるのを止める。いつも通りの練習ではないがこのシュミレーターも使いようによっては鍛えることは出来るだろうと考える。

 

 「ふぅ…………終わりっと」

 

疲れを感じつつも、シュミレーターを出る。其処にはマスターが報告書とにらめっこしながら考え事をしていた。まあ、これが裏の仕事と言う事かと納得しながら隣に座る。

 

 「うーん……こことここを合わせるとなぁ。でもこうした方が…………いや違うか?」

 

 「サーヴァントの編成は難しいからな。よく考えた方が良い。相手がどういう編成で、何を使ってくるのかによって変えることができるようにした方が良い」

 

終わってたの?というマスターの言葉を聞きつつ、終わったという返事を返す。うんうん、唸っているマスターの考えを纏まるようにと食堂に向かおうと提案した。

 

 「食堂……何か食べながら考えようか。次の事が思いつくかもしれないし」

 

 「じゃあ、俺もなんか食べるかぁ」

 

そして、食堂。食堂の主であるエミヤに飲み物と軽いサンドイッチとおにぎりを注文し椅子に座る。

 

 「次の敵が…………ワイバーンと、海魔。弱点を付ける奴で行くか、弱点を受けない奴で行くか。迷うなぁ」

 

 「…………バーサーカーでいいんじゃないか?」

 

はっ!?という効果音が聞こえた気がしたが、気にしないでおこう。弊カルデアには最強のバーサーカー、ヘラクレスさんが居るので直ぐに終わると思うが。

 

 「ヘラクレス単機でアタッカー。マシュに守ってもらいつつも他の人でバフを掛ける…………行けるか?」

 

俺はサンドイッチを食べながらマスターを見る。こちらはゲームでは見ることができない裏側の場面。紙を片手に、おにぎりを食べながら考える姿はさながら忙しいサラリーマンの様。

 

 「…………仕事かぁ

 

生きていたころの仕事。まあ、趣味も兼ねていた物もあったけどそれでも楽しかった。だけど、他の仕事が…………

 

 「…………へくしゅん!」

 

誰かが俺の噂でもしているのだろうか。それとも風邪を引き始めたのか。というよりもサーヴァントに病気があるのか?

 

 「よしっ。奏!一緒に行こう!」

 

 「…………?」

 

良く分からないまま俺は先頭に駆り出されることとなった。まあ、実験したかった事もあったので良いか。

 

 「で、なんでこんなに居るんだぁ!?」

 

 「俺も知らないよぉ!?」

 

絶賛逃げている最中であるが、後ろから大量もワイバーンが襲ってきている。約200体くらいだろうか。俺以外の人は海魔と戦っている。

 

 「無理無理無理!!絶対、追いつかれる!!」

 

 「そりゃあ、そうだろっ!!」

 

雑魚である赤いワイバーンと、緑のワイバーン。そして強めの黒いワイバーン。こいつらが空から火球や炎の息を吐いてくるため後ろが熱い。

 

 「マスターッ!!他の奴らとはどれくらいで合流できる!?」

 

 「多分、20分は掛かると、思う!!」

 

20分だと耐えられない可能性が高い。いくらマスターが体力に自信があったとしても20分全力でダッシュは厳しいはず。なら、”あれ”を開放しよう。

 

 「マスター、広い場所を探してくれないか?」

 

 「…………分かった。こっち!!」

 

今走っている所を右に入ると小高い丘と平原が広がっている。ここなら、大丈夫か。

 

 「…………第一霊臨、解除」

 

この姿になるのはあの時くらいか。ただ、”助けたい女の子の為に”と刀を振るったあの時。

 

 「……霊基再臨しないんじゃなかったの!?」

 

 「開放はされてるさ。俺がしないだけで」

 

こちらに向かってくるワイバーンの群れ。それを真正面から”斬る”。

 

 「―――かつて求めた究極の一刀。其は、肉を断ち骨を断ち命を絶つ鋼の(やいば)にあらず。我が()が求めるは怨恨の清算。縁を切り、定めを切り、業を切る。――――即ち。宿業からの解放なり。」

 

ただ究極の一振りの為に。(オレ)が知っている武器となる物の記憶を―――この、”一振り”に―――!!

 

 「――其に至るは数多の研鑽。千の刀、万の刀を(かたちど)り、築きに築いた刀塚。此処に辿るはあらゆる収斂(しゅうれん)。此処に示すはあらゆる宿願。此処に積もるはあらゆる非業。我が人生の全ては、この一振りに至るために――」

 

かの守護者が使っていた固有結界。彼は剣だけだったが、(オレ)は違う。武器の欠点を補う様に一つに―――!!

 

 「剣の鼓動、此処にあり――――!受けやがれ、これがオレの――」

 

―――来る。合わせろ。此処に究極の一振りをッ―――!!

 

 「都牟刈、村正だ――――!!!!

 

シャキンッ!!

 

空間がズレた。目の前に居たはずのワイバーンは真っ二つにぼたぼたと墜ちていく。今握っている刀を消して後ろを見る。

 

 「―――すご」

 

 「おおう…………そう、か」

 

反応に困る。そういう目で見られるのには慣れているはずなのに。

 

 「村正………妖刀で有名な奴かぁ。そんなもの出せるんだねぇ」

 

 「んー。これはただの模造品(コピー)に俺なりに付け足したものだからな。本物にはまだまだ遠いさ」

 

これは、まだ使うには早いと思ったけど。まあ、いいか。




敵性特攻って何?
要するに敵だったら特攻が入るよ!
精霊特攻って何?
精霊だったら特攻が入るよ!後々出てくるかも?

神代 奏 
(初期霊臨)
巌窟王 エドモン・ダンデスの第三霊臨の衣装

(第一霊臨)
千子村正の第三霊臨の衣装

宝具
決して折れぬことのない刀<つむかりむらまさ>

究極の一振りを目指した刀鍛冶が再現した刀を再現する宝具。オリジナルと違う点は固有結界を展開し、あらゆる武器の長所を合わせることによって短所を消すことである。其処にあるのはただ助けたいという願いで動いている。

ボイス

召喚時
「……サーヴァント、復讐者アヴェンジャー。召喚に応じ、参上した。真名、神代 奏。宜しく頼むよ主人公」

霊基再臨1
「ふむ、強くはなったのだろうが…………実感が湧かん」

霊基再臨2
「リソースは足りているか?」

霊基再臨3
「此処まで来たか。なら、俺も誠意に応えるとしよう」

最終再臨
「……これがあったら。護れただろうか」

ゲーム版では霊基再臨しても姿は変わらない。姿を変えるには霊衣を開放するしかない。

好きな事
「仕事…………?」

嫌いな事
「…………ない、かもしれない」

聖杯に望む事
「…………ないかな。願ったら非常に不味い事になる」

イベント開催中
「イベントか?いいだろう。金リンゴが消えるまで走ってやるよ!」

誕生日
「誕生日おめでとう。さ、食堂で皆が待ってるぞ。ケーキ食って盛り上がろう」

戦闘開始時
「――邪魔だ」
「マスターの前に立つならお前は敵だ」

ボス戦闘開始時
「彼の幸福の邪魔をするな」
「どけ、彼のためだ」

スキル1
「ほう、消えてなくなりたいと見える」
「俺の計画の邪魔をするな」

スキル2
「じゃあ、行こうか」
「幸せを求めるのは、普通だろう?」

スキル3
「皆、借りる」
「ああ、分かってるさ。気を付ける」

カード選択時
「ああ」
「了解」
「任せろ」

宝具選択時(初期霊臨)
「終焉を、今、此処に」
「世界は…………俺を、否定したッ!!」

宝具選択時(第一霊臨)
「ふぅ………緊張するなぁ」
「此処に、究極の一振りを」

攻撃
「失せろ」
「消えてくれ」

エクストラアタック
(ⅩⅢ機関の内、誰かのリミットブレイクを言う)

宝具(第一霊臨)
「失せろ…………終焉の剣」

宝具(第二霊臨)
「ただ、ただ。俺は助けたいから…………斬るッ!!」

被ダメージ時
「チッ」
「面倒臭ぇ」

戦闘不能
「あちゃー。やられたわ」
「…………逃げた方が良いぞ。マスター」

勝利時
「…………勝ったか。帰ろうか、カルデアに」
「戦闘終了。安全確認しながら帰ろうか」

レベルアップ時
「大丈夫か?リソースは足りているか?」
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