ポケモン・ザ・ムービースペシャル   作:中2病人間M

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最新作公開記念EPISODE
「光輪の超魔神 フーパ」公開記念 EPISODE『ディアンシー』


「ポケモンのメガシンカは現在も謎に包まれています。わかっていることはキーストーンという石をトレーナーがもちメガストーンという石をポケモンに持たせることでできるとされています。また、メガシンカの条件についてその石が必要なのとポケモンとトレーナーの間に絆があることが必要と言われてています」

 

 

とある会場でカロス地方のミアレシティのプラターヌ博士がメガシンカについて発表をしていた。

 

 

「何か質問はありますか?」

 

 

たくさんの手が上がるなかでプラターヌ博士はひとりの若者を指名したのだ。

 

 

「僕はマサラタウンで研究をしているオーキド・シゲルといいます」

「オーキド……もしや、マサラタウンの博士、オーキド・ユキナリさんのお孫さんですか!?」

「えぇ……まぁ、そうです」

「マーベラス!!有名な博士のお孫さんにお会いできるとは実に喜ばしい!!ああ……質問をどうぞ」

「はい、キーストーンはどのような場所で発掘されるのですか?」

「……実はこの付近の山岳は昔から純度の高いダイヤモンドが発掘されますがまれにその中にキーストーンがあることがあります」

「では、キーストーンは自然の中で生み出される物ということでしょうか?」

「……そうも言い切れないですね、例えばカロスの幻のポケモンにダイヤモンドを作り出せるポケモンがいます」

「ダイヤモンドを作り出せる……」

「もしかしたらそのポケモンがキーストーンを作り出せるのかも知れませんが詳しいことはまだ……ですが、この後にその発掘場の付近を見に行こうと思います、希望者はマイクロバスを出しますのでご一緒に……幻のポケモンですから見つかるとは思っていません、僕も見たことがないからね、シゲルさんは幻のポケモンを見たことありますか?」

「僕はありませんが僕の幼なじみでミュウ、セレビィ、ジラーチ、マナフィと言った幻のポケモンと出会ったトレーナーなら知ってます」

「マーベラス!!君の幼なじみはマーベラスな経験をしているね!!」

「プラターヌ博士、その幻のポケモンの名前とは……」

「ディアンシー……というポケモンです」

 

 

…ディアンシー、いったいどんなポケモンなんだ、サトシは会ったことはあるかな、ないだろうな……きっと…

 

 

 

 

 

その後、一同はマイクロバスで発掘上の方まで向かったのである。

 

 

その時

 

 

ボン!!という音とともにバスが停止した。

 

 

「アハハ……このレンタルバス、ダメだね」

 

 

プラターヌ博士は動かなくなったエンジンをいじりながらもお手上げのようだった。

 

 

「……リモーネさんがいてくれたらな」

「皆さん、バスを修理するので車内でお待ちください、時間がかかるので近くを散策されても結構です」

 

 

そして、助手の女性が車内に現在の状況を伝えたのだ。

 

 

「せっかくだから近くを歩こうかな」

 

 

シゲルがバスから降りて散策を始めたのである。

 

 

その時

 

 

『メレメレッ!!』

「あれは……メレシー!!おじいさんが研究したいって言ってたポケモンだ、よし、ゲットしよう」

 

 

シゲルは近くに現れたメレシーを追いかけて茂みの中を掻き分けて進んだのだった。

 

 

「メレシー!!」

『メレ?』

「君をゲットしたい、勝負だ!!」

 

 

その時

 

 

突然茂みからアームのような物が現れてメレシーを掴んだ。

 

 

『メレ!?』

「なんなんだ!?」

 

 

そして、そのアームの出所の茂みからアームの装置を腕に装着した男が出てきたのだ。

 

 

「ふう、やっと見つけたぞメレシー……よし、スキャニング開始」

 

 

アームから何かの電気がメレシーへと流れたのである。

 

『メレェェ!!』

「適合率は……30%か……こいつは無理だな」

「お前何者なんだ!!」

「おや、見ていたのか、失礼、俺はロケット団の科学者、ボルグだ」

「ロケット団、何かまたよくないことを……カメックス!!」

 

 

シゲルはモンスターボールからカメックスを出した。

 

 

「カメックス、ハイドロカノン!!」

『ガメェェ!!』

 

 

ボルグへハイドロカノンを放ったのだ。

 

 

ボルグは表情を崩さずモンスターボールを取り出しハイドロカノンへと向けたのだ。

 

 

「ダークテクノ……」

 

 

次の瞬間、辺りが一瞬白くなり視界が回復した頃にはボルグは消えていたのである。

 

 

「ロケット団、どこへ消えたんだ」

 

 

そこへ、

 

 

『メレ……』

 

 

傷付いたメレシーがシゲルへと近寄ってきた。

 

 

「メレシー!!ロケット団め何てひどいことを……大丈夫か、すぐにポケモンセンターに連れていってやるからな」

 

 

しかし、

 

 

『メレッ!!』

 

 

メレシーら力を振り絞り進んでいこうとしたのだ。

 

 

「おい!!動くなって……」

 

 

しかし、メレシーの表情は固くシゲルを見つめていたのである。

 

 

「僕をどこかに連れていきたいだね」

『メレッ!!』

「よし、行こう!!」

 

 

シゲルは傷だらけになりながらも進むメレシーについて行き、そして、大きな穴へとたどり着いたのだった。

 

 

『メレ……』

 

 

しかし、メレシーはそこで力尽き倒れてしまった。

 

 

「メレシー……この穴の中が君たちのすみかなんだね」

『メレ……』

「この中にロケット団が……」

 

 

シゲルはメレシーを抱えるとその穴の中へと進んでいったのだ。

 

 

 

 

 

その頃、

 

 

「さっきのメレシーのスキャンデータからこの先にメレシーのすみかダイヤモンド鉱国があるはずだが……」

 

 

そして、ボルグはたくさんのダイヤモンドが地面や壁からつき出している場所へたどり着いたのである。

 

 

『メレッ』

『メレ』

『メレシー』

 

 

ボルグの周りへたくさんのメレシーが集まってきた。

 

 

その時

 

 

『貴方は?』

「お前がディアンシーか」

『はい、私がこのダイヤモンド鉱国の姫、ディアンシーです』

「そして、あそこに見える巨大なダイヤが聖なるダイヤ」

『はい、随分とお詳しいのですね』

 

 

そこへ、

 

 

『姫様!!』

『ヒメサマッ!!』

『メレッ!!』

『メレ!!』

 

 

こちらに年老いたメレシーと他のとは姿が少し違うメレシーたちが近づいてきたのだ。

 

 

『ダイイ、マジマ、どうしたのかしら?』

「知能の高いメレシー……か」

『姫様!!その者からは何か良からぬものを感じますぞ』

『ヒメサマ、オハナレクダサイ!!』

『何を言うの?お客様に対して失礼ではありませんか!!』

『姫様!!』

『どうぞごゆっくり………!!』

「姫様、悪いがゆっくりしている暇はないのでね、まずはディアンシー捕獲!!」

 

 

そして、ボルグはディアンシーにアームを飛ばしたのである。

 

 

『ヒメサマ!!』

 

 

マジマはディアンシーを庇いアームに捕まれてしまった。

 

 

『マジマ!!』

『ヒメサマ……』

「スキャニング開始」

 

 

マジマにボルグの装置から電気が流れたのだ。

 

 

『ウワァァァ!?』

『マジマ!!おのれ、お主何をするか!!』

「適合率50%か、知能は関係ないのか、それとも、オスメスで適合しやすがあるのか、何れにせよディアンシーはメス、メスのメレシーを中心にスキャニングするか!!」

『マジマを離しなさい!!』

「いいですとも、しかし、他のメレシーを使わせていただきます」

『!!……そんなこと…私が許しません!!』

『姫様!!ここはお任せください!!』

『メレ!!』

『メレッ!!』

『ヒ、ヒメサマ、オマモリシマス!!』

『ダイイ、マジマ、貴方は体が……』

『ヒメサマ、ヒメサマノタメナラコノテイド!!』

「そうか、なら仕方がない」

 

 

そして、ボルグはモンスターボールを取り出したのである。

 

 

「……ダークラッシュ」

 

 

 

 

 

シゲルは穴を歩きひたすら進んでいた。

 

 

「遠いな……!!そうだ、ウインディ」

 

 

シゲルはモンスターボールからウインディを出してウインディに乗ったのだ。

 

 

「ウインディ、進んでくれ!!」

『ウインディ!!』

 

 

 

 

そして、シゲルは地下へとたどり着いたのである。

 

 

「ダイヤがたくさん……ここがメレシーのすみかなのか」

『メレ……』

 

 

少し先に進むと衝撃の光景が広がっていた。

 

 

「ダークテクノ……よし、戻れ、ゲ…セ……」

 

 

ボルグは謎のポケモンをモンスターボールへ戻したのだ。

 

 

「これは……」

 

 

たくさんのメレシーが横たわっていてディアンシーも小型装置の電磁網に拘束されていたのだった。

 

 

「ロケット団!!」

「……君か、よくここまで来れたな、しかし、邪魔はさせんぞ、ようやくディアンシーと聖なるダイヤを見つけることが出来たことだしな」

「あれがディアンシー……!!」

 

 

そして、シゲルは奥にそびえ立つ巨大で美しいダイヤを見て驚愕したのである。

 

 

「あれが聖なるダイヤ………あんなダイヤモンド見たことがない」

『これ以上、この国の者を傷付けることも聖なるダイヤに触れることもこの私が許しません!!』

 

 

シゲルは再びカメックスをモンスターボールから出した。

 

 

「ウエンディ、カメックス、あの男を止めるんだ!!」

「よし、ライボルト、チルタルス相手をしてやれ」

 

 

ボルグはモンスターボールからライボルトとチルタルスを繰り出したのだ。

 

 

『ラァイ!!』

『チルゥゥ!!』

「カメックス、ハイドロカノン、ウインディ、かえんほうしゃ!!」

『ガメェ!!』

『ウィン!!』

『ラァイ!!』

『チルゥゥ!!』

 

 

ライボルトはチャージビームをチルタルスはりゅうのいぶきを放ちカメックスとウインディの技とぶつかり合ったのである。

 

 

「適合率、80%か」

「カメックス、ウインディ、戦っててくれ」

『ガメェェ!!』

『ウインディ』

「お前の目的は何なんだ!!」

「……ディアンシーの捕獲と聖なるダイヤを使いディアンシーを造り出すことだ」

「ディアンシーを……」

『わたくしを……』

「ディアンシー、ダイヤモンドを作り出すことができるという幻のポケモン、そして、メレシーの突然変異体、その誕生のメカニズムは不明だったが私の科学力で聖なるダイヤのエネルギーが必要ということがわかったのだ」

『ダイヤモンドが欲しいのでしたら私がいくらでも作りますから……』

「もちろん、そうさせてもらう、ディアンシー、姫様にはロケット団の今後の資源力となって頂きます」

『ですからわたくしだけを』

『姫様、何を仰いますか!!』

『コノクニニハ……ヒメサマガヒツヨウデス!!』

「そして、造り出したディアンシーは別の計画に使わせてもらう」

「お前、勝手なことを……」

「こいつは適合率85%……やはりメスの個体が適合率が高い、あそこに赤子のメレシーがいるが赤子はどうかな」

『やめて、生まれたばかりの子に!!』

「いけっ、エレキブル!!」

 

 

シゲルはモンスターボールからエレキブルを出した。

 

 

「エレキブル、その男をメレシーに近づけさせるな!!」

『エレッキブル!!』

「邪魔だ」

 

 

ボルグは小型の装置をエレキブルへと投げたのだ。

 

 

『エレキブル!!』

 

 

エレキブルは小型の装置から出される電磁網に拘束されてしまったのである。

 

 

「エレキブル、アイアンテールで抜け出せ!!」

『エレキブル!!』

 

 

…クソッ、ポケモン3体しか連れてきてない…

 

 

「それではメレシーを」

『私が!!私が何でもしますからぁぁ!!』

 

 

ボルグがアームでメレシーを掴もうとした。

 

 

その時

 

 

「ん?」

 

 

ボルグの無線機に無線が入ったのだ。

 

 

「ラブリナか」

『ボルグ先輩~』

「どうした?」

『なんと、ボルグ先輩の担当エリアから離れた場所で96%のメレシーを見つけちゃいました~捕獲済みでぇす!!』

「そうか、わかった、では、ディアンシーと聖なるダイヤのエネルギーを奪って合流する」

『これでダークディアンシーは私の物でいいですよね』

「もちろんだ、俺は実験さえ出来ればそれでいい」

『お待ちしてまぁす!!』

 

 

ボルグは無線が切れると振り返り聖なるダイヤへと方向を変えたのである。

 

 

『わたくし、とても無力、この国を守ることもできない、サトシ、ピカチュウ、セレナ、シトロン、ユリーカ……ごめんなさい、せっかく友達に勇気をもらったのに……』

 

 

そして、ディアンシーからひとつのダイヤモンドが網を抜けて転げ落ちた。

 

 

「姫様、どうやって俺がダイヤモンド鉱国への入口を見つけたかこ存じでしょうか?」

 

 

ボルグはアームに装着された装置を開き中から不思議な色のダイヤモンドを取り出したのだ。

 

 

『それは?』

 

 

ボルグの出したダイヤにダイイは反応したのである。

 

 

『!!(イニシエ)のダイヤ、遥か昔にこのダイヤモンド鉱国に侵入した人間に盗まれた3つのダイヤのひとつ』

「残りの2つ、生命を与えるポケモン、ゼルネアスの力が宿るという生命のダイヤ、そして、生命を奪うとされるポケモン、イベルタルの力が宿るという破壊のダイヤも我がロケット団が持っていた」

『なんと…………持っていたじゃと?』

「本部が破壊された時に砕けたかもな」

『ありえん、あのダイヤがそう容易く砕けるものか』

「なら何者かが持ち去ったかな?捜索したが出てこなかった」

『ダイイそのダイヤとはなんですの?』

『先代のディアンシー様が作られたものです、遥か昔、私が生まれる前、姫様がお会いになったのとは別のゼルネアスの影がこの鉱国に現れました、そのゼルネアスは本体は遠くの土地の海底で樹になって眠っていると、しかし、近くにこれもまた他のイベルタルの破壊の繭と同じ物があり海流の影響でイベルタルの影が外へ出て聖なるダイヤに引き寄せられここへ向かっていると』

「そして、イベルタルに抵抗するためにゼルネアスの力を使い生命のダイヤをつくり、現れたイベルタルの影に生命のダイヤで抵抗し追い返すがその時に反動で破壊のダイヤとゼルネアスとイベルタルの力を含んだ古のダイヤができたというわけだ」

『お主そこまで知っているとは……古のダイヤには生き物でいう帰巣本能のようなものがある、それを利用しよったな』

「その通り、スキャニングしたメレシーのデータと掛け合わしてこの場所を特定した、さてと、そろそろ聖なるダイヤのエネルギーを奪わせてもらう」

 

 

ボルグは新たな装置を取り出しスイッチを入れた。

 

 

すると、装置からアームが飛び出してアームが聖なるダイヤに触れたのだ。

 

 

「さぁ、これで聖なるダイヤのエネルギーはこの装置にどんどん吸収されている……フハハ!!」

『わたくし何もできない……』

「なんとかしなくちゃ、クソッ…………………!!これは……」

 

 

シゲルは足元に転がっているダイヤモンドを見つけ拾ったのである。

 

 

「ダイヤモンド…………!!この紋章は」

 

 

そのダイヤモンドには紛れもなくキーストーンの紋章があった。

 

 

「ディアンシー!!このダイヤモンドは」

『……それは私の友達との思い出の……』

「これはキーストーンだ!!」

『キーストーン?』

「メガシンカに必要な石だ、ディアンシー、まさかメガシンカを……ディアンシー、このダイヤを貸してくれないか」

『それは大切なもので……』

「必ず返す!!ディアンシーの力とこのダイヤモンドが必要なんだ!!」

『……わかりました、ダイヤモンドを貸すことを許します』

「よし!!ディアンシー、メガシンカ!!」

 

 

そして、ダイヤモンドは光りディアンシーの姿が変わりディアンシーはメガディアンシーにメガシンカしたのだった。

 

 

「!!メガシンカだと……」

 

 

その時

 

 

『聖なるダイヤが……』

 

 

エネルギーを無理やり吸われ聖なるダイヤは耐えられなくなり力尽き朽ちてしまったのだ。

 

 

『なんてことを……』

「ディアンシーが拘束から解放されたか」

『貴方を許しません!!』

 

 

ボルグはモンスターボールを取り出したのである。

 

 

「ダークテクノ」

『私がこの国を守ります!!』

 

 

そして、ディアンシーのダイヤストームがダークテクノを打ち破った。

 

 

…よく見えないけど、あいつなんてポケモン使ってるんだ、しかも、ダークテクノなんて聞いたことないぞ…

 

 

 

「ちっ、撤収か」

 

 

ボルグのモンスターボールから出てきた何かは素早く体を変形させるとその上にボルグが乗りライボルトとチルタルスをモンスターボールに戻すと聖なるダイヤのエネルギーを持ってボルグは出てきた穴から消えていったのだった。

 

 

「いったいあいつのあのポケモンは何なんだ………………それにディアンシー、聖なるダイヤが……」

『気になさらないでください、それよりも国の者たちの手当てを……』

「それなら近くできのみと薬草を探してくる」

 

 

 

 

それから、暫くしてシゲルは地上で傷によく効く薬草とオボンのみ、それからボルグの装置の電気で体が痺れているメレシーが多いのでまひをなおすクラボのみを大量に持ってきたのだ。

 

 

『ありがとうございます!!』

「いいって、けど、また、ロケット団がこの穴から来るかもな」

『その心配は無用、穴なら塞いでしまえばいい』

『そうですね!!』

「そんなことができるのか……ん?あれ、聖なるダイヤ、消えたはずじゃ」

 

 

ボルグにより朽ちたはずの聖なるダイヤはその場所で輝いていたのである。

 

 

『私が作り上げました』

「すごいな、ディアンシー」

 

 

 

 

その後、薬草ときのみでメレシーたちの治療をしたのだった。

 

 

『お主、本当に感謝している』

「いや、別に大したことは」

『ところでダイイ、これ』

 

 

ディアンシーの手には古のダイヤが握られていた。

 

 

『姫様、それは』

『あの男の方が落とされました』

「たしか、このダイヤモンドとメレシーを使ってこの場所を見つけたって言ってたからこのダイヤモンドがある限りこの入口を塞いでしまえばもうこの場所はわからないってことか」

『姫様、ご覧ください、古のダイヤを』

『えっ、あら、何か模様が浮かびましたわ』

 

 

古のダイヤにとある模様が浮かんだのだ。

 

 

「これはディアンシーの持ってるダイヤと同じキーストーンの模様」

『恐らく失われていたダイヤが鉱国に戻ったことでダイヤは役割を果たしその中にあったキーストーンへと変化したのでしょう』

『ダイイ、そのキーストーンって何ですの?』

『姫様には難しい話です』

『あら失礼、でも……』

 

 

ディアンシーはキーストーンと化した古のダイヤをシゲルに渡したのである。

 

 

「えっ……」

『お礼です』

「お礼なんて」

『ダイイ、他にも何かを……』

『そうですな、この方はカメックスをお持ちだ、カメックスナイトと適当なメガストーンをお渡ししたらどうでしょう?』

『メガストーン?いいです、お前たち取ってきなさい』

『メレッ!!』

『メレッ!!』

『ハイ~ヒメサマ~』

 

 

そして、

 

 

『ヒメサマ~』

『メレッ!!』

『メレッ!!』

『右がカメックスナイトで左が何かのメガストーンですぞ』

『受け取ってください』

「……………わかりました」

 

 

シゲルは2つのメガストーンを受けるとキーストーンとカメックスナイトを鞄にしまい、謎のメガストーンをポケットにしまった。

 

 

『それでは入口を塞ぎましょう!!』

 

 

そして、ディアンシーが巨大なダイヤモンドを構成し入口を塞ぎ外では入口のあった場所とその周囲にたくさんのダイヤの柱が現れ入口が見えなくなったのだ。

 

 

このダイヤモンドを破壊することも抜き取ることも地面を掘り起こしダイヤモンド鉱国へ辿り着くことも誰もできないであろう。

 

 

「所でどうやって帰れば」

『ご心配なくこちらに別の出口がありますわ』

 

 

 

 

そして、シゲルはその出口からウインディに乗って出ようとしていたのである。

 

 

『よろしかったらお名前を教えていただけますか?』

「……シゲルだ」

『シゲル、わたくしと友達になりませんか?』

「えっ、ああ、もちろん!!また、機会があったらここへ来るよ」

『はい、シゲルがここへ来ることを許します』

「許されちゃったな……よし、それじゃ、ディアンシーもメレシーたちもお元気で!!」

 

 

そういってシゲルは出口の中へと入っていったのだった。

 

 

『ダイイ、友達が増えましたわ』

『そうですな』

『サトシたちにもまた会いたくなっちゃいました』

 

 

 

 

 

その後、シゲルは暗い小さな洞窟の中に出た。

 

 

「あっちに小さな隙間が……戻れ、ウインディ」

 

 

シゲルはウインディをモンスターボールに戻すと隙間から外へと出たのだ。

 

 

「ここは?」

 

 

外は山道で下の方では何やらプラターヌ博士が興奮した様子であったのである。

 

 

「まだ、修理終わんないのかな」

 

 

そして、シゲルが下へと降りプラターヌ博士の所へ戻ってきた。

 

 

「あ、ああ!!シゲルさん、マーベラスな発見をしたんだよ!!車の修理中に機械のように空を飛び去る謎のポケモンを見たんだよ!!」

 

 

…ボルグの使ってたポケモンのことかな…

 

 

「……博士、僕もマーベラスな発見をしました」

「ん?」

「博士の研究に使ってください」

 

 

シゲルはプラターヌ博士にカメックスナイトではないメガストーンを渡したのだ。

 

 

「マーベラス!!これはメガストーン、どうしたんだい」

「向こうで拾いました、どうぞ、研究に使ってください」

「本当にいいのかい!?」

「ええ、もちろんです」

 

 

そのメガストーンは後々プラターヌ博士の研究所でガブリアスナイトであることが判明するのだった。

 

 

…ダイヤモン鉱国とディアンシーのことは伏せておこうディアンシーとメレシーたちのためにも………




「光輪の超魔神 フーパ」の公開を記念して他のEPISODEとは関係ない(無関係ではありませんが)EPISODE『ディアンシー』を投稿いたしました。ちょっと無理やりなストーリーでしたがお楽しみ頂けましたか?ボルグの使用していた謎のポケモンはその内本編で明かす予定です。では、今後もよろしくお願いいたします。
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