テンガン山、やりのはしら、ここはシンオウ地方最大の山にある聖地である。
かつてシンオウ時空伝説を巡り事件があったが今は落ち着いていて訪れる者も少なく近場のポケモンたちの広場となっていた。
そのポケモンの中に他とは明らかに違うポケモンがいたのだ。
『フーパフーパ』
まじんポケモン、フーパ、少し前にカロス地方のデセルシティにて伝説のポケモンが複数体出現する事件があったがその元凶とされている。
しかし、その時のフーパは今この場にいるフーパではない。
フーパにはふたつの姿があり小さな姿のいましめられしすがたとこのフーパと同じときはなたれしすがたである。
このフーパにはいましめられしすがたは存在せずとりわけ最近このフーパはこのテンガンのやりのはしらで突如誕生した。
そして、テンガン山のポケモンたちと暮らしていたのだ。
その時
「ボルグ先輩~フーパ発見~」
「捕獲する、ダークテクノ」
ボルグから謎のポケモンが飛び出しフーパへ向けて謎の技を使ったのである。
『フーパ!!』
フーパは直ぐ様いじげんラッシュで迎え撃った。
「いじげんラッシュ、フーパの専用技」
「ディアンシー!!ダークジュエル」
ラブリナのダークディアンシーからダークオーラの混ざったダイヤが雪崩のようにフーパの方へと向かっていったのだ。
『フーパ!!』
フーパは今度はダークジュエルをリングにすべて通しボルグの謎のポケモンの方へと移動させたのである。
フーパの力は彼らの想像以上に強大だった。
「うむ、どうしたものか?」
「……!!ボルグ先輩、いいこと思い付きました~」
「ん?」
ラブリナは思い付いた作戦をボルグに伝えた。
「なるほど、やってみるか、ダークテクノ!!」
「ダークジュエル!!」
2体のダークポケモンの攻撃がフーパを挟むように放たれたのだ。
『フーパ!!』
フーパはリングをふたつ使い攻撃を逆のダークポケモンへと返したのである。
「今だ!!」
「それぇ~!!」
ボルグとラブリナは返される攻撃を避けながらフーパのリングへとそれぞれ黒いモンスターボールを投げた。
黒いモンスターボールはフーパのリングを通り反対側のリングから出てきてフーパへと接近したのだ。
『フーパ!?』
フーパは避けようと体を反らすも避けきれず黒いモンスターボールへと吸い込まれたのだった。
「捕獲完了」
「ふぅ、とんでもないポケモンでしたね~ボルグ先輩~」
「ああ、ラブリナ、
「ありがとうございます~」
ボルグはフーパを捕獲した黒いモンスターボール、ダークボールを見たのである。
「ダークボール、シャドーのダークポケモン計画を基盤にロケット団の最高科学力を終結させて開発されたモンスターボール」
「捕獲するだけでポケモンをダークポケモンにできるんですよね~」
「ああ、しかし、現状のダークボールは未完成でこれはポケモンをダークオーラで凶暴化させる程度に過ぎない」
「ま、それにしてもポケモンを余程のことがない限り必ず捕獲できるからすごいですよね~」
「ああ、よし、フーパは後にダークボールから解放し装置でダークフーパにする」
ボルグは転がっていたダークボールを拾った。
「ボルグ先輩、帰りましょ~」
「そうだな」
その時
「ボルグ先輩!!」
「なっ!?」
テンガン山に生息していてポケモンたちがボルグたちへ攻撃を仕掛けてきたのだ。
「フーパとともにここを棲みかにしていたポケモンたちか、フーパを取り戻そうというのか」
「ダークジュエル!!」
「蹴散らせダークテクノ!!」
謎のポケモンは変形しダークテクノでポケモンたちを蹴散らしたのである。
その時
「ぬっ!!」
ポケモンの攻撃がボルグをかすめボルグは持っていたダークボールを宙へと投げてしまった。
「しまった!!」
ポケモンが投げられたダークボールを掴もうと駆け寄ったのだ。
「取らせるな!!ダークジュエル」
そのポケモンへダークディアンシーのダークジュエルが放たれるもそのポケモンは他のポケモンに助けられダークジュエルはダークボールのみに直撃してしまったのである。
「ラブリナ!!何をしている」
「ディアンシーやめろ!!」
ダークディアンシーの攻撃が停止するとそこにはひびの入ったダークボールが火花を放ちながら転がっていた。
「まずい、このままでは……」
そして、ダークボールはさらに激しく火花を放ち光だして爆発したのだった。
「ボルグ先輩……」
「なんということだ、残るのはダークボールの残骸のみ、フーパはどこへ……」
その時
ボルグたちの背後にリングが出現しその中から強力なダークオーラを纏ったフーパが現れディアンシーと謎のポケモンを壁へと飛ばしたのだ。
「これは………!!そうか、ダークボールの故障によりダークオーラを急激に浴びてより強力なダークフーパへとなったのか」
「ダークフーパ?」
「ああ、しかし、ダークボールで捕獲したポケモンとも従来の方法のダークポケモンとも違う、このフーパの力は未知数だ、わかるか?通常では視認できないダークオーラがあのように出ている」
「ボルグ先輩、とにかく強引にでも捕獲しましょう」
「ああ、ダークテクノ!!」
「ダークジュエル!!」
ダークテクノとダークジュエルがダークフーパへと向かったのである。
しかし、
『フゥゥパァァ!!』
ダークフーパの強烈ないじげんラッシュにより押し戻された。
「恐ろしい強さだ……」
「ボルグ先輩、やばいですね……」
『フゥゥパァァ!!』
そして、ダークフーパはリングを通りこの場から姿を消したのだった。
シンオウ地方から遠く離れたカロス地方の砂漠地帯にある街、デセルシティ、そこにもう1体のフーパはいたのだ。
「はい、フーパ、おやつのドーナツ」
幼少の頃からフーパのお世話をしているメアリはいましめられしすがたのフーパにドーナツをあげていたのである。
『お~いし~、フーパ、ドーナツ大好き~、あ、バルザ~』
メアリの兄であるバルザがやって来た。
「メアリもフーパもおやつが終わったらデセルタワーの修復の続きだからな」
「は~い」
『フーパ、頑張る』
そこへ、
「バルザさんにメアリさん、フーパはいるかぁ~!!」
タワー修復の作業員の人が慌てた様子でやって来たのだ。
「どうかしたんですか?」
「バルザさん、いや、国際警察から連絡があってシンオウ地方のテンガン山という場所の近くでフーパが暴れてるらしいんだ」
「なんだって!?」
『フーパ、ここにいる!!』
「そうよ!!」
「……フーパは2体いたりしないのかい?」
『フーパ、今まで違うフーパに会ったことない!!』
「そうか……とにかく、これを見てくれ」
作業員の出した端末の画面に流れるニュースにはたしかにときはなたれしフーパがリングを使い暴れていたのである。
「なによこれ……」
「フーパだ……」
『……バルザ、メアリ、フーパ怖い……』
だが、フーパは持っていたドーナツを飲み込んだ。
『でも、フーパ、このフーパ助ける!!フーパ、ここへいく』
そして、フーパはリングを投げダークフーパの所までの道を作りフーパはその中へと入ってしまったのだ。
「追うぞ、メアリ!!」
「えぇ!!」
バルザとメアリはいましめのツボを持ってフーパの後を追いかけリングの中へと入っていきバルザとメアリが入るとリングは消えたのだった。
『フーパァァ!!』
シンオウ地方のダークフーパは変わらず暴れていたのである。
その時
『……フーパ』
ダークフーパは暴れるのを一旦やめ一点を集中して見た。
そして、
『フーパ、おでまし~!!』
リングが現れ中からフーパとそのあとにバルザとメアリが出てきたのだ。
『フゥゥパァァ!!』
『フーパ、お前のこと知らない……けど、フーパお前のこと助ける!!メアリ』
「ええ!!」
メアリは持っていたいましめのツボの栓を抜いたのである。
そして、フーパはときはなたれしすがたとなった。
『フーパ、お前のこととめる!!』
『フゥゥパァァ!!』
ダークフーパはフーパへといじげんラッシュを仕掛けたのだ。
『こっちも!!』
フーパもいじげんラッシュで迎え撃ちいじげんラッシュのぶつかり合いとなったのである。
しかし、
『フゥゥパァァ!!』
ダークフーパが優勢でフーパは押し負けてしまった。
「フーパ、頑張って」
「メアリ、まずいな、あいつの方が威力が高いかもしれない」
『フーパより強い……』
『フゥゥパァァ!!』
そして、ダークフーパはいじげんラッシュでフーパへとどめをさそうとしたのだ。
「フーパ、逃げてっ!!」
「リングを使って逃げるんだ」
『バルザ、メアリ……』
『フゥゥパァァ!!』
その時
「カメックス、ハイドロポンプ!!」
『ガメェェェ!!』
突如現れたカメックスはトレーナーの指示でダークフーパへハイドロポンプを放ち妨害したのである。
「大丈夫ですか?」
『お前誰だ?』
「……僕はシゲル、マサラタウンのオーキド・シゲルです」
『フゥゥパァァ!!』
「それにしてもなんだこのポケモンは?」
『ガメェ』
『フーパ、勝てるかわからない、フーパ、仲間呼ぶ!!』
そして、
『お~で~ま~し~』
「うわぁぁぁ!!」
『ピカァァァ!!』
「きゃぁぁぁぁ!!」
リングから現れたのは丁度カロス地方を旅していたサトシ、ピカチュウ、セレナだった。
「サトシ君!!」
「フーパ、彼らを呼んだのか?」
「メアリさん、バルザさん」
『ピカピカ』
『ビックリしたか?』
「ああ、ビックリしたぜ、フーパ」
『サートン、ピーカン、久しぶり』
「ああ、久しぶりだな、フーパ!!」
『ピカピカ!!』
そこへ、
「サトシ!?」
シゲルがサトシに気がついた。
「シゲル!?」
『ピカピカ!?』
「サトシ、知り合い?」
「ああ、セレナ、俺の幼馴染みのシゲルだ、あのときのサマーキャンプにもいたんだぜ」
その時
『フゥゥパァァ!!』
ダークフーパがいじげんラッシュを仕掛けてきたのだ。
「サトシ、話は後だ、カメックス、こうそくスピン!!」
『ガメェェェ!!』
「わかってるぜ、なんかフーパが増えててよくわからないけどとにかくあの暴れてるフーパをとめるぜ」
『ピカピ!!』
「ピカチュウ、でんこうせっか!!」
『ピッカピカピカピカビッガ!!』
ダークフーパはカメックスとピカチュウの攻撃を避けるとリングを構えたのである。
『あのフーパ、おでましする!!』
『フーパァァ……』
ダークフーパのリングから何かが姿を現した。
「あれは……」
『ピカ……』
「それにしてもミュウツーとゲノセクト、すごいポケモンだったね、ね、キバゴ」
『キバキバ~』
「本当にデリシャスな経験をさせてもらったよ」
「ミュウツー……そういや、あっちのミュウツーは元気かな」
「サトシ、あっちって?」
『キバキバ?』
「もしかしてミュウツーがまだいるのかい?」
「ああ、ジョウトで会ったんだ、けど、今回のミュウツー見たときはなんでか前のミュウツーのこと忘れてたし思い出したのも最近なんだ」
「ミュウツー!!」
リングから姿を現したのは人の手によって造られたポケモン、ミュウツーだった。
「あのポケモンもフーパと同じオーラで操れているんだ、それにしても初めて見るポケモンだ」
「バルザさん、あいつはミュウツーっていうポケモンです」
「知ってるのかい?」
「ええ」
『ピカピカ』
『フーパ!!』
そして、リングから出たミュウツーはメガミュウツーYへと姿を変えてサイコブレイクをサトシたちに放とうとしたのだ。
「あの姿は……あいつイッシュのミュウツーか……!!来るぞ、ピカチュウ!!」
『ピカピ!!』
『サートン、ピーカン、フーパ、あいつ見たことある!!』
「なんだって!?」
『お~で~ま~し~』
そして、メガミュウツーYのサイコブレイクが放たれると同時にフーパのリングから何かが現れサイコブレイクを受け止めたのである。
『……サトシ』
「ミュウツー!!」
『ピカチュー』
「これがミュウツー?」
「そうだぜ、セレナ」
『……(あれはポフレの少女か…また会ったな)』
『フーパァァ!!』
ダークフーパのリングから今度はファイヤー、フリーザー、サンダーが現れた。
『ファァァァ!!』
『フリャャャャャ!!』
『ホォォォォ!!』
「ファイヤー、フリーザー、サンダー……」
『ピカ……』
『お~で~ま~し~!!』
フーパのリングからは大量の海水が渦巻きのように現れルギアが現れたのだ。
『優れし操り人……久しぶりだな』
以前のデセルシティでの戦いでフーパにおでましされたルギアはテレパシーでサトシのみにコンタクトをしていたのである。
「ルギア!!また、力を貸してくれ!!」
『無論、以前はあまり役にはたてなかった、全力で戦わせてもらう』
ルギアはダークフーパの方を見た。
『以前の
そして、
『命をかけてかかってこい!!』
『ファァァァ!!』
『フリャャャ!!』
『ホォォォォ!!』
ルギアへファイヤーたちが一斉に攻撃をしかけて来るがルギアはそれをゴットバードで防ぎそのままファイヤーたちを弾いたのだ。
その時
『フーパ!!』
ダークフーパがルギアの隙をついていじげんラッシュを食らわせそのままリングの中へとルギアを押し込んだのである。
「ルギア!!」
『ピカピカ!!』
しかし、
『フーパ!?』
リングの中から大量の海水が吹き出しルギアはこっちへと戻ってきた。
「ルギア!!」
「サトシ、どうゆうことなの?」
「セレナ、わからない……どーやって戻ってきたんだ」
『同じ手は食らわない、穴に押し込まれてからエアロブラストを放ったのだ』
『フゥゥパァァ!!』
『さぁ、かかってこい』
『フーパ、これ以上お前に悪ささせない!!』
そして、フーパがダークフーパにいじげんラッシュを使ったのだ。
『フーパ!!』
ダークフーパはそのまま地面に叩きつけられるもすぐに起き上がり今度はエンテイ、スイクン、ライコウをおでまししたのである。
「エンテイ、スイクン、ライコウ!!…………………ゲッコウガ、君に決めた!!」
「テールナー!!」
サトシとセレナはそれぞれゲッコウガとテールナーをモンスターボールから出した。
「ピカチュウ、10万ボルト、ゲッコウガ、つばめがえし!!」
『ゲッコゥ!!』
「テールナー、かえんほうしゃ!!」
『テーナ!!』
そして、
「カメックス、ハイドロポンプ」
『ガメェェェ!!』
「シゲル!!……そのカメックスってまさか……」
シゲルはカメックスをメガシンカさせていたのだ。
「サトシ、今は戦いに集中するんだ!!」
「おう!!」
サトシ、セレナ、シゲルのポケモンでエンテイたちを攻撃するもあまり効いていなかったのである。
『フーパ!!』
そして、ダークフーパがサトシたちを襲おうとした。
しかし、
『やめろぉぉ!!』
『食らえ!!』
フーパとルギアがダークフーパに攻撃をしダークフーパの動きをとめたのだ。
『お~で~ま~し~!!』
今度はフーパが色違いのエンテイ、スイクン、ライコウをおでまししたのである。
「!!クラウンシティのエンテイたちか」
『ピカピカ』
そして、ダークフーパのエンテイたちとフーパのエンテイたちとが戦いになった。
『フゥゥパァァ!!』
さらにダークフーパのリングから様々な伝説のポケモンがおでましされたのであった。
『フーパも!!』
ダークフーパに対抗するようにフーパも伝説のポケモンたちをおでまししたのだ。
ダークフーパ側にファイヤー、フリーザー、サンダー、エンテイ、スイクン、ライコウ、グラードン、カイオーガ、普通色のレックウザ、レジロック、レジスチル、レジアイス、ディアルガ、パルキア、レシラム、コバルオン、テラキオン、ビリジオン、メガミュウツーY、ゲノセクト3体でそれぞれフリーズ、ブレイズ、イナズマのカセットを装着していたのである。
そして、フーパ側にはミュウツー、ルギア、ラティオス、ラティアス、色違いのレックウザ、デオキシス、ダークライ、ギラティナ、レジギガス、色違いのエンテイ、スイクン、ライコウ、ゼクロム、キュレム、ケルディオ、赤いゲノセクト、アクアカセットを装着したゲノセクトがいた。
「すごい……こんなの見たことない」
『テーナ……』
壮絶すぎる状況にセレナは驚愕していたのだ。
『みんなサートン、ピーカンの知ってるやつら!!』
「そうなのサトシ!?」
「ああ、みんな知ってる!!だから、あのフーパに操られてるみんなも必ず助ける」
『ピカピカ』
その時
『乗れ!!』
「ルギア!!」
『ピカピカ』
サトシはルギアの背中にのり上空へむかいファイヤーたちを撃退したのである。
『初めてだ……』
「ん?」
『人間を三度も私の背中に乗せたのは……』
「俺もお前の背中に乗れて嬉しいぜ」
『ピカピカ』
その時
「あれは……」
『ピカピカ……』
エンテイたちが宙を走るように飛行していた。
「……エンテイたちが空を飛んでるぜ」
『ピカピカ』
『あの
その時
「ルギア!!危ない」
『ピカピカ!!』
後方から蹴散らしたはずのファイヤーたちの攻撃を受けルギアはファイヤーたちとエンテイたちの攻撃を同時に受けていたのだ。
「ルギア!!」
『ピカピカ』
そして、ルギアはエアロブラストを放ったのである。
「うわぁぁぁぁ!!」
『ピカァァァァ!!』
『!!しまった……』
サトシとピカチュウはエアロブラストの反動でルギアから振り落とされてしまった。
その時
『クゥ!!』
『ホゥ!!』
サトシとピカチュウはラティアスにキャッチされたのだ。
「ラティアス!!それにラティオス」
『ピカピカ』
『クゥ!!』
『シャォ!!』
「ラティアス、カノンやボンゴレさんは元気か……」
『クゥ!!』
「あのラティオスは違うんだよな………」
『クゥ……』
「……よかった、ラティアスがひとりぼっちじゃない……」
『……クゥ!!』
その時
「あれはグラードン、カイオーガ、それにレックウザ!!」
グラードンとカイオーガとレックウザがラティアスたちに迫ってきていたのである。
「りゅうのはどう!!」
『クゥ!!』
『シャォォォ!!』
ラティアスとラティオスがりゅうのはどうを放つも殆ど効いていなかった。
その時
「あっ!!」
グラードンたちに黒いレックウザとデオキシスが攻撃したのだ。
「レックウザ、デオキシス!!」
黒いレックウザはデセルシティで活躍したレックウザでデオキシスはラルースシティに現れたデオキシスだった。
そして、グラードンたちと黒いレックウザとデオキシスの戦いが始まったのである。
「頼むぜ、レックウザ、デオキシス!!」
サトシはラティアスとともにダークフーパの方へ近寄った。
「みんなを止める方法はわからない……けど、まずはあのフーパを何とかしないと……」
『フーパ!!』
ダークフーパへ接近するサトシたちにレジスチル、レジロック、レジアイスが宙に浮きながらラティアスたちに接近し攻撃をしてきたのだ。
「ラティアス!!」
『クゥ!!』
『シャォォ!!』
レジスチルたちは一斉にばかぢからを使ったのである。
「しまっ……」
その時
『レ…ジ…ギ…ガ…ス』
レジギガスがレジスチルたちのばかぢからを押し破った。
「ありがとう、レジギガス!!」
『レ…ジ…ギ…ガ…ス』
その時
「レジギガス!!」
レジギガスは何者かの攻撃を受けて大きく倒れたのだ。
「今のは……あくうせつだん……ってことは!!」
レジギガスを攻撃したのはパルキアだった。
「パルキア!!それにディアルガも」
そして、今度はディアルガがときのほうこうを放とうとしたのである。
『ヤメロ!!』
そこへ、ダークライがディアルガに攻撃しディアルガのときのほうこうは不発に終わった。
「ダークライ!!」
しかし、再びパルキアがあくうせつだんを放とうとしたのだ。
その時
「ギラティナ!!」
いつの間にがシャドーダイブをしていたギラティナが現れパルキアを攻撃したのである。
「ギラティナ!!頼んだぜ」
『ピカピカ』
サトシの声にギラティナは頷いた。
「あっ!!」
しかし今度はレシラムがサトシに接近してきたのだ。
『ウッハッハ!!助けてやろうじゃないか』
『お前の理想を貫き突き進め!!』
キュレムとゼクロムが現れキュレムはホワイトキュレムにフォルムチェンジしゼクロムとともにレシラムを撃墜したのである。
また、今度はコバルオンたちが宙を走って接近してきた。
『ケルディオ!!』
『はい!!』
キュレムは即座にブラックキュレムにフォルムチェンジすると背中にケルディオを乗せたのだ。
「ケルディオ!!」
『僕は聖剣士として必ずみんなを助ける!!』
さらにそれを援護するかのように地上から色違いのエンテイたちがコバルオンたちを攻撃したのである。
もうすぐダークフーパへたどり着く所で今度はゲノセクト3体とメガミュウツーYが飛来してきた。
「ゲノセクト!!」
『ミンナナカマ!!アヤツルノユルサナイ』
『ナカマカエセ!!』
赤いゲノセクトとアクアカセットのゲノセクトがゲノセクトを撃退しメガミュウツーYの攻撃はミュウツーによって受け止められたのだ。
『所詮は私の生体データから作られたミュウツー……私の足元にも及ばない』
そして、サトシはとうとうダークフーパの前にたどり着いたのである。
『フーパ!!』
ダークフーパはラティアスにいじげんラッシュをしようとした。
『サートン!!』
フーパはいじげんラッシュでダークフーパからサトシを守ろうとしたのだ。
「フーパ!!」
『ピカピカ』
しかし、フーパが押し負けダークフーパのいじげんラッシュを一方的に受けてしまったのである。
「フーパ!!やめろぉぉ」
サトシはラティアスから飛び降りフーパの方へと向かった。
『クゥ!!』
『シャォォ!!』
「何やってんだサトシ!!」
『ガメェ』
「サトシやめてぇぇ!!」
『テーナ!!』
地上で伝説のポケモンと戦っていたシゲルとセレナはサトシの行動に声を荒げていたのだ。
『サートン!!来ちゃダメ』
サトシがフーパにたどり着きダークフーパのいじげんラッシュがサトシにも当たりそうになったのである。
その時
『フーパァァ!?』
突然、ダークフーパが後方へ飛ばされた。
『どうした?』
「なんだ?」
『ピカ……ピカピ!!』
「どうした、ピカチュウ…………………………!!アルセウス」
そこには世界を創造したとされるポケモン、アルセウスがいたのだ。
『フーパァァ!!』
アルセウスは再び攻撃しようとするダークフーパを後方へ飛ばすとフーパとともにセレナたちの所まできたのである。
「あ、バルザさんにメアリさんのやつが光ってる」
『ピカピカ!!』
バルザとメアリの持っているアルセウスの飾り物がアルセウスの出現に反応して光輝いていた。
『いましめのツボだったな、魔神の力を封じるのは』
「アルセウス、作れるのか?」
「サトシ君!!アルセウスに対してその言い方は……」
「えぇと……バルザさん」
『よい、この少年は私の命を恩人だ、サトシがいなければ私も存在しない、そして、この世界もだ」
「サトシ君、そうなのかい?」
「いえ、バルザさん、俺だけの力じゃないです」
『ピカピカ』
『あの魔神の力は何か外的な物だ、消し去るにはフーパの力を封じ込め消し去る必要がある、ツボは作る、だが、作る間私は殆ど動けない』
「ああ、じゃあ他のポケモンたちがこないようにすればいいんだね」
『ピカピカ』
『無論そうだ、私の力を受け継ぎし者たちよ、協力しくれ』
バルザとメアリは共に無言で頷いたのだ。
そして、再び攻撃を開始したダークフーパとダークフーパ側の伝説のポケモンたちとツボの完成させるためアルセウスを守るフーパとフーパ側の伝説のポケモンたちが再度激突したのである。
「カメックス、ハイドロポンプ!!」
『ガメェェェ!!』
「テールナーかえんほうしゃ!!」
『テーナ!!』
「行くぜゲッコウガ!!」
『ゲッコゥ!!』
サトシはゲッコウガとシンクロしてゲッコウガはサトシゲッコウガとなった。
「なんだそれは……」
「話は後だシゲル」
「ああ」
サトシ、シゲル、セレナでアルセウスに近寄ってくる伝説のポケモンと戦ったのだ。
「きゃぁぁぁぁ!!」
「セレナ!!」
ディアルガがセレナの前に現れときのほうこうを放とうと構えていたのである。
「ゲッコウガ!!セレナを……」
『ゲッコゥ!!』
その時
ギラティナがディアルガを妨害しサトシとセレナは事なきを得た。
しかし、
『フーパ!!』
「ギラティナ!!」
ギラティナはディアルガ、パルキア、ダークフーパから攻撃を受けていたのだ。
「ギラティナ!!やめろぉぉ」
その時
ディアルガ、パルキア、ダークフーパがギラティナから離されたのである。
「アルセウス!!」
『ダァァァァ!!』
アルセウスは裁きのつぶてでダークフーパ側の伝説のポケモンたちを一掃した。
「アルセウス、ツボは?」
『間もなく完成する』
そして、
「出来たわ!!」
メアリが完成した新たないましめのツボを抱えていたのだ。
「メアリ、早くあのフーパを……」
メアリはバルザに言われいましめのツボの栓を抜きツボをダークフーパへと向けたのである。
『フーパァァァァ!!』
そして、ダークフーパの力はツボに吸いとられダークフーパはいましめられしフーパとなった。
『悪の力はすべてツボの中だ、後はツボを……』
その時
『フーパァァァァ…』
いましめのツボの中からダークオーラが溢れだしてきたのだ。
「ピカチュウ、10万ボルト、ゲッコウガ、つばめがえし!!」
『ピカァ!!』
『ゲッコゥ!!』
「カメックス、ハイドロポンプ!!」
『ガメェェェ!!』
「テールナー、かえんほうしゃ!!」
『テーナ』
ダークオーラにサトシたちは攻撃するも効いていなかったのである。
『私に任せろ』
アルセウスはいましめのツボの作成に使っていた火、水、地面のプレートを自身に戻すと邪悪なオーラといましめのツボに向けて神々しい光を放った。
『フゥゥ……パァ……』
『……閉ざした心を開け……その鍵は楽しかった思い出だ、思い出せ、お前の想いを……』
『フゥゥパァァ!!』
そして、ツボが緑の光に包まれそれと同時にダークオーラは消滅したのだった。
『もう心配はない』
「なぁ、アルセウス、いましめのツボはこのまんまでいいのか?」
『何故だ?』
「こっちのフーパの力を100年間閉じ込めたら大変なことになったからさ」
『心配無用、今、この場を去ったがあっちのフーパはいつでも自分のリングでツボを手に入れることができる』
『いましめられててフーパ、リング通れなかった』
『今回はそのようなことはない』
「ラブリナ、早急にフーパとツボの確保を」
「了解です~ボルグ先輩~しかし、今回は物凄い貴重なポケモンのデータがとれましたね~」
「そうだな、それにしてもアルセウス……強大なポケモンだ」
『みんな、ここから帰る!!』
フーパがリングを出して伝説のポケモンたちを元の場所へと返していったのだ。
『サトシ、あの時、私の命を救ってくれたことを本当に感謝している、もし、サトシに危機が迫ったとき私は力を貸そう』
そして、アルセウスはどこかへ飛び去ってしまったのである。
「ありがとう……アルセウス……」
『ピカピカ……』
『さぁ、サートン、ピーカンも』
「ああ」
そこへ、
「サトシ!!」
「シゲル」
「今度あったときにはバトルをしよう、お前のその姿の変わる不思議なゲッコウガと俺のメガカメックス、どっちが強いか気になる」
「ああ、勿論だぜ」
「行こう、サトシ、シトロンたちが心配してるよ」
「おう、バルザさんにメアリさんもお元気で」
「ああ、本当にサトシ君には感謝している」
「さようなら、サトシ君も旅の続き頑張ってね」
「はい、フーパもじゃあな」
『ピカピカ!!』
『フーパ、いつでもサートン、ピーカンたちに会いに行ける』
「おう!!待ってるぜ」
『ピカァ!!』
「バイバイ、フーパ、ほら、サトシ行くよ」
「ああ、セレナ」
そして、サトシとセレナもリングの中へと入っていった。
『バルザ、メアリ、フーパたちも帰る!!』
「うん、そうしよ!!」
「ああ」
そして、バルザ、メアリ、フーパたちもリングの中へと消えていったのだ。
「しかし、今日はすごい1日だったな、
シゲルはカメックスをモンスターボールに戻すとシンオウ地方を訪れた本来の目的であった歩き始めたのだった。
何とか間に合った、さぁ、今年はどんな映画かな~、けど、今回とてつもないシゲル空気だったな