ポケモン・ザ・ムービースペシャル   作:中2病人間M

8 / 18
EPISODE『ミュウ』

『ダモス……何故だ………人間め、二度と騙さない、裁きを受けるがいい!!』

 

 

数千年前、シンオウ地方、ミチーナ。

 

 

この世界を創造したポケモン、アルセウスは人間、ダモスに命の宝玉を貸し与えるも裏切られ攻撃された。

 

 

『……人間どもめ覚悟しろ……私が眠りから覚めたその時こそ人間の最後だ』

 

 

こうしてダモスに裏切られたアルセウスは力を使い果たし眠りについたのだった。

 

 

後に未来からやって来た少年たちにより真実が明かされこの出来事は歴史改変されるも長い長い時間、アルセウスは人間を恨み続けたのだ。

 

 

そして、眠っているアルセウスは自分の意識を具現化させる機会が2回ほどあったのである。

 

 

 

 

 

数百年前、ロータ。

 

 

その場所にアルセウスは姿を現した。

 

 

アルセウスの本体は眠っておりこのアルセウスはアルセウスの意識を具現化させた存在でアルセウスより遥かに劣るもそれでも人間やポケモンにとっては驚異でしかなかったのだ。

 

 

アルセウスはロータに出現するなり破壊行動を開始したのである。

 

 

幸い近くには人やポケモンは少なく、また、オルドラン城や世界のはじまりの樹は無事だったがアルセウスは意識が本体に戻る前にこの先少しでも人間を滅ぼせるようにと人間への激しい怨みと憎しみをこめてタマゴを作り消滅したのだった。

 

 

 

 

 

現在から約100年以上前、アルケーの谷と呼ばれる場所に先祖がアルセウスから力を授かっているグリスという人物がいた。

 

 

丁度、その頃、デセルシティではフーパの行動がエスカレートしておりそれを耳にしたグリスは次にアルセウスの意識が現れるタイミングでアルセウスに協力を願おうとするも怒りのアルセウスはアルケーの谷を攻撃したのだ。

 

 

そのためフーパの暴走は止まらずデセルシティからは人々がいなくなったのである。

 

 

無論、歴史改変後ではアルセウスはグリスに協力しいましめのツボ作成のためプレートを貸し与えていた。

 

 

 

 

 

数百年前のロータの時代にアルセウスが生み出したタマゴからは人間を滅ぼす役目を負ったリオルが誕生したのだ。

 

 

やがて、リオルはルカリオとなり人間に牙を向いたである。

 

 

そう、波導の勇者は人間を滅ぼす者だった。

 

 

しかし、オルドラン城に仕える波導使いアーロンと出会い初めは敵対するも次第にルカリオの心にルカリオ自身の感情が芽生えていった。

 

 

ルカリオは人間を滅ぼすために生まれてきた感情と葛藤するも最後はその感情を排出することにより完全に消し去ったのだ。

 

 

その後、ルカリオから排出された感情はルカリオと表裏一体の存在、ダークルカリオを生み出し後の戦争にてルカリオはオルドラン城、ダークルカリオはその敵対勢力側について完全に敵対関係となったのである。

 

 

そして、戦争終了後、ダークルカリオは世界のはじまりの樹の中部を攻撃し爆発を起こし周囲に甚大な被害をもたらそうとするも幻のポケモン、ミュウにより世界のはじまりの樹に封印されたのだった。

 

 

また、歴史改変により本来はルカリオ、ダークルカリオ共に誕生することはなかったがルカリオの高まりすぎた波導と当時ルカリオの中にあったアルセウスの人間を怨む感情が強すぎたため奇跡的に歴史改変の影響を受けなかった。

 

 

 

 

 

そして、時は流れ現代。

 

 

「やっと着いたね、ルカリオ!!」

『リオッ!!』

「ここで終業すればきっとおじいちゃんに認めてもらえるよね」

『リオッ!!』

 

 

カロス地方、シャラシティジムリーダー、コルニは修業のためカントー地方のロータにある世界のはじまりの樹の入り口まで来ていたのだ。

 

 

「で、コルニはここで何の修行をするの?」

 

 

コルニの後ろにはオーレ地方のトレーナー、リュウトがいたのである。

 

 

「それはもちろん、ポケモンバトルだよ、リュウト、ここにはルカリオの伝説が残ってるみたいだし」

「そうなんだ」

 

 

 

 

 

数日前、シロガネ山。

 

 

ここで偶然ふたりは出会った。

 

 

リュウトはハテノの森の一件の後、カントー地方へ向かおうとしていたがシロガネ山に興味を示し降り立ったのだ。

 

 

また、コルニもパートナーのルカリオとともに修行のためロータへ向かう途中、同じくシロガネ山に興味を示し立ち寄ったのである。

 

 

「私はコルニ!!シャラシティのトレーナーだよ」

「よろしく、僕はリュウト、オーレ地方出身だよ」

「オーレ地方?」

「ああ、結構遠いんだけどね」

「いい所?」

「……ちょっと、治安が良くないけどね……まぁ、それでも前に比べたら良くなったかな」

「そうなんだ……ねぇ、バトルしない?」

「……いいけど」

「やったぁ!!」

 

 

そして、コルニとリュウトはそれぞれルカリオとブースターで一戦交えた。

 

 

結果は接戦になったがリュウトが勝利を納めたのだった。

 

 

「強いね、リュウト」

「コルニさんこそ」

「コルニでいいって」

「うん」

「これからどこいくの?」

「目的地は決めてない」

「そうなんだ、なら、一緒にロータにある世界のはじまりの樹って場所に行かない?」

「世界のはじまりの樹?」

「うん、そこで修行するんだ!!」

「………うん、いいよ」

「よし、決まり行こう!!」

 

 

 

 

こうしてリュウトとコルニは共に世界のはじまりの樹にやって来て中へと入ったのだ。

 

 

『ミュウ……』

「リュウト、なんか言った?」

「……いや」

「そう……」

 

 

その時

 

 

『リオッ!!』

「どうしたの?ルカリオ」

「……なんか来るよ」

 

 

向こうの方から何かがやって来たのである。

 

 

「あのポケモンは?」

「たしか、レジスチルだったかな」

『リオッ』

「あれがレジスチル」

『………』

 

 

レジスチルは両手から電撃を放ってきた。

 

 

「わっ!?」

『リオッ!?』

「何なんだこいつ」

 

 

コルニとリュウトはなんとか交わすとリュウトはモンスターボールからブースターを出したのだ。

 

 

「ルカリオ、グロウパンチ!!」

『リオッ!!』

「かえんほうしゃ」

『ブゥスタァ!!』

 

 

レジスチルはルカリオのグロウパンチをくらいその直後にブースターのかえんほうしゃを受けたのである。

 

 

『…………』

 

 

レジスチルも電撃を放ち攻撃しルカリオ、ブースターともにダメージを受けた。

 

 

「ブースター、行けるか?」

『ブースター!!』

「ルカリオも大丈夫?」

『リオッ!!』

 

 

その後もブースターとルカリオはレジスチルに攻撃を続けたのだ。

 

 

 

 

『…………』

 

 

そして、レジスチルは倒れたのである。

 

 

「やった、ルカリオ!!」

『リオッ!!』

 

 

ルカリオとコルニはハイタッチをしたのであった。

 

 

「よくやった、ブースター」

『ブースター!!』

「けど、なんでレジスチルは襲ってきたのかな?」

『リオッ……』

「さぁ?で、こいつどうしようか?」

「せっかくだからモンスターボール投げてみようか?」

 

 

コルニは倒れているレジスチルにモンスターボールを投げたのだ。

 

 

しかし、モンスターボールは当たる前にレジスチルの体にバリアのような物が現れモンスターボールを弾いたのである。

 

 

「あれ?これってもうトレーナーがいるってことかな」

「………どうだろうね、確かめてみようか」

 

 

リュウトはオーラサーチャーの電源をオフにしスナッチマシンを起動した。

 

 

通常、リュウトのスナッチマシンはオーラサーチャーと連動しておりオーラサーチャーが反応しなければスナッチマシンを使用できない仕組みだがオーラサーチャーをオフにしてスナッチマシンにパスワードを入力すれば使用することができるのだ。

 

 

「何してるの?」

「……」

 

 

リュウトはレジスチルにスナッチボールを投げたのである。

 

 

しかし、スナッチボールも同様に弾かれた。

 

 

「???」

「違うな……こいつ野生だ、けど、何かの力によってモンスターボールから守られてるんだ」

「どうゆうこと?」

「説明してわからないよ、さ、行こうか、コルニ」

「う、うん」

 

 

リュウトとコルニは倒れているレジスチルの横を通り抜け奥へと進むのだった。

 

 

 

 

そして、リュウトたちは多くの絶滅したポケモンたちが生息し多少の緑や湖がある場所に出たのだ。

 

 

その時

 

 

「また、なんか来るよ!?」

『リオッ!!』

 

 

今度はレジアイスが高速で移動してきたのである。

 

 

「レジアイス!!」

「相手はこおりタイプか、ブースター!!」

『ブースター!!』

「行くよ、ルカリオ!!」

『リオッ!!』

 

 

その時

 

 

『………』

 

 

地面からレジロックが現れた。

 

 

「!!あれがレジロックってやつか……コルニ、レジロックを頼む!!」

「オッケー、行くよ、ルカリオ!!」

『リオッ!!』

「ブースター、かえんほうしゃ!!」

『ブゥスタァ!!』

 

 

ブースターはかえんほうしゃを放ちかえんほうしゃの炎がレジアイスを飲み込んだ。

 

 

『………』

「ルカリオ、よけてっ!!」

『リオッ!!』

 

 

レジロックは回転しながらルカリオを攻撃しようとするもルカリオはレジロックの攻撃をよけたのである。

 

 

「ルカリオ、ボーンラッシュ!!」

『リオッ!!』

『………』

「!!ブースター、来るぞっ!!」

 

 

レジアイスは炎の中かられいとうビームを放ってきた。

 

 

『ブゥスタァ!?』

「ブースター、大丈夫か?」

『ブゥ!!』

「ルカリオ、はどうだん!!」

『リオッ!!』

 

 

ルカリオのはどうだんはレジロックに直撃するもレジロックは地面に潜り地中からルカリオを攻撃したのだ。

 

 

「ぐわぁぁぁ!?」

『ブースター!!』

 

 

リュウトがレジアイスのれいとうビームを受けてしまいリュウトの下半身が凍りついてしまったのである。

 

 

『………』

 

 

そして、レジアイスは再びれいとうビームを放とうとした。

 

 

『ブゥスタァ!!』

 

 

ブースターはレジアイスのれいとうビームにかえんほうしゃを放ったのだ。

 

 

『ブゥゥ……』

「がんばれ、ブースター!!」

『ブゥゥスタァァ!!』

 

 

そして、かえんほうしゃはれいとうビームを打ち破りレジアイスはブースターの最大威力のかえんほうしゃを受けて倒れたのだった。

 

 

『リオッ……』

「ルカリオ!?」

 

 

一方、ルカリオはレジロックの腕に挟まれ身動きが取れなくなっていたのである。

 

 

「ブースター、でんこうせっか!!」

『ブースター!!』

 

 

ブースターはでんこうせっかでレジロックの片足を攻撃した。

 

 

それによりレジロックの体勢が崩れルカリオは抜けることができたのだ。

 

 

「コルニ、足だ、もう一方の足を攻撃するんだ!!」

「オッケー、ルカリオ、ボーンラッシュ!!」

『リオッ!!』

 

 

ルカリオはボーンラッシュでもう片方の足を攻撃し完全にレジロックの体勢を崩したのである。

 

 

「はどうだん!!」

「かえんほうしゃ!!」

『リオッ!!』

『ブースター!!』

 

 

ルカリオとブースターの攻撃がレジロックに直撃しレジロックは倒れたのだった。

 

 

「ふぅ……て、リュウト、大丈夫」

「ああ、なんとか……ブースター、頼む」

『ブースター』

 

 

リュウトの凍りついた部分にブースターは軽くかえんほうしゃを放った。

 

 

「ルカリオ、ボーンラッシュ」

『リオッ!!』

 

 

そして、溶けかけた氷をルカリオがボーンラッシュで叩き破壊したのだ。

 

 

「ありがとう、ブースター、ルカリオも」

『ブースター』

『リオッ!!』

「コルニ、どこまで進むの?」

「えっと……」

「え、考えてないの?」

「うん!!入れば何かあるかなって」

「あ、そう、それじゃ、もう出ようか」

「えぇ!?なんで」

「いや、もう十分でしょ?こいつらにも勝ったし………!!コルニ、うしろ!?」

「え……!!」

 

 

コルニの背後には倒したはずのレジスチルがいたのである。

 

 

「なんでまだ動けるんだよ」

「リュウト!!」

 

 

そして、レジアイス、レジロックも起き上がった。

 

 

「くそっ、ブースター!!」

『ブースター!!』

 

 

その時

 

 

『ミュウ』

「わわわ!?」

「どうした、コル……!!」

 

 

今度は巨大なポケモン、レジギガスが現れたのだ。

 

 

「……こうなったら……」

 

 

リュウトはマスターボールを取り出したのである。

 

 

『リオッ……』

 

 

しかし、ルカリオがリュウトを制止した。

 

 

「どうして止めるの、ルカリオ」

『リオッ……』

「もしかして、ルカリオ、あのポケモンたちに敵意がないの?」

『リオッ!!』

 

 

ルカリオはコルニの問いに頷いたのだ。

 

 

「どうゆうこと?」

「ルカリオははどうポケモン、波動で相手に敵意があるかどうか分かるの、たぶん、レジアイスたちはさっきまで敵意はあったけど今はなくなってるみたい」

「………敵意がない?」

 

 

そして、レジギガスは大きな指をあるものに向けたのである。

 

 

「あれは……」

『リオッ』

 

 

それは時の花と呼ばれる不思議な花だった。

 

 

『リオッ!!』

 

 

ルカリオは時の花に近づき触れた。

 

 

その時

 

 

時の花がルカリオの波動に反応し過去の出来事を写し出したのだ。

 

 

「いったい……」

「おじいちゃんに聞いたことがある、世界のどこかに波動に反応してその周囲の過去の出来事を映し出す花があるって……まさかこれが……」

 

 

そして、時の花の幻影にはレジギガスが特殊な氷山、岩石、粘土、マグマからそれぞれレジアイス、レジロック、レジスチルを造り出している様子が映ったのである。

 

 

そして、すぐに幻影は終了したのだった。

 

 

「キッサキシティにレジスチルたちを生み出したレジギガスというポケモンが封印されているって聞いたことがある、まさか、あいつがレジギガスなのか……」

「レジスチルたちを作り出してこの場所を守ってたんだね、勝手に入ってごめんなさい」

『リオッ……』

 

 

その時

 

 

レジギガスは突如姿を変えた。

 

 

『ミュウ』

「え」

『リオッ!?』

「あれは幻のポケモン、ミュウ」

『ブースター』

 

 

そう、レジギガスはミュウだった。

 

 

ミュウは太古の昔、他の地方のレジギガスがレジスチルたちを生み出すのを見て世界のはじまりの樹の防衛のためレジギガスに変身しレジスチルたちを作り出したのだ。

 

 

『ミュウミュウ』

 

 

ミュウはリュウトたちに近づきその周囲を嬉しそうに飛び回ったのである。

 

 

そこへ、

 

 

『ウソハ~』

 

 

ぼんさいポケモン、ウソハチがやって来た。

 

 

「おっ、ウソハチじゃないか、懐かしいな」

「懐かしい?」

「うん、前にいなくなったウソハチを探してだいぶ苦労したことがあったんだ」

「そうなんだ」

『ミュウミュウ!!』

『ウソォォ!?』

『ミュウミュウ!!』

「それにしてもミュウ、実在したとはね」

 

 

そして、レジスチルたちはこの場から去っていったのだった。

 

 

「どうやら僕らを試していたみたいだね」

「どうゆうこと?」

「たしかにレジスチルたちの役目はここの防衛……けど、きっと同時にそれを突破できる者たちを探してたんじゃないかな?」

「どうして?」

「それはわからない、けど、本気で防衛するつもりならレジギガスの姿で潰すこともできただろうし、もしかしたらここにはレジスチルたち以外にも防衛機能があるのかもね」

『ミュウミュウ』

『リオッ』

 

 

どうやらミュウは付いてこいと言っているようでリュウトたちはミュウの後に続き奥へと進んだ。

 

 

途中、普通ではあり得ないような場所を通ったりし世界のはじまりの樹の最深部に着いたのである。

 

 

「ここが最深部なのか?」

「そうみたいだね」

『ミュウミュウミュウ』

 

 

ミュウは何かを呼んでいるようだった。

 

 

その時

 

 

『リオッ!!』

「どうしたの!?ルカリオ」

 

 

ルカリオは何かに反応した。

 

 

『そいつらなのか、防衛線を突破したのは?』

『ミュウミュウ!!』

『わかった、感謝するミュウ』

「なんだ今の声?」

「わかんない」

 

 

そして、近くにあったクリスタルのような物から何かが姿を現したのだ。

 

 

「え、あれって」

『ブースター…』

「ルカリオ……だよね」

『リオッ』

 

 

そう、クリスタルから姿を現したのはルカリオだった。

 

 

『ルカリオではない、私の名はダークルカリオ、かつて人間を滅ぼすために活動した波導の闇だ』

「闇?たしかこの地域に伝わるのは国を救った波導の勇者の伝説だよね、たしか波導使いアーロンとその従者、ルカリオ」

『……アーロンか……詳しいな、たしかにそうだ、その従者、ルカリオと私は表裏一体、ミュウと世界のはじまりの樹のように命までは共有していないが互いに記憶は共有している、私はオルドラン城の敵勢力に、波導の勇者はオルドラン城側につき私とは敵対していた、戦いが終わった後、私は人間を滅ぼすためにこの世界のはじまりの樹のエネルギーを使い人間たちを少しでも滅ぼそうとした、しかし、世界のはじまりの樹とミュウにより私はここに封印されたのだ』

「どうして人間を滅ぼそうとするんだ」

『その理由は私の口からは言うべきではない、ただこれだけは伝えておく、私はそのためにある神によって作り出された』

「神?」

『リオッ?』

『とある少年が歴史を変えた、人間を滅ぼすために私を作り出した神の怒りの根源そのものを取り除いたのだ』

「…………じゃあどうして君はここにいるんだ」

『そうだな、私は歴史改変により消滅するはずだった、しかし、私の中の波導がそれを防ぎ私は消滅を免れた、しかし、それは私の中にこの世界のある意味存在しない者に刻まれた命令を実行しなければならなかった、私の存在意義とは私は何者なのだ』

「君は今、人間が嫌いなのか?」

『嫌いではない……しかし、好きでもない……ただ、私は君たちという存在を知りたい』

「私たちはどうすればいいの?」

『リオッ』

「君が僕たちの前に現れた目的はなんだ?」

『…………………………私とバトルしてくれ、人間とはポケモンとは何か知りたい』

「うん!!喜んで」

「僕もいいよ」

『感謝する、ふたり同時に来ていい』

「オッケー!!行くよ、ルカリオ」

『リオッ!!』

「ブースター、やってくれる?」

『ブースター!!』

『では、始めよう』

「ブースター、でんこうせっか!!」

「ルカリオ、グロウパンチ!!」

『ブースター!!』

『リオッ!!』

 

 

ブースターがでんこうせっかでダークルカリオに攻撃しようしたのである。

 

 

しかし、

 

 

『その程度のスピードか?』

『ブゥ!?』

 

 

ブースターは片手で動きを封じられていた。

 

 

「ルカリオ、ボーンラッシュ!!」

『リオッ!!』

 

 

ダークルカリオは黒い波導を放ったのだ。

 

 

『ブゥ!!』

『リオッ!!』

「すごい、なんて波動なの」

「こんな強い相手、初めてみた」

『そんなものか?ミュウ、お前の検討違いだ、私の求めていた相手はこんなものではない』

『ミュウミュウ』

『……とにかく戦えだと?まぁいい』

「ブースター、でんこうせっか!!」

『ブースター!!』

「ルカリオ、ボーンラッシュ!!」

『リオッ!!』

「ブースター、そのままかえんほうしゃ」

『ブースター!!』

「ルカリオ、はどうだん」

『リオッ!!』

 

 

ダークルカリオは両手でかえんほうしゃとはどうだんを防いだのである。

 

 

『……なるほど……この波導、似てるな、あのピカチュウを連れた少年に……』

 

 

ダークルカリオは黒い波導ではどうだんを形成した。

 

 

『私の波導を受け止めてくれ……』

「いくよ、ルカリオ!!」

『リオッ!!』

「ブースター!!」

『ブースター!!』

「はどうだん!!」

「かえんほうしゃ!!」

『リオッ!!』

『ブゥスタァ!!』

 

 

ルカリオ、ブースターの最大威力の攻撃とダークルカリオのはどうだんがぶつかり合ったのだ。

 

 

『!!………この波導………』

『ミュウミュウ』

『………………………………ありがとう、ミュウ……最高のトレーナーを連れてきてくれて』

 

 

そして、ダークルカリオのはどうだんは押し破られダークルカリオは全ての攻撃を受けたのだった。

 

 

「やった!!」

『リオッ!!』

「よくやった、ブースター」

『ブースター』

 

 

しかし、ダークルカリオは普通に立っていたのである。

 

 

「えっ!?」

『リオッ!!』

「ブースター、かえんほ……」

 

 

その時

 

 

『……私の負けだ』

「えっ?」

『リオ……』

「どうしてだ」

『ブースター』

『私は人間を滅ぼすためありとあらゆることをした……しかし、防がれてしまった、私の記憶にあったあの少年に……』

「少年?」

『ブースター……』

『その戦いで力を殆ど失った私は思った、強い絆をもったポケモンと人間に会いたい、そうすればもうひとりのルカリオが感じた感情を得ることが出来るのではないか、君たちを見ていてわかった、君たちの波導は強く信頼しあっている、だからこそ絆のない私は負けた』

 

 

ダークルカリオはミュウへと近寄った。

 

 

『……ミュウミュウ』

『もう満足だ、ミュウ、私を消してくれ』

「えっ!?」

『リオッ!?』

「何言ってんだよ」

『ブースター!!』

『私は波導の勇者の片割れ、存在する価値などない、最後に君たちと戦えて満足だ、もう悔いはない』

 

 

その時

 

 

『!!』

 

 

ダークルカリオの体が光始めたのだ。

 

 

『世界のはじまりの樹!?いったい……』

『ミュウミュウ』

『!!ミュウ……世界のはじまりの樹は私を許すと言うのか』

『ミュウ』

『2度に渡りここを破壊しようとした私を……』

『ミュウミュウ』

『……私の感情をもうひとりのルカリオへと………………私は羨ましかった、あのルカリオが……大事な師もいて守るべきものもいて……これで私もあいつの得た感情を共に感じることができる…… 』

 

 

ダークルカリオを世界のはじまりの樹の行為に涙したのである。

 

 

『ありがとう……世界のはじまりの樹……』

 

 

そして、ダークルカリオは消えてしまったのだった。

 

 

 

 

『ミュウミュウ』

 

 

リュウトたちは再びミュウの案内で入り口まで戻ってきた。

 

 

「あのルカリオ、どうなっちゃったのかな」

『リオッ』

「きっと……そのもうひとりのルカリオと一緒になったんじゃないかな?」

『ブースター』

「なっ、そうだろう?ミュウ………あれ?」

 

 

リュウトが振り替えるとミュウの姿はなかったのだ。

 

 

「いなくなっちゃったよ」

「本当だね」

「コルニ、修行になった?」

「もちろん!!ね、ルカリオ」

『リオッ!!』

「よかったね、さてと、これからどうしようか?」

「う~ん……」

「とりあえず、コルニ、僕はシンオウ地方に向かうよ」

「え?」

「シンオウ地方にゲンっていう波動使いがいるらしいからちょっと会ってみようかなって思って」

「波動使い!?」

「うん、それにシンオウには昔、だいぶ世話になったから久し振りに行きたいし」

「ね、私も行っていい?」

「え?」

「その波動使いも気になるし、リュウトと行動したら強いトレーナーになれるような気がするんだ!!」

「……いいよ、よろしくね」

「うん、よろしく!!」

 

 

リュウトとコルニは共にシンオウ地方へ向かうこととなったのだった。




エピソードルカリオでも良かったけど、ルカリオ伝説じゃないし、ミュウにしました。因みにダークルカリオのはどうは波導、コルニのルカリオのはどうは波動で使い分けてます。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。