ポケモン・ザ・ムービースペシャル   作:中2病人間M

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EPISODE『マナフィ』

「あれが海の神殿アクーシャ……通常は海と同化しているが皆既月食時のみその姿を視認できる」

 

 

そして、今、まさに皆既月食が起きており仮面の男ハデスはアクーシャの内部に侵入していた。

 

 

この場所には海賊ファントムが秘宝、海の王冠を狙いアクーシャにいたのだ。

 

 

ハデスは誰にも気付かれることなくアクーシャ内で目当ての品を探していたが同じくアクーシャ内にいたピカチュウを連れた少年の姿を見つけたのである。

 

 

「あの少年は……あの少年がいるときは邪魔されるに違いない、ポケモンレンジャーもいることだ、出直しとするか」

 

 

ハデスはアクーシャ内に石をひとつ残し立ち去ったのだった。

 

 

この石が発信器の役割を果たしハデスはアクーシャの位置をいつでも特定することができるのだ。

 

 

それからまたアクーシャは海流にのり移動していたのである。

 

 

 

 

 

シンオウ地方キッサキシティ、今、この街で調度ポケモンコンテストが行われていた。

 

 

そして、マリナは参加し優勝することができたのであったのだ。

 

 

「これでリボン5つ揃ったな、おめでとう」

「ありがとう、ケンタ」

 

 

元々はホウエン地方のグランドフェスティバルを目指していたマリナだったがグランドフェスティバルの開催が間近だったためまだ期間に余裕があったシンオウ地方にてリボンを集めることにしシンオウ地方へやって来たのである。

 

 

「…………それにしてもマリナ、参加の度に踊るし歌うから無駄に有名になっちまったな」

「何よ無駄って、これでも雑誌の表紙の話とかコンテストのアピールのビデオ撮影とか色々あるのよ」

 

 

そう、シンオウ地方にてマリナはやや有名になり色んなメディアから取材が来ており巷では既にトップコーディネーターとも呼ばれていた。

 

 

「はいはい……」

「もう!!」

 

 

そこへ、

 

 

『プラプラ!!』

 

 

プラスルがマリナの所へやって来たのだ。

 

 

「あ、プラスルだぁ、かわいい!!」

「どこから来たんだ?」

「すいません!!」

 

 

そのプラスルのトレーナーがこちらへやって来たのである。

 

 

「ごめんなさい、私のプラスルがご迷惑を……」

「いえいえ、全然」

「迷惑なんてかけてないぜ」

「本当ですか……もう、プラスル、勝手にどっかいかないでよ」

『プラプラ!!』

 

 

プラスルはマリナを指して興奮していた。

 

 

「どうしたの?プラスル」

『プラプラ!!』

「………………え、もしかしてトップコーディネーターのマリナさんですか!?」

「そんなぁ、トップだなんて」

「すごーい!!コンテスト見てます、躍り素敵です!!」

「ありがとう!!見てくれたんですね」

「はい!!だからプラスル興奮していたんだ」

『プラプラ!!』

「あ、申し遅れました、私、オーレ地方から来たミレイと申します」

『プラプラ!!』

「俺はケンタだ」

「私のことはマリナでいいよ」

「はい!!」

『プラプラ』

 

 

 

 

その後、3人は成り行きでキッサキ沖を巡る遊覧船に乗ったのだ。

 

 

「所でミレイはどうしてシンオウに?」

「えっと……人を探してて……」

「人?ポケモントレーナーなの?」

「はい、一応、パートナーでブラッキー、エーフィを連れてる人で……」

 

 

その時

 

 

遊覧船の上空を大量の石と石の円盤が通過したのである。

 

 

「え、あれって……」

「マリナ、知ってるのか?」

「うん、前にアーシア島で悪いことしてた」

「なんだって!?」

「仮面の男……」

『プラプラ』

「ミレイ、知ってるの?」

「うん、私の探してる人はロケット団とあの仮面の男を追いかけてるの」

「ロケット団だって!?」

「見て、ケンタ、仮面の男が止まったわ」

 

 

石の円盤はある場所で停止し大量の石が上空で旋回し始めた。

 

 

「あの男、何をする気なの」

「なんかやばそうだな」

「うん……」

『プラプラ……』

 

 

そして、石に反応するかのように海中から巨大な何かが上がってきたのだ。

 

 

「なにあれ!?」

「何かの建物か!?」

「まるで神殿みたい」

『プラプラ』

 

 

その建物は完全に姿を現し仮面の男は石と共に建物へ入っていたのである。

 

 

そして、遊覧船も巻き込まれ神殿にたどり着いた。

 

 

「どうする?」

「……あの男がここで何か企んでるのは間違えないわ」

「行きましょう!!」

『プラプラ!!』

 

 

マリナたちは遊覧船を降りて建物に踏み入れたのだ。

 

 

そこへ、

 

 

「これはこれはいつぞやのお嬢さん」

 

 

仮面の男がマリナたちの前に現れたのである。

 

 

「マリナ、こいつが仮面の男か?」

「ええ、名前は……たしかハデス……貴方はいったいここで何をする気なの?」

「名前を覚えていてくれるとは……しかし、いきなりそんな質問か?」

「当たり前じゃない!!アーシア島であんなことをしたんだから」

「それよりここはどこなんだ」

「………ここは海の神殿アクーシャ…古代の水の民が全ての水ポケモンに感謝をこめて造ったもの……と、表上はなっている」

「表上……」

「どういうことだよ!!」

「別の理由があるってこと?」

『プラプラ』

「もちろん、感謝の気持ちをこめて造られたということも間違えではないが実際はこの神殿の最新部にあるとある場所を守るための言わば要塞のようなものなのだ」

「貴方の目的は……」

「……マナフィのしずくを手に入れることだ」

「マナフィのしずく……マナフィ、たしか珍しいポケモンだったはずよね」

「そうだ、水の民は皆、水の民の証を身に付けているがそれはフィオネのしずくと呼ばれる物、フィオネというポケモンのみが生成できる結晶だ、そして、マナフィのしずくはフィオネのしずくの力を超えた結晶でこの神殿の奥にひとつだけ存在する、そして、その結晶は現在のマナフィでも造ることはできないとされ正真正銘この世にひとつしかない…………さて、やはり今回も邪魔するのだな」

 

 

ハデスの横に石のモンスターボールが現れ中からラムパルドとトリデプスが現れた。

 

 

「ケンタ!!」

「おう!!」

「ワニワニ!!」

「バクフーン!!」

 

 

マリナとケンタはそれぞれモンスターボールからオーダイルのワニワニとバクフーンを出したのだ。

 

 

『オーダイル』

『バクフーン!!』

「プラスルもお願い!!」

『プラプラ!!』

 

 

その時

 

 

水ポケモンたちがハデス側を一斉に攻撃したのである。

 

 

「…………海の王子……か」

『フィ!!』

 

 

ハデスに水ポケモンたちを従えて攻撃したのはマナフィだった。

 

 

「なに、あのポケモン!?」

『プラプラ』

「初めて見た」

『バクフーン』

「本で見たことあるわ、あれがかいゆうポケモン、マナフィよ……でも、殆ど目撃例がなくて幻のポケモンと呼ばれているわ」

『オーダイル』

「その通りだ、だが、マナフィ……マナフィのしずくを作ることのできないお前には用はない」

『フィ!!』

 

 

マナフィの命令で水ポケモンたちが攻撃を開始した。

 

 

その時

 

 

『フィ!?』

 

 

水ポケモンの攻撃が炎によって弾かれたのだ。

 

 

「ケンタ!!」

「ああ、マリナ、あれって……」

 

 

ケンタたちの前に現れたのは……

 

 

「エンテイ!!」

『プラプラ!!』

「どうした?ミレイ……」

『オーダイル』

「エンテイってことは……まさか……」

『プラプラ……』

「プラスル………うん、違うねよね、レオのエンテイじゃない」

『プラプラ!!』

「トリデプス、ラムパルド、食い止めろ……エンテイ、来い」

 

 

エンテイは攻撃をやめハデスとともに神殿の中へと入っていったのである。

 

 

「待ちやがれ!!」

『バクフーン!!』

 

 

 

 

その頃、遊覧船に取り残された人々は何もすることができなかった。

 

 

その時

 

 

「……アクーシャ」

 

 

突然、老人が口を開いたのだ。

 

 

「ワシの故郷にアクーシャと水の民に関する古い文献がある……」

 

 

ー遥か昔、安定しない海を制御させるためある神が海の守り神と虹の神を創造した、

 

 

そして、その神が海の守り神と虹の神を創造した場所は聖地とされ古代の水の民により神殿が建てられたー

 

 

「その神殿こそがアクーシャ……」

「おじいさん……あの、おじいさんの故郷って……」

「………アーシア島という場所じゃ……」

 

 

 

 

『バクフーン!!』

『オーダイル!!』

 

 

バクフーンとワニワニと水ポケモンたちの攻撃でラムパルドとトリデプスは水中に沈んだのである。

 

 

「OK、完璧!!」

『バクフーン!!』

「ねぇ、早くハデスを追いかけよう!!」

『プラプラ!!』

「おう、行こうぜ、マリナ!!」

「ええ!!」

『フィ!!』

 

 

ケンタたちはハデスを追いかけ神殿の中へと進み、そして、マナフィの案内により青いクリスタルのような物が複数刺さっている場所へたどり着いた。

 

 

「ここまで追ってきたか……まぁいい、間もなく目当ての物は手に入る」

「その宝石みたいなのはなんなの?」

『プラプラ』

「これは海の王冠、このアクーシャの力の源だ、しかし、欲しいのはこれではない」

 

 

ハデスの横に石が現れたのだ。

 

 

「さぁ、創造の間へと導け」

 

 

石からアーシア島のルギアの鳴き声が響いたのである。

 

 

「!!これはあの時のルギアの……」

『オーダイル!!』

「そうだ、ルギアの声に反応し道は開かれる」

『フィフィ!!』

 

 

マナフィはハデスを止めようとするもエンテイに妨害された。

 

 

そして、海の王冠の前に下へと続く階段が現れたのだ。

 

 

「エンテイ、奴等を近づけさせるな」

 

 

そして、倒したはずのトリデプスたちもここへやって来たのである。

 

 

「くそっ、こいつら!!バクフーン」

『バクフーン』

『フィ!!』

 

 

マナフィは下へ降りようとするハデスを追いかけるもエンテイがかえんほうしゃを放った。

 

 

「危ないっ、ワニワニ、ハイドロポンプ!!」

「プラスル、てだすけ」

『プラプラ』

『オーダイル』

 

 

てだすけを受けたワニワニのハイドロポンプで何とかかえんほうしゃを打ち消したのだ。

 

 

「大丈夫、マナフィ?」

『プラプラ』

『フィ……』

 

 

 

 

その頃、ハデスは階段を降り中央に祭壇のある遺跡のような場所にたどり着いたのである。

 

 

その祭壇には中央に円陣がありその左に大きな円陣、右には大きな円陣を囲むように小さな円陣が3つあった。

 

 

そして、その祭壇の近くに祠があり蒼い宝石が祀られていたのだ。

 

 

「これがマナフィのしずくか、これがあればこの円陣の力を使い創造することができる……海の守り神と虹の神を……」

 

 

ハデスはマナフィのしずくを祠から取るとこの場所(創造の間)を後にしただった。

 

 

 

 

その頃、マリナたちはエンテイたちと戦闘を続けていたのである。

 

 

「ワニワニ、ハイドロポンプ!!」

「バクフーン、かえんほうしゃだ」

「プラスル、スパーク!!」

『フィ!!』

『オーダイル!!』

『バクフーン!!』

『プラァァァ!!』

 

 

ポケモンたちの総攻撃がエンテイたちに放たれるがそれでもエンテイたちは大してダメージを負っていなかった。

 

 

その時

 

 

「そこまでだ」

 

 

下からハデスが戻ってきたのだ。

 

 

「マナフィのしずくは手に入れた……私はここで消えさせてもらおう」

「そうはさるか!!」

『バクフーン』

「待ちなさいっ」

『オーダイル』

「プラスル、いくよっ!!」

『プラァァァ!!』

 

 

しかし、石の円盤が飛んできてハデスはそれに乗りエンテイやトリデプスたちは石のモンスターボールに回収されハデスはアクーシャから去っていったのだった。

 

 

『フィ!?』

「どうしたの、マナフィ?」

『オーダイル』

『フィフィ!!』

「なんかついてこいって言ってるみたいだな」

『バクフーン』

「行こう、マリナ、ケンタ」

『プラプラ!!』

 

 

そう、本来海上に浮上することが殆どないアクーシャはハデスが強引に浮上させていたのである。

 

 

そのためハデスが去ったことによりアクーシャは海中に戻ろうとしていた。

 

 

そして、今、アクーシャが海中に戻った場合、ケンタたちは地上へ戻るのが絶望的になるのだ。

 

 

 

 

その頃、遊覧船はケンタたちは残してアクーシャから出ようとしていたのである。

 

 

「待ってくれ!!」

「私たちも乗ります!!」

『プラプラ!!』

『フィ……』

「マナフィ……ごめんなさい、ハデスに大切な物を盗られてしまって……」

「マリナ、早く!!」

「ケンタ、わかってるわ!!」

『フィ……』

 

 

マナフィは首を横に動かした。

 

 

『マナフィ……ヒト……スキ……』

「マナフィ……ありがとう」

 

 

そして、マナフィは水の中へと消えていったのだ。

 

 

「マリナ!!」

「ええ」

 

 

ケンタたちは何とか海中に戻ろうとするアクーシャから脱出できたのだった。

 

 

 

 

 

「……一足遅かったか……ハデス、次は必ず……」

 

 

ハデスが石の円盤で飛び去る様子をシンオウ地方に来ていたレオは眺めていたのである。

 

 

 

 

 

その頃、遊覧船は港に戻ろうとしていた。

 

 

「これからミレイはどうするの?」

「シンオウにあの人がいる限り私はシンオウにいるわ」

「そっか……」

「頑張れよ!!その人見つかるといいな」

「ありがとう、ケンタ、マリナ!!」

『プラプラ!!』

 

 

…レオ、必ずあなたを見つけて見せる、そして、伝えたいことがあるの………




やばいな、来年の映画公開のエピソード何にどうしよー、マーシャドーに関する情報が少なすぎる 
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