術式が『ホワイトグリント』ってマ?   作:隣の家に晩飯凸する止まらないゴルシ

5 / 7
お気に入り100件あざす!
わっしょい('ω')ノ!


機動戦

甲高い金属音が鳴り響きながら3回転して着地する。

 

「…強者は……ただ己の力に酔いしれて無様に生きていればいい…だというのに……貴様らは…ッ!」

「―――!」

 

空中を単純な推力だけで浮遊するそれは、肩辺りからざっと二十数発の高誘導ミサイルを放っていた。それを確認して準は即座に変形して夜空へ飛ぶ。

 

―――いつの間にか帳が破れている。

 

瞬間、その思考を断ち切るほどの濃密な弾幕が準を襲った。敵本体からの攻撃である。勿論、今もなお高誘導ミサイルは追って来ている。これら全てをどうにかするのは少々骨が折れる―――故に、アサルトアーマーを使った。アサルトアーマーによる爆発で、幾つかのミサイルが誘爆する。さらにその近くにあったミサイルも誘爆していく。

 

「くそ…!」

 

アサルトアーマーは強力だ。しかしながらどんな兵器にでも弱点は存在する。このアサルトアーマーは、自機の周辺に展開されるPAを構成するコジマ粒子を圧縮・爆散する兵器だ。その際にPAを構成するコジマ粒子は全てアサルトアーマーに使用されるため、コジマ粒子の再装填が完了するまでPAは使用できない。結果、ネクストの持つ無敵性が消失してしまう。

 

再充填まであと15分。

 

クイックブースト―――一時的な超加速―――でどうにか弾を避けつづける。こちらも時折両手のライフルで応戦するが、それでもまだまだ足りない。すでに二人の戦闘は帳の範囲から市街地へと及んでいた。

 

―――報酬の割に合わないリスクを背負うのは御免だな全く。

 

逃げ切るか、倒すか。究極の二者択一が準の目の前にある。どちらを選んでもリスクがあるのだから、リスクの少ない方を選ぶの必然的だった。

すぐさまOB(オーバードブースト)を起動して明後日の方向へ飛翔する。逃げるならばVOBを使用したほうが効率的ではある―――が、VOBを生成するのにそれなりの時間が必要だし、生成の隙を見せればすぐに死ぬ。故に、VOBはまだ使えなかった。後ろの視界をディスプレイに表示すると、敵は追って来ていなかった。

 

追うのをあきらめたか、それとも―――?

 

そう考えた刹那、激しい衝撃が準を襲った。まだPAは回復していない。原作通り時速1000kmが出ないとはいえ、音速に近い速さで飛行している。だが、それを敵は当てた。

 

―――こいつもイカレている。どいつもこいつも、イカレてる奴しかいないのか?

 

準がそう考えてしまうのは、至極当然のことではあった。

 

だがそう悪態をついたのもつかの間。次の瞬間にはさらに激しい衝撃がやってきた。

 




このシリーズを終えたら次はGANTZ×呪術モノを書こうと思ってやす。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。