言い訳をさせて貰うとリアルが忙しくなるにつれ精神的にキツイこともあり話がどんどん暗くなってしまったので書き直してました……(汗)
誤字脱字報告、お気に入り登録や感想、評価をつけてくださってる方ありがとうございます正直それが無かったらここで止まってたかもしれません。
今回から結城家編はクライマックスになります、その後学園編になりますので気長にお付き合いください。
『ごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごん』
俺の嫌な予感が見事的中した昼下り、現在結城家のトイレの中である。
リトとのデートから始まった慌ただしい日々も3日目に入り、本来ならば俺は学生であり学校のはずなのだが今週は3連休、本来ならば嬉しい筈だが今の俺には由々しき事態だった。
つまり
『ごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごん』
ララさんのついてくるは憑いてくるに変わり俺の後ろを憑いてき続けた。
俺が部屋に帰ろうとすると後ろをついてき。
俺が携帯を見ようとすると俺の背中にもたれかかり一緒に携帯を見た。
俺が横になって漫画を読もうとするとすれば仰向けの俺の腕の間に入り込み一緒に読んだ。
『ごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごん』
今は何とか許してもらって
可及的速やかに何とかしなくてはならない。
さもなければ流石に俺の理性が持たない、俺の理性は今朝みた嫁リトと嫁ララさんのせいでただでさえレッドゲージ近くまでいってる。
そして。
『ごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごんごん』
「テル!まだー?もう5分17秒経ったよー
早くテルの顔みたいよ?まだ出てこないの?」
トイレのドアを鬼ごんするララさんに俺のメンタルも持たない。
迅速な対応が求められていた。
まじでどうしよう。
♥
「話し合いをしよう」
そう切り出した俺は正座でララさんに向き合う。
ララさんも俺に合わせて正座で前に座る。
ある日突然ララさんが俺から離れなくなった、何故かわからない、ぶっちゃけ何故なのかわからないので怖い、ならば話し合いで解決してお互いの妥協点を探ろうという訳である。
大丈夫、人間はわかりあえる生き物であるメタル化反射装甲を纏えば金属型宇宙人とでも対話できた、なら人型同士の俺達ならきっとわかりあえる筈だ。
「ララさん、俺についてくるのを止めてくれ」
「嫌」
ララさん超いい笑顔である。
交渉2行で終了
そらぁ人類わかりあえんわ。
だがめげない!今度は拝み倒す。
「出来れば俺にだってプライベートな時間が欲しいんです、もう部屋とかは最悪諦めますからせめて風呂とトイレ位の自由をください、何でもしますから!」
だが俺は人間が持つ最低限保証されるであろう自由を求めて頭を下げた。
「今なんでもって言った?」
あっやべ勢いで余計なこと言った。
「いやそれは………」
「じゃあ私のお願い2つ聞いてくれたら考えてあげる」
と言ってララさんは携帯型の転送器、デダイヤルだっけ?からブレスレットを出した。
「何これ?」
「『りんりんエンゲージくん』!」
「聞いてるのは名前のほうじゃなくて効果なんですけど?」
でもララさんはにっこり微笑んだままで何も答えてくれない、説明する気はないらしい。
だがまぁブレスレットつける位で開放されるならいいかと思い直しりんりんエンゲージくんを腕につける、特に何かあるわけじゃないか………。
俺の中のララさんの発明品はリトと女に変えた『ころころダンジョくん』位なので身体に変化があるのかと思ったがそういうわけでもないらしい。
何故かララさんが計画どおりと言わんばかりの顔をしているが、まぁ気にしない方向で、流石に実験体にされてるわけじゃないだろうし、多分。
気を取り直して今度は俺から質問を投げる。
「で、2つ目は?」
それに対してのララさんの答えは
「私のこと呼び捨てで呼んで?」
シンプルなものだった。
でもハードルは高めのものだった。
「いや、まだ会ったばっかりだし」
俺は言い訳を試みるが。
「リトだって変わらないよ?でも私のことちゃんとララって呼んでくれるよ?」
「テルみんなのこと名前で呼ぶのに私だけさん付けで呼ぶんだもん……昨日みたいに名前で呼んでほしい」
別に誰彼構わず名前で呼べるほどフレンドリーな訳でもないんだが………。
うぅ……でも凄い寂しそうな顔をしてらっしゃる……
てか昨日ってなんだ?
確かに共同生活をすることになるんだ、一人だけ仲間外れはいやかもしれない、俺個人としてそんなつもりは一切ないがララさんが疎外感を感じるというなら是正すべきだろう。
俺は羞恥を飲み込んでララさんのいやララの名前を呼んだ。
「ララ………
これでいいか?」
瞬間ララは感極まったように自分の身体を抱きしめ悶ている、そんなに嬉しかったんだろうか………。
昨日みたいにの部分は気になるが………。
ララさん、じゃなくてララが嬉しそうならまぁいっか、俺も開放されたっぽいし。
♥
「結局、何で俺の後をついてきてたんだ?」
半日追い回されたわけだし気にはなったのでララの奇行の理由もついでに聞いておこう。
俺的にはそれくらいの理由だった。
結構ガチ目に恐怖を感じたし。
だが後で考えればそれが間違いだった。
それを聞いた時からもう俺は逃げられなくなるんだから。
俺自身それだけは無いだろうと信じてた事実から。
そんな俺の言葉に対してララは
「好きだからだよ、テルのことが」
それが何でもないごく当たり前のことのように言った。
Q
》リト
》ララ
》??
》みんな
前回のララの完落ちエピソードは正直お気に入りがっつり減るだろうなと覚悟してたんですがそんなこともなくお気に入り増えてくれて凄く嬉しかったです。改めて謝辞を
今回の鬼ごんララさんを可愛らしいSDララさんと見るか魔人探偵脳噛ネウロみたいなデイビットララさんと見るかはお任せします